戦国転生 4歳から始める十種影法術 作:匿名希望
ナンバリングをミスっていました、そして必死に第八話サルベージできないか探してました。
存在しないものを探し続けていたんです。
二話まとめて投稿してます、こっちは二話目です。
天正六年、秋。
比叡山での満象調伏から数ヶ月。影久の手元には、新たな式神が加わっていた。
「……よし、そこで止まれ。そのまま固定だ」
禪院家の広大な中庭に、地響きと共に現れたのは、身の丈をゆうに超える太さを持った巨大な蛇――「大蛇」であった。
本来ならば、その出現だけで並みの術師なら腰を抜かし、一族の者たちが畏怖の眼差しを向けるべき「十種」の一角。しかし、今その巨躯に課せられているのは、敵の粉砕でもなければ、陣地の防衛でもない。
「右側、三寸ほど浮かせろ。……そう、そこだ。脱兎、今のうちに漆喰を塗り込め。景次、水平はどうだ?」
「完璧です、兄上。私の『震』で土台の微細な歪みは均しておきました。これで、あと百年はこの塀も倒れませんよ」
大蛇は、その強靭な肉体を「支柱」として、倒れかけていた屋敷の外塀を強引に押し立てている。
その鱗の隙間を、数百羽の脱兎たちがバケツリレーの如く漆喰や建材を運び、補修作業をこなしていく。影久は縁側に腰を下ろし、図面を片手にその光景を眺めていた。
はぁ……本来なら職人の仕事を奪うのは良くないんだけどなぁ、今そもそも職人がいないんだ、ああ乱世乱世。
「……何という、何ということだ……!」
背後から、絞り出すような絶望の声が聞こえた。
振り返れば、禪院家の長老衆の一人が、震える指で大蛇を指差しながら、今にも卒倒しそうな顔で立っている。
「影久よ……! かの大蛇を、それに満象まで呼び出し、それを……それを『塀の修理』に使うとは! 貴公には、禪院の矜持というものがないのか!」
「矜持で塀は直りませんよ、長老」
俺は、視線を図面に戻したまま淡々と応じた。
「大蛇の筋力を使えば、人足数十人がかりで数日かかる作業が、ものの数刻で終わる。満象の放水で洗浄し、脱兎の数で仕上げる。それにです、今俺はずっと呪力を回し続けていますよ?ほら、術式の研鑽に最適、しかも塀は直るときてる、これほど合理的な『実戦』が他にありますか?」
「研鑽だと!? これは冒涜だ! 十種影法術をなんだと思っている!」
「はいはい」
ほんと工事の邪魔だけは立派にしてくるなあこの老害はよぉ!俺は羽虫を追い払うかのように手を振った。
「貴様ぁ……ッ!」
声を荒げた長老の喉が、引き攣った音を立てた。
俺の影から這い出した黒と白の獣――「玉犬」が、音もなく牙を剥き出しにしていたのだ。
低い、地響きのような唸り声。
それは単なる威嚇ではない。長老が次に一歩でも無礼な踏み込みをすれば、その喉笛を食いちぎるという、純粋な殺意の放射。
「お、おい、影久! この獣を……っ、何とかせぬか!」
「おっと。こらこら、落ち着け。……すいませんね、こいつら最近、俺の機嫌に敏感すぎて。俺が『話が長いな』などと思うと、勝手に相手を敵だと認識しちゃうんですよ」
俺が「悪い子達ですねー」など心にもないことを並べながら困った顔をして玉犬の頭を撫でていると。
「……若様、少々やりすぎです」
傍らに控える源蔵が、苦笑混じりに耳打ちしてきた。
その視線の先に目を向けると、長老の後ろで顔を真っ赤にし、怒りと困惑を綯い交ぜにした表情でこちらを睨む、禪院家の親族たちの姿があった。
伝統と権威に縋るジジイどもはほんっとにめんどくせぇなあ!
