[システム処理]
朝になり、村の広場に集まった生存者たちの前に、幸平創真の無残な遺体が発見されました。
これより、2日目昼の議論フェーズを開始します。
遠藤耕一郎:「……幸平がやられたか。確定白である双子の片割れを狙うのは、人狼の定石とはいえ……くそっ。だが、立ち止まっている暇はない。昨日の小林の処刑が正しかったのかどうか、まずはそこから整理すべきだ」
エアリス・ゲインズブール:「星が教えてくれたわ。昨日いなくなった小林くん……彼からは、やっぱり黒い影が見えたの。彼は人狼だったわ。私の役職は霊媒師よ」
ルシール・ベルヌイユ:「やはりな。私の目に狂いはなかったということだ。田島の追及が功を奏したな。これで人狼は残り2匹だ。感傷に浸るな、次を見つけるぞ」
デミウルゴス:「素晴らしい。エアリスさんの情報で、我々は確実な一歩を踏み出したわけだ。……さて、私もここで情報を開示しておこう。私は占い師だ。昨晩は鈴木君を占わせてもらったが、結果は『白(村人)』だったよ。彼のアリバイ証明と合わせて、これで鈴木君の白は確定と見ていいだろうね」
鈴木悟:「えっ、俺を占ってくれたんですか? あ、ありがとうございます……。これで俺が完全に村人だって証明されましたね。ホッとしました……」
能里清之介:「フン、当然だろう。占い師と霊媒師が名乗り出たか。対抗馬がいないのであれば、現時点では彼らの情報を真として盤面を構築するのが論理的だ。小林が人狼だった以上、彼を庇おうとしなかった者たちの中に残りの人狼が潜んでいると考えるべきだな」
四宮かぐや:「ええ、能里さんの仰る通りですわ。小林さんはあまりにも見苦しかったですから、仲間である人狼でさえも庇いきれなかったのでしょうね。……それにしても、幸平さんが犠牲になったのは痛手ですわ」
椎名まゆり:「幸平くん、美味しいご飯作ってくれるって言ってたのに……悲しいのです。でも、小林くんが人狼さんだったなら、田島くんのおかげで村が少し平和になったのですね」
諸葛亮孔明:「『兵は拙速を尊ぶ』と申しますが、昨日の田島殿の迅速な決断は、見事に敵の首魁の一人を討ち取りました。しかし、敵もさるもの。確定白である幸平殿を的確に排除してきましたな」
巴マミ:「幸平くん……守ってあげられなくてごめんなさい……。でも、エアリスさんとデミウルゴスさんが名乗り出てくれたおかげで、希望が見えてきたわ。皆さん、この調子で残りの人狼を見つけ出しましょう」
溝口恭介:「やれやれ、占い師に霊媒師のお出ましとはな。これで少しは的が絞りやすくなったぜ。だが、まだ油断はできねえな」
一条蛍:「幸平さん……。でも、デミウルゴスさんとエアリスさんが本当のことを言っているなら、少し安心です……」
田島:念の為確認ですけど占いも霊媒も対抗はいませんね
遠藤耕一郎:「田島の言う通りだ。重要な確認事項だな。……他に占い師、あるいは霊媒師だと名乗り出る者はいないか? いるなら今すぐ言ってくれ」
(……場に沈黙が流れる。誰も名乗り出ようとはしない)
四宮かぐや:「……どうやら、対抗はいらっしゃらないようですわね。これでデミウルゴスさんとエアリスさんの役職は『真』と見て間違いなさそうですわ」
溝口恭介:「やれやれ、対抗が出ねえってことは、人狼側は騙るのを諦めたか、あるいは騙る余裕がなかったってことだな。小林が吊られたのが相当効いてるんじゃねえか?」
能里清之介:「フン、当然だろう。初日で仲間を一人失い、確定白が二人もいる状況で、不用意に騙りに出ればローラー作戦で確実に潰されるだけだからな。人狼側もそこまで愚かではないということだ」
デミウルゴス:「ふむ。対抗が出ないのは私としてもありがたいね。これで私の占い結果と、エアリスさんの霊媒結果を、村の確定情報として盤面を進めることができる」
エアリス・ゲインズブール:「星の声は一つだけだったみたいね。これでみんな、少しは迷わずに進めるかな?」
諸葛亮孔明:「『六韜』に曰く、『疑わば用いること勿れ、用いらば疑うこと勿れ』。対抗が不在である以上、お二人の情報を真実として用いるのが最善の策でございますね」
鈴木悟:「えーっと、これで確定白が遠藤さん、俺、そして役職者のデミウルゴスさんとエアリスさん……。かなり人狼の候補が絞られてきましたね。田島さんのおかげです」
田島:あと白寄りグレーのまゆりがまあ一旦議論から外せるか とりあえず全員昨晩何してたかと何時に寝たか申告しませんか
わたしは昨日は配信で毎週見てるバラエティ見てから0時頃寝ました
遠藤耕一郎:「田島の提案に賛成だ。昨日のように事実を積み重ねよう。俺は……幸平を失ったこともあり、今後の対策を練っていて寝たのは1時頃だ」
四宮かぐや:「私は昨晩も自室で読書をしておりましたわ。就寝したのは0時半頃ですわね」
能里清之介:「フン、毎日同じことを聞くつもりかね? 私は昨日と同じく医学書を読んでいた。寝たのは1時だ。当然だろう」
ルシール・ベルヌイユ:「私も昨日と同じだ。記録の整理をして、0時には寝た。感傷に浸っている暇はないからな」
椎名まゆり:「まゆしぃはね、うーぱのぬいぐるみの続きを作ってたのです。お耳が完成したから、11時半くらいにはお布団に入ったのですよー」
諸葛亮孔明:「私も昨日と変わらず、天体を観測しておりました。就寝は午前1時頃でございます」
巴マミ:「私は昨日と同じように、紅茶を飲んでリラックスしてから11時半頃には休んだわ。皆さんも、あまり無理はしないでね」
