Blue Archive 〖DETERMINATION】 作:夏乃生ナツメ
なんなんだろう…。
最近迷走してきた気がする…。
見切り発車ですが、それでもよければ見ていってください。
ゴゥン……ゴゥン……
人気の無い暗い闇に包まれた研究所に、機械のような何かの音が低く腹に響くように鳴っている。
だが、ある一室に光が灯っており、その中には二人の人影が映っていた。
「クックック…お邪魔しますよ、ヒカルさん。」
「あぁ、よく来たね黒服…いや、ここでは
「そうですね……なら、私もヒカルさんではなく
そこに居たのは異型の大人と一人の少女だった。
二人は互いのことを最初は表向きの名で呼び合おうとしたが、ヒカルと呼ばれる人物が黒服と呼ばれる人物に密会の時などにしか使わない名で呼び合おうと提案し、黒服はそれを承認していた。
互いに挨拶を済ませると、黒服及び
「では、早速本題に入りましょう。
「あぁ、
そう
「クックック…、素晴らしいですね。」
「まぁ、今回はサンプルに過ぎないよ。私の直感だとあと六つありそうだしね。それと、完璧に抽出できていないから少しだけ神秘が混ざってしまっているが、大丈夫かい?」
「えぇ、事前にお伝えいただき感謝します
そう
「…そうそう、
「…何かね?」
「つい最近、貴方の親友である連邦生徒会長が失踪したそうですよ?」
「おやおや……、私がこの研究に取り組んでいる間にそんなことが起こっていたとは……。」
「…どうやら、貴方の様子から見てもこれに関しては予想外のようですね。」
「失礼な、まるで私が何でもかんでも知っているかのような口ぶりじゃないか。」
「……実際そうでしょう?」
「…ぐぅの音も出ないな。」
「それで、それ以外には何かあったのか?」
「それなら、これについてもお教えしましょう。最近、アビドス砂漠に巨大な蛇のようなロボットが出没しているという噂があるのです。」
「蛇のようなロボット?ただの噂程度だろう…と思ったが、
「えぇ、それで合っていますよ。」
クックックと
「その正体なのですが……、ここからはご自分で考えた方が良いでしょうね。」
「…相変わらず、嫌なヤツだなお前は。」
「クックック…この話の続きは貴方の研究が進歩したときのお楽しみとして取っておきましょう。その方が研究がはかどるでしょう?」
「私を子供だと思っていないかね?」
「実際、貴方はまだ20歳じゃないじゃ無いですか。」
「それもそうだけど…。」と
「どうやら、もう時間が来てしまったようですね。」
「……あぁ、名残惜しいがそろそろお開きとするとしよう。」
両者が座っていた椅子から立ち上がると、そのまま部屋の出口に向かって歩き出し、そこで別れの挨拶を済ませた。
「クックック…ではヒカルさん。貴方の研究を私達一同は応援していますからね?」
「そうだな、ではまた今度来たときにはいい結果を伝えられるように努力しよう。」
「えぇ、ではまた。」
「あぁ、気をつけて。」
キィィ……パタン
黒服が去った後の研究所は先程までの暗さは無く、様々なところに光が灯っていた。
「…さて、私もそろそろ行くべき所に行かなくてはな。」
少女ほそういうと、青や黒のラインが入った制服を着てミレニアム生徒会長という名札を付けてから少女は自分が通う学校に向かうのであった。
「……では、留守番は頼んだよ助手君達。」
──────────────────────────
所変わり、ミレニアムサイエンススクールにて。
様々な所に生徒達が和気藹々と話しており、活気に満ちあふれていた。
そんな中、一人の少女がその中を歩いているとその少女よりも年下の少女が尊敬を込めた笑顔で挨拶をした。
「おはようございますヒカル会長!」
「えぇ、おはようございます。」
あの後、研究所の戸締まりをしたヒカルはそのまま電車に乗って自身が通う学校であるミレニアムサイエンススクールに足を運んでいた。
実は、ヒカルはミレニアムサイエンススクールの中では一番偉い人物でもあるため、様々な生徒から尊敬されているのである。
「ヒカル会長ー!今日は何をしに来たんですかー?」
「今日はセミナーの子達の手伝いかな。」
「そうなんですね!頑張ってくださーい!」
「ヒカル会長!後で私達の部に来てくれませんか?ちょっと頼みたいことがあって-…。」
「えぇ、ならセミナーの手伝いが終わったらすぐに向かいますよ。」
「ありがとうございます!」
いつの間にかヒカルの周りには人だかりができており、それだけ慕われていると言うことが一目瞭然だった。
ヒカルはその後、「そろそろ行かないと怒られちゃうからまたね。」と言いそのままその場を後にしてからセミナーへと向かった。
ガチャッ
「遅れてごめんねユウカ君、ノア君。」
「あっ、会長遅いですよ!!」
「それに関しては申し訳ない、ちょっと途中で生徒達に絡まれてしまってね。」
「ふふっ、ヒカル会長は人気者ですからね。」
ノアと呼ばれた人物はクスクスと笑いながらヒカルを揶揄うようにそう言った。
ヒカルは疲れた表情をしながらも自身の席について目の前に置かれてあった書類に目を通した。
「はぁ…ノア君、人気者っていうのは中々に大変なんだぞ?」
「ヒカル会長、無駄口を叩かないで手を動かしてもらえませんか?」
「……すまないねユウカ君。」
ヒカルはノアに対して反論をしようとするが、徹夜で書類仕事をしていたユウカに圧を感じられる真顔で注意されたため、ヒカルは泣く泣く書類仕事を始めたのであった。
──────────────────────────
「…ふむ、これはこれは……。」
何処かの研究室で、ヒカルとあっていた人物である黒服が瓶の中に入っていた赤く光る謎について詳しく調べていると、何かに気がついて笑みを溢していた。
「やはり、私の目には狂いが無かったようですね…。」
「これは、神秘でもなければ恐怖でもない…。」
「正しく未知の領域ですね。」
黒服はそう言うと、そのまま瓶を厳重な場所に保管して自身のオフィスに向かっていった。
「クックック…ヒカルさん……いえ
無人となった研究室に黒服の言葉のみが響いていた。
・ヒカル
ミレニアムの現会長
黒服とは研究仲間でもあり、友人でもある
最近の趣味は読書などである。
・黒服
ヒカルは気が合う友人だと思っている
ヒカルから貰ったサンプルを何かに併用できないかを実験している(尚、本人からは許可を貰っている)
アビドスにいる小鳥遊ホシノよりもヒカルの方に興味を持っている。
どっちの投稿を早めた方が良い?(尚、作者の都合による)
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キヴォトスを駆ける黒き光
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この小説
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どっちもやれ(圧)
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早く投稿しないと殺っちゃうぞ?(圧)