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あと、ついにあのキャラも登場です!!
「ふぅ……流石に食べすぎたな」
紅茶も飲み終わって軽い雑談もして、芦花が帰ってから数時間後、俺は一人で今後の予定を立てていた。
「といっても、正直時系列が曖昧なんだよなぁ……」
そう、何を隠そう「超かぐや姫!」が好きなのは間違い無いのだが、ハマった頃にはもうまともに体も動かせない状態だったから何周も見れてないんだよな。
「まぁ、仮に見てたとしても覚えて居られるかは怪しいところだった気もするけどな……」
たまに前世で二次創作を見てる時にふと思っていたんだが、なんでオリ主達は「この日にはこんな出来事がある」ってあんなしっかりと覚えてるんだ?もしかしなくても天才だったり?なんて事を考えてたりしていた事もあるな。
「んー、まぁ大体の出来事の流れは分かるしな。悩んでも仕方がねぇ、軽くツクヨミでSETSUNAでもやってから寝るか」
本当に何故かは分からないが、ツクヨミ内で俺は
しかもだ、何でか分からんが九鬼正宗、現実に持って来れるんだよな?
本当に何で?
もしかして、これが転生特典……ってコト!?
まぁ、これについては後々考えよう。使えるに越した事はないしな。
あとはアルスハリヤがいれば戦闘面は完璧なんだが……もしかして居なかったりするのか?いや、正直百合を壊そうとするあの悪魔とは関わりたく無いのは間違い無いんだが、アイツがいれば色んな問題が解決する。いてくれる事を期待したくはないが、期待しておこう。
突然だが、今俺は一人暮らしだ。親に頼んで彩葉が住んでる例のボロアパートに行かせてもらったんだよな。仕送りも人1人ちゃんと暮らせる程度には貰えてるし、ちゃんと感謝しておかないとな。
まぁ、相変わらず嫌われているが……
………思えば、なんで当時の俺はあんなに親に飢えてたんだろうな?百合があれば全て解決すると言うのに……
やはり百合……百合は全てを解決する……!!
「って、流石に脱線しすぎだっての」
そうして俺はSETSUNAが終わったらすぐ寝れるように諸々準備を済ませた後にスマコンをつけ、電子の海に飛び込んだ.。
◯
『おおっっと!?ここでまさかの10連勝をもぎ取ったのはやはりこの男!!謎の白百合仮面V2だぁぁ!!』
「ふっ……まぁ百合の守護者であるこの俺が本気を出せばこうって訳よ」
そんな訳で、現在俺は10連勝とかなり調子が上がってきたところだ。
因みに一応ライバーでもある。金、もといふじゅ〜はあるに越した事はないからな。
[何が百合の守護者だ?百合なんて守れてないだろこの破壊者が]
[おいおい流石にそれは言い過ぎ……でもないな、うん]
[てかたまに聞く百合IQってアレなんなんだよほんと]
[そりゃお前、アレだよアレ]
[だから何なんだよ]
[正直よく分かってないけど、多分180もないでしょ。2が妥当なライン]
[流石に草]
「チッチッチ……お前らは何にも分かってない、確かに俺は百合を守ったところをお前らに見せた事はないし、何なら一度マジでやらかした事もある。……いやホントあんなことにならないようにしねぇとな」
[説得力0じゃねーかよ!!]
[嫌な……事件だったね]
[まぁ正直アレはしゃーないと言えばしゃーないのは間違いない、まぁ許した訳じゃないがなこの百合ブレイカーが!!]
[本性表したね]
[途中まで耐えてたが、抑えられんかったか……]
「まぁ、アレはこの俺にあるまじき失態と言わざるを得ない。後悔はしていないが、それでもやはり百合を汚らわしい俺の手で汚してしまったと言う罪悪感はある」
[女の子2人組を絡んでくる男から助けたっていう良いことをしてる筈なのに、こんなに苦しんでるの世界でコイツだけだろ]
[ヒーロくんはね?百合を尊んでないといけないし、女の子の幸せは絶対に叶えて、悲しみは見逃さない。そして、自分が百合に挟まれてめちゃくちゃな情緒になってないといけないんだよ]
[まぁ実際見てておもろいからなコイツ、色々葛藤した上で何とか上手くいくように好感度を調整()出来たと思い込んで舞い上がってるその姿はお笑いだったぜ]
クソッ、コイツら調子に乗りやがって……!!
「ハッ……愚者どもが、いいか?今俺は美しい百合が咲く為の土壌を整えてるところなんだよ。そしてその蕾がやがて花を咲かすまで死守する、そこから百合を誰にも見つからないところから遠目に眺める……あまりにも完璧すぎる計画……やっぱり俺は百合IQ180なんだ……?」
………ん?ちょっと待て、今何かいて欲しくなくていて欲しい奴がいた──
「ヤオヨロー!!V2君、調子はどうかな?」
「ん?ああ、もう絶好調って感じですよ。月見ヤチヨさん」
「それは何より〜でも、V2君とはとっても長い付き合いなのに、未だに敬語が外れないだなんて……やっちょはとても悲しいのです。よよよ…」
「いやそんな長い付き合いじゃないですよね!?チュートリアル合わせて2回目ですけど!?」
[あーあ、やっちょ泣かしちゃったよ]
[これは責任を取るしかなかろう……首を出せ!!]
