「ハイ。ここが博麗神社よ。貴方にはここで生活してもらおうとおもうのだけど・・・・今ここに住んでいる子が少し面倒なのよね・・・それでも大丈夫かしら?」
「どうしてここに住む必要が有るのかは知りませんが、何か住まないといけない理由があるんですよね?それなら大丈夫ですよ。」
「そう・・・有難う。ならその子を呼ぶわね・・・霊夢ーーーー!前に言ってた子連れてきたわよーーーー!」
紫の声を聞き出てきたのは、15歳くらいであろう少女であった。
その少女・・・博麗霊夢の服装は特殊で、脇が空いている巫女服を着ており、頭には大きなリボンをつけている。
「うるさいわね・・・だから外来人が住む余裕は・・・」
「余裕は無い」と言おうとしていたであろう霊夢は狂也の顔を見て少し固まった。そして紫を境内の隅に呼び出し 「なんであの外来人あんなに顔が綺麗なのよ!びっくりしたじゃない!」
と言った。狂也は外の世界ではトップクラスに入るであろう容姿をしている。しかし、紫はこの霊夢の言葉を利用し、こう言った。
「霊夢・・・これはチャンスでもあるのよ・・・。この男性と女性の比率が3;7の幻想郷ではなかなかカッコイイ男性と出会うことはないわ・・・・。」
「うん・・・・そうね・・・・・お金に関しては働いても
らえばいいし・・・よし!決めた!彼を神社に住ませることを許可するわ!」
紫はこの言葉を聞いてホッとした。話をしておいたとはいえ、その時は霊夢に簡単に流されてしまったからだ。
紫は狂也の容姿に感謝した。
「有難う、霊夢。今度美味しいお酒を持っていくわ」
紫はそう言うと狂也の方に走って行き、この神社に住むことが決定したことを伝えた。
「私がここに住んでる博麗霊夢よ。まず、ここで生活するにあたって守ってもらうことがいくつかあるわ。」
霊夢が出した条件は、
1.霊夢に迷惑のかかるようなことはしない。
2.博麗神社に人を集める。
3.人里で仕事をしてお金を稼ぐ。
4.異変解決の手伝い。
といったものがあり、狂也は4つ目の異変という単語が気になったが、そのうちわかるであろうと思い、聞かないことにした。
「今日は何もしなくていいから。ご飯食べたりして寝なさいあと、名前聞いてなかったわね。名前はなんていうの?」
「深月狂也といいます。これから宜しくお願いします。」
「そう。いい名前ね。こちらこそよろしく。狂也。」
こうして狂也の博麗神社生活が始まった
博麗神社生活が始まって一週間。生活が落ち着いた為に狂也は霊夢と一緒に人里に仕事探しに来ていた。
「狂也は何か得意なことはないのかしら?」
「得意なことですか?・・・・そうですね。何かを教えたりすることが得意です。」
「そう・・・じゃあ寺子屋かしらね・・・とりあえずそこまで行くわ。ついてきて。」
幻想郷の人里は江戸時代に近い町並みで、寺子屋があるあたり文化も江戸時代に近いんだろうと狂也は思った。
「着いたわ。ここが寺子屋よ。慧音はいるかしら?」
「どうした霊夢。私ならここにいるぞ。」
寺子屋にはいってすぐ、職員室と思われるところにその人物はいた。
「彼・・・狂也が働く場所を探しているのよ・・・・ここで働かせたりできないかしら?」
「ふむ・・・・そうか。今は人手が足りない時期でな。ここで働いてくれるのならこちらは歓迎するぞ。」
「ありがとうございます。深月狂也といいます。よろしくお願いします。」
「上白沢慧音だ。よろしく頼む。それと仕事についてだが・・・・今回は私の授業を見ていればいい。一度生徒たちとも顔をあわせておくとよいだろうからな。」
「じゃあ、私は時間を潰してくるわね。」
そう言って霊夢は寺子屋からでていった。
「丁度授業の時間だ。きなさい、教室の場所もまだ知らないだろう。」
そう言って部屋を出ていく慧音に、狂也はついて行った。
「授業を始める前に、新しく入った先生を紹介する。じゃあ、自己紹介をしてくれ。」
「今日から新しく入った深月狂也です。よろしくお願いします。」
狂也がそう言うと、慧音と変わった。
「それじゃぁ、授業を始めるぞ。まずは教科書を~~~~~~~~~~~~~~~~~~ここをこうすると答えが出る。さて、時間になったな。授業を終わる。」
慧音の授業を聞いた狂也は難しい。とだけ思った。狂也ぐらいの知識を持っている人は面白いと思うかもしれないが、相手は子供である。狂也はもう少し簡単に出来ないものか、と帰って考えることにした。
「それでは慧音さん。有難うございました。明日からよろしくお願いします。」
「あぁ、それじゃあな。気をつけて帰れ。」
慧音に「ハイ。」とだけ返し、狂也は寺子屋を出た。途中であった霊夢と神社に帰りながら、明日から頑張ろう。狂也はそう思った。帰り際に見えた夕日は、狂也の背中を押してくれているように感じられた。
アドバイスなど、募集しています。それと、霊夢チョロすぎないか?