長老を玉犬で追い散らした後、俺が再び図面に目を落とすと、案の定、不愉快な気配が近づいてきた。
長老の後ろに控えていた親族の一人――叔父にあたる男だ。
俺に直接文句を言う度胸はないくせに、自分の権威が否定されたことには我慢がならない。そんな手合いが真っ先に向かうのは、俺ではなく、俺の隣で穏やかに笑っている弟の方だった。
「……景次。貴様、兄を止めようとは思わんのか。十種の極致を歩む者が、式神を女子の如く雑事に使い、家名を汚しているのだ。それを横でへらへらと眺めているとは。十種を継げなんだ分、せめて誇りの守り方くらいは学んだかと思っていたがな」
叔父の言葉は、周囲に聞こえるようにわざと大きく、いやらしい粘度を持って放たれた。
「継げなかった」という事実を、あたかも欠陥であるかのように突きつける、醜い!
そもそも俺以前に十種影法術が出たのいつなんだよ、お前も十種影法術じゃねーだろうが!
まあ、景次はそんなことでは動じない。
それどころか、彼は持っていた羽織を丁寧に畳むと、極めて穏やかな、しかし凍りつくような笑みを叔父に向けた、まるで不出来なあなたにわかりやすいように、教えてあげますと言わんばかりに告げた。
「叔父様。兄上は『力の最適な再分配』を行っておられるのです。門弟たちが半日かけて泥を弄る時間を、兄上が数刻で終わらせて差し上げれば、その分、彼らは本来の役目である『術式の修練』に時間を割ける。……それとも叔父様は、門弟たちに呪術ではなく、単なる『穴掘り』の才能を求めておられるのですか?」
「な、……何を屁理屈を……ッ! !」
「屁理屈ではありません。兄上の手を煩わせ、門弟の修行時間を削らねば屋敷の体裁も保てぬほど、叔父様方の管理能力は低い……。私はそう申し上げているのです」
景次が、一歩踏み出した。
その瞬間、周囲の空気が「密」になる。
景次の術式――「震(ふるい)」。
緻密に計算された衝撃が、彼の指先から叔父の持つ扇子へと伝播した。
「……っ、何だこの感覚は……手が、痺れ……」
「次からは、扇子の代わりにあなたの喉を鳴らしましょうか。……兄上の邪魔をするなら、その程度の『整理』は私が担当します」
――ミ、リ。
音は小さかった。
だが、叔父の悲鳴と共に、彼の手の中で扇子が文字通り「霧散」した。
扇子を構成する紙と骨が、超高速の振動によって結合を解かれ、さらさらとした塵となって消えた!こ、こえー!!
でもちゃんと扇だけ! 扇だけね! ぶっ壊したねえ!えらい、昔の大雑把だった頃とは大違いだお兄ちゃんは嬉しいよ!
「……ひ、ひいいっ!」
叔父は腰を抜かし、塵となった扇子の名残を呆然と見つめた後、逃げるようにその場を去っていった。
それを見ていた俺は、ウッキウキだった。
(……いいぞ、景次! 完璧だ。あんな面倒な奴らを正面から、しかもルール通りに黙らせるなんて、俺にはまず無理だ。めんどくさいが勝つ。……やっぱり、こいつが当主になるのが最適解だよな!)
