箸休め程度に挟みました。
次回はピノコニーラスト兼彼の合流回です。
ノリと勢いで書きました。
ピノコニーに舞い降り、装いを変えた最強は悪夢に巨大な爪痕を残す。
いかなる状況に陥ようとも、血を浴びた鬼神の拳が衰えることはない。
最強だから善行を成すのか、善行を成すから最強なのか。
天上天下唯我独尊たる力を持ち得ながら、他者への献身に身を捧げる英雄はただひたすらに己が信じた道を歩む……
今回のイッテ星穹では泡沫の肉体を手に入れた開拓の仲間「虎杖・逆夢」について迫っていこう。
と、いうわけで今回のゲストな、ん、だ、が……
「あら、どうかなさいましたか、フクロウさん」
気のせいだよな?
私の眼にはあの永火官邸のコンスタンスがいらっしゃる気がするのだが……
「ええ、気のせいですわね。私はただの『ダリア』。今回はお兄様のご紹介ということで関係者として出演させていただいたのです。出演者の欄にしっかりと私の名前が記載されていたのを覚えていらっしゃらないのですか?」
あ、あれ?
そうかな?そうかも?そうだったけ?
どれどれ……あらまほんとだ。
た、大変失礼いたしました。
虎杖さんに妹がいるって情報は聞いたことがないのだが……最近働き詰めで疲れてるのかもなぁ。
とりあえず気を取り直して!
虎杖・逆夢は虚無の運命を歩む虚数属性のキャラクターで敵に多数のデバフを付与するのが特徴だ。
「あら、虚無ですか。うふふ……偶然にも私と一致していらっしゃるのですね」
「記憶」の力で再現された肉体は呪いの力は持つことができなかった。
だがそこに呪力を宿した「調和」が加わることで彼はわずかにながら力を取り戻すことに成功したんだ。
通常攻撃では指定した敵単体に虚数属性ダメージを与え、「百斂」を1獲得する。
記憶域ミームの肉体を血液の装甲で覆ったその腕力は敵を一撃で粉砕してしまうほどの威力が込められている。
彼を前にして立つことが許されるのは歴戦の猛者だけだ。
「戦闘中の短時間でこれほど高密度の圧縮を可能にするのは流石の練度ですね」
戦闘スキルでは指定した敵単体に虚数弱点を付与し、虚数属性ダメージを与える。
この際、彼は自身に全属性耐性貫通も得ることができ、さらに追加で「百斂」を三つ獲得することができるぞ。
追加能力「赫鱗躍動・載」を獲得後、敵の弱点撃破時に行動順が繰り上げられる他、相手は特殊な禁錮状態「赤縛」になり、味方が「赤縛」状態の敵に攻撃した際、いくつかの超撃破ダメージを与えることができるようになる。
「穿血」……血液というよりもはやレーザービームみたいだな。
あんなにギュインギュインという鉄を簡単に切り裂けそうな恐ろしい音を手から発してるなんて誰も思わないだろう。
それだけ彼が自身の術式に向き合い鍛錬を欠かさず行い続けた証拠だとも言えるな!
そして必殺技の「領域展開」は敵全体の靱性を無視し均等にダメージを与え、「百斂」を五つ獲得できる。
必殺技使用後、彼は追加ターンを獲得し、すぐさま攻撃に移れるぞ。
相変わらず凄まじい外観だが……なんか前回とすこし雰囲気が違うような……
「お兄様が領域に付与した術式が『御厨子』ではなく『赤血操術』だからですね。たとえ異なる術式であろうとも神業であることには相違ありませんよ」
さすが虎杖さん!
いつ、どこで、たとえいかなる状況になっても焦らず驕らず千差万別の手法で敵を討ち倒す。その姿勢が、彼を最強にまで押し上げたに違いない!
さて「虎杖・逆夢」の戦闘スキルおよび必殺技は以上のように紹介したが、彼の真価はもちろんこれだけじゃない。
それこそ、彼が持つ天賦:超新星だ。
彼は敵、もしくは味方を含めたターンが合計3つ経過した時、天賦「超新星」を発動する。この効果は自分が所有しいている「百斂」が多ければ多いほど威力が増していく仕組みだ。
軌跡「呪胎九相図」を解放後、彼は戦闘スキル、必殺技、および天賦を発動させた時、命中させた敵に対して特殊なデバフ状態を与える。
この時、敵は被ダメージ増加および削れる弱点撃破の割合が上昇し、弱点撃破された場合先ほどの追加能力「赫鱗躍動・載」とも組み合わせることができれば彼の行動順はまるで鰻登りのように上がっていくぞ!
