百合の間に挟まるなんてイヤだー!!!   作:執筆初心者

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彩葉ー!!誕生日おめでとー!!(二日遅れ)

いや、違うんですよ。本当は誕生日ってわかってたら当日に何かしら投稿出来る様にしたかったんです。でも………それ知ったの12日とかだったんですよね……不覚です。

という訳で、今回は彩葉視点が9割を占めます。次回も多分彩葉視点が結構割合占めると思います。

高評価、お気に入り登録、コメントなどありがとうございます!

それでは、どうぞ!



穏やかな日常、そして

 

宇宙人達との戦いに無事勝利して、かぐやを守り切る事が出来て少し経った日のこと。かぐやと私はアイツ(・・・)に感謝の意を改めて伝えるために放課後、家を訪れる事にした。

 

 

 

 

 

あの出来事が終わった後。結局、複雑な事態になるのを避ける為に、かぐやはライバーを卒業する事にした。けど、数年ぐらい経って帰ってきても良い様な雰囲気になってたら、一緒にライバー活動やってもいいかも?なんて事をかぐやと話し合ったりもした。あの時はかぐや嬉しそうだったなぁ………

 

 

 

 

 

「彩葉彩葉ー!早くはーやーくー」

 

 

 

 

 

 

「あーもう!分かってるってば!」

 

 

 

 

 

 

記憶に浸っていた私の手を握り、引っ張って行くかぐや。

 

 

 

 

 

相変わらず騒がしい奴だなあ……でも、この騒がしさも、あと少しで失う所だったんだ。そう考えると、どこかこの悪ガキに愛しさすら感じるのは、私の感覚がバグっただけなんだろうか……………いや、そりゃ好きか嫌いかって言われたら……当然好き、なんだけどさぁ……

 

 

 

 

 

 

当たり前になった日常を噛み締めながら、私は階段をかぐやと登る。

 

 

 

 

 

 

カン、カン、カン、と、音を鳴らし、少し不安定さすら感じる様な、錆だらけの階段を登り切った。こうやってここに来てみると、このアパートのボロさを改めて実感出来るよね………ヒイロが住んでるしそんな事思っちゃいけないんだけどさ。

 

 

 

 

 

………この部屋を訪れるのも、何だかんだで久しぶりだなぁ……ここに住んでた時は、よくヒイロがくれた晩御飯の残りとかを入れてくれたタッパーとか洗って返した時に来たりとか、来ることも結構あったけど、あのタワマンに引っ越してからはそんなことも無くなった。

 

 

 

 

 

そこまで古くもない過去を振り返っていれば、気が付けばヒイロの部屋の前まで来ていた。……少し深呼吸をして、インターホンを押す。

 

 

 

 

 

ピンポーン

 

 

 

 

 

「はいはーい」

 

 

 

 

 

 

聞き馴染みのある声が聞こえて来た。

 

 

 

 

 

 

「ヒイロ?入って良い?かぐやもいるんだけど……」

 

 

 

 

 

 

「ヒイロー!!早く部屋いれてー!!」

 

 

 

 

 

 

ってうるさ!?耳元で叫ばないでよ………鼓膜が無くなるかと思った。

 

 

 

 

 

 

「……………ん?彩葉とかぐやか。分かった、今開けるわ」

 

 

 

 

 

そうして、ガチャッという音と共にヒイロが迎えに来てくれた。……なんか、ヒイロ、やつれてない?