[初代様!?]
[百合の守護者!!!何やってんだお前!!!]
[ほらほら、愛しい百合を咲かせてくれるかもしれない女の子が泣いてるよ?なら、やる事は一つだよねぇ?(ニチァァ)]
「あーもう!!うるせえよお前ら!!分かったよ、女の子を悲しませるのは俺の本意じゃないからな。……よろしくな?ヤチヨ」
「………!!うん!!よろしくね!!ツー君」
「ツー君って……初めて聞いた渾名かもな」
「ふふん!!ヤチヨはネーミングセンスも抜群なのです!!って、もうこんな時間かぁ、ごめんね?この後すぐに用事があるのでこれにてドロン!!って事で、それではツー君、さらばーい!!」
「……結局何しにきたんだあいつは?まさに嵐って感じだったが」
[まぁ実際嵐だしな]
[そこがいいんだよ]
[違いねえ]
○
「っふー……いや、いきなりの遭遇すぎて思わず敬語になったわ。あんな簡単にエンカするもんなのかよ」
今必要ないものを全て片付け、ベッドに寝転がりながらぼやく。
月見ヤチヨ、仮想空間ツクヨミの管理人であり、今や世界中で大人気な電子の歌姫だ。
その正体は、彩葉から送られた曲を聞いた事でやる気を出し、月でやっとこさ仕事を終え、引き継ぎもして宇宙船に乗って地球に帰ろうとしたが、隕石に衝突してしまった事で現代から8000年も前の地球にタイムスリップしてしまったかぐやである
「正直、ここが一番理解が難しいところなんだよなぁ……」
輪廻の解釈があまりにも難しすぎて当時の俺は「どうなってんのこれ?」ってなってたな。もし俺が原作に存在していたら介入を恐れていたが、恐らく、俺がいる事で既に輪廻は崩壊している。そう考えてもおかしくない。なら、そこで俺が介入しようがどうとでもなる筈だ!!
後は、かぐやがどうやったら帰って来るのか……だが、実はこれは俺が介入して良いのだとしたら、シンプルな方法で解決できる
「上手く行くかは正直言って分からんし、こうする事で何が起こるかは俺にも分からん。だが、やるしかないよな!!」
それに、恐らくだが「アイツ」はいる。ならいけるだろう。何故出て来ないのかは分からないが、思いっきり「ヒーロ君」って言ってたしな。
……ちょっと試してみるか。
「なぁ、良い加減出てこいよアルスハリヤ?お前がいる事は既に理解してるんだぜ?何ならこうやって……」
俺は手元にあったボールペンで頸動脈を刺そうと──
「分かった分かった!!姿を見せるからその手を止めろ!!死にたいのか!?」
お、この憎たらしそうな声はもしや……
「やっと会えたなアルスハリヤ、いや、初めましてなのか?」
「急に落ち着きすぎじゃないか?とてもさっきまで自殺しようとしていた奴の発言ではないね……全く、相変わらずの信仰心だな、本当に」
「?その感じだと、俺がどんな奴かは分かってるって感じでいいのか?俺の記憶だとお前と会うのはこれが初めてなんだが……」
「まぁそこら辺はおいおい、と言うことにしておこう。……さて、どうやら君の認識では会うのがこれが初めてらしいから、改めて自己紹介でもするとしよう。
僕の名前はアルスハリヤ、君の親愛なる隣人さ」
○
「………やったー!!」
やっとヒイロに会えたよ〜!!嬉しいなぁホントに。
なかなか気付けなかったけど、ヒイロの癖?みたいなものがあったから絶対そうだ!!ってさっきなったんだよね。
というか、改めて考えてみれば名前からしてそうだね。謎の白百合仮面V2って……相変わらず百合はずーっと好きなんだね?
いやーホント長かったよー、あんなに長い事一緒にいたのにずーっとやっちょのこと置いてけぼりでさ?
そりゃ、
やっぱり会えないのは寂しいよ。
けど、それ以上にとっても嬉しいんだ!!
だって──
「君とならきっと、みんなでハッピーエンドを迎えられるから!!」
ミラーボールの月に照らされながら、ヤチヨはそう叫んだ
ウラ話
ヒイロ君は割とライバーとして人気があります。百合に対する熱量と、百合を自分の手で破壊してしまう事で、自分で自分の脳破壊をするところが面白いと評価されているそうです。そんな訳で、敬意と嘲笑を込めて「(自分の)脳破壊系ライバー」と呼んでいる人もいるそうです。
あまりにも考えなしで進めすぎたせいで普通に詰みそうになったんですけど、何とか?なりそうです。
かなりご都合主義的な感じになりますが、それでも良ければ、次回もよろしくお願いします!!