マブラヴ時空で現ナマは武器となるか? ~愛はお金で買えるのって少女漫画で言ってたから~   作:行徳のり

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順調だから宿題をくれてやるから感謝しなッ!! by 帝国うちう軍


04-04 うちう軍のおねだり 前

―――1953年 初春 東京、市ヶ谷 陸軍本部

 

 

 市ヶ谷である。

 呼ばれて飛び出て、驚き桃の木山椒の木。

 何故俺はいるのだろうか? 俺、元は※①江田島の人間なんだけど?

 やっと電動化した国鉄に揺られて丸2日かけて俺は東京へとやって来た。

 海軍でなく陸軍、正しくは宇宙軍の将官が何で俺を呼びだすのだろう?

 

………ベタ金どころか将官クラスがネチネチ・ネトネト話しかけてくるって何?

 

 必死こいて会社を回していたら、ついにこんな場末まで……やだ……怖い。

 そんな現実逃避しつつ挨拶の後で、宇宙軍の将官は俺に切り出した。

 立派な部屋に通されて切り出された話題とは?

 

「………ええとだねえ、貴社の長年の貢献、有難い限りだ」

 

 内心で言い返した。

 

 え、10年もたってないですけど? 助けてくれたこともなくね?

 

 しかし言えない。だって軍は正義なのだから。

 帝国軍の辞書に【誤謬】はないらしいので。

 正義の軍隊であるので、陸軍は海軍のやることに、海軍は陸軍のやることに、頭から反対するだけの素敵な団体だ。

 あ、斯衛軍は呼んでないのでお付き合いもしたくない。

 独立武家の嫁で助かってる面もあるが、いつか来そうで怖い。

 

「MMU、こいつをね、何とかしたくてね」

 

 あほしね。いや言い換えよう、可及的速やかに貴様はヂになれ。

 そう内心で毒づいてから俺は質問。

 

「つまり?」

 

「月面開発でねえ、ダイダロスだなんてアメ公が考えてるんだよ」

 

 俺は目頭を揉んだ。

 嫁の上の上から、それも派閥を越えて来ている。

 潮気のある宇宙屋なので否定も厳しい。ロケット失敗していれば話は違っただろうが……

 

 平賀と藤本の糞みたいな殴り合いが宇宙でもかよ。

 殴り合いの【うちう】だな、笑えない。

 

「飽和潜水士の技術しかウチは持ってません」

 

 ノーと言える男、それがオイラッ!

 

「だが潜水服のノウハウは引っ張れるだろう?」

 

 ヒッパレはする。うちの会社、キメラだから。

 海軍さんが戦時は必要だからと作って「やっぱイラネ」した会社群がね。

 だがね? 台湾銀行と別府、大神周辺の地銀からは最近ガンギマリの目で言われるんだわ。

 

―――無理してオマエが潰れたら、周囲の経済が丸ごと死ぬからな?

 

 おかしい、ですよ! なんでBETAの前に人間にあたまいたいされてるんや!

 俺が経営ミスったら大分県と台湾経済に大ダメージ。

 かつ、シームレスに大戦犯となるスキームがなんで出来てるんや!

 

「頼むよ」

 

「………考えます」

 

 しかし将官に言われちゃ飲むしかない。

 政治的にぶっ殺してやろうと、俺はデスノートを作ることに決めた。

 ポストから降りるとき覚悟しとけよ?

 

 




※①……四角井くん一応海軍の出身であるので


うちう軍「こまったなぁ……奇麗どころだけじゃ足りない。わかるかい?」
四角井くん「えっそれは…(困惑)」
うちう軍「冗談はよしてくれ」
四角井くん「」
うちう軍「やったぜ。」
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