ポケモン語の理解はぶっちゃけデバフ   作:チャンピオンズやってる人

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お待たせ致しました。
もう5月ですね。くっそ忙しくなってきました


クール?で謎のピカチュウとお悩み解決始動

『これウチのお気に入りなんだー♪とっても美味しいんだよ♪ほらトレーナーも一緒に食べよう♪』

 

「……ああ」

 

 ポケモンフーズを口に含み咀嚼。

 味、食感共にクッキーといえばいいのか。

 

 不味くはない、が人間には向いてない味だとは思う。名前の通りポケモンに合わせて味付けをされている。…向かいの席に座るレッドのヒトカゲ、グリーンのゼニガメは美味しそうに食べていた。

 

『…よかったね』

 

『うん…よかった』

 

 温かい目をフシギダネに向けている。

 

「…………♪」

 

「なんでお前まで食べてるんだよ」

 

 レッドも食べていた。

 表情からお気に召したみたいだ。…レッドのイメージが無口無表情から面白い奴に変わった瞬間。

 

 これからもグリーンがレッドの手網を引いてくれ。……2個目のポケモンフーズを食べる。

 

 ……ふむ、フシギダネが離れない。

 それとポケモンフーズをグリグリと顔に押し付けるのはやめて欲しい。

 

 2つも食べれば十分。…予想だがまた食べたとしてもわんこそばのように追加される。

 

 椅子に座る俺の膝の上に座り目の前に出された山盛りのポケモンフーズを食べる間も2本のツタを器用に扱い1本はポケモンフーズを持ち、もう1本は腕に巻きついていた。

 

 席から立つこともできない。

 ……力の限り引き剥がすことはできる。

 

 ただ…とびきりの笑顔を向けるフシギダネの顔には泣き跡と隈が残されていた。

 

 悪魔になったつもりはない。それに…パートナーなら許容範囲なんだろう。

 

 初めてポケモンを所持するからか勝手がわからない。……あのコラッタはノーカウントだ。

 

 飯を与え、飯にあやかる関係。

 今後も来るようなことがあれば紹介すればいい。

 

「まさかポケモンの言葉を理解することができるとは。……2年前の謎が解けたわい」

 

「……凄いわよね」

 

 同じく席に座るオーキド博士が何度も頷く。

 ナナミさんも感激した様子だ。…オーキド博士はその場で見ていたが他の3人からすれば眉唾ものだったろう。

 

 怪訝な表情をしていた…レッドを除いて。グリーンは目を細めて様子を伺っていただろう。

 

 当然だ。俺だって信じちゃいなかった。

 証明する為にヒトカゲとゼニガメと会話をしてオーキド博士とナナミさんのことを事細かに教えて貰い言葉を通した。

 

 この目で見てなきゃ知りえないであろう事柄を事細かに話せば嫌でも信じざる得ない。

 

 今は目覚めたフシギダネのケアの為にポケモンフーズを食べさせ後に日光浴を。ヒトカゲとゼニガメはバトル後ということで飯を食べている。

 

 …ああ、レッドとグリーンが悲惨なことになっていた理由は単純でバトルの勝敗がまさかの引き分け。

 

 それで終わりで良かったはずが2人の負けず嫌いが結果を否定し2戦目に入ろうとしていた。…初めて、かどうかは知らないが連戦は体力を大きく消耗する。

 

 実戦をしたことがない素人でもわかること。

 わかっていたナナミさんが止めに入り事なきを得た……と思ったら今度は拳で白黒を着けるとか言い出し喧嘩?が始まったらしい。

 

 …ナナミさんの話を聞くに勝負事になるとかなりの頻度で喧嘩になるんだとか。ありとあるゆる勝負事でも実力が拮抗しておりポケモンバトルも例外ではない、と。

 

 毎度の光景に見慣れていたナナミさんは呆れて放っておこうとしたんだがヒトカゲとゼニガメは違った。

 

 血相を変えて止めに入ったんだとか……。

 ……ああ…2年前のことが未だに尾を引いているのか。それでも止まらない2人にヒトカゲはひのこを、ゼニガメはあわを放つことで止められた…とのことだ。

 