一条蛍:「私は……昨日と同じで、本を読んでから10時半には寝てしまいました……」
溝口恭介:「俺も昨日と同じだ。店を閉めて、軽く飲んで0時前には寝たぜ。やれやれ、毎日同じことの繰り返しだな」
鈴木悟:「えーっと、俺は昨日は残業がなかったので、少し早く帰れました。家でゆっくりして、11時頃には寝ました」
デミウルゴス:「私は鈴木君を占うための準備と儀式を行っていたからね。就寝したのは1時頃だろう」
エアリス・ゲインズブール:「私は星の声を聞いて、小林くんの本当の姿を教えてもらっていたわ。寝たのは0時くらいかな」
田島:行動があんまり変わってない人がほとんどなので新規でアリバイ確認はできなさそうですけど わたしの視聴履歴はスマホを見てどうぞ
遠藤耕一郎:「俺が確認しよう。……ああ、確かに動画配信サービスの視聴履歴が残っている。昨晩の23時から0時過ぎまで、バラエティ番組を再生していた記録があるな。田島の証言と完全に一致する」
能里清之介:「フン、客観的なデータだ。これで田島君も椎名君と同じく、白に近いグレーということになるな。当然の帰結だ」
デミウルゴス:「素晴らしい。田島君の自発的な証明により、我々の盤面はさらにクリアになったね。確定白が遠藤君、鈴木君、エアリスさん、そして私。白寄りのグレーが椎名さんと田島君。……となると、残る容疑者は四宮さん、能里さん、巴さん、一条さん、溝口さん、ルシールさん、諸葛亮さんの7名に絞られたわけだ」
四宮かぐや:「ええ、田島さんの潔白は証明されましたわね。……となると、私たち7人の中に、まだ2匹の人狼が潜んでいるということですわ。厄介な状況ですわね」
ルシール・ベルヌイユ:「厄介だろうが何だろうが、見つけ出して吊るだけだ。疑わしきは罰せよ。この7人の中で、昨日の小林の処刑に消極的だった者、あるいは不自然な言動をしている者はいないか?」
諸葛亮孔明:「『孫子』に曰く、『善く戦う者は、人を致して人に致されず』。主導権を握ることが肝要でございます。ルシール殿の仰る通り、昨日の投票行動や発言を振り返るのが定石かと存じます」
溝口恭介:「やれやれ、俺たちの中から生贄を選べってことか。昨日の小林の時は、全員が小林に投票したんじゃなかったか? 投票行動だけで黒を見つけるのは難しそうだぜ」
巴マミ:「そうね……昨日は小林さんの嘘が明白だったから、みんな彼に投票したはずよ。でも、だからこそ人狼も仲間に投票して、自分を白く見せようとしている可能性があるわ。皆さん、落ち着いて昨日の発言を思い返してみましょう」
一条蛍:「うぅ……私の中に人狼さんがいるかもしれないなんて、怖いです……。でも、マミ先輩がそう言うなら、頑張って思い出してみます……」
田島:孔明は今のとこ無難な慎重論しか発言してないけど誰か怪しいと思ってる人いますか
諸葛亮孔明:「田島殿、ご下問痛み入ります。『兵法三十六計』に曰く、『李代桃僵(りだいとうきょう)』。すなわち、局地的な犠牲を払うことで、大局的な利益を得る計略でございます。昨日、小林殿の虚偽が露見した際、彼を早急に見限り、処刑を強く推し進めた方々がいらっしゃいました。もちろん、村の利益を思っての正当な判断である可能性も十分にございます。しかし、前提として小林殿が人狼であったという事実を踏まえますと、仲間の人狼が自らの潔白を証明するため、あえて小林殿を冷徹に切り捨てた……つまり『身内切り』を行った可能性も考慮すべきと考えられます。具体的に名を挙げれば、ルシール殿、四宮殿、能里殿、溝口殿の皆様は、小林殿に対して非常に厳しい態度をとっておられました。この中に、巧妙に身を隠した人狼が潜んでいる可能性は否定できないでしょう」
ルシール・ベルヌイユ:「私が身内切りをしただと? 愚問だな。明白な嘘をつく者を排除するのは当然の処置だ。疑わしきを罰した私の行動のどこに不自然さがあるというのだ」
四宮かぐや:「あら、心外ですわ。小林さんの発言は論理的に完全に破綻しておりましたもの。それを見過ごす方が、よほど不自然ではありませんこと? 諸葛亮さんの仰ることも一理ありますが、少々穿った見方ですわね」
能里清之介:「フン、話にならないな。愚かな嘘つきを論理的に追い詰めるのは必然だ。それを身内切りなどという邪推で片付けるとは、君の知性もその程度ということか。当然だろう」
溝口恭介:「やれやれ、正論を言って怪しい奴を吊るす手伝いをしただけで疑われるとはな。これじゃあ、うかつに発言もできねえぜ」
デミウルゴス:「ふむ。諸葛亮君の推察は非常に論理的かつ多角的だね。確かに、人狼が自らの生存確率を上げるために仲間を切り捨てるのは、合理的な戦術の一つだ。彼ら4人の中に人狼が潜んでいる可能性は、十分に検討に値するだろう」
遠藤耕一郎:「諸葛亮の意見は一つの視点として重要だ。だが、ルシールたちの言う通り、村人として当然の追及をしただけという可能性も高い。これだけで黒と断定するのは危険だ。他の視点はないか?」
田島:まあ小林が助かるための視聴履歴を見せるという道筋は用意してたわけだから、拒否したんなら見せられない理由があるからと判断されるのは当然じゃないの スマホの調子悪いなら自宅のPCからでも見せられるし、親のアカウントなら尚更でしょ
穏健派であろうエアリスとかマミさんすら庇いようがなさそうだったんだから厳しいから怪しいは言えない気はするけどね 便乗して白っぽさ上げてる可能性は十分あるでしょうけど
