三日月(ちっ...痛いな。流石に迫撃砲は体にくる...でもこんなに爆発するっけ?」
三日月は何が起きたか理解が追いつかなかった。辺りに煙が立ちこんでいる、三日月は周りが見えずどうなっているのかがわからなかった。ただ、少なくともここが壊れたのはわかった。しばらくすると視界が晴れてきて、状況が見えるようになってきた
三日月「大将、大丈夫?怪我はない?」
柴大将「ああ、私は大丈夫だよ。ただ、ちょっと怪我をしたくらいで。それより三日月の方だ!」
三日月「俺は大丈夫って、それより大将血が出てるじゃん。包帯あるっけ。」
アル「ちょ、ちょっとなんでそんなに冷静なのよ!一番やばいのはあなたでしょ!」
三日月「何で?俺は別に...ん?」
三日月が自分の体全体を見ると真っ赤な液体が大量に付着していた。
三日月「別に痛くないし、大丈夫だよ。....それとこの赤色の液体だけどさ...」
柴大将「早く治療をしなければ!」
三日月「えっと...これ血じゃないよ」
「「「へっ!?」」」
その場にいる全員が固まる。
アル「いやいやおかしいでしょう!現に体にこんなにもベッタリくっついているし!」
柴大将「そうだぞ!三日月、いくら何でもそれは....あ」
三日月「大将はわかったでしょ、だって大将が作ったやつだからさ。」
アル「え?どう言うことなの?」
柴大将「...そうえば前に三日月に頼まれたトマトの汁の鍋を置いてたんだ」
三日月「うん、それが砲弾で吹っ飛んで俺にかかったってわけ。」
そう言って三日月は自分の体についている汁を指につけ、口に入れた。」
三日月「うん、さすがは大将、美味しいよ。あ、お金はこんど払うよ」
柴大将「あ、ああ...」
マイペースな三日月に困惑しながらも頷く大将。とそれを見て固まっている便利屋68の4人。破壊された店に変な空気が漂う。
三日月「とりあえず俺は大将を安全なところに連れていくから。アル達はそこで待ってて。大将、行こう。」
柴大将「あ、ああ...」
そう言って三日月は柴大将を連れて行った。
しばらくして、三日月は元ラーメン屋の近くまで戻ってきた。
三日月「すごいな、これ。周りも吹っ飛んでいる。...とりあえず服でも脱ぐか。」
そう言って三日月が服を脱ごうと、声が聞こえてきた。
セリカ「あんた達...!よくもこんな酷いことを!!」
シロコ「...」
ノノミ「......」
先生「....君たち、これはどう言うことかな?」
セリカ「あんた達、許さない。よくも柴席ラーメンを!!ぜったいに許さないから!!」
アル「ちょっとまって!?わ、私じゃないわよ!?」
セリカ「言い訳無用!!」
セリカがアルに攻撃しようとする。それを三日月は止めるために声をかける。
三日月「セリカ、ストップ。」
セリカ「えっ?三日月先輩?なんでここ...に...」
三日月「どうしたの?」
セリカが三日月を見て言葉を詰まらす。ノノミやシロコ、先生は目を大きく開いて口を開けている。数秒経った頃、先生が三日月に近づき、体のいたるところを触る
先生「三日月大丈夫!?早く早く止血しないと...!」
三日月「...先生?」
先生「三日月ぃ!死なないで!お願いだから!」
先生が涙を流しながらそう言う。三日月は困惑している。
三日月「俺は大丈夫だから。落ち着こうよ。」
先生「だって血が!!」
三日月「血?...ああ、これか。これは...」
セリカ「動かないで!!救急車...救急車っっ!」
三日月「セリカストップ」
セリカが救急車を呼ぼうとするのですぐに止める。
セリカ「三日月先輩!?何で止めるんですか!?」
三日月「いや...これトマト味の汁がかかっただけだから、血じゃないよ。」
「「「「....えっ!?」」」」
先生達が驚く。まあ無理はない、だって知り合いが血で染まっているように見えていて、それの正体がトマトの汁だったら。
先生「...えっと、血じゃないなら...良かっ....た?」
シロコ「ん、怪我がなくて良かった。」
その時、アヤネの通信があたりに響いた。
アヤネ『先生!!前方から部隊がきます!!あれは...ゲヘナの風紀委員会!?どうしてここに...?』
アル「ええっ!?風紀委員会が来るの!?」
三日月「アヤネ、それは本当なの?」
アヤネ『三日月先輩....はい、あれはゲヘナの風紀委員会で間違いないです』
三日月「そうか...なら」
先生「三日月?」
三日月「俺は大将にいろいろと世話になった。だから俺はこの店を壊した奴が俺の仲間だとしても、ケジメをつけてもらうよ」
そう言って三日月はソードメイスを手に持つ。
三日月「先生。指揮をお願いできる?」
先生「う、うん。わかった。」
三日月「じゃあ...やろうか。」
三日月はそう言い、目の前の風紀委員会に突っ込んで行った。
side イオリ
私は今、アビドスの街に来ている。目標はある店にいるらしい便利屋68だ。私達は牽制としてそこに迫撃砲を撃った。本当だったらミカに突っ込んでもらい、その後すぐに部隊が突撃する予定だったのだが、ミカの連絡が取れず、ミカなしですることとなった。
イオリ「はぁ...アコちゃんは[ミカとの連絡が取れない!!]ってブリブリ怒って面倒だったし、ミカは連絡取れないしでなんなんだよ。てかミカはどこに行っているんだ?あいつ、何をしてるんだろ。(私とは全く遊んだりしないのに、一人の時はこれだ...)
イオリが部隊の皆に聞こえないぐらいの声で呟く。
風紀モブ1「まあ三日月先輩はマイペースですからね。」
風紀モブ2「まあそのマイペースさが良いんんだけどね。」
部隊の皆がそう談笑している時、チナツが変なことを言った。
チナツ「...?何か飛んできます....弾ではないですね?」
イオリ「..確かに何か飛んできているな、ただ。ここからではよくわからない。」
チナツ「何でしょうね?」
イオリ「ん...?あれは...ってこっちに飛んでくる!?皆、下がれ!!」
バコォォン!!
あたりに大きな音が響き、砂埃が沸く。
イオリ「くっ、何が起きたんだ!?」
チナツ「...あの武器は!?」
イオリ「まさか...何でこれが降ってくるの?」
イオリ達が前をみると、ソードメイスが刺さっていた。
すると突然、ある声が砂埃から聞こえてきた。
?「ねえ、あの店を破壊したのは皆んなであってるよね?」
イオリ「この声...ミカ?」
三日月「あの店さ、よくお世話になってたんだよ。皆んな、あの店を壊したケジメはつけて貰うよ。」
そう言って砂埃から出てきたのは血に濡れた悪魔のような姿の三日月であった。
見てくれてありがとうございます。
しばらく投稿してなくて申し訳ありません。これからもこの小説は続けるつもりなので気軽に見てくれると嬉しいです。
誤字脱字などがあれば報告してくださると助かります。
ではまた
次使う武器
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ツインメイス
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太刀
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クロー