 一応レッドとグリーンには話しておいた。

 2人にとっちゃじゃれ合いかもしれないが知っておいた方がいいだろう。

 

 まぁ知った2人は揃って申し訳なさそうな顔をするとヒトカゲとゼニガメに謝っていたから問題はない。

 

 こういうのが…この能力の使い所なんだろう。

 

 人間とポケモン。最高のトレーナーに最高の相棒になったとしても人間とポケモンの関係は変わらない。全てのことを知りゆることはできないのだから。

 

「ゼニガメはもう食べなくていいのか?」

 

『あ…う、うん。…もう……おなかいっぱい…』

 

 …チラチラとこちらを見るゼニガメ。俺は通訳者ではないんだがな。…旅に出る前だ。

 

「ゼニガメはお腹いっぱいだとさ」

 

 これぐらいはいいか。

 

「おう!教えてくれてサンキューな!んじゃじーさん!旅に行ってくるわ!」

 

『い、いってきます…!』

 

『ゼニガメ!頑張ってね!ウチ応援してるから!』

 

『ぼくも応援してるよ。でもライバルだからね……負けないよ。それでトレーナーはまだ食べるのかな』

 

 声援と宣戦布告を送られ引き締まった顔をするゼニガメをモンスターボールに入れて席を立つグリーン。

 

「応援しておるからな。…いってらっしゃい」

 

「気をつけて行くのよ」

 

「じーさんも久々にちゃんと寝ろよ?ねえちゃん!タウンマップ…大切に使わせてもらう。レッド!先に行ってるからな!しっかり追いかけてこいよ!」

 

 アデューとお決まりのポーズをキメて去っていくグリーンを黙って見送る。…俺が声援を送る必要はない。知り合って間もない人間に言われても困るだろう。……心の内で応援はしておく。

 

「…………」

 

『もう…トレーナーはくいしん坊だなぁ』

 

『すごーい!ウチやヒトカゲよりも食べてるよ!』

 

 ようやく食べ終えたのか頬に付いた食べカスを拭い立ち上がるレッド。…今度はヒトカゲ……じゃなくてレッドだな。はいはい…。

 

「くいしん坊だと」

 

 本当にな?フシギダネよりも食べていることに驚きを隠せないからな?飢餓に近い空腹状態だったフシギダネより食べるってどういう胃袋してるんだよ。

 

 ……あと照れるな。少なくとも褒めてはないだろ。呆れ半分、困惑半分ってところが妥当だからな。

 

『よし…ぼくも行ってくるね』

 

『うん!ヒトカゲも頑張ってね!応援してるから!』

 

『ありがとう。…あ、少しだけいいかな』

 

 ヒトカゲがこちらに近づいてくる。

 フシギダネ…じゃなくて俺に用があるのか。

 

「……どうした?」

 

『…フシギダネのことありがとう。それとね』

 

 肩に飛びつくとよじ登り…。

 

『嫉妬しちゃうな』

 

 耳元で囁いた。…それはどっちの意味だ?

 聞き返……いや、いい……知らない方がいい、か。

 

『??…どーしたの?』

 

『なんでもないよ』

 

 ぽてっと首を傾げるフシギダネ。

 聞こえてない…か。

 

 ……わかっちゃいたが…ポケモンも人間と同じぐらい複雑だよな。

 

「グリーンと同様応援しておるぞ。…いってらっしゃい」

 

「レッドくんも頑張ってね!」

 

「…………」

 

 コクリと頷き帽子を被り直す。

 ヒトカゲをモンスターボールに戻して歩き出した。……これから2人の旅が始まる。

 

 …賑やかだった空間は瞬く間に静けさが訪れた。これで一息が吐ける。…無理か。

 

『トレーナー!トレーナー!日光浴しよう!』

 

 膝の上をぴょんぴょんと跳ねるフシギダネ。

 …空を見上げると変わらず雲一つない晴天。

 

「そうだな。…オーキド博士。フシギダネが日光浴したいらしいんですが」

 

「ふむ…裏に大きな庭があるからそこでまったり日光浴をするのが良いだろう。喉が乾いた時のために自動販売機も備えておる。…場所は」

 

 家で飲めばいいんじゃないか?

