プロローグ
Side?
「いよっし!コレで漸くメインストーリーはクリアか!って事で寝る!ぐごー!…」
~…~
「んあ?…」
俺の名は鋼宮 鳴汰。
先日、新発売された「ぽこあポケモン」のメインストーリーをやっとクリアして寝落ちし目が覚めたら何か体の感覚が可笑しい様な気がした。
あ、鏡あるな。
「…!?お、俺メタモンになっているうううー!?ど、どゆことお…」
え?これって夢だよな?…と、とりあえず人間の姿に変身して自身の顔をつねってみる…痛え…一度は妄想した事あるけどさあ…
周囲を見渡してみるもナビゲート兼博士枠であるモジャンボ博士の姿はおろか他の気配すらも感じない…ならばポケモン図鑑だけでもと思って探したが見つけられず…と思っていたら
『オ?オマエ、ニンゲン?ジャナイナ…メタモンカ?!』
「ロトム!?…」
『ヤッパリカ!』
便利家電ポケモンのロトムがそう言いながらふわふわ漂っていた。
しかもスマホロトムじゃねえか。
「ロトム、実は…」
『ナンダ?』
俺はスマホロトムに人間であったのに何故かメタモンになっている事を話した。
『オマエ、モトモトニンゲンダッタノカ!?』
スマホロトムに事情を話すと彼は酷く驚いていた。
「一応聞くけどお前以外のポケモンを見かけたって事は?」
『ウ~ン…ジツハオマエイガイミタコトナインダヨナ…』
「そっか…」
スマホロトムに一応問いかけたがそう返答された。
『ア、デモニンゲンノスガタナラチョットマエニミカケタゾ!』
「は?!」
彼のとんでもない言葉に俺はおもわず某ミーム猫に変身して驚く。
え?此処がぽこポケの世界であるなら人間達は宇宙開拓進出して地球には人っ子一人すらも居ない筈なんだけど…
真逆…
「ロトム、その人間を見かけたっていう場所に案内してくれないか?!」
『オヤスイゴヨウダゾ!』
ロトムの案内を受け俺はその人間を探す事にした。
『タシカコノアタリデミカケタ…』
「ってかログハウスあるやんけ!」
ロトムに案内された場所に向かうと其処にはゲームでも造れた簡易的なログハウスが其処にはあった。
「よし…!」
意を決してログハウスの扉を叩く。
「ん?はーいって人?!」
「あのー…此処は一体何処なんすかねえ?…って…」
ログハウスから出てきた人物は前世で見覚えの有る人物だった。
「い…」
「?」
おもわず絶叫しそうになるが堪える。
うん…目の前の人物は過労死して神様転生した男性、街尾 火楽だったのだ。
ぽこポケ所じゃなくて最早ポケモンとは何ら関係の無い「異世界のんびり農家」の世界じゃねえか!