ポケットモンスター 流浪の旅人   作:ラストオーダー5秒前

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会話やらなんやらが難し過ぎて投稿遅れました……
なるべく3日に1度のペースで投稿したい所存


遊園地で気を付けること

 幼少期が終わり8歳になった僕たち私たちは、イッシュの誇る商業都市であるライモンシティの遊園地に来ていた。ヒャッホウ!

 観覧車にジェットコースター、風船を持ったよく分からないマスコットに見てるだけでお腹が空かせてくる屋台、その他諸々の施設などなど…。子供のテンション爆上がりハッピーセットである。最高かよ遊園地。俺一生ここで暮らせるわ。

 

 と、テンションと好奇心の赴くままにアトラクションを巡りたい訳だが、それは許されない。何故なら今日ここに来たのは俺とトウヤとトウコだけではない。幼馴染の2人も一緒に来ているのだ、単独で行動するのは控えた方が良いだろう。1人はマイペースで周りの人を振り回すような女の子だけど、もう1人の男の子はしっかり者だからね。何とかなると思う……

 

 

 「何だろあれ。トウマ、行こ」

 「トウコ?集団行動って知ってる?今日はみんなで周ろうって話したよね!?」

 「人がいっぱいだね〜。あ!あそこのクレープ美味しそ〜」

 「ベル、ストップ。お願いだから1人で行こうとしないで。何処かに行く時は先に誰かに言うって決めただろ?」

 

 

 そう思っていた時期も、僕にはありました。しっかり振り回されてるね、ウケる。

 

 そう言えば紹介してなかったし、この2人のこと説明するか。

 

 マイペースな女の子はベル。おっとりしていて時間には少しルーズな所があったりするが心優しい子だ。なんとなく周りに花浮かんでそう。

 しっかり者の男の子はチェレン。クラスに1人は居る真面目な奴、冷たい訳では無いけどなんか……ね?的な。もちろんメガネ。

 

 この2人が加わった5人で遊園地を遊ぶ訳ですが、うん、不安だね。(保護者は別の所でお茶会中。決して子供の体力について行けない訳ではないぞ!)

 

 

 「………で、何処から周る?結構色々あるから周りきれるか分かんないぞ?」

 「私風船貰ってくるね〜」

 「あ、ベル!1人で行こうとしないで!」

 「私ジェットコースター乗ってくる」

 「トウコ!?君の辞書に協調性という文字はないのかい!?」

 「コイツらバーサーカーか何かか?」

 

 

 まともな男子組を容易く振り回す女子組ヤバくね?一瞬で消えたしトウヤもチェレンも追いかけてどっか行ったし……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あれ?俺孤立した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーー

⁇?side

 

 今日はお母さんと遊園地に来ました!

 私が住んでいる街は田舎……と言う程田舎では無いんですけど、やっぱりライモンシティを見ると『都会だぁー!』って気持ちになっちゃうんですよね。ありません?そう言う感じ体験。畑とか森とかに囲まれてる訳じゃ無いし近くにショッピングモールとかそこそこ並んでるけど高層ビルがずらっと並んでる場所に来た時の『私の街と全く違う……!』的なやつです。

 

 

 まぁ、つまり。

 

 

 何が言いたいのかと言うと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「お母さん……どこぉ……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 浮かれすぎて迷子になりました。

 

 初めて見るものばかりでテンションが上がり、湧き上がる衝動に身を委ねて進み続けていれば、待っていたのは孤独でした。

 

 お母さんが側に居ないと気付くと高まっていた熱も一瞬で冷め、どうしようという不安が頭を埋め尽くしました。

 

 私はその場でしゃがみ込み、ぐずぐず泣いていました。周りに居る人達は自分の子供を抑えるのに手を焼いていたり、面倒事に巻き込まれ無いよう少し離れて歩いていたりと、誰も助けようとはしてくれません。

 

 だからと言って、泣き止むわけではありません。泣き続けていても分かっていても、私に出来ることなんて抑えきれない不安を涙として出し続けることだけですから。誰かが私に手を差し伸べてくれるなんてことは無い……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「君、ダイジョブ?迷子?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 顔を上げればそこには、心配そうな眼で私を見つめる、少し歳上の男の子が居ました。

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