エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖)   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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6月27日 きらめ、ひかり、くろこの加入

 6月27日日曜日。

 

 ピンポーンと部屋のチャイムが鳴り、俺は客人を中に入れる。

 

「お邪魔するね」

 

「ふーん、外観はちょっと古くて不安だったけど、中はしっかりしている感じかぁ」

 

「ひかりはそういうところ普段あんまり気にしないでしょ……」

 

「くろこ……言うじゃないか」

 

 客人とは富士きらめ、大和ひかり、岡島くろこの3人である。

 

 いや、仲間になるのだから客人っていうのはまた別かな? 

 

「部屋の中にメンバー揃ってるから」

 

「うん、先輩方に挨拶をしないとね」

 

 きらめがそう言って中に入る。

 

 リビングではうちのメンバーがテーブルを囲んで座っていた。

 

 きらめ達の表情が固まる。

 

「なるほど……私達を一軍で活動させるっていうから、てっきり他のメンバーのレベルは私達と同等くらいだと思っていたけど……まさか格上だったとはね」

 

「レベル60……65超えがちらほら……本当に活動開始して数カ月の組織なのかい?」

 

「驚きです」

 

「組織の成り立ちとか色々話すことあるから……まぁ座ってくれや」

 

「じゃあお言葉に甘えて」

 

 とりあえず3人を座布団に座らせて、かほが飲み物あるので何が良いですかと聞くと、きらめは普通のお茶、ひかりが紅茶……なるべく砂糖多めで、くろこがブラックコーヒーでと注文され、ちょうど揃えていたので、ケーキと一緒に提供する。

 

「さて、ビッグハウスの目的なんだけど……これは生存だ」

 

「ほう、生存」

 

 俺は3年以内に現代社会の崩壊が起こる事を前提に、その崩壊の元凶を取り除ける力を得れれば打ち砕くが、無理そうであれば生存優先で、長期間活動することができる異空間や生活圏の確保が大まかな目標であると語る。

 

「そのために一軍……まぁ俺のパーティーは強くなることに重点を置いている。もちろん金策もするんだが」

 

「崩壊とやらはどこからの情報だい?」

 

「異能による占いの結果だ。まぁ別に信じなくてもいいんだけど。うちの中核メンバーも半信半疑な奴が多いし。ただ物価の上昇や治安が徐々に悪くなっているのは感じているんじゃないか?」

 

「……そうだね。フリーの覚醒者……本来は裏社会に関わらなかった人物まで標的にされた裏の人間による犯罪も増えてきているし、今年の年間行方不明者数は20万人を超えているからね……治安の悪化は生徒会でも度々議題に上がっていたね」

 

「まぁ私達弱小チームにはどうしようもない出来ごとだと思っていましたけど」

 

 きらめの発言に補足としてくろこが喋る。

 

 大まかな目標を語ったところで、俺は直近の活動を話す。

 

「ここに居るメンバーの殆どがこのパーティーに加入してから一気にレベルを上げたんだ。それは俺が情報を仕入れてきて効率的に強く成れる異界でレベリングを行ったおかげだ」

 

「じゃあ私達もその恩恵は受けられるのかな?」

 

「そうだな。なるべく早くレベルを追いついて欲しいから、テストが終わった金曜日から早速レベリングに挑んでもらいたい。後はきらめ達の住居をどうするか……とりあえずここの近くの物件についてリストを作ったから見てもらえるか?」

 

 俺は彼女達にリストを見せる。

 

「築年数がだいぶいってる物件が多いね」

 

「ここらへんの家はだいたいバブル期前半……1980年代に建てられたのが多いから築40年50年がざらだね。まぁこっちには家屋とか物品を復元できるマジックアイテムがあるから、間取りは古いかもしれないけど、新築同様の物件には住むことができるぞ」

 

「じゃあ古くても広めの物件を選んだ方が良かったりするかな?」

 

「まぁ少しの間の仮住まいだ。もう少しで異界を購入できる金額が貯まる。そしたら本拠地は異界になると思うからな。あとこれ」

 

 俺はきらめにマジックアイテム化したスマホを渡す。

 

「何処でも電波が繋がるスマホだ。異界に行っていても繋がるから持っておいてくれ」

 

「了解……物件に関しては私達がリストから選んで良いの?」

 

「ああ、できれば今日決めてもらって、今週中に引っ越しができる準備を進めとくが」

 

「それは願ったりかなったりだね……物件の話は後にするとして、こちらは私達の貞操をMobに譲るというのが加入条件だったが、女性陣は納得しているのかな?」

 

「だってよ」

 

 俺は近くに居たのぞみに振ると、のぞみは、

 

「ええ、問題ないです! 私達10人居るけど、Mobが絶倫過ぎて、毎回ノックアウト喰らっているので、独占しないのであればエッチな女の子が加入するのは大歓迎です」

 

「へぇ……随分と寛容なんだねぇ」

 

「だってこの中でMobの性技受け止められるのしずかだけですし」

 

 3人がしずかの方を向くと、しずかは優雅に紅茶を飲んで佇んでいた。

 

 お嬢様みたいなオーラがあるんだよなぁ……しずかは。

 

 別に一般家庭出身なんだけど。

 

「あとうちのパソコンは自由に使って良いけど、うちには人格をコピーした人工知能の少女が3人居るから。偶にで良いから遊んであげて」

 

「わかったよ。じゃあ改めて……新人の富士きらめです。皆さんの足を引っ張らないように頑張りますのでよろしくお願いします」

 

「大和ひかりだよ。よろしくね!」

 

「岡島くろこ……よろしくお願いします」

 

「ああ、よろしく」

 

 こうしてうちのパーティーに新たに3人が加入するのであった。

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