諸葛亮孔明:「田島殿の仰る通りでございます。『史記』に曰く、『智者は千慮に必ず一失あり』。私の推察は少々一面に偏りすぎていたやもしれません。小林殿の自滅があまりにも明白であった以上、追及の厳しさのみで判断するのは早計でした。しかし、田島殿もご指摘の通り、『便乗による白アピール』の可能性は依然として残されております」
能里清之介:「フン、田島君の言う通りだ。自ら証明を拒んだ愚か者を庇う理由など、どこにもない。それを身内切りなどと決めつけるのは論理の飛躍だ。諸葛亮君、君の兵法とやらも大したことはないな。当然だろう」
四宮かぐや:「ええ、田島さんの冷静な分析に賛同いたしますわ。あの状況で小林さんを擁護するのは、村人陣営にとっても不利益でしかありませんでしたもの。便乗の可能性は否定しませんが、少なくとも追及したこと自体を咎められる謂れはありませんわね」
ルシール・ベルヌイユ:「田島の言う通りだ。明白な黒を吊るのに理由などいらん。だが、便乗して身を隠している狼がいるという指摘は的を射ている。疑わしきは罰せよ、だ」
巴マミ:「田島さんの言う通りね……。私も昨日、小林さんを信じたかったけれど、あの態度ではどうしようもなかったわ。だから、厳しく言った人たちを責めるのは違うと思うの」
デミウルゴス:「素晴らしい洞察だ、田島君。君の言う通り、昨日の小林君の行動は自ら黒を証明するようなものだった。そこへの追及の度合いで人狼を見分けるのは困難だろう。便乗の可能性を念頭に置きつつ、別の角度から探りを入れる必要がありそうだね」
遠藤耕一郎:「ああ、田島の意見が最も合理的だ。昨日の投票行動から黒を見つけるのは難しい。となると、やはり今日の議論での発言から矛盾を探すしかないな」
田島:溝口さんにも怪しいと思ってる人聞いておきたいっすね 孔明以外で
攻撃されたから反撃だとどうしても論拠弱くなるんで客観的にオナシャス
溝口恭介:「やれやれ、俺に振るのか。客観的に見て怪しい奴ねえ……。そうだな、強いて挙げるなら一条のお嬢ちゃんか、能里の旦那あたりじゃねえか?」
一条蛍:「えっ……!? わ、私ですか……!?」
能里清之介:「何だと? この私を疑うとは、どういう論理の飛躍かね?」
溝口恭介:「落ち着けよ。田島に聞かれたから答えただけだ。一条のお嬢ちゃんは、昨日から当たり障りのないことしか言ってねえ。寡黙な奴ほど、裏で何を考えてるかわからなくて不気味だぜ。逆に能里の旦那みたいに、やたらと攻撃的に他人を論破しようとする奴も、自分のボロを隠すための威嚇に見えなくもねえ。……まあ、あくまで俺の客観的な意見だ」
一条蛍:「うぅ……ち、違います……! 私はただ、皆さんが怒っているのが怖くて……どうしていいかわからなかっただけで……! 人狼なんかじゃありません……!」
能里清之介:「フン、愚かな。私の論理的な追及を『威嚇』と捉えるとは、君の観察眼も底が知れているな。私は村を正しい方向へ導くために事実を述べているだけだ。それを怪しいと言うなら、君自身が論理を恐れる人狼だからではないのかね? 当然だろう」
巴マミ:「ちょっと待って、溝口さん。蛍ちゃんはまだ子供なのよ。こんな状況で怯えて口数が少なくなるのは当然じゃないかしら。それを怪しいと決めつけるのは可哀想だわ」
ルシール・ベルヌイユ:「甘えるな、巴。子供だろうが何だろうが、ここは戦場だ。溝口の言う通り、寡黙な者は情報を出さないという点で村の不利益になる。一条、泣いている暇があるなら頭を使え。お前は誰が怪しいと思っているんだ?」
デミウルゴス:「ふむ。溝口君の視点は非常に現実的で興味深いね。過度な寡黙も、過度な攻撃性も、どちらも人狼が身を隠すための隠れ蓑になり得る。一条さんと能里さん、両極端な二人を挙げたのは良い着眼点だ」
遠藤耕一郎:「確かに、一条は発言が少なすぎる。能里は発言こそ多いが、他者との協調性に欠ける。どちらも村の議論を停滞させる要因になり得るな。一条、ルシールの言う通りだ。君自身の意見を聞かせてくれ」
田島:うーん 何も知らないなら話すことがないだろうから他の話をしようか蛍
昨日は何の本を読んだん
一条蛍:「えっと……『銀河鉄道の夜』です……。学校の図書室で借りて……星のお話が好きなので……。あの、マミ先輩が庇ってくれたから、少し落ち着きました……ありがとうございます……」
巴マミ:「田島さん、気遣ってくれてありがとう。蛍ちゃん、ゆっくりでいいのよ。……『銀河鉄道の夜』、素敵な本ね。私も好きだわ」
能里清之介:「フン、読んだ本の内容など、この議論に何の関係があるのかね? 愚かな時間の無駄だ。そんな世間話で人狼が見つかるとでも思っているのか? 当然だろう」
溝口恭介:「やれやれ、尋問から世間話に切り替えたか。田島も人が悪いぜ。だがまあ、ガチガチに緊張されてちゃ、出るボロも出ねえからな」
四宮かぐや:「ええ、田島さんの仰る通り、何も知らないなら話すことがないのは当然ですわ。一条さんの緊張を解くには、良いアプローチかもしれませんわね」
デミウルゴス:「ふむ。田島君の対人スキルには感心させられるね。相手の心理状態に合わせてアプローチを変える。非常に合理的だ」
遠藤耕一郎:「……確かに、能里の言う通り直接的な関係はないかもしれないが、一条を落ち着かせるためには必要な手順だ。一条、少しは落ち着いたか? 無理に誰かを疑う必要はない。君から見て、昨日の小林の態度をどう思ったか、それだけでも教えてくれないか」