 …そういえばオーキド研究所では行事や催しが行われることがある。

 

 参加者の為にわざわざ立てたのか。

 

『はいはーい!ウチ知ってるよ!』

 

「ほう、これはわしにもわかるぞ。フシギダネ案内をしてあげなさい」

 

『はーい!こっちだよトレーナー!』

 

 膝から飛び降り駆け出すフシギダネ。

 …元気だな。急がないと見失いそうだ。

 

「そうじゃ最近野生のポケモンが出入りしているみたいだから注意するんじゃぞ。…それとーー」

 

「おじいちゃんもう行っちゃったわよ。自動販売機で思い出したけど…やっぱり誰かが隠れて飲んでるみたい。飲むのはいいんだけどーー」

 

「…不法侵入している者がいる可能性がある、か。これ以上続く様なら被害届をーー」

 

 オーキド博士とナナミさんが何やら話をしているみたいだが殆ど聞こえない。

 

『トレーナー?どうしたの?』

 

「……なんでもない」

 

『そっかぁ!あ!もう少しだよ!』

 

 フシギダネの後に続き外周を回る。

 少し歩けば簡素な柵で囲われた広い庭が見えてきた。

 

 庭にしては広過ぎる。…多分、オーキド研究所に預けられたポケモン達を放牧する場所でもあるのだろう。

 

『着いたー!』

 

 はしゃぎながら柵の隙間を通り抜けて駆け出すフシギダネ。…柵として機能してるのか疑問に感じるが気にせず入口に向かい扉を開けて中に入った。

 

 すぐ傍には自動販売機とベンチ。おいしいみず、ミックスオレ、サイコソーダとお決まりのレパートリー。

 

 ……あとは…ポケモンが自動販売機の前に立っていた。

 

 見たことはある。それはもう知らない人はいないであろう知名度を誇っていたポケモン。

 

 黄色い身体に稲妻を思わせるギザギザのしっぽ。長く尖った耳に赤いほっぺは電気袋と呼ばれている。

 

『…………』

 

 …ねずみポケモンのピカチュウ。

 誰かのポケモン…ではないな。トキワ方面からやってきたのだろう。

 

 自動販売機をただ見上げていた。…目測だが通常サイズよりも一回り小さいかもしれない。

 

『……だれ』

 

 真横で突っ立って見ていれば馬鹿でも気づく。横目のピカチュウを目が合う。…俺の知っているピカチュウとは違う…気がするな。

 

 ピカチュウは警戒心が強い。特に野生のピカチュウは人間に対して不信感を抱いている個体が多いし目を合わせれば脱兎のごとく逃げ出す。

 

 このピカチュウは人慣れしている。

 …違う、興味がない。無関心。

 

『…………』

 

 興味なさげに視線を戻すと電気袋をぱちぱちと鳴らし自動販売機に電撃を浴びせた。

 

 これは…でんきショックか?いやそれよりも威力は無さそうに見える。

 

『‪…ん』

 

 ガタンッと音を響かせ自動販売機は飲み物を吐き出す。ピカチュウは取り出し口から飲み物…ミックスオレを手に取ると両手に抱えるとベンチに座った。

 

 文明の利器を使いこなしている。

 賢いピカチュウ…ってところか。

 

 この手際の良さ。…先程の手口で無銭飲食を繰り返してるな。

 在庫のズレとかとんでもない事になってそうだ。

 

『……………なに?』

 

「なんでもない」

 

 咄嗟に返す。

 ピカチュウの瞳が少し揺れた。

 

『…………わかるんだ。驚いた』

 

 とても驚いているようには見えないけどな。

 

『トレーナー!こっちだよー!』

 

『………貴方を待ってる』

 

 …フシギダネの日光浴が目的だ。待たせるのも申し訳ない。

 

「……ほどほどにしとけよ」

 

 人間でもポケモンでも犯罪には変わりないしバレたら面倒なことになるからな。重ねれば重ねる程取り返しがつかなくなる。

 

 去り際にピカチュウを見たが…多分、わかってない。それもそうだ。人間の作った法をポケモンが知る由も守る理由もない。…どうでもいいだろう。

 