ほんと、この家の連中は分かりやすくて助かるよ。
夜の風が、格子戸をガタガタと鳴らす深夜。
俺の私室には、行灯の細い光を囲んで、俺、景次、そして源蔵の三人が集まっていた。
脱兎が運んできたお茶を飲んでいると、昼間のことを思い返して笑いが漏れる。
「……景次。昼間のあの叔父さんやり込めたのすごかったぜ。あんな面倒な奴らを正面から、しかも『お前らのやりくりが下手だから俺が手伝ってやってるんだぞ』って理屈で黙らせるなんて、俺にはできないよ。どうしても先に『めんどくさい』が勝っちゃう」
「兄上。あのような不見識な輩を放置しておけば、兄上の貴重な時間が削られるだけですから。……本来、門弟に泥いじりをさせて満足しているような無能な管理こそが、この家の不利益。それを指摘されて逆上するなど、見苦しいにも程があります」
景次は当たり前のことのように、静かに茶杯を置いた。
その仕草一つとっても、育ちの良さと、どこか人を寄せ付けない高潔な支配者のオーラが漂っている。
「いや、それができるのがお前の才能なんだよ。……景次、改めて言うぞ。お前、当主になれ。俺は今日、確信した。お前こそがこの禪院の主に相応しい」
「…………。兄上、またそのお話をされるのですか」
景次が呆れたように眉を寄せる。
だが、俺は身を乗り出して続けた。
「何度でも言うぜ、冗談なんかじゃないぞ。俺が当主になれば、あの叔父さんたちみたいな連中を毎日相手にしなきゃならない。そうなれば俺は、早晩そいつらを皆殺しにするか、嫌気がさして家を捨てる。どっちにしろ禪院家は終わりだ」
俺は景次の瞳を真っ直ぐに見据える。
「俺は、この家の生活水準を整えることに全力を出す。落とし子や、術式が弱くて冷遇されている連中を集めて、術式を技術や生活を支える仕組みに転化する組織を作るつもりだ。……名前はそうだな、『躯(むくろ)』とでもしようか」
「『躯』……。本来なら捨て置かれるはずの者たちを、兄上の手足として再定義する、ということですか」
「そう。俺はその現場の長として、この家を内側から作り変える。景次、お前はその頂点に立って、俺という『最大戦力』と、俺が作った『組織』を好きに運用しろ。俺は現場で、お前は玉座で。それが一番の最適解だと思わないか?」
沈黙が流れる。
景次ならきっと、俺の言葉が単なる逃げではなく、自分への絶対的な信頼と、この家を存続させるための「適材適所」に基づいていることを理解しているだろう。
「若様……」
傍らで控えていた源蔵が、深く頭を垂れた。
「……某は若様の剣。若様が快適に過ごされることが、私の至上の喜び。景次様が表に立たれるなら、某は影の剣となり、景次様の障りとなる不浄をすべて振るい落としましょう」
景次は、兄と源蔵の顔を交互に見やり、やがて諦めたように、しかしどこか晴れやかな笑みを浮かべた。
「……承知いたしました、兄上。……兄上のその『我儘』を完璧に叶えるのが私の役目というのなら。私がこの家の理を書き換え、兄上が快適に過ごすための『聖域』を作り上げてみせましょう」
「よし、決まりだ! 感謝するぜ!話が分かる弟を持って俺は幸せだよ」
ほんとにね!
俺は上機嫌で景次の肩を叩いた。
これで、いい加減十種影法術の俺か、万能の弟かで内部分裂を狙う輩も黙らせられるだろう。
さて、景次と源蔵を口説き落としたところで、次はラスボス……現当主である親父との対決だ。
俺のスカウターによると、あの男のドブカス度は95%。
ちなみに現在俺15%、源蔵45%、景次80%(内面は上がっているが、外面のドブカス度は20%くらい)と言ったところだろう。
残りの5%は「禪院の血を絶やさない」という生存本能だけでできている。
情に訴えても無駄。正義を説いても時間の無駄。あいつにあるのは「力への信奉」と「損得勘定」だけだ。
だが、だからこそ今回の話は乗ってくる。
あいつにとって、俺(十種)と景次(震)は「所有物」だ。
これまでは「どちらを上に置くか」で親族どもが割れるのを、あいつなりに「内乱の火種」として警戒していたはずだ。
そこに俺が「俺は下(現場)で暴れるから、景次を上(政治)に置け」と持っていく。
親父の思考をトレースすればこうなる。
『最強の暴力(十種)』(しかも今となってはこの屋敷のインフラを支えている)が、『最強の管理者(震)』の管理下に置かれる。
これは組織として、これ以上なく効率的で冷徹な「力の配置」だ。
あいつのドブカスな合理主義からすれば、「兄弟の情」などという甘っちょろい話ではなく、「禪院家という巨大な兵器の最適化」に見えるはずなんだよな。
当主を譲る具体的な時期や、あいつ自身の隠居のタイミング……その辺の細かい話は、あいつと景次でじっくり詰めてもらえばいい。俺はあくまで「この体制の方が禪院はもっとヤバくなれるぜ」という餌を放り投げるだけだ。
よし、行こうか。
あのドブカス親父の「欲」を、俺たちの都合のいい方向に誘導してやるぜ!
