エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖)   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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6月19日 東條かりんの付き合う条件

 6月19日土曜日。

 

「じゃあ子供達の事を見てくるね」

 

「おう、行ってらー」 

 

 朝食を食べ終えて、女性陣達は社の異界で自分が産んだ子供達を見に行くことにしていた。

 

 外ではまだ5日しか経過していないが、社の異界では4ヶ月近く経過していることになる。

 

 女性陣達は修行も一緒に行なってくるからと1週間社の異界に籠る。

 

 まぁ外だと7時間しか経過してないので、午前中に出発すれば夕方頃には帰ってくる計算になる。

 

 俺も行きたい気持ちはあるのだが、やらなければならない仕事があるので、行き帰りの送り迎えだけしていくことにした。

 

 女性陣にはカエルの財布や豚の貯金箱も収納エコバッグに入れて渡しており、金策も同時にこなしてもらう。

 

 車で送った後、俺は駐車場で加藤さんから受け取った5台の車を復元していくので約2時間。

 

 復元が終わるとおママから頼まれている除霊の仕事をこなしていく。

 

「今日もよろしくかりんさん」

 

「ええ、よろしくねMobさん」

 

 久しぶりに会ったかりんさんと除霊の仕事をこなしていき、ノルマの5件の仕事を終えたところで、ちょびっとデート。

 

 今日はカフェでパフェをご馳走した。

 

「んん、ここのカフェ1人じゃ入りづらかったからちょうど良かった〜」

 

「それは良かった……んん、この抹茶パフェ美味しいですね」

 

「だよねだよね!」

 

 久しぶり……といっても2週間ちょっとぶり(社での時間はカウントしないことにする)ということで、話が弾む。

 

「最近物騒だよねー異能者を狙った人攫いが増えてきているし」

 

「それは知らなかったな……」

 

「ここらへんでは無いけど、神奈川の方かな、外国人が多いエリア。外国人が多いからそういう人攫い目的の外国人も入国しやすくて……。裏で指名手配されていても、表では何もやってなかったりすると、普通に飛行機や船で入国される場合もあるし」

 

「警察とかは何をやっているんだか」

 

「裏を担当する警官の人手不足が顕著らしいね。それこそ裏の孤児院から優秀な人を金で買ってきて教育して警官に育てているって話もあるらしいし」

 

「警察も大変だな」

 

 警察や政府直轄の組織というのはどうしても公務員として働くことになるから、給料面で他の組織に比べて劣ってしまう。

 

 なので、自警団みたいな組織がポコポコと裏では生まれては潰れるを繰り返しているのであるが……。

 

「それに悪の組織? 大変らしいよ。日本で元々活動していたヤクザ系は外国の組織に比べると小規模だし、年功序列の決まりが足引っ張って若手がなかなか入ってこないらしいし」

 

「へぇ……」

 

 まぁ俺の今住んでいる街の表の売春を取り仕切っていたヤクザが壊滅して約2ヶ月経過しているが、裏の勢力が取り込んだりして、小規模の風俗店が潰れたりしたが、大きな騒動にはならなかった。

 

 レオンの売春グループがちゃんと利益出せているのも隙間産業にピタっとハマったのが大きいかもしれない。

 

 あとレオンはちゃんとラブホテルという拠点を持っているし。

 

「なぁかりんさん、いやかりん」

 

「ん」

 

「もし俺が生活しやすい異界を手に入れたら一緒に生活しないか?」

 

「ふぇ!? いきなり告白!?」

 

「駄目かな?」

 

 俺がいきなりそんな事をいうので、彼女はめっちゃテンパっていたが、パフェを一気に食べることで落ち着きを取り戻した。

 

「異界を持てるくらい経済的に余裕があるってことだよね?」

 

「まぁそうなる。今は一軒家とアパートを持っているけど」

 

「ふーん、囲ってる女性いるんじゃないの?」

 

「あ、やっぱりわかる?」

 

「ほらやっぱり……私はそんなに安い女じゃないよ」

 

「でもかりんのお父さんも何人も女性を侍らせているんじゃないの?」

 

「それはそう」

 

 異能の傾向は遺伝する事が多いし、設定でかりんの親父も絶倫で20人の妻を侍らせるハーレムを築いていて、かりんの一族が日本の裏の物流を支配していた。

 

 なので、かりんもそこら辺は寛容だろうと思って暴露していたが。

 

「確かに実力は急激に上げているし、もしちゃんと人が生活できるような異界を持っているなら、お父さんも付き合うのを許可してくれると思うけど……私の一族って特殊だから」

 

「空間転移系の異能って希少だからな」

 

「そうなの。だからお父さんも異能を使える人数を増やせるように頑張ったんだと思うけど……」

 

「実際何人くらいに遺伝したんだ?」

 

「まちまち。異能だからレベルが高くならないと習得できない兄弟もいたし……私は結構早い方。だから高校も行かずに働かされているんだけど」

 

「ご愁傷さま」

 

「さっきの質問に答えると30歳までに習得できた人が8割ってところ。私には異母兄弟も含めて100人近く兄弟姉妹がいるけど、私より年下も多いからお父さんの子供で転移系異能を使えるのは40人ってところかな」

 

「親族経営だから他にも一族が居ると思うけど、どれくらい居るんだ?」

 

「私のひいお祖父ちゃんからこの異能に目覚めたのが始まりだから、一応1000人以上は現役の使い手が居るよ。でも裏の物流サービスの発達だったりで、常に人手不足の状況だし、転移系の異能を覚えられなくても仕事は沢山あるから異能が使えない兄姉達も食いっぱぐれることはないけどね」

 

 全国区の運送会社を一族経営で回しているだけのことはある。

 

 規模が段違いだ。

 

 まぁ裏設定で、元々転移系の異能者は日本にもっといたらしいのだが、戦争後に戦犯認定されることが多く、政府系の異能組織が解体された際に人体改造されてしまった異能者が多くでたのだとか。

 

 まぁしぶとく異能者は生き抜いて、現代の裏社会を形成して繁栄するに至ったから凄い話ではあるけどな。

 

「別に彼女が何人いるかは私も家族のことがあるから何も言えないけど、お父さんが納得できないと付き合うのは認めてくれないと思う。一定規模の異界と収入源……これは譲れない」

 

「収入ってどれぐらいの規模だ?」

 

「そうねぇ……私(年収一億)よりは稼いでないとかな……できそう?」

 

「うーん、今裏技を使って稼いでるみたいなもんだからなぁ……毎日おママからの依頼をやってギリギリか。まぁ納得できる収入源は何とかして作り出すわ。それが出来たら付き合ってくれるか?」

 

「そうね……まぁ私も子供を作らないといけないから、期限は2年後までね」

 

「大丈夫、そんなにかからないと思うから」

 

「そう? じゃあ楽しみにしているね」

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