戦姫絶唱シンフォギア×BLUE RIDER 〜青配色の仮面ライダー好き男の転生生活〜 作:XIYON
しかし、この時の俺はこのシンフォギアの世界が別の作品の世界と入り交じっていることを知らなかった。
転生して早15年。高校1年生の歳になった俺は変身する青色ライダーの一覧を見ていた。マーキュリー様はどうやら、この世界のバランスを崩さないようにアンロック形式にしたそうだ。
ちなみにこのアンロックを解除する方法は2つあるそうで、1つは現金一括で解除する方法、もう1つはレベルアップなどで解除される方法もあるらしい。
ちなみに現在使えるライダーは…
仮面ライダーG3→???→???
仮面ライダードレイク
仮面ライダークウガ ドラゴンフォーム
仮面ライダーアギト ストームフォーム
だそうだ。G3の隣に「???」って書いてあるけど、レベルアップ要素とかあるのかな?色々と悩まされる種類だ。しかもこれらは既にアンロック解除されている。
どうやらこのシステムにはランクがあるらしく、色々な条件を満たすと様々なライダーを解放できるそうだ。
ちなみに、お金で払う方法のライダーもショップの方に書かれている。そのラインナップが…
仮面ライダーゼッツ テクノロムストリーム 御値段5000円
仮面ライダーブレイズ 御値段1万5000円
仮面ライダーナイト 御値段2万5000円
幸太郎「高っ!?」
ブレイズが1万5000円でナイトが2万5000円!?なんだよこれ!頭がおかしいんじゃねぇのか!
幸太郎「どうして2号ライダーの基本フォームがこんなに値がつくんだよ…とにかく、どこかでお金を稼ぐとこを探さないとな…」
そんなことを思いながら俺は辺りを散策していると、ある物に目が着く…
電波塔だ。しかもめちゃくちゃ身に覚えがあるヤツ。
幸太郎「あれってリコリス・リコイルの電波塔だよな?」
日本は犯罪の全くない社会となり、平和を謳歌。治安のよさも、6年連続世界1位。その理由は秘密組織『DA(Direct Attack)』により事件やテロが未然に防がれているからというのがリコリス・リコイルの世界での内容だ。
もしこの世界にダイレクトアタック…DAがいると厄介だな。あ、シンフォギアのSONGも高校生を兵力にしてるから変わりないか。
幸太郎「そういえば、今日はツヴァイ・ウィングのライブがあったよな?」
あそこで天羽奏が亡くなるんだっけか?それは絶対に阻止しなくては…あのライブでは二人の歌によって発生したフォニックゲインを得て、ネフシュタンの鎧を起動させる実験が行われるはずだ。
その過程で鎧のエネルギーが急上昇して暴走を引き起こしたせいでノイズが大量発生。それを止めるために奏が絶唱しようと試みるんだよな…
絶唱、シンフォギア最後の手段とも捉えられるこれは負担が大きいから簡単に使えない。寧ろ、命の危険さえもある。さて、これをどう攻略しようか?
何で行こうか?G3で挑むとボコボコにされそうだし…あ、そういえば他のライダーに変身したら待機しているライダーアイテムはレベルアップするのかな?
とりあえず、ドレイクに変身して確かめてみるか。
青色のYZF-R7を召喚してヘルメットを着用した俺はツヴァイ・ウィングがライブを開催する会場へと走らせるのだった。
一方その会場では絶賛ライブ中だった。ネプシュタンが暴走を起こすことを知らずに…
朔也「大変です!ネプシュタンの鎧が暴走し始めています!」
弦十郎「なんだと!?」
あおい「周囲にノイズきます!」
ライブ会場には色とりどりの生命体が現れ、次々と会場と観客を襲い出す。それを見てられなかった翼は天羽々斬、奏はガングニールを纏い戦う。
翼「ダメ!数が多すぎる!」
奏「集中しろ!コイツら相手に惑わされたら大変だぜ!」
翼「わかってる!」
しかし2人はこうなることを予想しておらず、ギアを纏うのに使うはずの制御薬を持っていなかった。さらに不幸なことに崩れた瓦礫に隠れた女の子(立花響)へノイズの脅威が迫る。
奏「おい!大丈夫か!しっかりしろ!大丈夫!必ず助けるからな!だから!生きることを諦めるな!」
奏はノイズを切り裂いていくが、彼女のガングニールの欠片がかけて少女の胸の心臓に突き刺さってしまう。
そんな緊迫とした状況のなかで奏は立ち上がったあとにある決心をし始める。
奏「翼、悪ぃな?あれ使うわ。」
翼「あれって…まさか、絶唱を使う気なの!」
奏「そうじゃなかったらお前もその子の命もヤバいだろ!」
翼「だけど!」
そう言った瞬間、向こうからエンジン音が聞こえてきた。そして突然、スタジアムの外からバイクが現れる。
翼「ば、バイク!?」
奏「な、なんだアイツ?」
幸太郎「随分と苦戦しているな?それでも戦士か?」
翼「どうして民間人がこんなところにいるの?」
幸太郎SIDE
幸太郎「さて、お仕事の時間だ。」
俺が片手に持っていたドレイクグリップにドレイクゼクターが止まる。それと同時に俺は…
幸太郎「変身!」
HEN-SHIN
仮面ライダードレイク マスクドフォームへと変身。目の前にいるノイズたちを倒していく。しかしあまりの多さに大苦戦していたが…
幸太郎「終わったわけじゃない!」
戦況が不利なことは重々承知していた俺はドレイクゼクターの尾のヒッチスロットルを引っ張る。そして…
幸太郎「キャストオフ!」
CAST OFF!
CHANGE!DRAGONFLY!
ドレイクのライダーフォームへと変身したあとに遠距離に特化した攻撃で次々とノイズを倒していく。
奏「つ、強え…」
翼「……」
幸太郎「まだまだだ…クロックアップ!」
CLOCK UP!
俺は自分以外の時間がほぼ止まっているに等しいクロックアップを使って目にも止まらぬ速さで次々とノイズたちを倒していく。
CLOCK OVER!
奏「の、ノイズが!?」
翼「い、一瞬で消えた!?」
2人の奏者もその場で何が起きたのかも分からずに混乱している。それもそうだ。向こうには俺が何をどうしているか分からないからな?
幸太郎「これで終わりだ…ライダーシューティング!」
RIDER SHOOTING!
俺はドレイクゼクターのゼクターウィングを畳んでシューティングモードに変形させ、ヒッチスロットルを引いてOシグナルからエネルギーがグリップに伝わった状態になったあとにトリガーを引く。
そして銃口から青い光弾を放たれ、それは次々とその場にいたノイズたちを次々と破壊したのだった。
幸太郎「お仕事はおしまいだ。」
変身を解除した俺は再度バイクを召喚してその場から立ち去ろうとする。しかし…
翼「待って!アナタの名前を聞かせて!」
奏「そうだぞ!何も言わねぇーで去るなんて!」
幸太郎「特に言うことはない。だが、これでは注告しておく。」
翼&奏「?」
幸太郎「命を無駄にするな。」
そう言った俺はその場から立ち去るのであった。
翼「青色のヒーロー…彼はいったい…」
次回
・幸太郎とシェム・ハ