球技大会の時間
球技大会…それは最も楽しい遊びの時間…
E組以外はな!
俺は作業の時間でしかなかったからカルマと同じようにサボってたんだが…
今回は参加しようと思う。
なんか野球部に馬鹿にされたらしいから、勝ってメンツ潰そうぜ!って感じだ。
なので、取り敢えず練習することになった。
殺せんせー曰く「バントを練習しましょう」とのことだ。
だが、それだけで確実に勝てるかと言われれば無理だと思うので小細工しようと思う。
皆の家に不法侵入して、アリエス・ゾディアーツの力を使い睡眠時間を減らすだけだ。
ちゃんとアクエリアス・ゾディアーツの力も使い体力回復はさせる。
このおかげで夜中も時間があるからそこで勉強してもらえば、授業中は野球してればいい状況になる。
野球の練習までの誘導は普通に『小テストで良い点取ったやつは勉強せずに野球していいか?』と聞いたら『いいですとも!』と言われたので大丈夫だ。
4月から『起きてる時間で暇な時は勉強したら?』と言い続けておいたので学力の心配はないだろう。
2日、3日と短時間睡眠が続けば流石にやるだろうし…これでやらなかったらお前は此処で何を学んだんだ?となるだけだからな。
特に寺坂グループ!お前らだぞ!
そんなこんなで球技大会の日までに練習が皆少しは出来たので問題は少ししかないだろう。
その問題とはE組より下扱いになることに耐えかねたスイッチャー達だが、フォーゼで倒せば問題ない。
完全にマッチポンプだが、俺の目的はホロスコープススイッチであって死人を出すことじゃないから止めさせてもらう。
それに、初使用から一月経ってもラストワンにすら到達していないならどちらにしても不要だしね。
感情も覚醒に必要そうだから人を見下す感情の強いE組以外の生徒に渡したんだけど、原作でも明確に覚醒条件は判明していなかったし、その時は諦めようと思う。
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先攻の時間
野球のエキシビションマッチだ。
E組VS野球部のバトル…それは本来ならとても不利な対戦だ。
だが、問題ない。
ここ一週間でかなり野球をしたからな。
バントの精度は当てられればある程度ボールを飛ばす場所をコントロールできる程度だ。
そして、ヒッティングは1/3の確率で当てられるくらいだ。
これで勝つる…!
殺せんせー相手にこれなら、中坊程度簡単に御せるぞ…!
一回表はバントとそれを囮とした杉野のヒッティングで点をもぎ取った。
…だが、代わりに
ごめんね?とジェスチャーしておいた。
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円陣の時間
理事長が出てきて野球部がおかしくなった。
守備の全員が内野に集まってきた。
何してんだコイツラ…?
そう思ったが、直ぐに結論が出た。
コイツラ、杉野以外はバントしかできないと思ったのか!
なら、逆に乗らせてもらおう。
地中の殺せんせーにモールス信号で
『・-・・ ・-・-・ ・・-・ ・-・・ ・・ ・- ・--- --・ -- ・・- 』
と伝えた。
カルマと話していた殺せんせーは地中に触手を張り巡らせているのか、触手の先っぽだけ出して器用にグッドサインを出してきた。ほどけなくなってたけど…
まあ、これで作戦は考えてくれるだろう。
その後、点は取らずに有利な状況を作り出せるようにカルマを用いて工作する殺せんせー改め、殺監督。
監督曰く「動きさえ見れればそこから癖なども把握出来ますので、一通り見終わったらバシバシ取っていってください」
とのことだ。
焦らせることと取れないと思わせることの2つのために杉野に変化球を投げさせまくってる。
だが2回ウラで野球部はバントを使用し、お返ししてきた。
さすが野球部。バントも上手い。
だが、E組は第二の刃を既に研いでいる。
ヒッティングの時間だ。
ガラ空きとなった外野にバカスカ撃ち込み、散らばらざるを得なくなればバントを行う。そして計7点を獲得した。
だが理事長は焦ることなく進藤へ暗示をかけ、集中力を高めていく。
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近い時間
3回ウラ、野球部の攻撃ターン。
ここで張り巡らせたカルマの口車を発動し、磯貝とカルマの2人で打者の目の前に立つ。
徹底的な内野守備をしてきたお返しをされた野球部は少し動揺するが、進藤はどうせ避けると考えてバットを振るう。
しかし、2人は最低限の動きで避けてしまう。
進藤はバットを振る途中で腰が抜けたようでへなちょこなヒッティングしかできず、カルマに取られ三塁走者、二塁走者とアウトにしていき、E組の勝利となった。
進藤と杉野が話していると、観客していた生徒から
「ふざけるな!」や「媚びて損したじゃない!」などと言ったおかしな叫びが複数聞こえると、オリオン・ゾディアーツ、ピクシス・ゾディアーツ、アルター・ゾディアーツ、ペルセウス・ゾディアーツが結託したかのように現れてE組生徒と野球部を襲い始めた。
お前らさぁ…えー…
E組だけ襲うならまだ分かるんだが、なんで野球部まで…?
『3.2.1』
「変身!」
「「宇宙…キターーーーッ!」…ん?」
「いやぁ、言ってみたかったんですよねぇ」
「んなことしてねぇで働け殺せんせー」
「っは!行ってきます!…アチチチ!」
そう言うと殺せんせーは地中から触手でゾディアーツを吊るし上げ始めた。
アルター・ゾディアーツに燃やされてたけど…
取り敢えずNo.21のステルスで透明化して、No.15のスパイクを使いピクシス・ゾディアーツを襲う。
襲い方は後頭部を回し蹴り。
すると痛かったのか泣きながら逃げていった。
アルター・ゾディアーツは触手が嫌なのか念動力で無理やり拘束を解き飛んで逃げていく。
ペルセウス・ゾディアーツは触手を石にして破壊したが再生したためか、去っていく。
オリオン・ゾディアーツはパワーと装甲を活かして生徒を襲っている。
取り敢えずオリオン・ゾディアーツだけでも倒そう。
『limit break』
「じゃあ…ライダーステルススパイクキック!…うぉ!?」
装甲を壊しながら蹴りをぶち込んでいき、撃破できると思ったが、光弾の爆発で無理やり引き剥がされてしまう。
起き上がってる間に何処かへ去っていった。
ラストワンじゃないから一体一体はそこまで強くなかったけど面倒だな…
触手を大勢に見せてたけど烏間先生がなんとかするだろ。
ケーキの差し入れ位は持っていくか。