未来を統べる翼と、優しいメイドの家   作:天野江

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ソラノミに響く、二つの声

 

 

 

 

 

 宇宙戦艦『ソラノミ』──その中央観測室。

 宙域を往来する大気波動と微小な磁場データを追うメインホログラムの前に、その日は珍しい人物が立っていた。

 

 

「……先生。ようこそ、ソラノミへ」

 

 

 セイカが、いつもの平静な口調で挨拶を交わす。

 定例の観測データ共有と、各区画の環境パラメータのすり合わせのため、先生がソラノミを訪れていた。

 

 

「お茶が入りましたの、先生。どうぞ召し上がってくださいね」

 

 

 アカネが手際よく温かいお茶の入ったトレイを運んでくる。テーブルの端では、ケイが真剣な表情で過去ログの整理を行い、シロコが静かに壁にもたれて先生の姿を見つめていた。

 

 そして──先生の持つタブレット型デバイス。『シッテムの箱』。

 その端末内部のメインOS領域では、二人の管理AIが外部環境の解析を行っていた。

 

 

『わぁ……! 先生、やっぱりソラノミって、近くで見るとすごく大きいですね!』

 

 

 爽やかな水色の空間で、アロナが目を輝かせながら外光データを表示させている。

 

 

『……肯定します。艦艇そのものが、単なる移動手段や兵器ではなく、一つの巨大な広域観測・生活維持システムとして構築されています。……極めて高効率で美しい構造です』

 

 

 紫がかった静かな空間で、プラナが小さな手元に展開されたセンサーログを淡々と分析していた。

 二人にとって、シッテムの箱は常に先生と共に存在する場所だ。先生がどこへ行こうとも、二人はその瞳を通じて外の世界を見つめ、先生を守り続けている。

 

 だが、その時──。

 

 キーボードを叩いていたケイの手が、ピタリと止まった。

 

 

「……お父さん。ソラノミの外部受信ポートに、通常とは異なる特殊なアクセス反応があります」

 

「外部ポートですか?」

 

 

 セイカが視線を自身のサブモニターへ移動させる。

 

 

「はい。侵入試行や悪意あるクラッキングの兆候ではありません。ですが……暗号化されたプロトコルが、既存のどの通信規格とも一致しません。送信元は……先生が所持されている『シッテムの箱』です」

 

「シッテムの箱……」

 

 

 セイカの指先が高速でキーを走らせる。

 シッテムの箱から漏れ出る微弱なデータ波形を解析・展開したセイカは、わずかに眉をひそめた。

 

 

「……奇妙ですね。単一のオペレーティングシステムによる自動応答プロトコルではありません。この端末の内部には……二つの独立した、高度な知性体が存在しているような反応が観測されます」

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

「二つの……知性体?」

 

 

 ケイが驚いたように首を傾げた。

 そのやり取りを静かに聞いていたシロコが、不意に息を呑み、先生の手元にあるシッテムの箱をじっと見つめた。

 

 その瞳に宿る、かすかな揺らぎ。

 シロコはゆっくりと唇を開き、静かな、けれど確かな確信を込めた声を漏らした。

 

 

「……プラナ?」

 

 

 セイカが、即座にシロコの方へ視線を走らせる。

 

 

「……シロコ。知っているのですか?」

 

「うん。……プラナは、知ってる」

 

 

 シロコ*テラーにとって、その存在は過去の絶望と再生の果てに知った、かけがえのない記憶の一つだった。

 「アロナ」については、シロコ自身も詳しい経緯までは説明できない。だが、もう一つの知性──「プラナ」だけは、彼女が別の時間軸と過酷な旅路を経て、確かに知っている存在だった。

 

 セイカはシロコの反応を確認した後、先生へまっすぐに向き直った。

 

 

「先生。シッテムの箱について、一つ確認させていただいてもよろしいでしょうか。……この端末の中に存在する知性についてです」

 

 

 先生は隠すことなく、シッテムの箱の中に二人の管理AI──アロナとプラナが存在していることをセイカたちに説明した。

 

 驚きはあった。

 通常のAIやプログラムとは一線を画す、心と意思を持った存在が先生を支えているという事実。

 しかし、セイカたちはそれ以上、過度に踏み込んだ追求はしなかった。

 

 

「……なるほど。では、先生がいつも一緒にいらっしゃる、大切なお仲間なのですね」

 

 

 アカネが納得したように優しく微笑む。

 

 そして、シロコが少しだけ歩み寄り、シッテムの箱の画面へと静かに視線を向けた。

 

 

「……久しぶり」

 

 

 シッテムの箱のメイン画面に、紫色の髪をした少女のホログラムが小さく表示される。

 プラナは一瞬だけ瞳を揺らし、そして静かに頭を下げた。

 