冬が間近に迫り、廊下を渡る風は肌を刺すように鋭さを増していた。
禪院の最奥。重厚な御簾の向こう側から漏れ出るのは、暖を象徴する炭の匂いではなく、凍てつくような呪力の圧。そこに、俺の父であり、現当主である男が鎮座している。
部屋に足を踏み入れた瞬間、冬の夜気よりも冷たい沈黙が俺と景次を包み込んだ。
「……何の用だ。影久、それに景次。夜分に二人揃って」
親父の声は、低く、地を這うように冷淡だ。
俺は一歩前に出ると、淡々と言葉を紡いだ。
「父上。折り入って、この禪院家を、さらなる高みへ登らせるための提案に参りました」
「提案、だと?」
「ええ。俺を次期当主に据えるという現行の策、今すぐ白紙に戻していただきたい。……代わりに、景次を当主に据える。これが、この家にとっての最適解となるでしょう」
御簾の向こうで、親父の瞳が鋭く光るのが分かった。
空気が一瞬で密度を増し、物理的な重さとなって肩にのしかかる。
「……影久、貴様。自分が何を言っているか分かっているのか。十種影法術という『家の象徴』を背負いながら、その座を捨てると? 貴様は、禪院の歴史に泥を塗るつもりか」
泥泥泥って、みんな同じようなこと言うのな!
「泥を塗る? 逆ですよ。今のまま俺を当主に据えれば、俺は屋敷の奥で図面と首っ引きになり、実戦の勘を鈍らせる。十種という最強の矛を、そんな雑務で錆び付かせるのは、家門にとって取り返しのつかない損失だと思いませんか?」
俺は視線を逸らさず、さらに踏み込む。
「今、俺は大蛇や満象を用いて、この屋敷の理を物理的に書き換え始めています。俺は『現場』で暴れ、この家の基盤を盤石にする方が性に合っている。対して、景次を見てください。こいつの『震(ふるい)』は、不純物を淘汰し、組織を固めるための最強の力だ。……父上なら、どちらがこの時代の禪院家次期当主として相応しいか、理解できぬはずもないでしょう」
親父の視線が、俺から景次へと移る。
景次は微動だにせず、ただ静かに、しかし一歩も引かずに親父の殺気を真っ向から受け止めていた。
(……さあ、選べ。情でも伝統でもない。お前にとって、俺たちは目的を果たすための『道具』だろう? だったら、最も鋭い部品を、最も効率よく動かせる場所に配置しろ。お前の合理主義が、この案を拒絶できるはずがない)
永い沈黙が流れた。
やがて、御簾の向こうで親父が短く、喉を鳴らして笑った。
「ククッ……。よかろう。影久、貴様は『十種』という暴力を自由に行使せんがため、実の弟を『当主』という名の鎖に繋ぐか。……実権を握りつつ、面倒な責務はすべて押し付ける。小賢しい。しかしその冷徹なまでの身勝手さ、まさに禪院の血そのものよ」
奥座敷を出て、冬の気配が混じる冷たい廊下を足早に渡る。
景次はまだ父上との家督継承の詳細を詰めるために部屋に残っているが、あいつならあの怪物をうまく御してくれるはずだ。
これで俺は、次期当主という名の牢獄から、完全に解き放たれた。
「……ふぅ。お待たせ、源蔵」
「若様、いえ影久様。……お顔を拝見するに、首尾よく運んだようで」
「ああ、うまくいったと思う」
廊下の隅で控えていた源蔵が、影のように音もなく歩み寄ってくる。俺はその無骨な顔を見上げ、誰に聞かせるでもなく、しかし確信を込めて呟いた。
