未来を統べる翼と、優しいメイドの家   作:天野江

148 / 149
幕間Ⅶ
夜空の隅で光る星


 

 

 

 巨大な空中要塞ソラノミのメインラウンジ。

 普段であれば、どこかから爆発音や電子音が響いていたり、誰かの賑やかな笑い声や怒鳴り声が聞こえてくるはずの広い空間に、今はただ、空調の静かな駆動音だけが低く満ちていた。

 

 ふかふかのソファに深々と腰掛け、温かいお茶の湯気を眺めていたキサキが、ふと小さく首を傾げて周囲を見回した。

 

 

「……むう。今日は随分と静かじゃのう」

 

 

 その呟きに、少し離れたカウンターで観測データの整理をしていたレナが、端末から目を離さずに応える。

 

 

「そりゃそうでしょ。セイカさんとアカネ先輩は二人でデートに出かけたし、ケイはゲーム開発部に新作ゲームのテストプレイに呼ばれて行ったわ。……で、セイア先輩は……」

 

 

 そこまで言ってレナが言葉を濁すと、壁際で愛銃のボルトを静かに点検していたシロコが、感情の起伏の少ない声で淡々と繋いだ。

 

 

「……ナギサ先輩に捕まった」

 

「言い方……まあ、事実だけど」

 

 

 レナは呆れたように小さく溜息をついた。

 

 

「連日仕事をサボってソラノミに避難してたのがバレて、トリニティの執務室に連れ戻されたんでしょ。自業自得よ」

 

 

 いつもなら「おや、私に対する風当たりが強くないかい?」と軽妙に割り込んでくる予言者の姿も、今夜はない。

 静まり返った艦内を見渡したキサキは、扇子でポンと自らの掌を叩くと、どこか悪戯っぽく、そして嬉しそうに目を細めて笑った。

 

 

「ふふ……ならば今日は、妾たち三人で好きに過ごせるということじゃな!」

 

 

 

__________

 

 

 

「好きに過ごすって言ってもね……」

 

 

 レナは顎を手に突きながら、天井を見上げた。

 

 

「カードゲームでもする? それとも映画でも観る? でも、ソラノミの試写室にあるのってセイカさんが揃えた小難しい哲学映画か、ケイの戦術シミュレーション映像くらいしかないじゃない」

 

「……うむ。それは少々退屈じゃな」

 

 

 キサキが小さな胸を張って思案顔を浮かべる。

 二人が何をして時間を潰そうかと顔を見合わせていると、それまで静かに二人を見守っていたシロコが、ポツリと口を開いた。

 

 

「……空見観測研究部なんだから、観測すればいい」

 

 

 短く、しかし至極ごもっともな提案。

 キサキはポンと手を叩き、目を輝かせた。

 

 

「うむ! 素晴らしい! 実に我ららしくて良いではないか!」

 

「……まあ、ただ部屋でぼーっとしてるよりは、暇つぶしになるか」

 

 

 レナも少し照れくさそうに肩をすくめ、反対はしなかった。

 

 

「決まりじゃ! では今夜は、妾たち三人だけの『特別天体観測会』とするぞ!」

 

 

 

__________

 

 

 

 夜が深まり、ソラノミは雲を抜けて静かな上空へと浮上していった。

 最上層にある露天観測デッキ。風を防ぐ透明な薄いエナジーフィールドの向こうには、街の明かりに邪魔されない、吸い込まれそうなほどの満天の星空が広がっていた。

 

 

「うむうむ、絶好の観測日和じゃな」

 

 

 キサキは自分よりも背の高い大型望遠鏡の脚を器用に調整しながら、うれしそうに夜空を見上げている。

 レナは隣で星図のホログラムパネルを操作し、手際よくピントを合わせていく。

 

 

「はい、セッティングできたわよ。キサキ先輩、最初は何を見るの?」

 

「ふふ、焦るでない。……ほら、あの北の空に輝く三つの星が見えるか?  れは山海経の古文書にも記されている星でな……かつて、離れ離れになった旅人が互いの無事を祈って見上げたという伝承があるのじゃ」

 

 

 キサキは幼い容姿に似合わぬ深みのある声で、星々に纏わる昔話や古い言葉を楽しそうに語り始めた。

 最初は「ふーん」と気のない返事をしていたレナだったが、キサキの語り口があまりに見事なこともあり、次第に作業の手を止めて夜空へと引き込まれていく。

 

 

「……へぇ。そんな伝承があったんだ。なんか、ロマンチックっていうか……意外と詳しいのね、キサキ先輩」

 

「当たり前じゃ。妾を誰だと思っておる」

 

 

