戦姫絶唱シンフォギア×BLUE RIDER 〜青配色の仮面ライダー好き男の転生生活〜   作:XIYON

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ではどうぞ。


・仲間は多い方がいい。

シェム・ハを仲間に加えた俺は彼女と共に街を散策していた。

 

シェム・ハ『で、これからどうするのだ?』

 

幸太郎「まずは協力ができる連中を探す。俺の今までの経緯から考えれば一番はSONGが妥当だ。」

 

シェム・ハ「装者どもか。確かにイレギュラーな者たちに対抗するには1人では厳しいからな?」

 

幸太郎「あぁ、だが何処から探したらいいか…」

 

そんなことを考えていた俺だが、あまりの悩み過ぎで前に注意しなくなってしまい、そのままこっちに向かってきた人とぶつかってしまった。

 

幸太郎「痛!?」

 

翼「キャッ!?」

 

幸太郎「痛っいなぁ…なんだよ。誰がぶつかって…」

 

そう言った俺は前を見ると、そこには見覚えのある人物がいた。ロングヘアーとポニーテールを掛け合わせた青い髪に青い瞳…まるで繊細かつ寂しがり屋で心優しい普通の女の子っぽい子が目の前にいた。

 

翼「アナタはあの時の!」

 

そう、この女は風鳴翼。以前のツヴァイ・ウィングのライブで起きたノイズによる襲撃事件で会ったシンフォギア装者だ。

 

幸太郎「アンタは確かこの前の…」

 

翼「風鳴翼よ…アナタは…」

 

幸太郎「氷川幸太郎だ。」

 

翼「あ、あの…この前は助けてくれてありがとう…」

 

幸太郎「あ、いやいいんだ。それにあのことは内密にしたかったから…」

 

翼「あの…もし良かったらなんだけど、SONGに来てくれない?」

 

幸太郎「SONGに?」

 

急なお願いだな…だけど、コイツが期待するような瞳をウルウルさせた表情をしているから断るわけにはいかないな…だけど、あの仮面ライダーの力をどう説明するか…

 

シェム・ハ『幸太郎、ここは彼女に打診してみるのはどうだ?』

 

幸太郎『どうしてだ?』

 

シェム・ハ『彼奴はお前のことを知りたがっている。それはSONGも同じであろう。』

 

幸太郎『彼女にSONGの本部に連れてってほしいって頼むのか?』

 

シェム・ハ『それしか方法はなかろう。何せ、あの背後には風鳴訃堂という男がいるのだろう?』

 

風鳴訃堂…ラスボスではないが、全ての元凶と言われた男だ。コイツは翼の父である八紘の奥さんを寝とって産まれた女だ。アイツは自分の家の血に固執し過ぎてる…早く止めないと大変なことにもなり得るな…

 

幸太郎「そういや、君のお父さんは?」

 

翼「パパなら仕事してるよ?」

 

ん?待て、この剣さっき『パパ』って言わなかったか?

 

翼「私は風鳴八紘の娘だよ。」

 

え?翼はあのジジイが八紘の奥さん寝とって産まれたんじゃないのか?どういう事なの?

 

幸太郎「お前、お爺さんは?」

 

翼「え?私の?……えぇと、私のおじい様はもう死んでいるの。」

 

幸太郎「え!?」

 

翼「どうしてそんなに驚いているの?」

 

いやいやいや!死んでるのは予想外なんだけど!どーして亡くなって成仏してるんだよあの人!護国の鬼の誇りはどうしたんだよ!

 

幸太郎「いや、もう死んでたのは予想外で…」

 

シェム・ハ「(お前、知らないのか?)」

 

幸太郎「(あ、あぁ…ニュースはあまり見ないからな…)」

 

翼「こ、幸太郎?」

 

幸太郎「とりあえず、君の上司に会わせてくれ。それからこっちの事情を話すよ。」

 

翼「わ、分かった…」

 

というわけで俺は翼の案内でSONGに向かうことに…だが、やって来たのは…

 

幸太郎「学校…?」

 

翼「リディアン音楽院。私たちの学校なの。」

 

幸太郎「(そういえば…)」

 

最初の1期は学校の地下に配置されてたな… 日本政府の組織だったこともあって、国外での活動に制限があったけど…今もそうなのか?