 一応オーキド博士に報告はしとくか。

 

『遅いよ!ほら!日光浴♪日光浴♪』

 

 緑の絨毯を思わせる草原のど真ん中。

 太陽が直射する位置に座り込む。

 

 その上にはフシギダネ。

 

 フシギダネは気持ちよさそうにしつつも微動だにしない。

 

 夏場とまでは言わないがジリジリと肌が焼けていく感覚。

 

 汗が吹き出し流れていく。

 服に染み込み不快感を覚えていく。

 

 ……今日はぐっすり眠れそうだな。

 なんて呑気なことを考えていると自然と時間は過ぎていく。

 

『すごい気持ちよかった!トレーナーはどうだった?』

 

「……気分転換にはなった」

 

『本当?…良かったぁ!また日光浴しようね!』

 

 30分前後の日光浴を終えてオーキド研究所へ戻る。…帰りに自動販売機とベンチを見たがピカチュウはいなかった。

 

「戻ってきたようじゃな。うんうんフシギダネはもう大丈夫そうじゃのう」

 

『博士!ウチ元気いっぱいだよ!』

 

「フシギダネが回復しグリーンとレッドの旅立ちも終え、ひと段落したところで…話がある」

 

 穏やかな表情から真剣な表情に。

 その前にピカチュウのことを話しとくか。

 

 庭にピカチュウがいたこと。電気を器用に扱い飲み物を取り出していたことを。

 

『ピカチュウがいたの?気がつかなかったなぁ。…お友達になれたりしないかな』

 

 …どうだろうか。あのピカチュウは一匹狼の気質がありそうだった。…群れを作らず単独で行動していることから…離れたか、もしくはーー

 

「ピカチュウ。…この辺りには生息してない筈だが。なるほど…被害届を出す必要はなくなったのう」

 

 詳しく知らないし聞きもしないが…オーキド博士の中では解決したみたいだ。

 

「……話とはなんですか?」

 

「そうじゃそうじゃ。…ポケモン専門のカウンセリングは知っているな」

 

「…ええ、知っていますよ」

 

 フシギダネを見る。カウンセリングと聞いて表情を暗くしていた。…良い思い出は無さそうだな。

 

「カウンセリングといってもやってることは簡単なケアや寄り添うことぐらい……ポケモンの言葉がわからないからのう。人にもいえるが言葉の壁は分厚い。カウンセリングで回復するポケモンもいるが極わずか」

 

 ……嫌な予感がする。

 いやもう確定に近い…確定している。

 

「……そこでポケモンの言葉を理解する者が現れた。はっきり言おう。この世界で……ただ1人ポケモンの言葉を理解できる存在。それが君じゃ」

 

「それは違いますよ。…少なくとももう1人ポケモンの言葉を…声を聞ける存在はいます」

 

 Nを忘れちゃいけない。

 俺なんかと違い本物だ。

 

『……え?』

 

「なんじゃと…?…君以外に……?」

 

 揃って驚いているな。

 

 …そうだな。

 どう説明すればいいんだろうか。

 

 なるようになれ…か。

 

「ええ、正確には感じるんです。…カントーから海を超えた地方に……その存在を…」

 

 ……厨二臭い言葉になったが今は甘んじる。

 

『トレーナー以外にも…いるんだ…』

 

「……海を超えた地方。候補は多過ぎて特定はできないか。…わしはわからんが……同じ能力を持つ者同士惹かれ合うってことかのう」

 

 惹かれ合いたくはないけどな。

 Nに目をつけられるとか勘弁して欲しい。…この場合はプラズマ団か。

 

「この話は置いておこう。話を戻すとして…君にはポケモン達のカウンセリングをして欲しいんじゃ。無論、君のことは口外しない。場所も提供するし依頼主には一切伏せる。…預かったポケモンの悩みを聞いて欲しいんじゃよ」

 

 …わかってた。

 俺のことは口外しない。そりゃポケモンの言葉がわかります!なんて奴が現れたら…な。

 

 オーキド博士みたいな著名人が発言した日にはマサラタウンに人押し寄せるだろう。…その能力を悪用する為に悪の組織…ロケット団等が接触してくれる可能性もある。

 