 自慢気に胸を張るキサキの横で、シロコは静かに小型の望遠鏡を覗き込んでいた。口数は少ないが、二人の会話を途切れさせないように短く言葉を挟む。

 

 

「……キサキ先輩、詳しい」

 

「うむ! シロコもそう思うじゃろ!」

 

「……レナも、結構楽しそう」

 

「ち、違うし……! 別に楽しんでるとかじゃなくて、部長として付き合ってあげてるだけだし!」

 

 

 一瞬で顔を赤くして言い返すレナを見て、シロコの口元が、ほんのわずかに緩んだ。

 

 

 

__________

 

 

 

 澄んだ夜空の下、心地よい静寂が三人をつつむ。

 望遠鏡から目を離したキサキが、思いついたように二人の顔を見回した。

 

 

「のう。せっかく三人でいるのじゃ。……お互い、一番好きな星を教え合わぬか?」

 

「えっ……好きな星?」

 

 

 不意を突かれたレナが困惑したように眉をひそめる。

 

 

「そんなの急に聞かれても……別に、これといって好きな星なんて……」

 

「妾はな」

 

 

 キサキはレナの言葉を優しく受け止めながら、空の一点を指さした。

 

 

「あの小さくとも力強く輝く北極星が好きじゃ。どんなに夜が深く迷いそうになっても、常に変わらずそこにあって、行くべき道を教えてくれるからのう」

 

 

 威厳と誇りを胸に生きてきた彼女らしい答えだった。

 キサキは満足そうに頷くと、次にシロコへと視線を向けた。

 

 

「シロコはどうじゃ?」

 

 

 尋ねられたシロコは、首元で青く静かに光るペンダントにそっと手を触れ、少しの間、思索にふけるように夜空を見つめた。

 そして、静かに口を開く。

 

 

「……私は、帰る場所から見える星が好き」

 

 

 レナが「え?」と小さく声を漏らし、シロコを見つめた。

 シロコは淡々とした、けれどどこか温かい声で続けた。

 

 

「……星そのものの名前や、綺麗さじゃなくて。……その星を見たときに、『ああ、帰ってきたんだ』って……心から思える場所から見える星。……それが一番好き」

 

 

 かつてすべてを失い、果てしない孤独の闇を彷徨い続けた彼女。

 いま、こうしてソラノミという温かな「家族」と「居場所」を得た彼女が放つ言葉には、深くて静かな重みがあった。

 

 

「……シロコ先輩……」

 

 

 レナは何かを言いかけて、言葉を飲み込んだ。

 そして最後は、二人の視線が当然のようにレナへと集まる。

 

 

「な、なによ……。私に振らないでよ」

 

「よいではないか、レナ。シロコも答えてくれたのじゃ。お主の『一番』も教えてたもれ」

 

 

 キサキに覗き込まれ、レナは決まり悪そうに視線を泳がせた。

 しばらく無言のまま夜空を見上げていたが、やがて諦めたように小さな溜息をつくと、そっと細い指を空へ向けた。

 

 

「……私? 私は……」

 

 

 指し示したのは、特別な名前もついていないような、星座の隅でひっそりと淡く輝く小さな星だった。

 

 

「……あれ」

 

 

 キサキが嬉しそうに目を輝かせる。

 

 

「ほう! では、なぜその星なのじゃ? 何か特別な理由でも?」

 

「……知らないわよ」

 

 

 レナはぷいっと顔を背け、少し照れくさそうに耳まで赤くしながら呟いた。

 

 

「ただ……目立たないけど、ずっと同じ場所で静かに光ってて。……見てると、なんか落ち着くの」

 

 

 大騒ぎするわけでもなく、けれど消えることもなく、ただそこに在り続ける小さな光。

 素直になれないけれど、本当は誰よりもこの静かなソラノミの日常を愛しているレナらしい選択だった。

 

 キサキは深く追及せず、優しく微笑んだ。

 

 

「うむ。……それで十分じゃ」

 

 

 

__________

 

 

 

 

 夜風が少しだけ冷たくなり始めた頃、ぐぅ、と小さなお腹の音が静かなデッキに響いた。

 音が鳴った当人──キサキが「む……」と可愛らしく頬を染める。

 

 

「ふふ、案ずるな。このようなこともあろうかと、用意しておいたのじゃ!」

 

 

 キサキが袖の奥から取り出したのは、山海経から持ち込んだ高級な月餅と、小さな保温ボトルに入った温かいウーロン茶だった。

 

 

「……なんで天体観測にお菓子まで持ってきてるのよ。準備良すぎでしょ」

 

 

 レナが呆れたようにツッコミを入れるが、キサキは胸を張って言い返す。

 

 

