ソードアート・オンライン BulletLove 作:妖狐アルル
「ついたぜ」
グロッケンを抜けこちらの世界の愛車の1つを走らせシノンが言っていた新しいダンジョン前に車を止める
「貴方トライク以外にも車両を持ってたのね」
「あぁコイツはその内の1台だ」
見た目はポルシェ930型に似た藍色の車、見た目は普通の車だが性能はめちゃくちゃに弄ってる一点物だ
車をストレージに入れいざダンジョンに入り込む、外の外見に比べ中はかなりあっさりした空間だ
「大広間…奥も見通せるけど何ないわね」
シノンの目が鮮やかにひかる、恐らく射撃系のスキルを使って建物内を見ているようだ
「とりあえず中を進んでみるか」
ホルスターからM629を抜き歩く、シノンもへカートを両手に握り後に続く
「エネミーもいない?」
「あぁ…つまり何か条件があるって事だな」
少し奥に進むと机らしき物を発見した、少し後ろには壁になにかが貼り付けてある
「これはノートかしら?」
机に置いてある1冊のノートをシノンが調べてる間に俺は壁に貼り付けられた紙を見に行く
薄汚れており見にくいが何とか読める…
「ここは永久の牢獄……プリズンサンドメア !?」
牢獄だぁ!?って事は!
「シノン!!」
叫んだ時には俺達の足元に穴が開き真っ逆さまに落ちていくのだった……俺達の姿が消えた後穴は〝バタンッ〟っと音を立て閉じた、まるで何事も無かったかのように
「うおおおおおおおお!?」
「きゃあああああああああ!?」
くそ!警戒してたつもりだったがここまで大胆にくるとは!
どうにかしたくても空中じゃ身動きも取れねぇ!!
そのまま落ち続け俺達は最下層に〝ドシンっ!〟っと音を立て落ちた
「「いつつ…」」
立ち上がりホコリを落としながら辺りを見渡す
「檻か……」
薄暗い中に無数の檻、まるで映画だな
「シノンこっからは構えていた方がいい」
「えぇ…さっきとは違うみたいね」
廊下の奥から赤い目が光こちらに迫ってくる
「正面からかよ…!」
M629の撃鉄を起こし走ってくるエネミーに向けて放つ、1発2発と放つが音を立て弾かれる
「マグナムが効かねぇ!?」
「ならっ!」
シノンがへカートを構え走るエネミーに向けてトリガーを引き放たれた弾丸がエネミーを撃ち抜く
「ひゅー 流石対物ライフル」
倒れなエネミーを覗きに行くと服装は看守の服の上にチェーンメイルを着た人型ロボ型エネミー
「どんな看守だよ…」
「名前はキャプチャー そのまま捕獲ね」
「それより増援が来てるわよ!」
廊下の奥から同じように目を赤く光らせた看守エネミーが走って来る
「熱烈歓迎ってか!」
だがコイツを見てわかったがチェーンメイルがあるのは胴体から下半身までつまり
「頭がお留守だぜ!」
戦闘を走ってきていたキャプチャーの頭を撃ち抜くとそのまま勢いで倒れポリゴンとなって消える
弱点はわかったがこりゃ連射に優れてるほうがいいか
「ならコイツだな」
M629を戻し左腰のホルスターからM9A1を引き抜き両手で構え即座にキャプチャー共の頭を狙い発砲する
「そっちの方がたしかに良さそうね」
へカートを背負ったシノンもグロック18を構える、MP7から変えたのか?
「このっ!」
シノンがグロックを乱射しキャプチャー達を撃ち抜いていく中どんどん数は減ってきている
「ここらで1発 派手にやってやるか!」
ストレージからダイナマイトを取り出しZIPPOで火をつけキャプチャー達の群れに向けて投げ捨てる
「コイツぁただのダイナマイトじゃねえぞ!」
「きゃっ!?」
咄嗟に近くにいたシノンを抱き抱えるように倒れしゃがむと……
〝ズドーンっ!!〟っと音を立てキャプチャー共が吹き飛んでいく
「……何よあの威力」
「知り合いのガンスミスの所で調整してもらったが……こりゃ過剰だな」
何となく嫌な予感がしてシノンを伏せさせたがやっぱりか…あのロリ金髪覚えてろ…
「でもエネミーは全て倒せたみたいよ?」
「まぁあの規模じゃ全滅だわな」
しかし見回してみると本当に監獄だ、中を除けば鎖に繋がれた骸骨なんかが転がっている
「パッと見は要塞 入ってみれば監獄か」
「要塞であり監獄でもある…受刑者からしてみればひとたまりもないわね」
とりあえず進むか、道はこの一本道しかないようだし
時折現れるキャプチャー共を倒しつつ最後部の部屋まで辿り着いた
「看守室…おあつらい向きね」
「にしては広そうだがな 扉もバカデケェし」
右手にM629を握り左手でドアに手をかける
シノンに目配せし慎重にドアを開ける、そこには想像通りかなり広い空間に机そこに座るのはキャプチャーの上位機種であろうロボが両目をギラりっと光らせる
「ボスエネミーね…」
「あぁ 気を引き締めろよ」
お互いの得物を構え静かに戦いが始まった
ベレッタM9A1
M9ベースの改良型であり海兵隊使用
アンダーレイルが装備されておりフラッシュライトの装備が可能