 漏洩防止の為に依頼主には他言無用。

 普通なら不信感を抱くがオーキド博士が間に入る。

 

 オーキド博士。この名前はこの世界において最強の繋がり。…これだけでありとあらゆる物事が円滑に進む。

 

「給料も出させてもらう。…それだけのことを君にやってもらおうと思っている。…なーに君のことは全く心配しておらん。フシギダネを見れば…君が優しい心の持ち主なのはわかっておる。必要なものがあればなんでも用意するしわしもナナミも最善を尽くそう」

 

 真っ直ぐ俺を見てそういった。

 

 ……そこまで言われたら断れるわけがない。

 全く……卑怯なじいさんだな。

 

『トレーナー?』

 

「……わかりました。上手くいくかはわからないですけど……やってみますよ」

 

「…!……そうか。…ありがとう。君のおかげで心に傷を負ったポケモン達が癒せると思うと……明日からよろしく頼む。実はもう依頼が来ておってな」

 

 ……は?

 

「……は?」

 

「君とフシギダネが日光浴をしている間にナナミに頼んでサイトを作って貰ったんじゃ。これじゃよ」

 

 オーキド博士に連れられとある一室へ。

 テーブルにはパソコンが置かれており画面には。

 

「……オーキド研究所のポケモン専門お悩み解決?」

 

 カラフルでごちゃごちゃとしたサイトが写っていた。

 

 ポケモン達のお悩み解決します。どんなポケモンどんなお悩みでもお受けします。…料金はお悩みが解決しましたらお受け取りします、ね。

 

 ………………。

 

「……オーキド博士」

 

「なんじゃ?」

 

「……断られたらどうしたんですか」

 

「うん?…ああ、君なら断らんと思ってたからなんも考えてなかったわい!」

 

「……は、はは」

 

 能天気に笑うオーキドに乾いた笑いを吐く。

 

 ……食えないジジイだ。

 はぁ…明日からか。

 

『トレーナー……』

 

 足元で寂しそうに見上げるフシギダネ。

……あー…そうだな。

 

「フシギダネも手伝ってくれないか?」

 

『…え?いいの?』

 

「ポケモンによっちゃ人間が怖いってのもいるだろう。その時にフシギダネがいれば安心できるかもしれないしな」

 

「うむ、その通りじゃな。フシギダネ程の明るさがあればポケモン達を元気つけることができるじゃろう」

 

『…うん!ウチも頑張ってトレーナーのお手伝いするからね!』

 

 ……フシギダネとの時間もしっかり作らないとな。とりあえず今日は帰ります。

 

 オーキド博士に別れを告げて帰宅。

 フシギダネは初めてか。…フシギダネのベッドやポケモンフーズも買わないいけないな。

 

 家に着きすぐに風呂に入った。

 サッパリした身体でリビングへ。…玄関に入って腕から飛び降り部屋中を見て回っていたフシギダネはベッドの上で丸まっていた。

 

 ……まだ夕方にもなってないが…眠い。……寝るか。

 

『…んにゅ……ト…レー…ナ……』

 

「……はいはい」

 

 ベッドに横になり…フシギダネを抱き寄せて目を閉じた。

 

 ────────────

 

 後日フシギダネと一緒にオーキド研究所へ。

 

『どんなポケモンかなー?』

 

「…なんだろうな」

 

 見当もつかない。

 どんなポケモンでもおかしくない。

 

 流石に伝説や幻はないだろうけど。

 

 …なんか騒がしいな。

 扉を開けて中に入る。

 

「!…待っておったぞ!でも今はそれどころじゃ……アッツゥ!?燃える…!?」

 

『わっ!?博士大丈夫!?』

 

 火だるまのオーキド博士がお出迎えしてくれた。…初日でこれとか大丈夫か?

 

 ローリングを繰り返すオーキド博士を見て心底思った。

 




※オーキド博士は特別な訓練を受けています。
火だるまはガチで危険なので真似しないでください。注意 ローリングで火消しができるのはモンスターをハントする世界ぐらいです。

またアンケ置いときますので適当にポチってくれると嬉しいです。

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