主人公が人間(人型)じゃない超かぐや姫!の二次創作ねぇなぁ。
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まぁ、『ツクヨミ』ログインできないししゃあないかぁ。
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そう言えばポケモンって『パソコン』を介して電子化しとるなぁ。
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ぽこぽけのギャルフシギダネ概念えぇよなぁ。
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せや、ギャルフシギダネを超かぐや姫!世界にぶちこんだろ。月人って翻訳機能持ってるらしいし余裕やろ。 ←今ここ
見切り発車の投稿。残弾もないので、余程のことがない限り続かないです。
フシギダネの寿命?まぁ、邪神が何とかしてるんじゃないですか?
「いろは~っ……やちよ~っ、コノハ~っ、どこにいるの~?」
今は昔、光るウミウシ一つありけり。名をば『かぐや』となむ言いける。遡ること――いや、時を進めること八千年後の世界にて、月で社畜のようにバリバリと仕事をしていたかぐや。仕事を続けること数十年。何とか仕事を終わらせて引き継ぎも済ませた彼女は、とある少女と会うために二度目となる月から地球への弾丸ツアーへと勇み足で旅立ちました。
しかし、もうすぐ地球へと辿り着くと言ったところで、宇宙を漂っていた隕石に運悪く衝突。少女との時間を取り戻す為に取り付けた時間遡行アルゴリズムが異常な動作を行い、目的の2030年よりも遠く遠く昔の
しかもしかも、墜落したのは古代の海辺で人間に発見して助けて貰うのはもはや絶望的。かぐやは今が何年で何処にいるのかも分からないまま砂浜で、あるかも分からない膝を抱えてただただ時間が過ぎるのを待っていました。
ただ、一つ幸運なことがあるとすれば、それは彼女の従者でおる犬DOGEがいたお陰で孤独ではなかったことと、そんな犬DOGEがウミウシの姿に擬態することで犬DOGEを通して外の世界を見ることができることでした。
「ヤチヨ、どっかにいるんでしょ……助けてよ……」
ウミウシの身体で沈み行く太陽と昇り始める月、またはその反対を繰り返し繰り返し眺めながら、宇宙船――『もと光る竹』から離れすぎない程度にあっちこっち散策を続ける。その過程でとある少年との出会いと別れを通して、希望と初めての絶望を知る。
人間とかぐやとでは時間の流れが違う。これから少女――酒寄彩葉と再会するまでに辿る果てしないほどの時間と、その道程でどれだけの
だが、古来――少し未来から『捨てる神あれば拾う神あり』とも言われる通り、そんなかぐやにも救いがあった。
――ポコン
その音は、かぐやがいつも通り波打ち際でさざ波の音を聴きながら、ありもしない膝を抱えて空を眺めていた時に突如彼女の耳に届いた。石でも枝でも生き物でもない、今まで聞いたことのない独特な音だった。
「!?今の何の音ッ!?」
かぐやは慌てて犬DOGEが宿るウミウシの身体を動かして音の発生源を探す。半径10メートルほど浜辺を歩き回る――見つからない。海の中――見つからない。そして、波打ち際の浜辺から少し離れた草むらの中にそれはあった。
「何これ、ボール?……ッ!ボタンがある!」
それは、赤と白のツートーンのカラーリングが特徴的な人間の手のひらで収まりそうな程のボール。そして、そのボールには赤と白の境目に黒のラインが入っていて、押してくださいと言わんばかりに強調されている白いボタンが中央に堂々と配置されていた。かぐやが二度目の地球で
「ごくっ……このボタン、押したいッ……!」
かぐやの興味はボールからポツッと飛び出た
――ブルッブルッ
「ぬおわぁっ!?なんか動いた!?」
ボールが突然ぐるぐるとその場で揺れる。突然の出来事にかぐやは飛び退いた。余りにも驚いたからか、ウミウシの背中から威嚇用の二本の突起がニョキっと生えた。
――ピョンピョンッ
「うお、今度は跳び跳ねた。なんなんだこのボール」
今度は自身の存在を回りに示すかのように二度三度とその場で跳ねるボール。かぐやはそんなボールに警戒心を剥き出しにしつつも離れることはせずにジッと観察を続けた。
「…………落ち着いた?もう動かないのかな」