 

2期でマリアたちが敵になった時から仮設用の本部として建造された巨大潜水艦になったんだよな…

 

そんなこんなでSONGの司令室に入った。

 

弦十郎「君が氷川幸太郎だね?」

 

幸太郎「はい。あの時は驚かせてしまい申しわけありません。」

 

弦十郎「君があの時に助けてくれなかったら、奏くんが絶唱を使うところだったよ。」

 

幸太郎「ところで、あのお嬢さんは?」

 

弦十郎「立花響くんのことだね?あの子のことだが…」

 

翼「実は彼女、ガングニールを手に入れたみたいで。」

 

幸太郎「それってお前のヤツだよな?」

 

奏「お前って言うな。私は天羽奏だ。」

 

弦十郎「自己紹介が遅れた。このSONGの司令官を務める風鳴弦十郎だ。」

 

翼「私の叔父さんよ。」

 

幸太郎「こちらこそ…」

 

弦十郎「そしてあそこに座っているのはオペレーターの藤尭朔也くんと友里あおいくんだ。」

 

朔也「よろしくお願いします。」

 

あおい「よろしくね?」

 

慎次「小川慎次です。翼さんのマネージャーをやっています。」

 

弦十郎「彼はここのエージェントだ。色々と教えてやってくれ小川。」

 

慎次「はい。」

 

弦十郎「では我々の目的を粗方だが、説明しよう。」

 

ここは聖遺物研究組織「風鳴機関」から発展した日本政府の秘密組織「特異災害対策機動部」の二課だそうだ。

 

ここはどうやらシンフォギア装者の選出、ならびに音楽と生体から得られる様々な実験データの計測も秘密裏に行なっていた施設らしい。

 

翼と奏はシンフォギアの適応者らしく、リディアンでの高校生活を送りながら、あのノイズとかいう連中と戦っているそうだ。

 

ちなみに余談だが、上記の組織が前身に再編成されたのが国連直轄の超常災害対策機動部タスクフォースであるSONG…フルネームは「Squad of Nexus Guardians」だ。

 

だがここ最近、ノイズが出現する頻度が増えているとのことだ。

 

幸太郎「なるほど…通りでここの空気がピリピリしていたんだな…」

 

弦十郎「というわけでだ…君について色々と伝えたい。」

 

幸太郎「そうですね…」

 

シェム・ハ『どう伝えるのだ?まさか、私のことを言うつもりはないだろうな?』

 

幸太郎『バカ言え、お前のことは言わねぇよ。せめて俺が転生者であることぐらいは別にいいだろ?それに悪意ある転生者を捕まえるにはそれなりの味方が必要だろう?』

 

シェム・ハ『うむ…お前が何を考えているかは知らないが、その案は乗ってやろう。』

 

というわけで、俺はシェム・ハのことは伝えずに、俺のここでの出自を話した。

 

弦十郎「ニワカには信じられん…まさか君が別の世界から転生してきた人とは…」

 

幸太郎「俺も初めて知ったときは驚いてたんです。まさか転生することになるだろうだなんて…」

 

翼「でもその女神様はその汚職した神が送った転生者を捕まえるためにアナタをこの世界へ転生させたのよね?」

 

幸太郎「それが俺の主な目的だ。それにアイツらを見つけるにはアナタ方の力も借りたい。」

 

弦十郎「分かった。ならばこちらもできるだけその悪質な連中を探すように努力しよう。朔也、あおいくん。」

 

あおい「はい。さっそく作業に取り掛かります。」

 

朔也「任せてください!」

 

弦十郎「慎次、お前はこの状況を兄貴に伝えてくれるか?」

 

慎次「わかりました。」

 

朔也さんとあおいさんは違法転生者の捜索、慎次さんはお兄さんであるやひろ

 

弦十郎「さて、せっかくなのだが君にあるお願いをしたくてな?」

 

幸太郎「お願い?」

 

翼「ノイズ襲撃時に奏が絶唱して守ろうとした女の子がいるよね?」

 

幸太郎「あぁ、確か名前は…」

 

奏「立花響だな…」

 

幸太郎「アイツがどうかしたのか?」

 

奏「実はアイツ、ガングニールの適合者になっちまったみたいで…」

 

幸太郎「どういうこと?」

 

ガングニールは原作だと奏から響に受け継がれていた。しかしこの世界の響は…

 

幸太郎「ガングニールを手に入れた!?」

 

弦十郎「ある歪みから現れた第3のガングニールと見ていいだろう。」

 

幸太郎「第3のガングニール…」

 

1つは奏が所有しているもの、もう1つは櫻井了子ことフィーネが米国連邦聖遺物研究機関、略称FIS(Federal Institutes of Sacrist)に横流しした2つがあった。

 

適合者は1つが奏とそれを引き継いだ響、F.I.S.に提供されたものはマリアが所有していた。

 

それにプラス3つ目…歪みって言ってたよな?まさかギャラルホルン…グレ響?

 

いや、そんなことはないだろうな…(すっとぼけ&フラグ)

 

幸太郎「ですが、俺でいいんですか?」

 

弦十郎「基本的な戦い方は俺が鍛える。君にはガングニールの槍を使った戦い方を彼女に教えてほしい。」

 

幸太郎「分かりました。」

 

翼「私たちも手を貸すよ。」

 

奏「あぁ、アタシのガングニールとは別のガングニールを手に入れちまったからな?」

 

幸太郎「ありがとう翼。」

 

3つ目のガングニールか…これは色々と頭が痛くなりそうだな…




次回

・幸太郎、響と未来を鍛え上げる。
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