暗殺Switch on!   作:ちゃがまくら

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いきものの時間/策謀の時間〜スイッチの確認〜

いきものの時間

 

クラスLINEに「アルビノのミヤマゲット!」と言う倉橋のトークと写真が送られてきた頃、俺は普段使わないゾディアーツスイッチを使って、各ゾディアーツごとに戦い方を確立していた。

 

なぜこのようなことをしているのかと言うと、理由は2つ。

 

1つ目は椚ヶ丘学園のホームページにある学生交流掲示板に「側面が黒くて、ボタンが赤のスイッチを持ってる奴らで集まらないか?」という投稿を見つけたこと。

 

おそらく、彼らにとって最近調子に乗っているように見えるE組に不満のある奴らが集まってE組を襲撃でもするのだろう。

 

なので、その対策として戦い方を把握して完全に無力化するためだ。

 

2つ目は暗殺のためだ。

シンプルに暗殺に使えそうな方法を模索するというだけである。

 

現在は3体のゾディアーツの戦法を生み出した。

 

祭壇座のアルター・ゾディアーツの念動力と俺個人の特色を反映したことで得た炎と水と雷の力を使い、浮かせて動けないようにしてから焼く手法を獲得。

なぜ、炎と水と雷なのかはおそらくだがフォーゼで使えるステイツが特色として反映されたのだと思われる。

 

そして一角獣座のユニコーン・ゾディアーツはフォーゼ本編同様に角が武器に変化するのだが、なんとナイフになったのだ。

ナイフ術の影響かと思われる。

皆の前では使えないよな、コレ…

 

最後に白鳥座のキグナス・ゾディアーツで、こちらは軽快な動きと烏間先生から教わった体術を混ぜ合わせて使っている。

時折、羽根を飛ばして牽制したりもできるのでかなり強めだ。

 

山猫座のリンクス・ゾディアーツやオリオン座のオリオン・ゾディアーツなど、純粋な身体能力特化のゾディアーツはシンプルが故にあまり特殊な戦法が思い浮かばないから、今日はこの3つを重点的に模索した形だ。

 

あと8月の初めにある特別訓練はフォーゼの訓練に使おうと思っているため、ゾディアーツ側の訓練は自主練にしてあるのも理由の一つだ。

 

後は、あまり能力の制限がよく分からない、かみのけ座のコーマ・ゾディアーツだけは扱いに困っている。

ホロスコープスと殺せんせー、斉木さんはコピー出来なかったが、イトナや茅野はコピー出来たので、本当によく分からない状態だ。

 

髪の毛の有無なら斉木さんをコピー出来るだろうから、保持してるエネルギーの量かと推測しているが、他に比較対象が無いため何とも言えない所だ。

 

まあ、ここらへんは追々分かるだろうから今は焦らずに技術を磨いておこう。

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策謀の時間

 

今日は旧校舎で特別訓練だ。

ゾディアーツ側の能力もある程度は把握したので、離島で何かあっても臨機応変に対応はできるだろうから大丈夫だろう。

 

それに病気になってもフォーゼ側にNo.24のメディカルスイッチもあるし、大怪我しても隠れてアクエリアス・ゾディアーツを使えば問題ないしな。

 

そして、予定通りフォーゼシステムを使った陽動の方法をプロのロヴロさんと一緒に模索している。

まあ、ロケットモジュールで飛んでれば嫌でも教師という立場上、面倒を見て置かなければならないだろうからあまり関係なさそうと言われたが…

 

あとはパワーダイザーをどうするかだな。

持っていけそうではあるが、フォーゼシステムの方が使い勝手が良いため持っていけないのは構わないが、操縦できそうな烏間先生や寺坂にアッチで使わせるのも手だと思っているため、少し悩んでいる。

陸地なら走ってくるだろうが、離島だからなぁ…

一応防水はしてあるだろうが、海水はさすがに…

 

というわけで、実際に烏間先生に操縦してもらうことも今日の目的に追加した。

 

あとは各ステイツの使用だが、ファイヤーとエレキの2つのみで、マグネットとコズミックは使えなかった。

 

マグネットは誰とだ…?殺せんせーか?それともクラスの誰かと?

 

コズミックは、流石にまだ使えないと予想していたが一発目でグッバイするとは…

たぶんコズミックはイトナもだろうしなぁ…

 

コレは先が長そうだな…

取り敢えず、マジックハンドとかの制御訓練に充てるか。

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数時間後

 

皆は訓練が終わり、疲れ切った顔をしている。

 

「烏間先生、ちょっとしてほしいことあって、時間あります?」

「何時間も使わないなら大丈夫だが…」

「パワーダイザー使ってみてほしくて」

「…アレか…何故だ?」

「俺はフォーゼシステムあるんで、その間、俺以外が使えないのはもったいないと思って、それで体力のある烏間先生にやってみてほしいなと」

「ふむ…ならばやってみよう」

「オネシャス!」

 

離れてアストロスイッチカバンでパワーダイザーを呼び出し、待つ。

 

「イリーナから報告で聞いたが、そこまで凄いのか?」

「殺せんせーをビビらせるくらいにはパワーありますし、使用者によって戦い方も変わります。欠点としては操縦にかなりの体力がいるので一部の人間しか使えませんから、その分ハイクオリティなんですけども…」

「少しわかりにくいが、扱いが難しいが使えればかなりの戦力になるということか…イリーナは使えそうなのか?」

「ビッチ先生は使えはするけど、使いこなせはしないくらいですかね」

「なら、俺ではさらに厳しそうだ」

「全国大会に出るアメフト部、部長の高校生でも汗ダラダラで、肩貸してもらいながら歩くほど疲労困憊になりますからね」

「なるほど…一般人の運用は想定していないのか…」

「元々は月での土木作業用の機体ですから」

「ふむ…」

 

ロヴロさんと雑談して待っていると、本校舎とは反対方向の斜面からビークルモードのパワーダイザーが走ってきた。

停車したらアストロスイッチカバンで操作して、操縦席を開けた。

 

「やはりデカいな…」

「どうぞ」

「ああ」

 

乗り込んだ烏間先生が操縦を開始した。

まずは腕の動きの確認と足の動きの確認を行った後、歩いた。

 

「凄いな…ここまで体力が直ぐに持っていかれるとは」

「本来の使用用途的に地球で使うことを想定していないので」

「それなら、納得だ。ッ!」

 

大ジャンプからの回し蹴りをパワーダイザーで行った烏間先生。

激しくない…?

 

「じゃあ、バガミールで記録取ってるので、満足するまで自由に動いてください」

「ああ…!」

________________________

2時間後

 

汗まみれのスーツ姿でパワーダイザーから降りた烏間先生は校舎とグラウンドの間にある少し斜面になっている所に座り込んだ。

 

「凄いな…」

「いや…烏間先生の方が凄いですけど…」

 

地球では数分から数十分くらい使えたらいいほうなのに、2時間も使える方がおかしいのだ。

軍人って怖…

 




Rocket s-1、Drill s-1は使える

フュージョンスイッチは使えない
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