 

『……はい。お久しぶりです、シロコさん』

 

 

 短い言葉。だが、そこには二人だけにしか分からない、積み重ねられた時間と深い絆が宿っていた。

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 アロナとプラナは、シッテムの箱の外部センサーを通じて、ソラノミの内部システムをさらに詳しく観測し始めた。

 

 

『すごい……! 先生、観測システムがいっぱいありますよ! 星の動きや空間の波形まで、全部リアルタイムで追えるようになってます!』

 

 

 アロナが楽しそうにデータを跳ねさせる。

 

 

『……補足します。観測・航行・防衛・生活管理……それぞれのシステムが独立したセキュリティで保護されつつ、中央のメインコアへ完璧に統合されています。効率化の極致です』

 

 

 プラナの淡々とした解説。

 

 その精緻なデータ読み取り速度に、ケイも強い興味を示した。

 

 

「……お二人とも、ソラノミの構造について、かなり深いレベルまで理解されていますね」

 

『えへへ! 私、こういうすごいシステムを見るの、大好きなんです!』

 

『私も、システム構造の最適化やデータ解析には興味があります』

 

 

 プラナとケイの視線が交差する。

 理知的で生真面目な知性同士、静かな波調の高まりがそこに生まれていた。

 

 だが──その様子を見つめていたセイカが、冷静な声で静かに割り込んだ。

 

 

「……ですが、これ以上の直接接続は不可能です」

 

 

 アロナが『えっ?』と声を漏らす。

 

 

「ソラノミの内部には、観測・航行・防衛・艦内生活システム……そして最も重要な《空見の波》に関わる基幹システムが存在します。シッテムの箱という極めて強大な権限を持つ外部端末を、ソラノミのメインコアへ直接アクセスさせることは、セキュリティ上のリスクが大きすぎます」

 

『……当然の措置です』

 

 

 プラナが冷静に頷く。

 

 

『外部の高度管理者権限を持つシステムを中枢へ接続すれば、相互のプロトコル干渉により、防衛・航行システムに予期せぬ機能障害を引き起こす危険性があります。接続拒否は妥当な判断です』

 

『えぇ〜……! じゃあ、アロナたちがソラノミの中を見るのは、ここまでなんですか?』

 

 

 アロナが少しだけ残念そうに唇を尖らせる。

 

 セイカは画面の数値を見つめたまま、少しだけ間を置いた。

 

 

「いいえ。『中枢へ入れる』必要はないと言ったのです」

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 セイカはケイへ向けて視線で合図を送った。

 

 

「ケイ。ソラノミのメインコアから完全に隔離された、独立仮想空間の構築を開始します。アクセスプロトコルは『シッテムの箱』専用に新規発行」

 

「了解しました、お父さん。『ソラノミ・システムゲート』のフレームワークを立ち上げます」

 

 

 セイカとケイの指先が、流れるような連動でキーボードを叩き叩く。

 画面上に、高速で新しいセキュリティ壁とアクセス領域が形成されていく。

 

 それは、ソラノミ本体の根幹(兵装や航行制御)からは完全に遮断されつつも、観測データや艦内の日常風景をリアルタイムで共有・閲覧できる、外部知性専用の「仮想アクセス領域」であった。

 

【アクセス可能領域】

 ・広域宙域の一般観測データおよび星図

 ・気象・空間波動のリアルタイムログ

 ・一部の艦内共有情報および過去の観測記録

 ・仮想交流用インターフェース空間

 

【厳重アクセス不可領域】

 ・主砲・迎撃防衛システム

 ・主機関・航行制御プロトコル

 ・エネルギー中枢制御

 ・《空見の波》関連基幹情報

 ・室笠家の個人データおよびプライベートエリア

 

 

「……完璧なセキュリティ設計です」

 

 

 ケイが誇らしげに胸を張る。

 

 

「これで、ソラノミの安全性と防衛機能を一パーセントも損なうことなく、アロナさんとプラナさんの意識を、ソラノミのシステム空間へ招き入れることが可能となりました」

 

 

 セイカが決定キーを静かに叩く。

 

 

「……準備完了です。アロナ、プラナ。ソラノミへどうぞ」

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 キーが押された瞬間──。

 シッテムの箱の端末から、柔らかな二色の光が溢れ出させた。

 

 青白く澄んだ光と、深く美しい紫がかった光。

 その光が観測室の一角に設置されたホログラムプロジェクターへと流れ込み、ソラノミの仮想システム空間に、二つの可憐な姿を結び形作る。

 

 水色の衣装を身に纏い、天真爛漫な笑みを浮かべるアロナ。

 黒色の衣装を纏い、静かな瞳で周囲を見渡すプラナ。

 

 