「あとは『躯』を立ち上げて、連中を仕込めばいい。家の雑事はあいつらに丸投げして、俺の手を離れて回る仕組みを作るんだ。まあ式神での手伝いは呪力の鍛錬もあるから続けるけどね」
(これでようやく、俺が理想とする『快適な引き籠もり生活』の土台が固まった。これでもう、当主の公務だの権力争いだの、あんな堅苦しいもんに振り回されなくて済む……)
内心のニヤけ顔を抑えつつ、俺は源蔵に軽く指を立ててみせた。
父上との「交渉」から数週間。
季節は巡り、天正七年の幕開け。禪院家の屋敷は、深々と降り積もる雪によって静寂に包まれていた。
俺は縁側に座り、寒風に当たりながら、新調したばかりの厚手の羽織に身を包んでいた。12月に景次が正式に次期当主候補と決まって以来、俺の身の回りは劇的に変化した。
(……ああ、最高!これだよ、これ)
景次が当主実務の見習いとして揉まれている間、俺は悠々と自分の時間を過ごしていた。しがらみからも重責からも解き放たれ、理想の隠居ライフへ向けて着々と外堀を埋めている。
いや、もちろん、ただ押し付けただけじゃないぞ!景次付きの下女下男の元へ、玉犬や脱兎を多めに送って、手厚い手伝いなどもしている!
「……待たせた、源蔵」
廊下の隅で控えていた源蔵が、影のように歩み寄ってくる。俺は冬の澄んだ空気を吸い込み、満足げに呟いた。
「首尾よくいっていますな、影久様。この数旬、実に穏やかでいらっしゃる」
「ああ。景次は大変そうだけどな。一族のドロドロした権力争いは気にせず、俺は俺の好きなようにやらせてもらう。……まあ、最低限の自衛は続けていくけど。それに、だ。むしろ、ここからが本番だ」
自身の足元に広がる影をじっと見つめる。
六年前からずっと、影の六層目への到達は止まったままだった。だが、満象の圧倒的な質量で影を圧縮し、円鹿が持つ正の呪力で焼き切れる脳の回復を促せば、その限界圧縮を維持できるはずだ。
満象の重みで六層目の境界を押し潰しながら、反転術式を抗力として、階層構造を維持する。そうすれば六と言わず七、八と歩を進められる!
(理論上は可能だと分かっていても、どうしても出力が足りず停滞していた壁だ。円鹿の調伏が成れば、俺の影の階層は文字通り次元が変わる、一層ごとに持つ力が全然違うんだ。これから先に待つ楽々隠居生活を盤石にするためにも、この手札は今すぐ完成させなきゃならん)
重なる層が増えるたびに。呪力反射が強くなるアレで、起きてた現象の規模も跳ねるはず。
どうにも微量だが呪力の還付が起きてるっぽいんだ。層を増やせたら是非とも研究を進めたいとこだな。
……油断していた。その平穏を、足元からパラパラと崩すような出来事が起こるまでは。
「――申し上げますッ!」
静寂を切り裂くような叫びと共に、一人の使い番が雪を蹴散らして中庭から飛び込んできた。その手に握られているのは、五条家からの緊急の書状。
「五条家より伝令! 本日未刻、五条家嫡男が誕生いたしました! その瞳には六眼を宿し、術式は無下限呪術を継承しているとのこと!」
瞬間。
脳内に溢れ出した、存在した(前世の)記憶。
400年前。
江戸時代。
慶長。
御前試合。
六眼。
無下限。
十種影法術。
相打ち。
結局のところ俺は原作にわか…いや日本史にわかだったのだ。
俺のことじゃん!!!!あれ!