戦姫絶唱シンフォギア×BLUE RIDER 〜青配色の仮面ライダー好き男の転生生活〜   作:XIYON

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お待たせしました。シュタッ!◝( ˙ ꒳ ˙ )◜

この作品の1期の時系列はちょっと特殊なことにエンジェルパラダイスが終わったあとになります。なのでキャロルがちょうど帰還して一兎と共に帰還後、ここでの1期が終わってマーキュリーが一兎とキャロルを幸太郎に紹介、そのまま嶺賀の世界でのラズベリア編に繋がるという感じです。


・カ・ディンギルを止めろ!

マーキュリー「はぁ〜……」

 

ヴィーナス「どーしたの?そんな溜息なんか呟いちゃって。」

 

マーキュリー「ちょっとね…彼とアナタとジュピターが寄越した異世界転生者ではなんか心許なくてね?」

 

ジュピター「なんだよそれ。オレが送った戦士ギルスが頼りないってか?言ってやるぞ凌に!」

 

マーキュリー「そーいうことじゃなーいの!……聞いた?ある世界の機械が沢山と盗まれたらしいんですって。目的は不明だけど。」

 

ヴィーナス「機械ねぇ…エンジェルパラダイスの事件のことも聞いたけど、最近は色々と物騒なことが起きすぎているわ。」

 

ジュピター「本当になぁ…あ、おいどこ行くんだよ?」

 

マーキュリー「ちょっと幸太郎くんたちの世界に行くわ。あぁ、彼に会うわけじゃないからね?別の天界の友人に会うだけだから。」

 

そう言ったマーキュリーはセーラーローブを着た後に水野亜美の姿へと変化してその場から立ち去るのであった。

 

ジュピター「はぁ……オレちょっとケーキ作ってくるわ。」

 

ヴィーナス「私は少し休んでくる…今後の方針を考え直さないと…」

 

一方の俺たちはエンターが起動したカ・ティンギルを止めるためにバイクを走らせていた。すると…

 

奏「うわ!?コイツら!」

 

翼「幸太郎が言っていたギル・アギト!」

 

翔一「氷川さん!皆さん、ここは俺と芦原さんで何とかします!先に行ってください!」

 

幸太郎「だが!」

 

凌「俺たちは気にするな!お前たちは目の前のカ・ティンギルを止めることに専念しろ!」

 

幸太郎「……分かった。2人とも、死ぬなよ!」

 

俺たちはアギト・ソサエティが送り出したであろうギル・アギトを翔一と凌に任せたあと、シンフォギア装者たちと一緒にカ・ティンギルがあるタワーへと向かった。

 

しかし今度はタワーの前にバグラーたちが潜伏していたのだ。

 

翼「幸太郎、先へ行って。」

 

幸太郎「お前ら。」

 

奏「コイツらはアタシらで片付ける。安心しろ、すぐに追いつくさ。」

 

クリス「死んだら承知しないからな?」

 

響「気をつけてくださいね!幸太郎さん!」

 

幸太郎「全く……お前たちも世話焼きだな!」

 

バグラーの相手を翼たちに任せ、俺は一人でタワーの屋上へと向かった。エレベーターに乗ってる最中に俺はある考え事をしていた。

 

幸太郎「(なぁシェム・ハ、なにか変じゃないか?)」

 

シェム・ハ『あぁ、アギト・ソサエティのヤツらが来た事だな?』

 

幸太郎「(アイツら、カ・ティンギルに目を付けてたけど、目的はなんなんだ?)」

 

シェム・ハ『月を破壊しないなら別の目的がありそうだな。』

 

幸太郎「(例えば、カ・ティンギルのパーツでアギト・ソサエティの新兵器を作るとか?)」

 

シェム・ハ『有り得るな。そもそも、アイツらは超能力者同士だ。あんなものを超能力のために使うのは大方は予想がつく。』

 