「何を言うか! 星を眺めながら食べる菓子と茶は格別じゃぞ! これぞ風流というものじゃ!」

 

「……正しい」

 

 

 シロコが即座に頷き、すでにキサキから月餅を一つ受け取って小さく一口かじっていた。

 

 

「シロコ先輩まで乗るの……?」

 

 

 呆れるレナだったが、キサキから「ほら、レナの分じゃ」と温かいお茶のカップを押し付けられると、断りきれずに受け取ってしまう。

 

 月餅の甘さと、香ばしいお茶の温もりが身体に染み渡る。

「……おいしい」と零すシロコに、キサキが自慢気に頷く。

 

 

「そうじゃろ、そうじゃろ!」

 

「……まあ、悪くはないけど」

 

 

 レナも小さく一口かじり、ふっと口元を緩ませた。

 観測デッキの片隅で始まった、三人だけのささやかで温かい夜の宴。

 

 

 

__________

 

 

 

 お茶を飲み終え、再び三人でぼんやりと空を眺めていた、その時だった。

 

 シロコがピクリと耳を動かし、鋭く空の一点を指さした。

 

 

「……来る」

 

「え?」

 

 

 レナとキサキが同時にシロコが指す方角へと視線を向ける。

 

 次の瞬間。

 漆黒の夜空を切り裂くように、すうっと一筋の眩い光が尾を引いて流れていった。

 

 

「おお……!」

 

 

 キサキが子供のように目を輝かせて歓声をあげる。

 

 

「……綺麗……」

 

 

 レナも思わず息を呑み、その光の軌跡を追った。

 

 シロコは何も言わず、ただ静かに、その光が夜の闇へと溶けて消えていくのをじっと見送っていた。

 

 光が完全に消え去った後、キサキが二人を振り返る。

 

 

「願い事はせぬのか? 流れ星に三度願えば、叶うと言うぞ」

 

 

 レナは少しだけ考えてから、静かに首を横に振った。

 

 

「……いいわよ。今は」

 

「ん?」

 

「だって……別に、叶えてほしい大層な願い事なんて、今はないもの」

 

 

 照れくさそうに視線を外しながら、レナは呟く。

 

 キサキがシロコを見る。シロコもまた、静かに頷いた。

 

 

「……うん。私も、今はこれでいい」

 

 

 それからしばらくの間、三人は誰も言葉を発しなかった。

 夜風が静かに通り抜け、遠くでソラノミのエンジンがかすかな低音を響かせるだけ。

 

 大きな願い事も、特別な目的もない。

 ただ、同じデッキに並んで座り、同じ澄んだ夜空を見上げている。

 

 キサキが膝の上で手を重ね、静かに微笑んだ。

 

 

「……こういう日も、悪くないのう」

 

 

 レナが膝を抱え直し、そっぽを向きながらぽつりと言った。

 

 

「……まあね。たまには、騒がしくない夜も悪くはないわ」

 

 

 シロコが二人の方を交互に見つめ、小さく頷いた。

 

 

「……三人だけっていうのも、悪くない」

 

 

 いつもなら、誰かが賑やかに引っ張り、誰かがそれに呆れ、誰かが守るように佇んでいる。

 けれど今夜は、ただ対等な仲間として、静かな時間を分け合っていた。

 言わなくても伝わる心地よい距離感が、三人の胸の中に温かく広がっていく。

 

 

 

__________

 

 

 

 夜もすっかり更け、観測機材を撤収して艦内へと戻る通路。

 パタパタと小さな足音を響かせて歩いていたキサキが、思い出したように尋ねた。

 

 

「そういえば、セイアはまだ戻らぬのか?」

 

 

 レナが冷めた目で端末の時刻を確認しながら応える。

 

 

「……たぶん、ナギサ先輩に正座させられて長時間の説教を受けてる最中じゃない?」

 

「……自業自得」

 

 

 シロコが容赦なく切り捨てる。

 

 

「ちょっとシロコ先輩、それ本人の前で言ったら絶対怒られるわよ。『私にも高尚な理由があってだな……』とか何とか言い訳始めるんだから」

 

「ふふ、目に浮かぶようじゃな」

 

 

 キサキが楽しそうに扇子で口元を覆って笑う。

 

 

「明日戻ってきたら、温かいお茶でも淹れて労ってやるか。……まあ、少しは反省してもらうとしてな」

 

「賛成。たっぷり絞られてくればいいのよ、あのサボり予言者」

 

 

 軽口を叩き合いながら、三人はそれぞれの部屋へと向かって歩いて行った。

 

 

 

__________

 

 

 

 