 

 

 

 

 

「ヒ、イ、ロー!!!」

 

 

 

 

 

「どおあ!!??」

 

 

 

 

 

 

ヒイロの姿が見えた瞬間ハグしに行ったかぐや。……うわあ………痛そうだな今の……私も───

 

 

 

 

 

 

「ち、ちょっと待てかぐや!?そういうのは彩葉とやってくれ頼むから!!あと、ここ玄関だからな!?最低でもリビングでやってくれって!?」

 

 

 

 

 

 

………まあ、手助けしますか。

 

 

 

 

 

 

「はいはいかぐやー、取り敢えず部屋に入るよー」

 

 

 

 

 

 

「はーい」

 

 

 

 

 

 

そして、ヒイロの家にお邪魔させてもらう事にした。

 

 

 

 

 

 

 

「はいよ。粗末なもんだが、よかったら飲んでくれ。すぐに紅茶に合うケーキ冷蔵庫から出してくるわ」

 

 

 

 

 

 

 

「え?これ紅茶!?ヒイロ紅茶淹れられるの!?かぐやにも教えてー?」

 

 

 

 

 

 

 

そうかぐやが言うと、ヒイロが言葉を返した。

 

 

 

 

 

 

 

「………それはまた今度な。取り敢えず、ゆっくりしててくれ」

 

 

 

 

 

 

「はーい!」

 

 

 

 

 

 

「ありがと」

 

 

 

 

 

 

………?気のせいかな?今、表情が少し暗かったような気がするんだけど………いや、それも気になるけどまず──

 

 

 

 

 

 

「それはありがたいんだけど………何でそんなやつれてるの?体調でも悪い?」

 

 

 

 

 

 

いや、滅茶苦茶やつれてる訳じゃないんだけど、心なしか元気なさそうに見えるんだよね………何かあったのかな……?

 

 

 

 

 

 

少し不安になりながらも、ヒイロが冷蔵庫からケーキを取り出し、こちらに来てから話し始めるのを待っていた。

 

 

 

 

 

そして、テーブルにイチゴのショートケーキが乗った皿を配膳し、スプーンとフォークを人数分持ってきた後に、ヒイロは語り始めた。

 

 

 

 

 

「……いや、ふと思ったんだよ。百合って、何なんだろうなって……最近うまいこと行かなさすぎて、一回考え出したら止まらなくてな。その結果普通に徹夜した」

 

 

 

 

 

「ええ…………」

 

 

 

 

 

 

そんな事ある?

 

 

 

 

 

 

それも、徹夜で……?でも、割といつも通りのヒイロみたいだし、大丈夫そうかな。……それはそれとしてちゃんと寝て欲しいけど。

 

 

 

 

 

 

……いや、話が脱線しすぎてる気がするし、本題に入ろう。それに、この問題(睡眠不足)は後で正せばいいから。

 

 

 

 

 

 

「……ヒイロ、改めて伝えたいことがあるんだけど、いい?」

 

 

 

 

 

 

「ん?まあ、別にいいが……」

 

 

 

 

 

 

よし、ひとまず伝えるぞ……!!

 

 

 

 

 

 

少し間をおいてから、私達は感謝をヒイロに伝えた。

 

 

 

 

 

 

 

「…………ヒイロ、この前助けてくれて、ありがとね。おかげで私、かぐやを失わなくて済んだ。だから、本当に感謝してる」

 

 

 

 

 

 

「ホントありがとね!!それにヒイロマジカッコよかったわー!こう、シュババッって感じで、ビューンって行って、バーンって感じだったもん!」

 

 

 

 

 

………かぐやが何言ってるのか分からないようで意外と分かるな……やっぱり毒されてる?私。

 

 

 

 

 

 

と、私達2人で感謝を伝えたんだけど………どういう表情?それ。マジで理解に苦しむ表情してるな………

 

 

 

 

 

 

「…………まあ、俺もかぐやがいなくなるなんてのは嫌だったし。何より、仲のいい二人が引き離されるのは何が何でも避けたかったんだ」

 

 

 

 

 

 

………なんか言ってる事自体は正しい気がするけど、どうも濁してる部分がある気がするなあ………あ。

 

 

 

 

 

 

「………百合」

 

 

 

 

 

 

「………………………」

 

 

 

 

 

 

………今コイツ目逸らしたな。………いや、待てよ。分かった。

 

 

 

 

 

 

「……さては、私達の絡みが見たかったから『謎の白百合仮面V2』に変装してたんじゃないの?関係性をあえて薄くして私達と関わらずに、尚且つ私達と接触できるようにする為に」