ただ、「超新星」を2回発動した後、「百斂」のストックはゼロになるから注意するように。
秘技を発動後、敵全体にダメージを与え「百斂」のスタックを貯めた状態で戦闘に入ることができる。
「相手に休ませる暇もなく一方的に攻撃する。なんと冷徹で合理的な戦い方。さすがはお父様も認めたお方です」
お、お父様?
ちなみに、それはどこのどなたで……?
「失礼、こちらの話です」
そうか……い、いやっ、ならいいんだ。ハハハ……
そして「虎杖・逆夢」の強みはもう一つある。
軌跡「反転術式」を開放後、一定量のHPを消費した味方に対し、消費した分のHPをそのまま回復することができる。
この効果は「虎杖・逆夢」のターンが回ってくるたびに一度だけ使用が可能だ。
「敵への妨害、壊滅だけでなく、味方の援護まで?ああ、なんて優しい人……思わず激ってしまいます」
じ、実にいい笑顔だなぁ……
コホンッ。それではまとめていこう。
「虎杖・逆夢」は敵に高頻度のデバフを与える弱点撃破主軸のアタッカーだ。
戦闘スキル「穿血」で指定した敵単体の弱点を破壊し、即時行動!
眼下に広がる有象無象を薙ぎ倒し、獲得した「百斂」とターン経過によって発動する「超新星」が牙をむく。
血の跳弾は相手が行動する隙を与えることなく、次々に相手を「赤縛」で抑えるつけ、「赤縛」状態にした敵に超撃破ダメージを与えると同時に大量のデバフを与え、味方への支援も並行して行うんだ。
どれほどの危機が訪れようとも決して仲間を見捨てず、「反転術式」で即時回復。
そして、最終奥義「領域展開」を使用し、敵全体を息を吐かせる暇もなく殲滅するだろう。
姿形が変われど、その強さにいっぺんの曇りなし!
「素晴らしい解説でしたね。フクロウさんの弁舌によって皆さんにもお兄様の強さが十二分に伝わったと思いますよ」
そ、そうか?
でへへっ。いや〜、妹さんにそう言われると照れちゃうな〜
ん?
本社から連絡が来てた。
しまったな、番組が始める前に確認するのをすっかり忘れてた。
どれどれ……
『今回の番組はゲストがいないから、一人でどうにかしろ。それと、局内に一名侵入者が入り込んでいる可能性あり。十分注意せよ。容疑者は「記憶」の力を使う焼却人である。etc、etc……』
…………ェ?
「うふふ、ようやく思い出せましたか?」
あーーーーー!!
や、やっぱり、永火官邸のアナイアレイトギャングじゃないか!?
どうりで収録中、目眩がひどいと思ったんだ。
カンパニーのセキュリティ対策は一体どうなってるんだ!?
そもそも、犯罪者が侵入してるなら意地でも番組を中止するべきだろう!?
もうゲストに指名手配犯は懲り懲りだーーーーーー!!
名前:虎杖・逆夢
運命:虚無
属性:虚数
通常攻撃「凝血」:指定した敵単体に虎杖・逆夢の攻撃力80%の虚数属性攻撃を与える。「百斂」を1獲得する。
戦闘スキル「穿血」:指定した敵単体に虎杖・逆夢の攻撃力150%の虚数属性ダメージを与え、同時に弱点撃破効率+30%。自身に全属性耐性貫通を付与し、「百斂」を3つ獲得する。
必殺技「領域展開」:敵全体に虎杖・逆夢の攻撃力250%の虚数属性ダメージを等しく与える。虚数属性の弱点を持たない敵に対しても本来の削靭値100%分の靭性を削ることができる。必殺技使用後、即時ターン及び「百斂」を5つ獲得。
天賦「超新星」:敵味方を含めた合計3ターンが経過するたびに、ランダムな敵単体に200%の虚数属性ダメージ、隣接する敵に120%の虚数属性ダメージを与える。「百斂」のスタック一つにつき、与ダメージ+5.5%。このスタックは虎杖・逆夢のターンが2つ経過するたびに0に戻る。
秘技「血星磊」:敵全体に虚数属性ダメージを与え、「百斂」を5つ獲得。
追加能力「赫鱗躍動・載」:敵の弱点撃破時に虎杖・逆夢の速度上昇。弱点撃破状態の敵に「赤縛」を付与し、付与した敵の防御力15%低下。虎杖・逆夢を含めた味方が「赤縛」状態の敵を攻撃した際、そのキャラの撃破特攻に応じた超撃破ダメージを与える。