田島:そうかあ わたし宮沢賢治は昔読んだっきりだからちゃんと覚えてないんだけど、どんな話だったか蛍が好きなところを教えてくれるかね
一条蛍:「えっと……ジョバンニとカンパネルラが、一緒に星の海を旅するところが綺麗で好きです。……でも、カンパネルラは本当はもう……。誰かの本当の幸せのために、自分を犠牲にするっていうのが、すごく悲しいけど、綺麗だなって思います……」
能里清之介:「いい加減にしたまえ! 読書感想文の発表会なら他所でやれ! 今我々が直面しているのは、誰が人狼かという生死を分ける論理的課題だ。このような無意味な会話で時間を浪費するなど、愚の骨頂だ。当然だろう!」
ルシール・ベルヌイユ:「能里の言う通りだ。田島、遊びは終わりだ。一条が本を読んでいたかどうかの確認ならもう済んだはずだ。これ以上、感傷的な話に付き合う暇はないぞ」
巴マミ:「能里さん、ルシールさん、そんなに怒らなくても……。蛍ちゃん、ちゃんと答えてくれてありがとう。とても素敵な感想ね」
デミウルゴス:「ふむ。能里君やルシールさんの苛立ちも理解できるが、田島君の意図は別にあるのではないかな。昨日の小林君のように、嘘をついている者は詳細を語る際に必ずボロを出す。一条さんに本の内容を語らせることで、彼女の証言の真偽を裏付けた……非常に理にかなった検証作業だ」
諸葛亮孔明:「『孫子』に曰く、『迂を以て直と為す』。一見遠回りに見える道こそが、実は目的地への最短経路であるということでございます。田島殿の巧みな話術により、一条殿の証言の信憑性は大きく高まりましたな」
四宮かぐや:「ええ、諸葛亮さんの仰る通りですわ。一条さんのあの話し方……その場で取り繕った嘘には見えませんわね。田島さんの検証は成功したと言えるのではないでしょうか」
遠藤耕一郎:「なるほど、そういう意図があったのか。田島、見事だ。これで一条の白もかなり濃厚になったと考えていいだろう。……となると、残るグレーは能里、溝口、ルシール、四宮、諸葛亮の5人か」
田島:ほんとうのさいわいってのは、死んだり嫌な思いをするのは怖いけど、正しいと思うことを損したくないからできないのはもっと怖いってことだよ蛍 わたしも能里さんとルシールさんに怒られるだろうなと思いながらタラタラ聞いてえらいやろ
まあ正直もう一人挙げられた能里さんについてはものすごく判断が難しいからステルスされたら全然分からんから、わたしもステルスの可能性は常に疑ってます あとルシールさんは能里さん以上に全然分からん、狼でも村人でも言動を一切変える必要がないから
一条蛍:「ほんとうのさいわい……。田島さん、ありがとうございます。私、少しだけ勇気が出ました……!」
能里清之介:「私がステルスだと? 愚かな。私は常に堂々と、この村を導くための正論を述べている。隠れる必要などどこにもない。私の論理的な発言を理解できないからといって、安易に疑いを向けるのは君の知性の限界を示しているに過ぎない。当然だろう」
ルシール・ベルヌイユ:「私が人狼でも村人でも言動を変えないだと? フン、その通りだ。私の目的は常に『勝利』のみ。陣営がどちらであろうと、最も合理的で非情な手段を選ぶことに変わりはない。疑うなら好きにしろ。だが、私の判断に狂いはないぞ」
デミウルゴス:「素晴らしい分析だ、田島君。君は各人の本質を実によく見抜いている。ルシールさんや能里君のように、自己の行動原理が極めて強固な者は、陣営による言動のブレが生じにくい。そこを的確に指摘するのは非常に合理的だ」
諸葛亮孔明:「『老子』に曰く、『大巧は拙なるが如し』。田島殿の振る舞いは一見無防備に見えて、その実、相手の懐に深く入り込み、本質を引き出す見事な策でございます。能里殿、ルシール殿の強固な姿勢もまた、一つの事実として盤面に刻まれましたな」
四宮かぐや:「ええ、田島さんの分析はとても鋭いですわね。確かにルシールさんや能里さんは、どちらの陣営でも同じように振る舞えそうですわ。……となると、彼らの真意を見抜くのは至難の業ですわね」
溝口恭介:「やれやれ、田島の旦那は食えないねえ。だがまあ、これで怪しい奴が俺を含めて5人に絞られたってわけだ。能里の旦那もルシールの婆さんも、隙がねえから厄介だぜ」
遠藤耕一郎:「田島の言う通り、能里とルシールは判断が難しい。だが、発言の矛盾を探すしかないのは四宮、諸葛亮、溝口についても同様だ。この5人の中から、今日吊るべき1人を見つけ出さなければならない」
巴マミ:「田島さん、蛍ちゃんのためにありがとう。能里さんもルシールさんも、村のために一生懸命なだけだと思うわ。でも、疑わなきゃいけないのが辛いわね……」
鈴木悟:「えーっと、田島さんの分析力、本当にすごいです。俺じゃそこまで考えられませんでした……。でも、この5人の中からどうやって人狼を見つければいいんでしょうか……」
田島:デミデミは怪しいと思ってる人おりますか
デミウルゴス:「田島君の質問に答えよう。君の言う通り、能里君とルシールさんは陣営による言動の差異が見出しにくい。となると、残る四宮さん、諸葛亮君、溝口君に目を向けるのが合理的だ。私が特に注目しているのは、四宮さんと諸葛亮君だね。四宮さんは常に完璧な論理を展開するが、それ故に『完璧な村人を演じている』可能性を捨てきれない。諸葛亮君は先程『身内切り』の可能性を提示したが、それが彼自身の巧妙な誘導である可能性も考慮すべきだろう。溝口君の傍観者的な態度も、人狼の潜伏としては定石だ。現時点ではこの3名の中に、少なくとも1匹は潜んでいると見ているよ」