そんなこんなで話を進めながら、俺たちは最上階へとやってきた。そしてそこへ待っていたのは…

 

エンター「おや、随分と早かったですね…ですが、もう終わりは見えておりますよ?カ・ティンギルは発射され、月は破壊される運命になる。」

 

幸太郎「なぜ月を破壊する?」

 

エンター「月?ふっふふふ、どうして我々が月を破壊すると?私が破壊するのは、あれですよ?」

 

そう言って指を指した方角を見ると、そこには何かが浮いていた。

 

エンター「あれは内部系惑星天界と言いましてね?私の主からあれを破壊するように頼まれたんですよ。」

 

シェム・ハ『アイツ!お前を転生させてくれたマーキュリーがいる天界をカ・ティンギルで焼き払う気だぞ!』

 

幸太郎「正気じゃねぇな。」

 

そう言った俺はNEWデンオウベルトを腰に装着し、ライダーパスをそこに読み込ませて待機状態にする。

 

幸太郎「変身!」

 

STRIKE FORM!

 

仮面ライダーNEW電王に変身した俺はデンガッシャーを取り出してソードモードに変形。そのままエンターに切り裂こうとするが、彼は一瞬でエンター・ユナイトへと変身して対抗してきた。

 

しかしそれだけではなかった。

 

エスケイプ「あらこんにちは。」

 

幸太郎「お前はっ!?がっ!?」

 

シェム・ハ『幸太郎!』

 

なんとエンターとは別の存在。エスケイプが現れたのだ。しかも変身態であるエボルブに…

 

エスケイプ「エンターだけだと思ったかしら?残念ね。」

 

幸太郎「お前もオートスコアラーとして蘇ったのか。」

 

エンター「おや、私たちがオートスコアラーであることを気づいていましたか。」

 

幸太郎「逆だな…オートスコアラーとして蘇ったことをお前が翔一と凌に言ったからだ。」

 

エンター「あぁ…告げ口をしたのですね…ならば、我々で倒すまでで!」

 

エンターとエスケイプが挟み撃ちで襲いかかろうとしたその瞬間、エンターがどこから放ってきたかも分からない弾丸で怯んでしまった。

 

エスケイプ「エンター!」

 

エンター「くっ……今の攻撃はいったいどこから?」

 

???「2対1なんて酷くないか?」

 

エンター「ん?」

 

誰かの声が後ろから聞こえた俺は弾丸が発射された方角へと振り向くと、そこには白いシャツにホルスターを兼ねたハーネスを装着し、下は黒いカーゴパンツを履いた虹彩は灰色(正確にはヘーゼルブラウン)になり、ウェーブがかった髪の毛の後頭部には寝癖が立っている男がいたのだ。

 

エンター「アナタは誰ですか?」

 

獏「2課直属のエージェントというところだ。」

 

ゼッツドライバー!

 

幸太郎「あれは…」

 

『インパクト!』

 

『メツァメロ! メツァメロ!』

 

獏「I'm on it(さぁ、やろうか)……変身!」

 

『グッドモーニング! ライダー!』

 

『ゼ・ゼ・ゼッツ!』

 

『インパクト!』

 

獏「ミッションを遂行する。」

 

仮面ライダーゼッツに変身した2課のエージェントはブレイカムゼッツァーを右手に持ち、エスケイプへと攻撃。そして彼に助けられた俺もエンターとの対戦を続けるが…

 

幸太郎「(マズイな…このままだと、発射するのが阻止出来なくなる…!)」

 

シェム・ハ『幸太郎、変われ。』

 

幸太郎「(変われって…お前、何を企んでいるんだ?)」

 

シェム・ハ『私ならば、あのエンターをカ・ティンギルごと空へ吹き飛ばすことができる。』

 

幸太郎「(だけど…そんなことをしたらお前に!)」

 

シェム・ハ『安心しろ。吹き飛びはしない。軽くアイツとカ・ティンギルを浮かすだけだ。』

 