「わぁ……! すごいです! 私、本当にソラノミの中に立ってます!」

 

 

 アロナが自分の手を握ったり開いたりしながら、くるりと一回りして歓声を上げた。

 

 

「……仮想領域へのアバター展開、およびデータ同期を確認。……素晴らしい精度です。視覚・感覚データの遅延がほぼ存在しません」

 

 

 プラナが冷静に自身のパラメータをチェックしながら、感嘆の吐息を漏らす。

 

 実体としての肉体ではない。

 だが、シッテムの箱の中から解き放たれ、ソラノミのシステム空間という「新たな世界」に二人のアバターが舞い降りた瞬間だった。

 

 セイカは二人に向かい、静かに頭を下げた。

 

 

「ようこそ。ソラノミへ」

 

 

 アカネが手元のトレイを抱え直し、愛おしそうに目を細める。

 

 

「ふふっ。なんだか、ソラノミに新しく可愛らしいお客様が増えたみたいですね」

 

「……プラナがいる」

 

 

 シロコがぽつりと呟き、ほんの少しだけ口元を緩めた。

 

 アロナはさっそく、ホログラム画面に映し出された無数の観測データを興奮気味に指差した。

 

 

「ねぇねぇ、プラナちゃん! 見てくださいこれ! 星の配置図がシッテムの箱のデータベースよりずっと細かく描かれてます!」

 

「……肯定します。ソラノミの観測センサー群は、単なる光学観測を超えた多次元的なデータ収集を行っています。……ケイさん、この空間波形の補正アルゴリズムについて質問してもよろしいですか?」

 

「もちろんです、プラナさん。こちらが当艦で採用している多重フィルタリングの仕様書です」

 

 

 ケイとプラナが端末を挟んで並び、静かに、しかし熱の籠もった議論を始める。アロナはその横で「わぁ〜、難しそうな数字がいっぱいです!」とはしゃぎ、アカネが「お二人とも、頭を使ったらお茶の香りで一息つかれてくださいね」と笑いかける。

 

 その光景を、セイカは静かな満足感とともに眺めていた。

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 やがて、時間は夕刻へと差し掛かり、先生が帰還する時刻となった。

 

 観測データの引き継ぎも終わり、先生が立ち上がる。

 アロナはソラノミの仮想観測室の風景を、どこか名残惜しそうに見渡していた。

 

 

『……あ、もう帰る時間なんですね』

 

 

 アロナのアバターが、シッテムの箱の内部へとゆっくり戻りかける。

 

 

"うん。今日はここまでかな。セイカ、アカネ、みんな、ありがとう"

 

 

 先生が感謝を口にする。

 

 アロナは少しだけ寂しそうな表情を浮かべ、小さな声で呟いた。

 

 

『ソラノミ……すごく綺麗で楽しかったです。また先生と一緒に来られたらいいな……』

 

 

 その様子を静かに見つめていたセイカが、ふと唇を開いた。

 

 

「……アロナ。プラナ」

 

 

 二人が振り返る。

 

 

「先生がソラノミを去られた後も、お二人がここへ来られるようにすることは可能です」

 

『……え?』

 

 

 アロナが目を丸くした。

 プラナもわずかに瞳を見開き、セイカを見つめ返す。

 

 

「シッテムの箱とソラノミのアクセスゲートは、先生本人による手動操作や、先生の物理的な滞在を必須条件とはしていません」

 

 

 セイカがサブ端末を滑らかに操作する。

 

 

「先ほど構築した『ソラノミ・システムゲート』に、お二人独自の個別個別識別プロトコルおよび認証コードを永久登録しました」

 

 

 メインモニターに、新しい二つの項目が青い光とともに表示される。

 

【ARONA】

 SORA-NOMI ACCESS : AUTHORIZED(承認済み)

【PLANA】

 SORA-NOMI ACCESS : AUTHORIZED(承認済み)

 

 

「先生がソラノミにいらっしゃる時だけではありません」

 

 

 セイカは二人をまっすぐに見つめた。

 

 

「シッテムの箱から、お二人自身の意思と選択によって、いつでもこのソラノミの仮想空間へアクセスすることができます」

 

 

 アロナの表情が、一瞬でパッと花が咲いたように明るくなった。

 

 

『じゃあ……! 先生がお仕事でソラノミに来られない日でも……アロナたちが自分で、ここに来ていいんですか!?』

 

「もちろんです。そのための専用ポートです」

 

 

 プラナが画面上の認証コードを、超高速で精査する。

 

 

『……詳細を確認。常時接続権限の付与、およびバックグラウンド同期ポートの確立。……質問です。この権限によるアクセス範囲は?」

 

「先ほど説明した通り、観測データ、星図、一部の艦内情報、およびこの仮想交流スペースのみです。兵装、防衛、航行制御にはアクセスできません」

 