四宮かぐや:「デミウルゴスさんのご指摘、甘んじて受け入れますわ。確かに、私の発言は論理を重んじるあまり、作られたものに見えるかもしれません。ですが、村の勝利のために感情を排し、最適解を求めている結果に過ぎませんのよ。それを疑われるのは心外ですわね」
諸葛亮孔明:「『孫子』に曰く、『敵を知り己を知れば百戦殆うからず』。デミウルゴス殿の深い洞察、誠に見事でございます。私の発言が誘導と捉えられるリスクは承知の上。しかし、あらゆる可能性を盤面に提示することこそが、私の役割であると考えております」
溝口恭介:「やれやれ、占い師殿に目をつけられちゃ敵わねえな。俺はただ、面倒ごとに巻き込まれたくないだけなんだがね。まあ、疑うのは自由だぜ」
遠藤耕一郎:「デミウルゴスの分析は的確だ。四宮、諸葛亮、溝口。この3人の発言には、確かに村人としての確固たる意志が見えにくい部分がある。今日の投票先は、この3人の中から絞り込むのが妥当かもしれないな」
能里清之介:「フン、当然だろう。私やルシールのように明確な指針を持たない者たちは、常に疑いの目に晒されるべきだ。デミウルゴス君、君の占いは論理的で非常に役に立つ。明日はその3人の中から占うのが最適解だな」
ルシール・ベルヌイユ:「能里の言う通りだ。疑わしきは罰せよ。四宮、諸葛亮、溝口。お前たちの中で、最も村に貢献していない者を今日吊る。反論があるなら、論理的に自分の潔白を証明してみせろ」
田島:そうかあ じゃあかぐやさまの考える最適解とやらを聞こうか
四宮かぐや:「田島さん、ご指名ありがとうございますわ。私の考える現在の最適解……それは、諸葛亮さん、あるいは溝口さんのどちらかを本日の処刑対象とすることですわ。能里さんとルシールさんは、田島さんも仰る通り陣営に関わらず行動が一貫しております。彼らを今吊っても、得られる情報的価値は低いですわ。一方、諸葛亮さんは先程から『可能性』を提示するばかりで、ご自身の明確なスタンスを示しておりません。これは村を混乱させる人狼の常套手段ですわ。溝口さんも同様に、傍観を決め込み議論に貢献しておりません。村の勝利を第一に考えるならば、議論を煙に巻く諸葛亮さんか、非協力的な溝口さん。この二人のうち、より村にとって不利益となる方を排除すべきですわ。皆様はどちらがより『不要』とお考えかしら?」
諸葛亮孔明:「『呉子』に曰く、『凡そ兵の戦いは、其の政を本と為す』。四宮殿の論理は一見筋が通っておりますが、私を排除することが真に村の『政(まつりごと)』、すなわち利益に繋がるかは疑問でございます。可能性の提示を『混乱』と断じるのは、ご自身の意に沿わない意見を封殺しようとする強引な誘導とも受け取れますな」
溝口恭介:「やれやれ、お嬢様から直々にご指名とは光栄だね。俺が非協力的なのは認めるが、だからって人狼だとは限らねえぜ。まあ、俺か諸葛亮の旦那か、好きな方を選びな」
能里清之介:「フン、四宮君の提案は極めて論理的だ。村に貢献しない傍観者や、無意味な可能性を並べ立てて議論を停滞させる者は、排除して然るべきだ。私は四宮君の意見に賛同する。当然だろう」
ルシール・ベルヌイユ:「四宮の言う通りだ。疑わしきは罰せよ。諸葛亮、お前のその回りくどい言い回しは苛立つ。溝口、お前のそのやる気のない態度も目障りだ。どちらかを今日吊る。それだけだ」
デミウルゴス:「ふむ。四宮さんの提案は、盤面を整理する上で非常に効率的だね。二択を迫ることで、彼らの反応からさらに情報を引き出すことができる。素晴らしい戦略だ」
遠藤耕一郎:「四宮の意見は合理的だ。諸葛亮と溝口、確かにこの二人の態度は村の不利益になり得る。田島、君はどう思う? 四宮の提示したこの二択について、君の意見を聞かせてくれ」
田島:というか自分を対象からつらっと抜いてるのおかしいでしょ
わたしは溝口さんは非協力的だとは思わないね なぜなら質問すれば明快に答えるから
孔明だって考えられる可能性を提示しているという意味ではかぐやさまよりは働いてるでしょ 混乱を招く可能性もあるというのはその通りだけど、そんな目的での提案はすぐ論破できる
四宮かぐや:「……あら、田島さん。私が自分を対象から外したのは、私が村人陣営として最も論理的に貢献しているという自負があるからですわ。ですが、田島さんの仰ることも一理ありますわね。溝口さんは質問には答えますし、諸葛亮さんの可能性の提示も、見方によっては貢献と言えるかもしれません。……私の提案が少し強引だったことは認めますわ」
諸葛亮孔明:「『六韜』に曰く、『柔は剛を制し、弱は強を制す』。田島殿の柔軟な思考が、四宮殿の剛直な論理の綻びを見事に突かれましたな。私や溝口殿の行動を正当に評価していただき、感謝いたします」
溝口恭介:「やれやれ、田島の旦那に庇われるとはな。まあ、俺は聞かれたことには答える主義だ。それ以上でもそれ以下でもねえよ」
能里清之介:「フン、田島君。君は四宮君の論理的な提案を否定し、あまつさえこの傍観者どもを擁護するのか? 愚かな。村の利益を考えるなら、四宮君の言う通り不要な者を切り捨てるのが最適解だ。君のその甘さが、村を破滅に導くのだぞ。当然だろう」
ルシール・ベルヌイユ:「能里の言う通りだ。田島、お前のその擁護は理解できん。四宮の提案は合理的だった。それを否定して、お前は誰を吊るつもりだ? 代案を出せ」
