ソードアート・オンライン BulletLove 作:妖狐アルル
ハンドガン以外は個人的に趣味ではないが使えない事もない
この砂嵐が吹く中で最も栄える街 グロッケン
ログイン時はホームを持ってない奴は基本的に中央広場に出る形になるが俺はホームがあるのでホームのソファから立ち上がる
こっちに来たもののやることも決めてない、腰に付けたホルスターに収まる相棒をひとなでしウィンドウを開く
多い訳では無いが一応のフレンドからメッセージが来てないか見てみるが特になし
仕方なしに立ち上がりオブジェクト化して置いてある銃の中から今日持ち歩く物を選ぶ
相棒以外は基本的に何丁か持ち歩くようにはしてる
「PPK/SとM9A1にするか…」
PPK/Sは右胸のホルスターにM9A1を左腰のホルスターに仕舞う
特に予定は無いが準備しておくのは問題ないだろう
しかしこうなると暇に戻ったな…とりあえず酒場に行って考えるか
「Aの22をくれ」
「かしこまりました」
NPCのバーのマスターに注文し腰掛ける…Aの22はアルコール商品だから頭に〝A〟がつく、ちなみに頼んだのはリアルで近しいのをいえばシャンディガフたな
ドリンクが来るまでポケットから出した羽を広げた黒い鳥が描かれたタバコ〝RAVEN〟を1つ加え銀色のZIPPOで火をつけ大きく吸い紫煙を吐き出す
「おまたせいたしました」
運ばれてきたドリンクを1口飲む、味は酒だがこの世界じゃ酔っ払うこともないしステータスも変わらない ただ味と気分だ
「隣 いい?」
声をかけてきたのは水色の髪を揺らした少し前に知り合った女性 シノンだ
「かまわねぇよ」
横に座り一息つくシノン、恐らくフィールドから戻ってきたばかりなんだろう
「なにか飲むか?」
「そうね…レモンティーにしようかしら」
「そうかい レモンティーと後ポテトくれ」
「かしこまりました」
ウィンドウを開き支払いを済ませるとシノンがコチラを見る
「別に自分で払うわよ」
「気にすんな 元々別の奴に1杯奢る予定もあったんだよ」
タバコを口に加え腰のホルスターからM629を引き抜き胸ポケットからメンテナンス用の布を取りだし磨いてやる
「…大事にしてるのね」
「まぁな」
それを言っちゃあお前だってヘカートIIを大事にしてるだろうに
「俺はコイツが特に気に入ってるのさ…」
そう言うとシノンは〝そう〟とだけ答え前に置かれたレモンティーを口に運ぶ
「ポテトも食えよ ここのチリ系のソースは結構いけるぜ? マスター次はAの…いやジンジャーエールをくれ」
何となくだが酒の気分でもなくなった
マスターが運んできたジンジャーエールを手に持ちシノンに向ける
「遅くなっちまったが」
「?…そうね」
やりたい事がわかったシノンがグラスを俺のグラスにカツンっとぶつけ乾杯する
「この後…時間あるかしら?」
お互い話す事もなく静かに過ごしていると話しかけてくる、特にやることは決めちゃいないが
「なら貴方もダンジョンに行かない? 新しいダンジョンだから良ければだけど」
マップに写っているのは確かに最近発見された砂漠地帯の建物だな
まだ手前ばかりで奥の方は探索されてないんだったか
「いいぜ どうせ暇だったんだ」
左手で帽子を整えるように被り直し席を立つとシノンも続くように席を立つ
「移動は?」
「車を出してやる その方が移動も楽だしグロッケンを出てからだな」
せっかくの遊びの誘いだ 予定がなくても来てみるものだな
使用銃紹介
ワルサーPPK/S
ワルサーPPKの派生型の1つ、小型拳銃の規制が厳しくなる中作られた
本作ではオリ主のサブアームの1つで登場(まだ名前だけですが近々使用描写がでます)