天童ケイの現代転移   作:Hayatbusa

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出会い編をすっ飛ばしても問題ないようにあらすじと登場人物紹介です。


幕門【あらすじ&人物紹介】

~あらすじ~

 

嵯峨野リョウ、高校二年。

ある日、帰宅したリョウを待っていたのは、外出前に置き忘れたはずのスマホ――そして、そのスマホから現れたという少女、ゲーム『ブルーアーカイブ』の生徒・ケイだった。

 

はたから見ればコスプレイヤー、施錠したはずの家の中にいる不法侵入者。

当然、現実にゲームのキャラクター本人が現れるはずもない。

光を放つレールガンを目の当たりにしたリョウはケイ本人と認めざるを得なくなる。

 

ケイは“先生”への恩返しのため、“先生”の『起源』と思われるリョウに接触したという。

『起源』であるリョウを先生に相応しい人物にするため、定期的に現代へ現れるつもりだったが……キヴォトスに戻れないことが発覚。

原因は、消失したヘイローにあるのではないかと仮説を立てる。

 

状況に困惑するケイとリョウだったが、妙に順応が早い父・キヨツグの提案で、ケイをリョウの姉として嵯峨野家で匿うことになる。

 

ケイの生活必需品を揃えるためにデパートへ向かうが、

そこで運悪くリョウのクラスメイトの才馬カイト、水岡ユナの二人と遭遇してしまう。

リョウはケイを「親戚の居候」と偽って誤魔化し、なんとかその場を切り抜けるのだった。

 

一方でリョウ自身、過去に問題を抱えた少年だった。

荒れていた中学時代。

ケイは、嵯峨野家に母親の姿がないこと、そしてリョウの過去がそこに関係していると察しつつも、

リョウの心に踏み込まず自分から話せるようになるまで『待つ』ことを選ぶ。

 

波乱もありながらぎこちなく始まった共同生活。

翌朝には、ケイは当たり前のようにエプロン姿で朝食を作り、嵯峨野家の日常へ入り込んでいた。

 

仕事へ向かう父・キヨツグの背中を見て“大人”とは“先生”とは何か考えるケイ。

“先生”の責任の取り方に対してリョウは、「子供が自分で責任を取らなければ、人は変われない」という実感を持っていた。

そんな彼に対し、ケイは“先生”から受け継いだ価値観――

「責任を取らなくていいのではなく、責任を取れるようになるまで『待つ』」という大人の在り方を語る。

 

ゲームの中では、自分が“先生視点”だった。

しかし現実のケイには、確かに“自分ではない誰か”としての“先生”が存在していた。

その姿を間近で見たリョウは、どこか複雑な感情を抱き始める。

 

“先生”ではない自分。

それでもリョウは、自分なりのやり方で、いつかケイに認めさせようとするのだった。

 

 

 

~登場人物紹介~

 

【天童ケイ】

 

「何も知らない世界と思ってたのですが、少しだけ親近感が湧いて安心しました」

 

身長 152cm

趣味 アリスの世話、おしゃれ、ゲーム(本人は否定)

 

キヴォトスから現代へ転移した少女。

ヘイローが無くなり、多少身体能力も弱体化している。

その影響なのか、キヴォトスへ帰れなくなっている。

対外的には「親戚」嵯峨野家では「リョウの姉」という設定で共同生活を送ることに。

 

一見クールに見えて情緒豊かな性格。

生真面目で世話焼きでありつつ、激情的で素直になれない気難しい所はあるが、根は素直なので動揺するとすぐに素が出る。

 

リョウの母親の旧姓が『天童』であること、リョウの友人たちにモモイやミドリ、ユズへの面影を覚え、現代世界に安心感を抱く。

 

“先生”への強い敬愛を抱いており、その恩返しのため、

そして転送装置の適正が自分しかなかったことから“先生の起源”と思われるリョウへ接触した。

リョウが“先生”に相応しい人間になるよう導くことを決意する。

買い物の際リョウがケイの為に少ない知識を総動員して選んだリップを見て、

「“先生”としての初日の評価は最高点です」と語った。

 

【嵯峨野リョウ】

 

「今ちゃんとしてりゃ、それで十分だろ」

 

17歳 高校二年

身長 170cm

趣味 趣味探しの途中、ブルアカ(誰にも言ってない)

 

父親のキヨツグと二人暮らし

母親の名前は嵯峨野リユ

 

ぶっきらぼうで口は悪いが、責任感が強い。

 

中学時代は周りに流されるばかりで悪人とつるみ、いわゆる不良で荒れた生活をしていた。

現在は更生して普通の高校生活を送ろうとしており、前髪を下ろし伊達メガネで優しい感じにしようとしてるが瞳の鋭さは隠しきれていない。

 

一方でかわいい服が好みな事やスキンケアに詳しいなど意外な一面がある。

 

ブルーアーカイブの「先生」の起源らしい。

気分でダウンロードしたブルーアーカイブは趣味の一部になっており、あまりしたことないソシャゲに四苦八苦している。

先生レベルは74の無課金ライト層。

そのため、自分のスマホからケイが現れた件について「他のユーザーに刺されるのでは」と怯えている。

 

好きなキャラは天童ケイ。

彼女が自分と同じく周囲に支えられて生まれ変われたことに憧れに近い親近感を抱く。

 

自分は“先生”ではない。

それでも、いつかケイに認められたいと願っている。

 

 

【嵯峨野キヨツグ】

 

「ふ~んキヴォトスねぇ、中々面白れぇとこからやってきたもんだな」

 

43歳 社会人

身長 180cm

趣味 テレビ鑑賞、家族との時間

 

リョウの父親。豪快で大雑把、どこか飄々とした中年男性。

 

突拍子もない事態への順応力が異様に高く、ゲームキャラクターを名乗るケイに対しても「じゃあ姉ってことにしとくか」で済ませる胆力を持つが、

流石にケイが持ち出した銃にはパニックになった。

 

まれに独特すぎる日本語センスが飛び出る。

普段は軽口ばかり叩いているが、家族への愛情は非常に深い。

 

「大人でも頭ン中は学生で止まってる。そこに自制心と経験が乗っかっただけ」

 

という独自の“大人論”を持つ。

ケイから見ると文句を言いながら仕事へ向かい、それでも家族を支えるその背中は、確かに「大人」だった。

 

 

 

【才馬カイト】

リョウの中学からの友人、高校は同じクラス。

優等生寄りの真面目な学生。

しかしまれに寒いギャグをぶっ放すことも。

中三の頃、不良同士の喧嘩に巻き込まれた際、リョウに助けられたことをきっかけに友人となる。

リョウに更生の道を示し学習塾でともに勉強し普通の高校に一緒に行くように。

才羽モモイ、ミドリと苗字の読みが同じで、何となく面影があるようだ。

 

 

【水岡ユナ】

リョウのクラスメイトでカイトの彼女、趣味はコスプレ。

多少のブルアカ知識があるが……?

可愛い女の子が好きなのでケイに懐く。

面倒見はいいが我が強く男性陣は頭が上がらない模様。

ケイ曰くどことなく雰囲気が花岡ユズと似ている。

 

 

【松永】

リョウの中学からの友人。高校でも同じクラス。

新聞同好会という謎の部活に所属しているが、活動実態は松永一人による独占状態。

リョウとは中一からの腐れ縁。かつては彼も不良だったが、リョウより先に才馬と塾に通い始め、考えを改めた過去を持つ。




すっ飛ばさずにおさらい程度にした方がいいかもしれません。
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