エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖)   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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6月25日 文化祭 1 富士きらめとの接触

 6月25日金曜日……文化祭当日。

 

 今日はかほが昨日作り置きしてくれた焼きそばを電子レンジで温めてちゃちゃっと食べて、学校が開く7時ちょうどに学校内に入り、昨日仕込みをしておいた食材の調理を開始する。

 

 ちなみに今日の女性陣は学校に通っているメンバーは各々クラスの出し物とかがあるので別行動であるが、他のメンバーは時間を揃えて文化祭を巡って楽しむと言っていた。

 

 ふみかとかほも認識阻害の眼鏡をかけ、軽く変装をしているので大丈夫だとは思うが……。

 

 彼女達にはそれぞれ15万ずつ渡して、装備品を更新してきなって伝えているので、何とかなるだろう。

 

 時間があれば俺が見てやりたいんだが……。

 

 そうこうしていると、クラスメイト達も次々に登校してきて、最終チェックを行っていく。

 

「スカートスースーするんだけど」

 

「今日と明日だけの我慢だ」

 

 レオンがスカートがスースーして違和感半端ないって言うが、我慢しろとしか俺は言えねーし、男装した女性陣が俺とレオンの写真を撮りまくって腐海に沈んでいるのでどうしょうもない。

 

「はいはい、そろそろ始まるわよ」

 

 クラスの委員長がそんな浮ついたクラスメイトを纏めて、いよいよ文化祭が始まるのであった。

 

 

 

 

 

 カレーを作り終えた俺は、午後までパスタとパンケーキ作りを任されているので、カレーをよそったり、米を炊いたりするのはクラスメイトに任せて、パスタを茹でたり、パンケーキをフライパンで焼いたりするのを行っていく。

 

 最初はポツポツお客さんが入る程度だったが、

 

「ウメェ! うっめえ! 文化祭のクオリティじゃねーだろこのカレー! コクっつうか、旨味っていうか、味の深みっつうのか……滅茶苦茶うめぇ~」

 

 カレー1杯500円だったこともあり、試しに食べてみるか……みたいなお客さんが結構居て、それがカレーを美味しそうに食べるもんだから、他の客達もカレーをどんどん注文していく。

 

「米追加で炊いて、あと野菜追加でカットしておいて」

 

 俺は料理班のクラスメイトを指揮して、どんどんカレーを提供していく。

 

 パスタやパンケーキはそこまで売れない為、他のクラスメイトに任せ、俺はとにかくカレーを作る人に専念していく。

 

 昼頃には教室は満席で、器によそって別の場所で食べる人もで始めていたが、俺自身そんなに売れるとは思ってなかったので、300食分でも準備段階では多いと思っていたが、結局明日の分の材料まで引っ張り出して500食を14時頃まで提供。

 

 米が無くなって、途中からドライカレーにして、パスタにかけて提供することにもなったが、お陰で今日の分のパスタまで売り捌くことが出来た。

 

 で、材料が尽きたので完売って看板を掛けて、俺が教室で休んでいると、ボーイッシュな女性が教室に入ってきた。

 

「毛部かいと……裏ではMobって言われてないかい?」

 

「ああ、そうだが。あんたは?」

 

「失礼、私はこういう者でね」

 

 名刺を渡してきたが、3年で生徒会庶務をしている富士きらめという者だった。

 

「生徒会の人か。裏の人間だろ?」

 

「まぁそうだね。元々Mobって人物に興味を持っていたんだけど、君が作ったカレーを食べてこれはって思ってね。君、料理にバフを掛けられる異能持ちでしょ」

 

「まぁそうだが。裏には探せばいっぱいいるだろ」

 

「それはそうだけど、君はレベルも高いじゃないか。元々の足取りを調べてみたけど、どこの組織に所属している訳でも無く、高校になってからいきなり頭角を現してきた。そりゃ気にならない方がおかしいでしょ」

 

「そりゃ確かにそうか」

 

「で、言っちゃぁなんだけど、私は飛び抜けた天才では無くてね。顔は良いって言われるけど……他はぼちぼちって感じさ」

 

 と、きらめはそう言うが、ステータス眼鏡で普通に丸裸なんだよなぁ。

 

【富士きらめ】

 レベル45

 筋力 A

 防御 A

 異能 A

 知力 A

 速度 S

 

 平均以上のステータスしているし、生徒会に入れている時点で裏でもそこそこは腕利きと言っていいだろう。

 

 まぁ学生としてはって感じだが。

 

 レベルはちょっと低めだけど、裏の高校生で60以上あるのがごく一部だしな。

 

「で、きらめ先輩は俺を引き抜きにでも来たんですか?」

 

「いや、まさか。逆にうちのパーティーを売り込みに来たんだ。是非ともビッグハウスに入れてくれないか?」

 

 そう来たか……。

 

「ちょっと場所を変えましょうか」

 

「そうしようか」

 

 

 

 

 

 

 

 俺ときらめは場所を移動して音楽室へと向かう。

 

 吹奏楽部は体育館で演奏会をしているため、音楽室は仕切りがしてあって休憩室代わりに使われている。

 

 ただ仕切りとBGMで流されている音楽が特殊で、仕切りの会話が他の仕切りの外に聞こえないそれぞれが防音室と同じ作りになっているのである。

 

 裏の人物達が密会をしたりできるようにとセッティングされた場所である。

 

「この場所は生徒会がセッティングしたんでしたっけ?」

 

「そうそう、裏の密会する場所としてはちょうど良いでしょ。まぁ同じ様な仕組みで別の場所だと体を売っている女子達もいるんだけどねぇ」

 

「きらめ先輩はどっち側の人間なんですか?」

 

「いや、私は中立だね」

 

 正義側悪側って表現しているが、どっちかって言うと土着系か外資系って言うことが多い。

 

 正義の反対は別の正義と言うこともあるが、保守か革新かって考え方の方が近かったり。

 

 俺は現状中立って他所から思われているかな。

 

 おママを通じてどこの勢力の除霊依頼もやっているし、人を救助もしてるからね。

 

 詳しくきらめから説明を聞くと、きらめがリーダーで一番年上、2年生の後輩2人と元々同郷で中学の頃から地元の裏で活動していた事もあり、この街に出てきてからも活動していたらしいが……。

 

「いやぁ流石関東3番手の裏の街……田舎から出てきたお登りさんはものの見事に沼にハマってしまってね。レベルも停滞気味で、何とか私は生徒会庶務に滑り込む事は出来たけど、弱小パーティーである事には変わらなくてね。私も今年で3年生。ここの大学にそのまま進級する予定だけど現状のままじゃ駄目だって思っていてね」

 

「それでビッグハウスに加入したいと?」

 

「そうそう、構成員のレベルは分からないけど、リーダーのMobが80レベルってことはそれなりに鍛えられているだろうし、まだ規模が大きくないうちに売り込めば高く買ってくれそうって打算もあってね。あとエッチな動画サイト見て、Mobって性豪かつ巨根のあの少年なんじゃって目星をつけてね」

 

「ああ、そこまでわかってるんなら話は早い。そうです。あれもうちの収入の1つですね」

 

「やっぱり。うちのメンバーもあれを見て皆オナってるから」

 

「お恥ずかしい」

 

 そのままもう少し詳しく互いについて聞き合うのであった。

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