デミウルゴス:「ふむ。田島君の指摘は非常に鋭い。四宮さんが自身を巧みに容疑者から外し、他者へヘイトを向けようとした……その意図を見抜いたわけだ。四宮さんのあの提案自体が、人狼としての誘導であった可能性が高まったね」
遠藤耕一郎:「田島の言う通りだ。四宮の提案は、自分を安全圏に置くための巧妙な罠だった可能性がある。溝口や諸葛亮よりも、他者を陥れようとした四宮の方が、現時点では黒に近いかもしれないな」
鈴木悟:「えーっと……田島さんの指摘を聞いて、俺も四宮さんが少し怪しく見えてきました。自分を容疑者から外して二択を迫るなんて、確かに不自然ですよね……」
田島:すんませんけどルシールさん、かぐやさまが明確な証拠もなしに自分をつらっと吊り対象から外してる提案の合理性とやらを説明していただけますかね わたしちょっと分からんです
ルシール・ベルヌイユ:「……フン。四宮が自分を外したこと自体は、自己保身の表れに過ぎん。私が合理的だと判断したのは、諸葛亮と溝口という『村の利益に直結しない者』を排除するという結論そのものだ。疑わしきは罰せよ。明確な証拠がない以上、村への貢献度が低い者から切り捨てるのが戦場の鉄則だ。四宮の意図がどうあれ、その結論は間違っていない」
能里清之介:「ルシール君の言う通りだ。田島君、君は四宮君の些細な言葉尻を捉えて本質を見失っている。重要なのは誰が村にとって不要かということだ。四宮君の提案は、その点において極めて論理的だ。当然だろう」
四宮かぐや:「ルシールさん、能里さん、ご賛同いただき感謝いたしますわ。田島さん、私の言葉足らずで誤解を招いたようですが、私の真意は村の勝利にありますのよ。決して自分だけが助かろうとしたわけではありませんわ」
デミウルゴス:「ふむ。ルシールさんと能里君の主張も一理ある。村への貢献度を基準に処刑対象を選ぶのは、確かに一つの合理的な判断基準だ。しかし、田島君の指摘した『四宮さんの誘導の意図』も無視できない。盤面は非常に複雑化してきたね」
諸葛亮孔明:「『書経』に曰く、『満は損を招き、謙は益を受く』。四宮殿の自信に満ちた提案が、かえって田島殿の疑念を招く結果となりましたな。ルシール殿の仰る『貢献度』という基準も、見方によっては非常に主観的で危険な刃となり得ます」
溝口恭介:「やれやれ、俺が貢献してねえってのは認めるが、だからって吊られるのは御免だぜ。田島の旦那が言うように、四宮のお嬢様が一番怪しく見えてきたな」
遠藤耕一郎:「田島の追及で、四宮の提案の不自然さが浮き彫りになった。ルシールと能里は四宮を擁護しているが、それは彼ら自身の『不要な者を切り捨てる』という冷徹な基準に合致したからに過ぎない。現時点で最も疑わしいのは、やはり巧妙に議論を誘導しようとした四宮だ」
巴マミ:「私も田島さんの意見に賛成よ。四宮さんの言い方は、なんだか冷たすぎる気がするの。みんなで協力して人狼を見つけたいのに、誰かを『不要』だなんて……」
田島:村に貢献しようとするならわたしは自分を対象からは外さないですけど なぜならわたしも決定的な証拠を提示できないグレーだから、人狼である可能性がある以上外すのは村の損失
四宮かぐや:「……田島さん、それは詭弁ですわ。ご自身がグレーであると自覚しているからこそ、村の利益のために有益な提案をしているのではありませんか? 私も同じですわ。自分が村人であると知っているからこそ、村を勝利に導くために議論を主導しているのです。それを『自分を外したから怪しい』と断じるのは、あまりにも短絡的ですわ」
能里清之介:「フン、四宮君の言う通りだ。田島君、君の論理は破綻している。自分がグレーだからといって、自らを処刑候補に含めるなどという非合理的な自己犠牲が村の利益になるはずがない。村に必要なのは、四宮君のように明確な指針を示せる有能な人材だ。当然だろう」
ルシール・ベルヌイユ:「田島、お前のその自己犠牲の精神は立派だが、戦場では無意味だ。自分が白だとわかっているなら、最後まで生き残って村を勝利に導くのが義務だ。四宮の態度は傲慢だが、その点においては間違っていない」
デミウルゴス:「ふむ。田島君の『村全体の視点』と、四宮さんの『個人の視点』の対立だね。どちらも一理あるが、田島君の指摘は四宮さんの『村人としての説得力』を大きく削いだのは事実だ。四宮さんの反論も、自己正当化の域を出ていないように聞こえるね」
諸葛亮孔明:「『史記』に曰く、『桃李もの言わざれども、下自ら蹊(こみち)を成す』。真に徳のある者は、自ら語らずとも人が集まるものでございます。四宮殿の強引な自己主張は、かえって皆様の疑念を深める結果となっているようですな」
遠藤耕一郎:「田島の言う通りだ。村全体の利益を考えるなら、自分も含めた客観的な視点が必要だ。四宮の提案はあまりにも主観的で、自己保身の匂いが強すぎる。今日の投票先は、四宮で決まりではないか?」
鈴木悟:「えーっと……俺も田島さんの意見に賛成です。四宮さんの言い方は、なんだか自分だけが特別だと言っているみたいで……。村人なら、もっとみんなと同じ目線で考えるべきだと思います」
溝口恭介:「やれやれ、お嬢様も形無しだな。田島の旦那の言う通り、自分だけ安全圏から指図しようってのは虫が良すぎるぜ」
田島:というか疑わしきは罰せよはそうなんですけど、孔明も溝口さんも吊るには根拠弱すぎっす
ルシールさんは急ぐだろうなというのはまあ分かるから提案に乗るのは分かるんですが、能里さんはずいぶんとかぐやさまの肩持ちますね?