幸太郎「(分かったが……無理はするなよ?)」

 

NEW電王の操作をシェム・ハに任せた俺。彼女はデンガッシャーともう1つ、左手に特徴的な剣を召喚する。電王の複眼は赤から紫に変わっており、よりシェム・ハらしきものに変わっている。

 

エンター「ほーう…」

 

シェム・ハ「ここからは第2ラウンドだ。」

 

そう言った彼女は初戦とは信じられないほどの剣術で目の前にいるエンターをさらに追い詰めていく。

 

エンター「バカな…私の方が強さは上回っているはずなのに!」

 

シェム・ハ「貴様は所詮、人形だ。蘇ったとしても私には敵わない。つまり、貴様の敵ではないということだ。」

 

エンター「くぅ……!」

 

一方のエスケイプも獏に追い詰められる。獏もシェム・ハの発言と同じことを思っているのか、何も語らずにゼッツドライバーのトリガムと呼ばれるスイッチを3回押してインパクトカプセムを回転させる。

 

獏「消えろ……!!」

 

獏はチャージした右足で立て続けに強烈な二発の蹴りを浴び最後に渾身の飛び蹴りを放つフィジカムインパクトの必殺技、インパクト バニッシュをエスケイプに放った。

 

『インパクト!』『バニッシュ!』

 

『ゼ! ゼ! ゼッツ!』

 

エスケイプ「ふっふふ……ふっふ……アナタ、とても素晴らしかったわよ?またね?」

 

それを喰らったエスケイプは変身した状態で爆発したのだった。

 

エンター「エスケイプ!」

 

シェム・ハ「さて、貴様もチェックメイトだ。」

 

FULL CHARGE!

 

シェム・ハはデンガッシャーと左手に持ったシェム・ハブレードにフリーエネルギーを込め、エンターを切り裂いたあとに、2つの剣を投げ捨ててライダーキックを放った。

 

それを喰らったエンターはそのままカ・ティンギルのところへと吹き飛んだ。そして…

 

エンター「まさか…主の作戦が失敗するとは…ですが、これは始まりに過ぎません…」

 

幸太郎『なに?』

 

シェム・ハ「何が言いたい。」

 

エンター「アナタたちは我々の恐ろしい計画を近々、その目で目撃するでしょう。その時は恐怖に怯えるがいい!」

 

獏「なんだと?」

 

エンター「C'est la vie(これも人生)Adieu(お別れです)、仮面ライダー…」

 

エンターはその場で爆発。それと同時にカ・ティンギルも完全に消滅したのであった。

 

シェム・ハ「すまない。身体を借りたせいで疲れが出てしまった。お前に返す。」

 

幸太郎『あぁ、色々といい体験になったよ。ありがとうシェム・ハ。』

 

シェム・ハに身体の権利を戻して貰った俺は変身を解除、近くにいた仮面ライダーゼッツに話しかけようとした。

 

幸太郎「助けてくれてありがとう。」

 

獏「仮面ライダー同士だからな?助けるのは当たり前だ。」

 

幸太郎「俺は氷川幸太郎、アンタは?」

 

獏「万津獏だ。2課直属のエージェントをやっている。」

 

幸太郎「2課の?だが、小川さんがいるんじゃ…」

 

獏「最近入ったばかりでな?」

 

幸太郎「そ、そうなんだ…」

 

翼『幸太郎、こっちの敵は片付いたよ?』

 

翔一『氷川さん、こちらも終わりました。』

 

幸太郎「こっちもひと段落したよ。弦十郎さん。」

 

弦十郎「全員、戻ってきてくれ。今後のことを話そう。」

 

カ・ティンギルの一件が終わった俺たちはカ・ティンギルに侵されたタワーを後にして2課の基地へと戻るのであった…




次回

・幸太郎、休暇で別の街へ。
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