マブラヴ時空で現ナマは武器となるか? ~愛はお金で買えるのって少女漫画で言ってたから~ 作:行徳のり
四角井くん「はっはっはっはっは」
ムチュコ「オカンと布団で遊ぶのやめへん?」
四角井くん「ムスコ氏ッ!!」
子持ちとなった俺である。
令和時空の子育の可能性。
共同と言う名のノルマ押し付け(なんなら強制執行)に【びくびく】していたがカミサンが出来過ぎた。
ムカシの大和なでしこ、すげえなあ! と思いつつ、困ったことがある(それはそうとしてお手伝いさんは雇っている)。
それは倅らとの遊びである。
自宅の庭での事である。
俺はメイドインジャパン(四国名産の竹紙)の【めんこ】で倅と遊んでいた。
ふと倅(長男)が、こんなことを言った。
「オトンはお船をつくんやろ?」
繰り返すが倅こと、長男坊主と俺はメンコバトルをしていた。
童心に帰って結構楽しいことはナイショである。
「そうやけど?」
ペッチン、バッチンと互いにメンコを弾き合う。
「めんこ、会社で作るのはいいん?」
ムスコに会社の私的利用を咎められたでがんす。
「ええやろ、オトン社長やぞ、偉いんやぞ」
気持ち強めに倅のメンコをぶっ飛ばす。
丸のメンコが倅の四角いメンコを舞い上がらせた。
くるりくるりと回るメンコが落ちた。
俺は、かがんでひっくり返ったメンコを取る。
「でもオトン」
そんな俺を見ていた倅が言う。
「ん?」
「大人は何して遊ぶんや?」
俺は顔を顰めたと思う。
「遊ぶ?」
「せや、おんなあそびとか」
「女遊び……おい」
「オトンはせんな」
ムスコ氏、容赦がねえ。
誰に似たんだ、誰に!!
「面倒だからやらんわ!! おめーも女の面倒さを味わってみい」
「知らんがな……あっ、酒はどうなん?」
「酒か? 飲んでおいしい……」
「旨いんか?」
「カミサンがダル絡みするから落ち着かない……あれ……?」
「へんなオトンやな。楽しいことあらへん。んで、そーれ! このメンコも取ったる!」
「お、巧いやんけ」
そう言いつつ、俺は引っかかった疑問を解決するために頑張った。
俺は今、社長室ではなく応接室で卓を囲んでいる。
卓を囲むメンバーは次の通り。
カミサンと河西の技師、それからあたまいかれーてる。
なお彼らに呼び出された形だ。
応接間で麻雀の真っ最中である。
ちなみに皆で囲む卓は河西製最新鋭自動雀卓である。
「自動雀卓って貴様馬鹿か?」
技術と金と資材の無駄遣いに彼女は呆れ顔だ。
「手積みでないのは良いですね」
「でも、これギャンブール」
集中砲火を受けて敗北しつつある俺は言った。
「まだだ、まだ上がれる!」
手積み禁止がこれほど痛いとは。
イカサマが半減、持てるツキだけで戦うのがこんなにも厳しいとは。
「トドメ、デス」
倍満と跳満の集中砲火!!
俺は真っ白になった。
倅「オトンの仕事、何なん?」
嫁「自動雀卓を作らせて、負けて真っ白になることだ」
技師・いかれーてる「給料の払い戻し(勝ち金)ありがとうございます!」
四角井くん「あほしね……(真っ白)」