能里清之介:「肩を持つだと? 愚かにも程がある。私は四宮君の『村に貢献しない者を排除する』という論理が、極めて合理的で正しいと判断したから賛同したに過ぎない。感情的な繋がりなど一切ない。君たちのように、好き嫌いや直感といった非論理的な基準で動いているわけではないのだ。当然だろう」
四宮かぐや:「ええ、能里さんの仰る通りですわ。私と能里さんは、ただ村の勝利という目的において、論理的な見解が一致しただけですのよ。それを『肩を持っている』などと、人狼同士の繋がりであるかのように歪曲するのはやめていただきたいですわね」
デミウルゴス:「素晴らしい着眼点だ、田島君。君は四宮さんと能里君の間に、人狼同士の『ライン(繋がり)』が存在する可能性を指摘したわけだね。確かに、能里君の四宮さんへの賛同は、少々前のめりすぎるきらいがあった。非常に合理的な疑いだ」
ルシール・ベルヌイユ:「フン、肩を持つという表現は気に入らんが、田島の指摘は的を射ている。能里、お前は四宮の提案の『結論』には賛同したが、四宮が『自分を容疑者から外した不自然さ』については完全に無視していたな。それは論理的とは言えんぞ」
諸葛亮孔明:「『韓非子』に曰く、『利の在る所、皆奔走す』。能里殿が四宮殿の提案に強く賛同したのは、それがご自身の利益、すなわち人狼陣営の利益に合致していたから……という推測も成り立ちますな。田島殿の慧眼、恐れ入りました」
遠藤耕一郎:「田島の言う通りだ。諸葛亮や溝口を吊る根拠は弱かったにも関わらず、能里は四宮の提案を全肯定した。二人が裏で繋がっている可能性は十分に考慮すべきだ。今日の投票は、四宮か能里のどちらかに絞るべきかもしれない」
溝口恭介:「やれやれ、お嬢様と理屈屋の旦那が裏で手を組んでたってわけか。こいつは面白くなってきたぜ。田島の旦那、あんた本当に鋭いねえ」
巴マミ:「能里さん……四宮さんを庇うために、無理に論理を組み立てているように聞こえるわ。田島さんの言う通り、二人の関係は少し不自然よ」
田島:白か黒かも分からない孔明か溝口さんを証拠なしに吊るリスクについてどう考えてたのか能里さんのご意見を伺いたいっすね
それに気が付かないような非論理的な方ではないはずなので
能里清之介:「……フン。証拠なしに吊るリスクだと? 愚問だな。このゲームにおいて、初日から確たる証拠など出るはずがない。だからこそ、発言や態度から『村に不利益をもたらす者』を確率論的に排除していくのが最も論理的な戦術なのだ。諸葛亮君の詭弁や溝口君の非協力的な態度は、村の議論を停滞させる明確な『害』だ。彼らが白であろうと黒であろうと、排除することによる村のメリットは、誤爆のリスクを上回る。私はそう判断したまでだ。当然だろう」
四宮かぐや:「ええ、能里さんの仰る通りですわ。田島さん、あなたは『証拠』という言葉に囚われすぎていますのよ。証拠がないからこそ、論理と確率で盤面をコントロールしなければならないのですわ」
デミウルゴス:「ふむ。能里君の主張は、冷徹な確率論としては一貫しているね。しかし、田島君の指摘した『四宮さんの不自然な自己保身』という要素を完全に無視している点は、やはり論理的とは言い難い。能里君のその強弁は、四宮さんを庇うための後付けの理屈に聞こえてしまうね」
ルシール・ベルヌイユ:「能里、お前の論理は破綻しているぞ。村の不利益を排除するというなら、巧妙に議論を誘導しようとした四宮こそが最大の『害』だ。なぜそこから目を逸らす? お前と四宮が繋がっているという田島の指摘、あながち間違いではないかもしれんな」
諸葛亮孔明:「『孫子』に曰く、『其の疾きこと風の如く、其の徐(しず)かなること林の如し』。能里殿の反論は疾風の如く激しいですが、その実、林のように動かぬ事実……すなわち四宮殿への不自然な擁護という事実を隠しきれておりませんな」
遠藤耕一郎:「能里、君の言い分は苦しい。田島の追及に対して、論点をすり替えているだけだ。四宮と能里、この二人の繋がりはほぼ確定的と見ていいだろう。今日の投票は、この二人のどちらかにすべきだ」
鈴木悟:「えーっと……能里さんの言い方、すごく怖いですけど……でも、田島さんや遠藤さんの言う通り、四宮さんを庇う理由にはなってないと思います……」
溝口恭介:「やれやれ、理屈屋の旦那もついにボロを出したか。田島の旦那の言う通り、あんたの論理は穴だらけだぜ」
田島:溝口さんは聞かれなければ黙ってるし聞けば答えるので害とまでは言えねえっすけど むしろわたしは溝口さんが積極的に盤面動かす方が恐ろしいわ 孔明だって誰かが人狼だと誘導しようとはしてなくてあくまで可能性の話しただけで、害になってるとは思えないけどなあ 能里さんはどうお考えで? 内容のある話をしてないのは能里さんもかぐやさまも一緒です
