ソードアート・オンライン BulletLove 作:妖狐アルル
大学2年生 22歳
高校卒業後1年半ほどバイクで旅に出た後大学を受験した為ちょっと遅めな大学生
旅に出た理由も知らない風景を見に行く為、特に理由という理由もないが親も許可したので行ってきた
現在はGGOで稼ぐ傍らリアルでもバイトで稼ぎ一人暮らし
アラームの音で目が覚める、今日は大学の授業でとる予定のコマは昼からだが普段通りに起きるのは癖にしている
まだ布団にいたい誘惑を押しのけ洗面台で顔を洗いうがいをしキッチンに向かう
「今日は珈琲の気分だ」
キャニスターに入れた珈琲豆を二種類今日の気分でブレンドしていく
珈琲豆を挽くのは手挽きに限る…まぁこれは人それぞれだろう
ドリッパーにフィルターをセットし粗めに挽いた豆を入れる、フワッと香る珈琲の香りが鼻腔をくすぐる
湯を沸かしつつ朝飯の用意だ
バケットを3枚ほど切りトースターに入れダイヤルを回す
卵を二つ用意しフライパンにオリーブオイルを入れ火にかけ油を馴染ませる
パチパチと音が鳴り出したら卵を割入れ目玉焼きを仕上げていく
その横にベーコンを二枚程焼けば後は焼き上がりを待つだけだ
焼けた目玉焼きとベーコン、そこに焼いたバケットを乗せテーブルに置き珈琲に湯を注いでいく
焦って入れるのは味や香りに影響が出る 心にゆとりを持って淹れるのがいいのだ
「さてっと いただきます」
目玉焼きに胡椒と塩をかけ食べる俺はかた焼派だ
ナイフで目玉焼きを切り口に運ぶ、その後にバケット ベーコンそして卵にもどる
そのまま食べ進め最後に珈琲を口に運ぶ ブラジル豆の苦味にブレンドで加えたエチオピア由来の香りが鼻から抜ける
「ごちそーさんっと」
食べたら食器をシンクへ 面倒くさがると後がそれこそ面倒だこういうのはさっさと終わらせるに限る
「今日は午前中が大学で14時からバイトだったな…」
大学の単位は余裕も出てきたし行くのは減らしてもいいだろうな…バイト時間増やしてもいいな
大学の講義を終えて愛車の三菱500 A11型に乗り込みエンジンをかける
適当にラジオをつけ走らせる、大学からバイト先のカフェまで少し距離があるのだ
少し前にバイト先のマスターがゲームの世界から帰還しトリッシュさんも嬉しそうに過ごしてる為若干行きづらいがこれも生活の為だ
「おはようございます」
「あら元助くんもう講義は終わったの?」
トリッシュさん本来は夜間のバーの担当なのだが旦那さんがまだ本調子でないため昼のカフェタイムも手伝っているので少しでも負担を減らしたい、2人には雇ってもらった恩もあるわけだし
「マスターは?」
「買い出しよ ランチタイムでトマト系の料理が想像以上に出たのよ」
なるほど、なら近くの野菜屋だろうからそう長くはかからないだろうしさっさと着替えて店に入るとしよう
数分後にはマスターが戻ってきた、相変わらずガタイがよくちょっと強面フェイスだ
「元助もう来てたのか」
「講義午前中だけだったんで まだマスターも本調子じゃないですし」
「気を使ってくれてるのはありがたいがいいのか?」
「好きでやってるんですから気にしないでください、家に居たって趣味に時間使うだけで暇なんで」
実際GGOするか趣味で集めたエアガンやガスガン弄るしかやることがないのも事実だしそれならバイトに来た方がいい
「キリトちょっといいか…」
あれから時間が立ち15時過ぎのデザートタイムも終わりゆっくりした空気が流れていた時マスターが来店されたお客様に何か写真を見せているようだ
確か彼はマスターと同じあのゲームの帰還者と聞いた…どうも険しい顔をしてるが大丈夫だろうか?
「……エギル!これは!!」
「俺もたまたま見つけた情報だ…ALOというゲームで撮られたものだ」
なにやら険しい話になってきたみたいだし少し離れるか…
「おちつけキリト!」
「いや俺は可能性があるなら……試したいいや試すしかないんだ!!」
なんか話しかけづらいが行くしかないか
キリト?って人の前に裏で作ってきた海鮮ピラフを置く
「元助?」
「えっ…はっ?」
急にピラフなんか置いたからかキリトさんもマスターも目を点にしている
「何事かは分かんないけど空腹で考えて行動しても上手くいかないと思うので よければ」
そう言うとキリトさんはマスターに目を向ける、多方勝手に作ってきたからどうすれば?と思ったのだろう
マスターはそれに頷いて食えとジェスチャーする
「っと…いただきます」
スプーンを手に取り食べ始めたのでお冷を足しておく、見れば黙々と食べ進めている
さっきからチラチラと聞こえたアスナって言葉や試せる事は試したいといった発言、そしてこの2人の関係から何となく予想がつく
まだ帰還者、SAOサバイバーの中で何故か現実に意識が戻ってない人が何人もいるそうだ
恐らくだけど彼が試したい事はそういう事なんだろう
「ごちそうさまでした…」
「お粗末さまでした」
皿を取ると話しかけられる
「ありがとうございます…ちょっとおちつきました」
「ちょっとしたお節介ですから……頑張ってください」
そう言って皿を下げてるとマスターから軽く肩を叩かれ〝助かった〟と言われた、ただのお節介です
ちなみにちゃんとピラフ代はマスターに払った*1
バイトを終えて家に戻り夕食を食べ風呂に入りソファに腰掛ける…明日は特に講義もないしバイトも休みか
「それじゃ行きますか…」
やっぱり俺にはあの銃の世界が1番落ち着くらしい
時系列としてはフェアリィ・ダンスのスタート時点
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