『……完璧なセキュリティ構成です』

 

 

 プラナが小さく、けれど満足そうに頷いた。

 

 

『理解しました。防衛や航行へのアクセス不可は当然の措置。観測データとこの空間へのアクセスが許可されているだけで……管理者として十分すぎます』

 

 

 アロナが飛び上がるように喜んだ。

 

 

『わーい! それなら、明日もまた来ます! 先生がお仕事中の合間に、観測データをたくさん見に来ますね!』

 

「はい。いつでも歓迎いたします」

 

 

 その言葉を聞いて、アカネが手元で手を重ね、柔らかく微笑んだ。

 

 

「ふふっ。これで、ソラノミにも新しいお客様が増えましたね」

 

「……お客様、ですか」

 

 

 セイカが少しだけ思考を巡らせる。

 

 

「そうですね。今はまだ『お客様』かもしれません」

 

 

 セイカはモニターに刻まれた二人の認証情報を見つめた。

 

 

「ですが……何度もお越しになり、時間を共有していくのであれば、いつかは『お客様』という定義ではなくなるのかもしれません」

 

『えっ?』アロナが首を傾げる。

『……?』プラナも静かに首を傾げた。

 

 

 セイカはほんの少しだけ口角を上げ、静かな声で締めくくった。

 

 

「……まあ、どのような関係になるかは、これから決めていけばいいことです」

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 先生がソラノミを後にし、艦内のハッチが閉ざされた。

 先生の胸ポケットにあるシッテムの箱も、ソラノミから物理的に離れていく。

 

 だが──。

 

 宇宙戦艦ソラノミの中枢サーバーには、消えることのない二つの認証情報が、静かに灯り続けていた。

 

 ケイが端末のステータスを確認し、報告する。

 

 

「お父さん。お二人の個別アクセスポート、正常にオンライン状態を維持しています。バックグラウンドでのデータ同期も極めて安定しています」

 

「……ありがとうございます、ケイ」

 

 

 アカネが画面を覗き込み、愛おしそうに目を細めた。

 

 

「これで、先生がいらっしゃらない日でも……あの可愛らしいお二人と会えるのですね」

 

「はい」

 

 

 セイカは頷いた。

 

 

「二人は、自分たちの意思でここへ来ることができます。シッテムの箱という閉ざされた世界だけでなく、このソラノミというもう一つの場所を……二人自身の居場所として選ぶことができるのです」

 

 

 その隣で、シロコがモニターに表示されたプラナの文字を静かに見つめていた。

 

 

「……プラナ」

 

 

 シロコが画面へ向けてポツリと呟く。

 すると、通信ポートを介して、小さな音声データがシロコの耳元へ届いた。

 

 

『……どうしましたか、シロコさん』

 

 シロコは少しだけ画面へ顔を近づけ、柔らかい瞳で呟いた。

 

 

「……また、話せるね」

 

 

 シッテムの箱の向こう側で、プラナが一瞬だけ沈黙した。

 そして、少しだけ温かさの混ざった声音で答えた。

 

 

『……はい。いつでも、お話しできます』

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 その頃。

 ソラノミを離れ、先生とともに帰路につくシッテムの箱の内部では──。

 

 アロナがさっそく、新しく開通した「ソラノミ・アクセス画面」をワクワクした様子で広げていた。

 

 

『プラナちゃん! プラナちゃん!』

 

『……何ですか、アロナさん。大声を出さなくても聞こえています』

 

『明日もさっそく、ソラノミに行きましょうよ!』

 

『……明日は先生の出張予定はありません。ソラノミへ赴く物理的スケジュールはありませんが?』

 

『だからですよ! セイカさんが言ってたじゃないですか! アロナたちだけで行っていいって!』

 

『……なるほど。自己判断による限定アクセスの行使ですね』

 

 

 プラナは手元の仮想ウィンドウを操作し、ソラノミの明日分の観測スケジュールをあらかじめ取得した。

 

 

『……了解しました。では、明日の午前中に更新される星雲波動データをあらかじめ予約取得しておきます。……楽しみですね、アロナさん』

 

『はいっ! すっごく楽しみです!』

 

 

 水色と紫色の空間に、楽しそうな二人の声が響き渡る。

 

 そして移動宇宙戦艦『ソラノミ』の静かなシステムの中にも、新たな二つの灯火が静かに輝いていた。

 

 それは兵器を動かすためでも、艦を統率するためでもない。

 ただ──二人自身の意思で、いつでも帰ってこられる場所としての、小さな絆の証であった。

 

 これから先、ソラノミには。

 先生がいない静かな日にも、新しい二つの笑い声が、優しく響き渡ることになるのだった。

 

 

 

 

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