「呪胎九相図」:虎杖・逆夢が戦闘スキル・必殺技・天賦の使用時、敵に「毒酔」を付与。「毒酔」状態の敵は被ダメージ+30%、被弱点撃破効率が+35%。になる。
「反転術式」:チーム内のキャラクターのHPがそのキャラの20%を下回る攻撃を受けた際、一度だけそのダメージ量分の回復を行う。この効果は虎杖・逆夢のターンが回ってくるたびに一度だけ使用可能。ただし攻撃を喰らった味方のHPが0になった場合、この追加能力は発動しない。
ボイス
待機ボイス
初対面:と、いうわけで夢の中限定でこの身体だから、そこんとこよろしく。
挨拶:この服?ああ、学生時代のやつだよ。正直、この歳になって着るようなもんじゃねーんだけどな。でも懐かしいよ。
お別れ:この肉体はあくまで夢の中限定らしい。ま、束の間の自由を楽しむとするさ。
自分について・記憶域ミーム:ぶっちゃけ、まだ俺そこらへんよく分かってないんよね。ただ、まあ、人々の思い出によって形作られるモノってなんか浪漫があるよな。
自分について・兄弟:俺には兄貴がいたんだ。と言っても、一緒にいた時間はそこまで長いわけじゃなかったけどな。だが…………やっぱり俺はアイツに会えてよかったって、今でもそう思ってる。
世間話・ピノコニー:いやぁ、俺の時代はさ。やっぱ観光地とか遊園地って言える場所はあったけど、星一つがでっかいテーマパークってのは聞いたことも見たこともなかったんだよ。正直、だいぶ楽しんでる。
世間話・スラーダ:これさ、まじでうんまいの。喉の奥がさっぱりするっていうか、飲むと思わずプハーって言いたくなっちゃう爽快感みたいなのがあるんだよ。
趣味:ピノコニーにもパチ屋とか出来ねぇかなぁ。
悩み事:この身体の不便なところは思った以上に脆いところかな。昔とかオマエの頑丈な身体を意識しちまうから加減を間違えやすいんだよ。
シェア:ピノコニーはめちゃくちゃいい場所だ。それは断言できる。だが夢っていうのはずっといつまでも見ていられるもんじゃない。いつか訪れる現実を俺たちは忘れちゃいけないんだ。
見聞:どれほど素晴らしい理想があり、それに殉じようとしても俺は止めないよ。ただ、思ったよりも一人ってのはちょびっと寂しいもんだ。
開拓者について:いやぁ、やっぱこう見てみると顔いいんだよな……え?空前絶後の美少女?ちょっと何言ってるのかよくわからない。
黄泉:暗闇ってのは怖いよな。でもそんな闇も人を助けることはできる。あんなに消耗しきった魂を持ってなお、人の良さが滲み出ているのには敬意を覚える。
アベンチュリンについて:アイツ、おかしいんだよ!まじで!俺の隣で回してる時のスロの目が毎回毎回大当たり引いてんの!もしかしてカンパニーの権限とやらで改造してんじゃね……?
花火について:まあだいぶクソガキだけど、その行動は一貫しててわかりやすい。思ったよりもマジメなんだよ、アイツ。いい加減、俺んことを「小指ちゃん」って呼ぶのはやめてほしいんだけどな。
ブラックスワンについて:なんだかんだ言って、アイツが最初から味方で良かったよ。いろんな意味で。
ホタルについて:俺がアイツを気に掛ける理由?特にないさ。強いていうなら、たまたまそこにいた若いのがオマエらだっただけさ。
ロビンについて:ほんといい子なんだよなぁ。顔も美人だし、所作とか歌声とかもすごいんだけどさ。やっぱ、一番印象に残ったのは精神性というかメンタルだったな。
サンデー:どこまでいっても生真面目すぎるというかなんというか……。やったことを否定する気も擁護する気もない。アイツにとって足りなかったのは、駄弁れたり愚痴れたりできる友達だよ。でも……多分、もう大丈夫だ。
ダリア:あーーー、うん…………うん。とりあえず、妹って言ったことは無しにしていい?ダメ?
星魂覚醒:なんとかなりそうだな。
キャラクター昇格:少し……精度を上げるか。
レベルMAX:うーん、とりあえず10%程度か。いや、問題ない。
軌跡覚醒:やっぱ自分自身の肉体ってのも悪くないな。
パーティ編成・開拓者:合わせられるか?
