「エリザベス…まさかそんな特技があったとはな…」
〔意外とできるもんだな。〕
エリザベスは今自分を誘拐した男にマッサージをしている。ちなみに脅されたとかではなく、自分からやっているようだ。
「エリザベス、次からは行き先を言ってから出発してくれ。後銀時、疲れたから金くれ。」
「いやオメェらが払うんだよ!ただでさえ家計が火の車だってのにお前らに金払ったら俺ら生きていけねぇから!」
そもそもバイトやら仕事やらに就けばいいだけの話なんだが、そもそもこんな天パを雇う物好きなどいないのである意味正解である。
「ねぇ、何で俺は地の文にも煽られなきゃなんねぇんだよ!」
「銀さんは日頃からの言動を見直してください。」
「まあいい。今回はデータもとれたことだしお暇させてもらう。」
「そういやコイツいたアル。影薄いからすっかり忘れてたネ。」
「おいゴラチャイナ。次会った時お前だけは絶対にしばいてやる。」
『まあまあ一旦落ち着いて…』
敵と味方が喧嘩するのを止めるという謎の光景が見えたところで、
「あ、あの変な人たちいつのまにか去ってるね。」
「あんな奴ら放っといていいですよ。どうせまた会うんでその時になんとかすればいいんで。」
「理解不能です。どうしてまた会うと断定できるのでしょうか。」
「そりゃ簡単だろ。こういう小説はまたああいう黒の組織に会うのがテンプレなんだよ。」
「いやだからメタいんだよ!小説の中にいるやつは大体そういうのは認識してないから!」
「まあそれを認識できるのが銀魂だからな。」
『にしてもメタ発言は控えた方がいいと思いますが…』
メタ発言の会話が多すぎるな…もうそろ次の場面に行きましょうか。
てことで帰り道。
「おいヅラ。金は払えよ。」
「ヅラじゃない、桂だ!後、金は払うに決まっている。わざわざ聞く必要あるか?」
「さっき俺がお前に払えとか言ってたから聞いたんだろうが!」
〔過ぎたことはどうでもいいだろう?〕
「ったくよぉ。」
とそんな他愛のない会話をしていたらいつのまにかついていたようだ。
「それではここで私は帰らせてもらう。」
〔またスタンバイしとくからな〜〕
「ってあれスタンバイしてたのかよォォォォォォォォ!」
「まあいいだ…ってオイ!ヅラ!早く金払え!」
「逃げるんだよォ!スモーキーーーーーッ!」
「逃げるな卑怯者!!逃げるなァ!」
あれぇどっかに竈門とジョセフがいた気がするんだけどなぁ?まあいいや。
ヅラが金を払わずに逃げたところで万事屋は中に入った。
「あいつ絶対次あったら倍の金要求してやる!」
これには私も同情します。
「お前に同情されても何にもならねぇよ!」
酷くね?