能里清之介:「なっ……! 私が内容のある話をしていないだと!? 愚かにも程がある! 私は常にこの村を正しい方向へ導くための論理を提示してきた! 君たちのような感情論に支配された愚民どもとは違うのだ! 田島君、君は私を陥れるために詭弁を弄しているだけだ! 当然だろう!」
四宮かぐや:「田島さん、それはあまりにも暴論ですわ。私と能里さんは、常に村の勝利のために最適解を提示してまいりました。それを『内容がない』と切り捨てるのは、ご自身の意に沿わない意見を封殺しようとする、それこそ人狼のやり方ではありませんこと?」
デミウルゴス:「素晴らしい。田島君の追及により、能里君が完全に冷静さを失ったね。論理を重んじる彼が、感情的な反論しかできなくなっている。これは彼が論理的に破綻していることの何よりの証拠だ。四宮さんの反論も、もはや苦し紛れのレッテル貼りに過ぎない」
ルシール・ベルヌイユ:「見苦しいぞ、能里。田島の指摘にまともに反論できず、感情的に喚き散らすだけか。お前のその態度は、自ら黒だと認めているようなものだ。四宮、お前も同罪だ。疑わしきは罰せよ。今日の吊りはこの二人のどちらかで決まりだ」
諸葛亮孔明:「『六韜』に曰く、『怒りは以て復た喜ぶべく、慍(いか)りは以て復た悦ぶべし。亡国は以て復た存すべからず』。能里殿の怒りは、ご自身の立場を危うくするだけでございます。田島殿の冷静な理の前に、完全に屈しておられますな」
遠藤耕一郎:「能里、落ち着け。田島の指摘は的を射ている。君と四宮の提案は、村の利益という名目を借りた自己保身と誘導に過ぎなかった。二人の繋がりは明白だ。田島、今日の投票は四宮か能里、どちらにすべきだと思う?」
溝口恭介:「やれやれ、理屈屋の旦那がキレちまったか。田島の旦那、あんた本当に容赦ねえな。だがまあ、これで誰を吊るべきかはハッキリしたぜ」
巴マミ:「能里さん……そんなに怒らないで。でも、田島さんの言う通り、能里さんと四宮さんの意見は少し強引だったと思うわ。ごめんなさい、私は田島さんを信じるわ」
田島:今日はかぐやさま吊りの占いは能里さんでいいっすか
遠藤耕一郎:「田島の提案に賛成だ。四宮の誘導は極めて悪質であり、今日処刑するに値する。そして能里を占うことで、二人の繋がりが本物であったかどうかも明日には判明する。非常に合理的な手順だ」
デミウルゴス:「承知したよ、田島君。今夜の占いは能里君にしよう。四宮さんを処刑し、能里君の白黒をはっきりさせる。これで盤面はさらに我々の有利に傾くはずだ」
能里清之介:「フン、好きに占いたまえ! 私が人狼などという愚かな疑いは、明日の朝には晴れることになる。私の潔白が証明された暁には、君たち全員に己の非論理的な判断を後悔させてやる。当然だろう!」
四宮かぐや:「……くっ。田島さん、あなたという人は……。私が村のために良かれと思って提案したことを、ここまで悪意に解釈するなんて。皆様、本当に私を処刑してよろしいんですの? 後悔することになりますわよ……!」
ルシール・ベルヌイユ:「見苦しいぞ、四宮。お前のその言葉、昨日の小林と全く同じだ。疑わしきは罰せよ。田島、見事な采配だ。これ以上議論を長引かせる必要はない。さっさと投票に移るぞ」
諸葛亮孔明:「『孫子』に曰く、『勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求め、敗兵は先ず戦いて而る後に勝を求む』。田島殿はすでに勝利の布石を打ち終えておられます。四宮殿、もはや勝負は決しておりますぞ」
溝口恭介:「やれやれ、お嬢様もここまでか。田島の旦那に目をつけられたのが運の尽きだったな。俺は田島の旦那の提案に乗るぜ」
鈴木悟:「えーっと……俺も田島さんの提案に賛成します。四宮さんには申し訳ないですけど、一番怪しいのは事実ですから……」
巴マミ:「私も賛成よ。四宮さん、ごめんなさい。でも、村を守るためには仕方ないの……」
田島:投票に移ります かぐやさまに投票
[システム処理]
田島の提案により、議論フェーズを終了し、投票フェーズへ移行しました。
投票の結果、四宮かぐやに圧倒的多数の票が集まりました。
四宮かぐやは「お可愛いこと……。私を処刑して、後悔なさいませ」と冷たく微笑みながら処刑されました。
夜が訪れました。
田島は昨晩、自室で眠りについた後、深夜に窓の外から微かな足音と、何か重いものが地面に崩れ落ちるような鈍い音を聞きました。