「狂」の力と少女達   作:因幡の月兎

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少し遅くなりすいませんでした。


第三話

「この問題が解る子はいますか?」

 

狂也が慧音に仕事を貰ってから2週間が立った。生徒の名前も完璧に覚え、仕事にも慣れてきた。

狂也はこの仕事に着くことができて良かったと思っていた。

 

「ハイッ!ハイッ!ハイッ!」

 

狂也が問題の答えを聞くと、大きな声で元気いっぱいに手を挙げる生徒が一人いた。名前をチルノと言う。

この寺子屋には人間の他に妖精などの人ではない種族も来ている。その妖精の内の一人で、今の狂也の悩みの種でもある。

 

「じゃあ、チルノさん。答えはなんですか?」

 

「答えは9よ!正解でしょ!」

 

これが狂也の悩みの種である。本来の答えは225で、9からはかけ離れた数になっている。

この前も答えを尋ねたが、毎回決まって9と答える。それだけならなんとかなるのだが、答えを求める度に手を挙げるので、チルノを当てないといったことが出来ないのだ。

 

「チルノさん。違いますよ。ここの答えは225です。この問題が解けなかった人、手を挙げて下さい。チルノさん含め分からない人が多いため、解説をします。まず、こことここをかけて出る答えが〜〜〜・・・・そしてこことここを足すとこの答えになります。それでは、時間になった為、授業を終わります。ありがとうございました。」

 

授業を終えた狂也はため息をついた。これから先、チルノをどうしようか、それが、全くおもいつかなかった。

 

「どうした?疲れている様じゃないか?」

 

「ハイ・・・少し授業のことで悩み事があって。」

 

「そうか、私なら時間がある時に相談に乗るぞ。」

 

「ありがとうございます。」

 

狂也はそう言って職員室に入って行った。

 

 

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「ハァ・・・・やっぱりどうしたらいいかわからないな・・・・」

 

狂也はあれからも悩んでいた。チルノに直接話をする。チルノに補習なども考えたが、それだけで治るとは思えなかった。

 

「どうした?と、まだ悩んでいたのか。」

 

「はい・・・。チルノさんのことなんですが・・・。」

 

「あぁ、やっぱりチルノのことだったか。大方授業中に手を挙げるものの解答が毎回9なんだろう?」

 

「え・・・そうなんですけど、どうしてわかったのですか?」

 

「私も最初はチルノに悩まされてな・・・私の授業の時は静かになっていたのだが・・・よし。私が話をしておこう。」

 

「本当ですか?なら、よろしくお願いします。」

 

慧音は「任せておけ」と言い、職員室をでていった。これで大丈夫そうだ。そう思った狂也は他の作業に移ることにした。

 

「よし。もう帰っていいぞ。明日は寺子屋自体休みだし、来なくていいからな。」

 

「わかりました。今日もありがとうございました。」

 

狂也は博麗神社に帰るまでに、今日の夕飯のメニューを考えていた。博麗神社に狂也が来てから、狂也が夕飯を作ることになっている。

これは、狂也から言い出したことであり、自分にできることは無いかと考えた結果だった。

 

「お帰りなさい!狂也!今日の夕飯はなんなの!?」

 

「今日の夕飯はハンバーグです。今から作りますから少し待っていて下さい。」

 

狂也の作るご飯はとても美味しく、霊夢の毎日の楽しみにさえなっていた。

 

「狂也〜!まだ出来ないの〜?」

 

「今できました。そっちに持って行きますから、箸の準備をお願いします。」

 

霊夢は「わかったわ」と言い、箸の準備をした。

 

「「いただきます。」」

 

それから少したった霊夢の皿の上には何も残っていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日、狂也は霊夢より早く起きた。その為、いつものお礼をしようと、境内の掃除をしていた。すると

 

「おーい霊夢ー!魔理沙様が遊びに来てやったぜー!」

 

そんなことをいいながら黒い服を来た魔法使いの様な見た目の少女が、箒に跨りながらおりて来た。

名前は霧雨魔理沙。魔法の森という所に住んでいる魔法使いで、たまに博麗神社に遊びに来てはご飯をかっさらって行く。

 

「魔理沙さん。霊夢さんはまだ寝ていますよ。」

 

「おー。イケメンのにーちゃんじゃないか。なら霊夢が起きるまで神社の中に入ってるな。」

 

魔理沙はそう言って神社へ入って行く。最初の頃は魔理沙を止めていたが、霊夢から許可が降りていた(霊夢はもう諦めている)ので、最近は引き止めすらしていない。それどころか(もうすぐ掃除も終わるし、お茶をだしてあげないと。)

と思ってしまう様になってしまっていた。

 

「よし、終わりましたね・・・。では、魔理沙さんにお茶を出してあげないと・・・。仮にもお客さんでしすね。」

 

狂也はそう言って掃除道具を片付け、魔理沙の向かっていった場所へと行った。

 

「おー、遅いじゃないか、霊夢が起きてお茶くれたぜ。」

 

「境内の掃除してくれたのね・・・。ありがとう。」

 

「おはようございます。霊夢さん。掃除は自分からやったことなので、気にしなくてもいいですよ。こっちが住ませてもらっているのですし。」

 

狂也がそう言うと霊夢は「そう。」とだけ言い、朝ご飯を作る為にキッチンへと行った。

 

「なんだ霊夢?朝ご飯作るのか?私の分もよろしくな!」

 

「あんたの分は作らないわよ。そんな余裕無いんだし。」

 

「なんだよ霊夢。なぁ、イケメンのにーちゃんはいいって言ってくれるよな!?よな!?」

 

「魔理沙さん、その呼び方は辞めて下さい。狂也って名前がきちんとあるんですから。それに、魔理沙さんがご飯を食べていってもいいのかは、霊夢さんの判断に従ってください。霊夢さんがダメと言っいてのでダメですね。」

 

「ウグ・・・。」

 

魔理沙は狂也にも断られると思っていなかったのか、驚き半分、諦め半分と言った顔をしていた。そして何を思ったのか、

 

「お前達が家に来たって何も食べさせてやんないからな!」

 

と叫び神社から出て行った。これから先、魔理沙とうまく付き合って行けるのか不安になる狂也だった。

 




あぁ・・・冬休みが終わる・・・。
まだ宿題終わってない・・・。
なのに小説書いてたのかとかいうツッコミはなしで、お願いします。
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