 

 

 

 

 

「…………イ、イヤ。ソンナコトナイヨー」

 

 

 

 

 

 

コイツやっぱ嘘つくの苦手だな。この反応は絶対そうじゃん、はあ………多分それ以外の理由もあるとは思うんだけど、やっぱコレも理由だったか……

 

 

 

 

 

 

ため息をつきながら、やれやれと言った感じで、それでいてどこか照れたような表情で彩葉は言葉を発する。

 

 

 

 

 

 

 

「別に、見たいなら……そう言ってくれたらいくらでも見せたのに……」

 

 

 

 

 

 

彩葉がそう言った後に、かぐやは不思議そうに彩葉の方を見る。そして、何かを察したように少し頬を膨らまし、彩葉に話しかけた。

 

 

 

 

 

 

 

「ん?彩葉。顔赤くなーい?…………まさか、ヒイロに──」

 

 

 

 

 

 

 

「い、いやいや違うから!!絶対に違うから!?」

 

 

 

 

 

 

 

………まあ、こう言ったはいいけど………そりゃあさ。私の、じゃないけどさ?………こう、ヒーローみたいに駆けつけてくれたし、普段から何かと私のこと気遣ってくれるし…………好きになっちゃうでしょ。そんなの。

 

 

 

 

 

 

………いや待てよ。私かぐやの事も好きだし、そもそもヒイロって芦花に好かれてたよね…………え?どうしよう………恋愛について考える事が無さすぎて分かんなくなってきた。もしかしてこれ、芦花に『泥棒猫』とか言われるって事……?流石に………いやでもなあ………

 

 

 

 

 

 

 

若き少女が恋に思い悩み、思考を繰り広げている中、この馬鹿(ヒイロ)は突如語り始めた。

 

 

 

 

 

 

 

「………まぁこの際白状するが、お前らが咲かせた百合は見ていて非常に尊いものだ。かぐやいろPの動画とかマジで何周もするレベルで見返してたからな。それに、普段の絡みもこれまたexcellent……何度思い返しても色褪せない光景といっても過言ではない。観葉植物になれればと何度思った事が分からない程度にはな。例えば───」

 

 

 

 

 

 

「あーストップストップ!ちょっと待って!」

 

 

 

 

 

 

「お、おう。分かった。…………なんか彩葉の気に触ること言ったか、俺………?

 

 

 

 

 

 

駄目だ、今は聞いてるだけで恥ずかしくなってくる………何でこんな事ポンポン言えるの?……こんなんだから芦花も苦労してたんだなぁ……分かってはいたけど。

 

 

 

 

 

 

そして、モグモグとショートケーキを食べ、紅茶で少しの口直しをしたかぐやはヒイロに話しかけた。

 

 

 

 

 

 

 

「そーいえばヒイロって滅茶苦茶凄かったよねー。何であんな強いん?」

 

 

 

 

 

 

 

………言われてみれば確かに。

 

 

 

 

 

 

 

「確かに、ちょっと疑問かも」

 

 

 

 

 

 

チートを使っていないのはヤチヨの言動から理解できるし、何より身のこなしが凄過ぎる。まるで、歴戦の猛者というか、何と言うか……『謎の白百合仮面V2』がライバーとして活動し始めてたのも割と数年前とかだし、その頃から滅茶苦茶強かったのは過去のアーカイブを見ても分かった。

 

 

 

 

 

 

 

この前の時はもう異次元だった気もするし…………ライバー始める前からSETSUNAやってたとか?それなら、多少は納得できる気もするけど……

 

 

 

 

 

 

 

「ん?そうだな………俺も結構長いこと生きてるし、それのお陰かもな」

 

 

 

 

 

 

 

「いや私と同じ年齢でしょアンタ」

 

 

 

 

 

 

私達より年上の人とか全然いるからね?さも自分が経験豊富みたいな言い草は辞めた方がいいと思うよ?