 夜の静寂を塗り替えるように、爽やかな朝の光が空中要塞ソラノミのメインラウンジへと差し込んできた。

 大きな窓から見える空はどこまでも青く澄み渡り、昨日までの静けさが嘘だったかのように、艦内には再び温かな活気が戻り始めていた。

 

 

「ふふ、ただいま戻りましたわ、皆様。お留守番、ご苦労様でした」

 

 

 両手にたくさんのお土産を抱え、柔らかく上品な笑みをたたえて戻ってきたのは室笠アカネだった。その蜂の蜜のように甘く物柔らかい声音には、無事に戻ってきた安心感と家族への深い愛おしさが満ちている。

 

 

「……アカネ、荷物を持ちます。……疲れてはいませんか?」

 

「まあ、セイカさんったら……ふふ、ありがとうございます。……でも、私はセイカさんと一緒でしたから、ちっとも疲れておりません」

 

 

 隣に立つセイカが甲斐甲斐しく荷物を受け取ると、アカネは夫婦としての甘やかな眼差しを向け、そっとその手に自分の手を重ねた。

 

 

「……ただいま帰還いたしました。ゲーム開発部での新作ゲームのテストプレイおよび戦術検証、すべて完了いたしました」

 

 

 少し眠たそうに目を細めながらも、礼儀正しく丁寧な口調で報告をするケイ。静かに背筋を伸ばして二人を迎える。

 

 

「ケイ、おかえりなさい。徹夜でお疲れでしょう? すぐに温かいお茶と朝食を用意しますからね」

 

「……はい。お母さん、ありがとうございます」

 

 

 アカネの包容力に満ちた母のような温かい言葉に、ケイは少しだけ表情を緩ませて深く一礼した。

 

 留守にしていたメンバーが揃い、ソラノミはいつもの「温かな我が家」の空気を取り戻していく。

 ──そして、案の定というか、当然のごとく、百合園セイアだけはどれだけ待っても戻ってくる気配すら見せなかった。

 

 メインラウンジのダイニングテーブルでは、朝日を浴びながらキサキ、レナ、シロコの三人が並んで朝食を囲んでいた。

 

 

「むう、やはりアカネの淹れてくれた朝のスープは体に染みるのう。昨夜の月餅も美味であったが、やはり朝は温かい汁物に限る」

 

「キサキ、美味しくても手元に集中してよ。スープこぼしそうになってるんだから」

 

「……ん。焼き立てのパン、美味しい。……お母さん、おかわり」

 

「ええ、シロコ。たくさん召し上がってくださいね」

 

 

 アカネは愛おしそうにシロコの頭を撫でながら、焼きたてのパンを皿へと添える。

 

 昨夜、観測デッキで三人だけで見上げた満天の星空のこと。

 名前のない小さな星に込めたそれぞれの想いや、一瞬だけ夜空を横切ったあの美しい流れ星のこと。

 三人は誰一人としてその話題を口に出さなかったが、互いに交わす視線や纏う空気には、昨日までよりもほんの少しだけ深まった、心地よい絆の余韻が静かに漂っていた。

 

 言葉にせずとも通じ合う、三人だけの秘密の時間。

 その温かな余韻を胸に秘めたまま、彼女たちはいつもと変わらない、愛おしい日常の朝を穏やかに過ごしていた。

 

 

 

 

__________

 

 

 

 時を同じくして──

 ソラノミから遥か遠く離れた、トリニティ総合学園・ティーパーティー執務室。

 

 重厚な机の上に高く聳え立つ、山のような未処理書類のサンクトゥムタワー。

 その前に立つ桐藤ナギサは、至極真面目な、しかし一切の妥協を許さない笑顔を浮かべながら、優雅に紅茶のカップをソーサーへと置いた。

 

 

「……セイアさん。今日こそ、溜まりに溜まったこれらの執務を全て片付けていただきますからね」

 

 

 向かいのふかふかのソファで、げっそりと痩せこけたような顔をして深々と埋もれているセイアが、消え入るような声で弱々しく抵抗を試みる。

 

 

「……な、ナギサ。私はもう十分に働いたと思うのだけれどね? 予言者としての私の直感が告げているのだよ……これ以上机に向かってペンを走らせれば、私の繊細かつ高貴な身体が悲鳴を上げて倒れてしまう、と……」

 

「昨日も、その前も、まったく同じ言い訳をしてソラノミへ逃亡していましたよね?」

 

「うっ……」

 

「さあ、言い訳は結構です。ペンをお持ちなさい」

 

 

 ナギサの冷徹で完璧な笑顔と、容赦なく眼前に突きつけられる高級万年筆の山。

 サボり癖のついた予言者が、愛着あるソラノミの「帰る場所」へと帰還できるのは──どうやら、まだまだ遥か先のことになりそうであった。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。