マブラヴ時空で現ナマは武器となるか? ~愛はお金で買えるのって少女漫画で言ってたから~ 作:行徳のり
―――1973年 大神村 四角井グループ本社 応接室
(関係各所に)仁義切って大法螺噴いた新聞社が知り合い経由で焼かれたと聞いて数日後のことである。
俺は台湾銀行本店で頭取になった元:副頭取の胸倉を掴んで揺すっていた。
応接室でオヤジとオヤジが奇声でウホウホしていた。
「軍のうんこめ!」
「ええ軍は糞です!」
「お前の銀行も、あほしね! 俺はゼニを愛してるがそれが全てではない!!」
「銭を愛してるなら借金返して!」
「むり」
「何が無理ですか、このバカチン!」
「やりやがりましたわ! ウチのマスドライバーさん軍にNTR!!」
頭取の顔が真っ青だ。
「周辺用地買収で手を打つ前に、このオチよ!!」
頭取が俺をビンタして言う。
「初耳ですよ! どれだけウチが金入れたと思ってるんですか!」
「それでも接収だよ、そっちにも連絡行っただろ?!」
「来ましたけど宇宙軍が接収なら何で止めないんですって!! 管財で持ってかれたんですよ、こっちは!!」
おっさんが殴り合い、俺は発狂し奇声を上げた。
「あーもぅ!! ほんとにもう! ムッキィイイイイイイイイ!!!」
俺は国産葉巻をひったくるようにして火をつけた。
「ヌゥン!ヘッ!ヘッ!
ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛
ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!
ウ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ!!!!!
フ ウ゛ウ゛ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ン!!!!
フ ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥン!!!!(大迫真)」
「四角井総帥?!」
子供のチンポくらい太い葉巻でバカみたいな煙を垂れ流して俺は、バンバンとテーブルの上の紙を叩く。
「やってくれやがりましたよ★ 光菱の糞オブ糞がよ!」
マル秘のハンコ、軍と政府の印鑑を押された長ったらしい文章を要約すると次となる。
――――――――――日本軍「非常事態に伴い、インフラを接収するッ!!」
ベタ金のカミさんでも止められれねえ上の上からジャストミート♡
俺の財布が壊れちゃ~う。どないすんねん、バカ見てえに金かけてたんだぞ?!
「あったまいたいねん……なんちゅうことしてくれたんや……」
俺がソファーに倒れ込むと、頭取も青タン作りながら俺同様葉巻を吹かす。
「落ち着きましたか? 詫び金は?」
「ゼロだよ⤴」
真っ青を通り越して真っ白な顔となる頭取。
「出るわけないだろ糞ったれ」
「うちが吹っ飛びますよ! いや、その前に、四角井グループが!!」
沸騰したヤカンのごとく口を開いて唾を飛ばしまくる頭取。
「わかってるわ! でもって、オメーんところも」
「………大分経済飛びますよ?! つーか軍は九州・台湾の民需が飛ぶのを承知ですか?!」
「じゃなきゃ出さねえだろうがよ!! BATAの位置にかつての大戦時を思い出して上は発狂してんだ!!」
互いに火のついた葉巻を向け合い、しばしの沈黙。
俺は紫煙をガンガン肺と脳に送り込みながら脳みそをフル回転させる。
「もう、頭来た、政府だぁ? 知るか馬鹿ボケ!」
オジサンのこと本気で怒らせちゃったねぇ!!
これは、日本国民の皆々様に怒りを向けるしかないじゃないかッ!!
「禁止カードを切りまくるしかねえじゃねえ!?」
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宇宙業への乾坤一擲、打ち上げ施設を接収された四角井グループ。
補填もなく、グループに漂う解散の文字。
歴史番組ヒストリウス、今回は四角井幸一郎の第4弾。その功罪について。
新たな困難、財源の不足、そうして先鋭化する社会の中。
彼は驚きの方法で成し遂げました。
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軍「四角井のマスドライバー、すごく……大きい」
四角井くん「軍のあほしね」
台湾銀行ら「死ねってゆうとりますやん」
四角井くん「まだだ、まだ終わらんよ!!」