 

 

 

 

 

 

私が突っ込むと、少し苦笑してヒイロはまた話し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

「まあ、それもそうだな。だと、すれば………百合から与えられた慈愛。コレがあるからこそ俺は強いのかもしれんな」

 

 

 

 

 

 

 

え?百合って神様かなんかだったりするの?

 

 

 

 

 

 

 

ならお願いです神様。コイツにもっとまともな思考回路を与えてやってください……!!その方が私達も色々都合がいいんです……是非、ご検討の程を………!!

 

 

 

 

 

 

居るか否かも定かではない、神様が存在している前提で話を進めている辺り………彩葉もヒイロの発作に慣れてはいるものの、かなりうんざりしているようだ。そりゃそうである。

 

 

 

 

 

 

 

「……なんか聞いても多分理解できん気がするし、一旦話変えよっか」

 

 

 

 

 

 

 

そう私が言うと、かぐやが椅子から勢いよく立ち上がって、如何にも『かぐやワクワクしてきたー!!』とでも言いたげな表情で私達に話しかけてきた。

 

 

 

 

 

 

「あ!そうだ!かぐやパンケーキ作れるんだよ!だからかぐや達の家でさ?みんなでパンケーキパーティーしよーよ!!彩葉もドンキで買い物してパンケーキパーティーしよって言ってたし、芦花も真実も、勿論ヒイロも一緒にやれば楽しさ爆上がりじゃん!」

 

 

 

 

 

 

かぐやがそう言うと、ヒイロは少し考え込んで、そこから───

 

 

 

 

 

 

 

「………なら、俺もそれに合う紅茶とか淹れられる様に、色々用意しとくわ」

 

 

 

 

 

 

と、これまたよく分からない表情でそんな事を提案をしてきた。……今度は何考えてる顔なんだコレ?

 

 

 

 

 

 

 

「いやったー!!ねーねー彩葉?いい?」

 

 

 

 

 

 

アンタ嫌っていってもゴリ押そうとしてくるじゃん……別に嫌じゃないし、何なら楽しそうでいいとは思うんだけどさ。程々にしろよー?なんかまた馬鹿みたいに高いやつ買ってきたら流石にちょっと怒るから。多少は許すけど。

 

 

 

 

 

 

「まあ別に良いよ。元々私がそう言ったし、ね。そうと決まったら芦花とか真実にも連絡して、みんなと都合の良い日話し合って……あ。あとかぐや、パーティーの準備手伝ってね」

 

 

 

 

 

 

これが遊びに含まれるかはさておき、マジのエリートは遊びも疎かにしない筈だから。やるからには徹底的に祝い倒さないと……!!

 

 

 

 

 

 

「おけまるー!!」

 

 

 

 

 

そうして、私は使命感に燃え上がりながらも、今後の予定をどうするかヒイロとかぐやと話し合い、時間が過ぎていくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ!もうこんな時間じゃん!?あっという間だわー」

 

 

 

 

 

 

 

かぐやがそう言ってきたので時間を確認すると、もう日は沈み始めており、間も無く街灯の光が目立つ頃となってきた。

 

 

 

 

 

 

「そうだな。結構良い時間になってきたし、そろそろ帰った方がいいんじゃないか?良かったら俺が家まで送っていくが……大丈夫か?」

 

 

 

 

 

 

「ううん。気持ちはありがたいけど、流石に二人いるし大丈夫でしょ。それに結構遠いしさ?そこまで迷惑かけらんないよ」

 

 

 

 

 

 

「………そうか。なら、周りにはちゃんと気をつけろよ?ただでさえお前ら美人なんだからな。人通りの多いところを通って帰ってくれ」

 

 

 

 

 

 

………コイツにはやっぱり女心というものをみっちり教える必要があるのでは………?こんな口説き文句をコイツが言ったりするから被害者が増えていく訳だし………そろそろ何とか打ち止めにしないと………

 

 

 

 

 

 

 

「だいじょぶだってー!かぐやが彩葉のこと守るからさー?なんせかぐや、宇宙人だし。レインボーになって威嚇しちゃうもんねー」

 