「そんなことは後で考えましょう。」
「何がそんなことじゃこのロボット!このままじゃ食費がヤベェんだよ!」
『そこまで金がないことあります?』
「ただでさえ依頼が入ってこないのにこの
「一番はお前の食費だろうが!!どんだけ大変だと思ってんだよコノヤロー!」
「一旦落ち着いて!今日はボクが料理当番だから、余ってる食材で何かしら作るから!」
結局落ち着くのには5分かかりました。
「テトたち、料理作っといてくれ。俺は…」
銀時は押入れを開ける。そこには
「あらぁ、銀様。気づいてくれるなんて嬉しいわ。やっぱり銀様と私は赤い糸で…」
と言いかけたその時。
「お前はさっさと帰れぇ!」
そういい、銀時はさっき現れた変質者に対して木刀を叩きつける。
「ひゃあああああああ!」
「お前は2度とくるなドMがぁ!」
「…」
これには流石にテトたちの手も止まった。
「テトさん。マスター。今の変質者は一体何だったんでしょうか。」
『私にもわからん。』
「ボクも若干どころかかなり引いたよ…」
「テトさんたち…この世界はこういう世界なんです。難しいかもしれませんが頑張って慣れてください。」
『なんかここで常識人ぶるのはできない気がする。』
今までマスターは常識人ぶろうとしていたが、あれを見て無理だと悟ってしまった。
「とりあえず夕飯を作りましょうか。」
「そ、そうだね!」
(次からはすぐあの人は追い出そう。)
マスターは
あの出来事から20分後…
「少し時間かかっちゃったけど何とかできたよ!」
「キター!飯が来たアル!」
「おい神楽。今回は余り物だけで作ってるからそこまで多くねぇよ。」
「仕方ないネ。」
「それでは食べましょうか。」
「「「「「『いただきます!』」」」」」
そうして夕飯を食べ始めた。
「あ」
「新八さん。どうしましたか?」
「定春にご飯あげるの忘れてた!」
「定春?」
「ここにいるペットですよ。」
「ここにペットなんていたんだね!」
「まあかなり食べるから神楽ちゃんと定春の食費で圧迫されてるんだけどね…」
『色々大変ですね…』
万事屋の経済状況に流石にマスターも同情していた。
「あ!いた!」
新八が定春を見つけて、そこに向かうと、
「…助けて…新八。」
定春に頭を噛まれて血を流している銀時がいた。
「銀さん!?」
「わかりました!今助けますから!」
『…定春って人をよく噛む犬だね。後思ってた10倍以上でかいし。』
「そうですね。まさかこんなに大きいとは思ってもいませんでした。」
何故か冷静になっているレイとマスターは銀時を助けるために動くのであった。
………もうこんだけあったら3000文字突破しなくてもいいかな?
「良いわけないネ。後1000文字ぐらいは頑張るアル。」
どこが『ぐらい』だよ!1000文字も書けるわけねぇだろ!
「まあ作者のことだしな。地の文も全然入れれてないし。」
お前は定春に噛まれてただろ!何故お前はこの場にいるんだ!
「いや新八と他3人に助けてもらったから今ここに立ってんだろうが。」
そんな早いことあるか?後サラッと俺のことdisってたよな!
閑話休題。銀時が助けてもらった後に、今日2回目であるあの男がまた来た。
「待たせたな!銀時!」
「よくも金払わずに逃げたなヅラァ!」
「ヅラじゃない、桂だ!後逃げてはない!金を持ってくるのを忘れたから取りに帰っただけだ!」
「最初っから用意しとけやァァァァァァ!」
新八のツッコミが今日も終わりかけだというのに炸裂した。近所迷惑なのでやめてほしいところだ。
「お前が書かなかったら良いだけのことだろォォォォ!」
「ダメガネ、ちょっとうるさい。」
「話進まないからちょっと黙ってね!」
『近所迷惑なんで少しやめてほしいです…』
「今のツッコミで聴覚センサーがエラーを起こしました。強制シャットダウンします。」
「こっから全員に責められることある?」
実際にはレイは責めているつもりなど微塵もないのだが、まあほぼ一緒である。
「話を戻すぞ。銀時、私は金は払うつもりだったが逃げたと錯覚させてしまった。お詫びとして少し多めに渡しておく。」
「まあ払ってくれるなら別に良いんだがな。」
銀時が言い終わると桂がお金を置く。その後、
「いた!攘夷志士だ!」
真選組がやってきた。
「それでは私は帰らせてもらう。」
「おい!あいつはどこに行った!」
『…何故真選組と桂さんはあんなに仲が悪いんですか?』
「仲が悪いどころじゃないアル。」
「桂さんは指名手配犯ですからね。全くそうは見えませんけど。」
「本当にね。」
会話が終わった後、マスターはふと空を見た。空は星と月の明かりで白く照らされていた。
「マスター!もう寝るよー!」
『あ、うん!わかったよー!』
今日起きたことはまた明日整理しようと考えながら、明日からの仕事がどうなるか楽しみだと思い、少し笑みが溢れる。
「?マスター、どうかした?」
『いいや、何でもない。』
早く明日が来てほしいなと思うマスターであった。
…っしゃ!3000文字突破!