エロゲ転生〜やり込んだ知識でハーレム無双〜(なお特殊性癖)   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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6月28日・29日 期末テスト2週間前 屋敷の除霊

 文化祭が終わって、週明けからはテスト2週間前に突入。

 

 皆テスト勉強モードに入り、学校のクラスではいつもダラダラしてスマホをいじっている様な奴が、この期間中は周りがやってるからと英単語帳を開いて勉強したりしている期間である。

 

 ほぼ居ないが1学期に成績が悪かった奴は結構必死に勉強していたりする。

 

 成績悪いと夏休み補習で呼び出されることがあるらしいし。

 

(成績悪いと水泳部顧問から色々言われるのもあれだからな……成績はなるべく優秀の方が良いし)

 

 というわけで、うちのメンバーも家に集まり勉強タイム。

 

「なるほど催眠術を用いて知識を詰め込む学習方法か。これも異能の使い方の一種だねぇ」

 

「と言っているひかりは成績優秀なので使わなくて大丈夫ですから」

 

「くろこは辛辣だねぇー……でもせっかくだから勉強をする際には催眠術を使わせてもらおうかね。催眠術はそのスマホでないと使えないのかい?」

 

「一応そうなんだけど」

 

「ちょっと貸してくれないかい」

 

 そう言われてひかりに催眠スマホを貸し出して数分後。

 

「とりあえずマジックアイテム化したスマホには催眠術のアプリをコピーできるようにはしておいたよ。ただ劣化バージョンだから許可した相手にしか催眠術は掛けられないがねぇ」

 

 ひかりはまだ未熟ってきらめからは言われていたが、普通に天才じゃねぇか! 

 

 というわけで、ひかりがコピーを作った催眠アプリをメンバー及びレオンに共有しておく。

 

 レオンも催眠スマホ欲しいって言っていたしちょうど良いだろう。

 

 多分女子達や自身の勉強に使うと思うし……これで変な事に使うようならちょっとお仕置きが必要になるだろうけど……流石にレオンもそんな事はしないだろうし、監視役のゆずりは達オナホから復元された女性陣が止めに入るだろう。

 

 で、俺も勉強はしないといけないけど、物件の準備を進めておかないと。

 

 きらめ、ひかり、くろこの家もなるべく俺の手の届く範囲に纏めておきたい。

 

 じゃないと今動いているバキューム怪人の動きが読めない。

 

 今のところ裏フリマで時折球体化された人物が時々出品されているくらいしか動きねーからな。

 

 今度久しぶりに裏の情報屋に当たってみるか。

 

 まぁテスト後になるだろうけど。

 

「いらっしゃいませ……あ、久しぶりです」

 

「お久しぶりです不動産屋さん」

 

 というわけで前にあかり達の家でお世話になった不動産屋のおじさんに今回の物件を紹介してもらう。

 

「あー、この物件ですか……悪いこと言わないんで止めておいた方がいいですよ……前の物件も事故物件でしたけど、今回の方がより呪いが凄いですけど……」

 

「それは分かっているので……こっちでも除霊できる人に頼みますから」

 

「うーん……分かりました。前の物件もリフォームして住めている様ですし、こちらも塩漬けしている物件なので安くお譲りしますよ」

 

「ありがとうございます」

 

 勿論認識阻害の眼鏡は掛けているが、何となくは覚えているのだろう。

 

 不動産のおじさんに案内されて実際に物件の中を確認すると……まぁ凄い。

 

 悪霊がうじゃうじゃ生息していて、これは近くに来ただけで人を呪うわ。

 

「ちょっと中に入るのは危険ですね」

 

「やっぱり……止めておきます?」

 

「いや、大丈夫です。鍵を借りていてもよろしいでしょうか。先に除霊作業をしないと内見もできないですし」

 

「……分かりました。これが鍵になります」

 

「前金はどうします?」

 

「除霊をしなければ住めないような物件を紹介している時点であれなので……代金は後で纏めて支払ってくれれば……また現金一括ですかね」

 

「ええ、現金一括で」

 

「分かりました」

 

 そんな会話をして不動産屋から鍵を借りるのだった。

 

 

 

 

 

 

 翌日。

 

 放課後に俺はともえを連れて新しく購入する予定の屋敷に連れてきた。

 

「随分とまぁ……邪気が溢れ出ているわね」

 

 ともえの服装も巫女服から現代社会に馴染んだファッションに変わっており、あかりとマイがコーディネートしてくれたらしい。

 

 Tシャツに短パン姿で、結構ラフな格好である。

 

「俺だけでも大丈夫だと思うが、今まで除霊をしてきた中で一番悪霊が溜まっていそうだから補助頼むわ」

 

「わかったわ。任せておいて」

 

 ともえは大幣(おおぬさ 神社の神主とかが扱う邪気を払う紙が大量に付いた棒)を構える。

 

 俺が鍵を開けると、悪霊が襲いかかってきた為、俺が今出せる最大出力で範囲浄化を仕掛ける。

 

 多くの悪霊達が断末魔を上げながら消滅していくが、邪気が全然収まらない。

 

「長年で若干異界化してるか?」

 

「第二陣来るわよ」

 

 ともえが浄化しきれてなかった幽霊を大幣でぶん殴って除霊を続け、俺が全体の浄化を行っていく。

 

 魔法の杖は俺のレベルが上がればそれだけ出力も上がってくれるんだが……80レベルで威力70の全体攻撃みたいなイメージだけど、それをぶっ放して全滅できないってどんだけ強い悪霊だよ! 

 

 おママが浄化依頼してくれるの……結構選別してくれてたんだなって改めて思ったわ。

 

「それでも連打すれば徐々に弱るはず!」

 

「数が多い! Mob! 一気に蹴散らすから溜め行う間防御お願い!」

 

「了解」

 

 俺はともえに襲いかかってくる悪霊を防御する。

 

 ともえの周囲に光が集まり……そして屋敷全体に巨大な光の柱がぶっ放された。

 

「光よ!」

 

 屋敷全体が高位の浄化の異能で満たされ、屋敷の悪霊達の存在が一気に消えていくのが分かる。

 

 数十秒後、悪霊は居なくなり、瘴気に溢れていた屋敷の空気も重さが取れた。

 

「はぁ……すげぇ異能」

 

「これ使うと滅茶苦茶疲れるのよ……ちょっと廊下で休ませてもらうわ」

 

「了解。俺はここらへんを復元させていくわ」

 

 除霊を終えた俺は、年季の入った家の色んな箇所を復元ペンライトで綺麗に整えていくのだった。

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