 

 

 

 

 

 

「いやどんな威嚇方法だよ」

 

 

 

 

 

 

多分世界初でしょその威嚇方法………まあやろうとしてる奴が宇宙人だから当然といえば当然なんだけどさ。

 

 

 

 

 

 

……っと、これ以上話し込み過ぎたらますます暗くなっちゃうし、一旦外に出ますか。

 

 

 

 

 

 

帰る準備を済ませ、玄関に向かう私達。その後ろにヒイロが付いてきた。どうやら、玄関まで見送ってくれるらしい。

 

 

 

 

 

 

「それじゃ、気をつけて帰れよー」

 

 

 

 

 

 

「うん、じゃあまたね。ヒイロ」

 

 

 

 

 

 

「また今度ー!!」

 

 

 

 

 

 

そう言って、玄関を出て外に出た私達。ヒイロもそれに続いて──

 

 

 

 

 

 

「ああ、じゃあな(・・・・)

 

 

 

 

 

 

そして、だんだんと閉まっていくドア。……………少し前なら、名残惜しくも感じずにそのまま前に振り返り、帰ってた筈。

 

 

 

 

 

 

………けど、何でかな。このまま振り返って帰ったら後悔をしてしまう様な──そんな気がしたんだ。

 

 

 

 

 

 

間も無くして、ガチャッという音と共に、ドアは閉じた。

 

 

 

 

 

 

………いや,ただの気のせいでしょ。なんて自分に言い聞かせた。

 

 

 

 

 

 

「というか、結構遅い時間じゃん。晩御飯どうしよ…………」

 

 

 

 

 

 

「てきとーにU○erポチったら良いんじゃねー?たまには良いでしょ」

 

 

 

 

 

 

「……取り敢えずそうしよっか。今から晩御飯作るのも疲れるしね」

 

 

 

 

 

 

「かぐや、めちゃくちゃ食べちゃおっかな〜」

 

 

 

 

 

「いや注文する時はちゃんと私に相談しろよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、もうそろそろ出てきてもいいぞ。──月人(・・)

 

 

 

 

 

 

 

彩葉とかぐやが俺の部屋から出ていったのを確認した俺は、実体化した月人に話しかけた。

 

 

 

 

 

 

「<・3」5々+:<」22:〒*」

 

 

 

 

 

 

「………いや分かんねえよ。この前みたいに話してくれって、まともに会話出来ねえから」

 

 

 

 

 

 

「………了解しました」

 

 

 

 

 

 

「助かる。…………で、俺を観察してみてどうだった?排除しなければならない敵としてしか見れないのか、それとも───」

 

 

 

 

 

 

「……少なくとも、貴方の行動には、他者に害を与える様な行動は見受けられませんでしたし、この前私達と敵対したのも、何かしらの理由があると判断しました。故に、貴方が何も考えずに他者に攻撃する人間でない事は理解出来ました」

 

 

 

 

 

 

そして、と月人は続けた。

 

 

 

 

 

 

「………この数日間の経験を得た事で、数日前に貴方が私達に告げた事は、互いにメリットのあるという事も理解出来ました」

 

 

 

 

 

 

「……なら、一先ず交渉(・・)はするって事でいいのか?」

 

 

 

 

 

 

「その通りです。では、行きましょうか。────月へ」

 

 

 

 

 

 

「………ああ、そうだな」

 

 

 

 

 

 

 

………何とかここまで来れた。後は───俺が全部終わらせるだけだ。…………あと、パーティーは行けそうにねえ。

 

 

 

 

 

 

 

ごめんな、みんな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜、二条ヒイロは───地球から消えた。

 




ウラ話

ヒイロ君は百合に関連する事で嘘はつけませんが、それ以外なら割と嘘はつけます。



という訳で、ヒイロ君は月に行きました。そして、一番したかったことも後少しで描写できそうです。

ヒイロ君が何を企んでるかは………次回、分かります。よければ楽しみに待っていてください。

それでは、また次回お会いしましょう!
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