パーティ編成・黄泉:俺の出番は要らなそうだ。
パーティ編成・アベンチュリン:これ終わったら一旦、回しに行かん?
パーティ編成・花火:あんまやりすぎんなよー。
パーティ編成・ブラックスワン:この身体が壊れちまったらよろしく。
パーティ編成・ホタル:無理しすぎるなよ。オマエだけの体じゃないんだから。
パーティ編成・ロビン:こっちは気にすんな。思う存分、歌ってくれ。
パーティ編成・???:???
パーティ編成・ダリア:背中は任せるけど、あんま大声でお兄様、お兄様言わないでくれ。頼むから。
戦闘ボイス
戦闘開始・弱点撃破:さて、と。
戦闘開始・危険予知:来るぞ。
ターン1:手早く終わらせるぞ。
ターン2:もっと速くしていいか?
戦闘待機:おーい。
通常攻撃:ふん。
戦闘スキル:穿血
攻撃を受ける:…………
重撃を受ける:ちっ。
必殺技・アクティブ:あーあ、言わんこっちゃない。言ってねぇけど。
必殺技・発動:領域展開
天賦:超新星
戦闘不能:あとは任せた。
戦闘に戻る:状況は?
追加能力発動:死なせない。
HP回復:サンキュー
秘技:少し痛いぞ。
戦闘勝利:ふぅ、ちょっとやりすぎたかな。
戦利品を開ける:宝探しって懐かしいよな。
貴重な戦利品を開ける:これ結構いいんじゃない。
謎解きに成功:俺の脳みそもまだまだ現役ってこった。
敵ターゲット発見:いけるな?
町に戻る:よし、スラーダでも飲みに行こうぜ。
虎杖悠仁について
黄泉:今の私には朧げではっきりとしないが、彼ほど善良な人間にはあまり出会えたことがないような気がするんだ。……どれほど永い帳の中でも輝く星は必ずある。
アベンチュリン:僕がなぜ彼を「隣人」と呼ぶのか、だって?それはもちろん、手の届かないヒーローのような存在じゃあなく、自分の助けたい存在を必ず助けてくれる近しい存在だからに決まってるじゃないか。
花火:自由にその力を奮えるくせに、人の体の中でずっと隠居してるつまんない人間……って最初は思ってたんだけどぉ……小指ちゃんは正真正銘のイカれた人間だよ!
ブラックスワン:彼の「記憶」を見たいっていうのは確かに興味本位でもあるわ。けれど、別の考えもある。誰かのためにその身を粉にして献身し続けたその人生を覚えている人がいないっていうのはあまりにも残酷でしょう?
ホタル:彼には返しても返しきれないほどの恩をたくさんもらった。だから、この与えられた人生は決して無駄にはしない。いつかその恩に報いる時が訪れつその日まで。
ロビン:虎杖さんは誠実でありながら気さくで、相手の知らない長所を見抜けるほどの素晴らしい目を持っているわ。多くの人々と出会ってきたこともあるのでしょうけど、きっと生来の優しさなのでしょうね。
???:???
ダリア:私とお兄様の関係?……うふふ、語るまでもありません。たとえどれほど離れていようとも家族の絆は不滅なのですから。
パーティ編成:虎杖悠仁
黄泉:ようやく……貴方の番のようだ。
アベンチュリン:コインはすでに投入済みだろう?
花火:あ、花火はそこらへんで休んでおくんで、あとはよろしくお願いしまーす!
ブラックスワン:今回は、どんな素晴らしい記憶を残してくれるの?
ホタル:今回は、君のために戦うよ。
ロビン:盛り上がる音楽をかけた方がいいかしら。
???:???
ダリア:うふふ、久しぶりの共闘ですね。昔を思い出します。
「と、いうわけで私から一つ宣伝をさせてくださいませんか?」
せ、宣伝?
あれか?アナイアレイトギャングからカンパニーに対する宣戦布告みたいな……
「そんな物騒なことは致しません。…………今回は」
今、"今回は"って言った!今"今回"はって言った!
って、なんだこれ。……CD?
よくよく見ると、これロビンさんのニューシングルじゃないか!?
「こちら私と私の知人が合作で作り上げたカバー曲なのです。オリジナルではないのですが、どうしても彼が再び銀河に広めたいと言うことで協力させていただきました。もちろん、ロビンさんも同意してくださいましたよ。曲名は——『最高潮⭐︎JUMPING!』ぜひ、皆さんも聞いてみてくださいね」
どれどれ……
〜♪〜〜〜!
〜〜♪
たんたかたーん!