しかし、ボールは最後に跳ねてから10分程経っても特に新しい動きも見せなかった。
「……やっぱり押さない方がいいよなー。…………でも、気になっちゃうしー。……押す?押しちゃう?…………こんなおもしろそーなものもう押すしかないじゃーん!」
かぐやの脳内で想い人が『このバカッ!絶対に触っちゃダメッ!』と言っているにも関わらず、いきなり動き出す珍妙なボールに興味が止まらなかった。自身と然して変わらない大きさのボールに近づいたかぐやはゆっくりとウミウシの触腕を伸ばした。そして、
――カチッ
ボタンを押し込み、ボールからそんな音が鳴り、ポカンと軽快な音と共にボールが開いた。ボールが開くと同時に青白い光がボールの中から一斉に飛び出し、少し離れた場所で一塊に集まる。
「え?お?……おおっ!なにこれスゲーっ!」
かぐやは初めて見る光景に驚きながらも興奮を隠しきれない口調で叫ぶ。
彼女がこれ以上の驚きと喜びによって叫ぶことになるまで、あと5秒。
『
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ソレは外の世界に出るまでの短いようで長い時間の中で夢想する。
『ウチ、○○って言うの!これからよろしくね!フシギダネ!』
大切なヒトとの出会いを。
『やった!勝ったよフシギダネ!やっぱ、ウチらが最強で一番の
大切なヒトと分かち合った喜びを。
『フシギダネってただ呼ぶんじゃ仲良しって感じしないよねー。うーん、あ、そうだ!■■■!これからフシギダネのこと■■■って呼ぶのはどう?かわいー名前じゃない?だよねー!これからもよろしくね!■■■』
大切なヒトから貰った今は思い出すことのできない
『ねー、見てみてー■■■!これ、花冠!かわいいでしょー!■■■も一緒に作ろー?』
『これ、ウチらで今流行ってるの。指ハートって言うんだよー。……わ、■■■ってばツルでハート作ってんの?あはッ、超かわいいじゃん!』
大切なヒトと過ごした暖かくて優しい気持ちになれる思い出を。
『ごめんね、■■■。ウチ、凄く遠くに行かないといけないの。……うん、■■■は連れていけないみたい。ごめん、本当にごめんね■■■』
そして、今生の別れと――
『絶対、絶対迎えに行くから。だから、だから無事でいてね、■■■。ツルだして、指切りしよ?』
――叶うことのない約束を。
――――――――――――――――
「な、なんか出てきた!?」
かぐやがボール――モンスターボールを開けると同時に飛び出した青白い光は一つの生物の形を作り出して消えた。光が消えた後にはカエルのようで恐竜のような不思議な四足歩行をした緑色の体色に濃い緑色の斑模様を持ったナマモノがいた。ナマモノの背中には大きな植物の種子が乗っかっている。
明らかにモンスターボールよりも大きな身体を持つナマモノ――フシギダネが現れたことでかぐやはビクッと身体を震わせて驚く。ぼんやりと空を眺めていたフシギダネはそんなかぐやの声に気付いたのかかぐやの方へ身体を向ける。
「
「初めましてー!ここはねー、かぐやにも分かんない!」
フシギダネはかぐやへ向けて挨拶と共にここが何処かを鳴き声と共に訪ねる。それを、電子生命体特有の翻訳機能で読み取って返事を返すかぐや。
「…………って!?こ、コノハっ?コノハでしょ!?わたしだよ!かぐやだよ!」
返事を返したはいいものの、かぐやはフシギダネに見覚えがあったのか、驚きながらも喜色満面な様子でフシギダネへと問い掛けた。
「
しかし、当然ながらコノハと言う名前にもかぐやについても全く記憶にないフシギダネは不思議そうに頭の上にハテナを浮かべながらかぐやへと返した。
「……そっか、そうだよね。時間遡行アルゴリズムが壊れてるんだもん。ここはかぐやが知ってる時代よりも過去なんだね」
そんなフシギダネの様子に少しショックを受けた様子を見せながらかぐやは小さなことで呟く。月の住人であるかぐやはショックを受けつつも脳裏で思考を回し、自分が過去にいることを仮定付けた。何せ、こんな珍妙なナマモノが他に沢山いるのだとしたら、もっと
「
思考に耽るかぐやを見て心配したフシギダネが声を掛けた。その声で現実に戻ったかぐやは慌てて言葉を返す。
「ごめんごめん!ちょっと人違いだったみたい!アナタの名前を教えて欲しいな!」
「
かぐやの名前を聞く言葉にフシギダネはこう言った。
「
邪神「私が拾う神アルねぇ」