転生メスガキ直哉は理解らせたい   作:命中率あお

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時々書きながら正気に戻る。その度に頭をおかしくしないと続きなんて書けないんだ。


20代後半のメスガキって許されるのか・・・?

 

 

 

・・・ぐぅ。あ、あれ、ここは?何がどうなった?

 

 

 

 

 

「なぜ連れてきた?」

 

 

「あのままにしておくには危険だと思って・・・」

 

 

 

?何か聞こえる。具体的に言うならCV緒形氏とCV浪川氏の言い争うかのような声が聞こえる、、、

 

「、、、(ん?あれ?縛られてる?)」

 

動かせない。手と足が縄かなんかで拘束されてるっ!!なんてこった!これじゃ理解らせて下さいと言ってるようなものッ

困ります!!困りますよ別に好きでメスガキしているわけではないんですコッチは!!

 

ぐぎぎ・・・ッか、硬い!強く縛りすぎなんだよっ

 

『待つんや、、、オレのパチもん、、、』

 

!?あ、あなたは、、、まさか!!

 

『そう。お前の脳内に存在する、イマジナリー直哉や』

 

イマジナリー直哉くん、だと、、、!?い、いったい何故?何処から湧いてきたのだ?!

 

『黙れや。お前脳ミソ足らんみたいやし、アドバイスしてやろ思って。今お前は完全に油断されてる。聞き耳立てとき、後で何か役に立つやろ』

 

あ、そっかぁ

自分の長所は素直なところ。ともすればイマジナリーな存在の助言も都合が良ければ聞き入れるってものよ。

まずは盗み聞き。つまり取るべき最善の行動は狸寝入りだ。確信を持って言える。

 

「真希さんの・・・僕の友人の従姉妹みたいなんですよ、彼女」

「だから連れてきたと?反転術式で外傷まで治す必要はあったのか?」

 

なるほど。今焚き火の場面か!!

 

「いえ、本当なら彼女に頼みたいことがあったんです。虎杖君の死の偽装に一役買ってもらおうと思っていて」

 

「え、俺の?」

 

「なるほど。少年院でこいつを死んだ事にした、アレと似たような形で時間を稼ぐのか」

 

「伏黒今ので分かったの?やっぱり頭いいなぁ」

 

恵くん今ので伝わったの?なんだか頭いいなぁ・・・え、恵くんと合流までしてるとかマジで?じゃああのシーンのもうちょい後だねこれは。ちょっと薄目開けてみようかな

 

「む。お前、起きていたのか」

 

お、お兄ちゃん・・・何だってこのタイミングで様子見に来てんですか

 

「目が覚めたみたいですね。頭の傷はどうですか?」

 

あ、おかげさまで

 

「脹相気絶するほどこの人のこと殴ったの?」 

 

「違うぞ悠仁。殴られたのは俺だ。あと勝手に転んだんだこいつは」

 

やめろ脹相。ちょっと思い出しちゃったじゃんか

 

 

「・・・ぐ、グゥ」

 

「?おい、狸寝入りはやめろ」

 

狸寝入りじゃないし。あ、やめてっ♡揺らさないで♡起きるから♡

 

「なぁ伏黒。もう俺たちにバレてるのに何であらためて寝たふりしてんのこの人?」

 

「俺に聞くなよ」

 

「頭の怪我は治っても、知能の低さは治らなかったようだな」

 

「あの、禪院直子さん?でしたっけ。起きているなら返事して下さい。縄解くので」

 

あ、はい

 

「お。起きた。頭の傷は大丈夫か?えーと、禪院さん」

 

まったく痛くないです。そうだ乙骨さんにお礼しとかないと・・・メスガキと言えども人として当然のことだ。そしてあわよくば第一印象の回復を図らねば(ムズムズッ♡

 

ははは。ダメみたいですね(諦観)

 

「自業自得だったがな。自分の術式に振り回されるとは、その体たらくでよく俺や悠仁に勝てると思ったな」

 

「べ、別にぃ?だって実際きみたちそんなに強く見えないしィ。それにそ・れ・にぃ♡偉そうな事言った割に脹相?だっけ。な~んにも反撃出来なかったしぃ~?♡輸血しなくてヘーキ?よわよわお兄ちゃん♡ねぇったら♡」

 

「あれだけ打ってきて大したダメージを与えられないお前に言われたくない。挙句に躓いて失神なんぞみっともない」 

 

それはそう

 

「躓いて失神・・・?マジかこの人」

 

小声で呟く恵くんの目が冷たい。何でかな?分かんないや

 

「あー、あーー!!聞こえない、適当言わないでよねっ!!雑魚のクセに♡悠仁くん専属の不審者の分際でッ♡何で使えるの赤血操術♡加茂家に訴えられろッ♡穿血以外殆ど微妙ッ♡血色わるわるッ♡」

 

「そうこれこれ!!ほら伏黒、さっき話した通りだろ?慣れてくるとちょっと面白いな!!」 

 

好きでやってるわけじゃないんだよコッチは・・・!!面白がるなよ煽るぞ小僧!!

 

「面白くねぇよ・・・こんなのが禪院家の次期当主?」 

 

好きでやってるわけじゃないのに・・・。そんなに引くなよウニ頭

 

「聞いてもらえます?僕の話」

 

場がわちゃわちゃして来たものの、その緩みはじめた場を乙骨くんの一声が締める。

あ♡すごい♡実力の差が滲み出てるっ♡大人しそうな男の子なのに♡特級呪術師♡純愛派♡ちなみにワタシも純愛派なのっ♡分かりみが深ぃ、理解らせられちゃう♡

 

はっ!!

 

危ない・・・。甚爾くんのときと似た感じ。メスガキの波動にヤラれかけた・・・キッショなんやこれ?自重しろよ

 

「あの、禪院さん。もう良いですか?」

 

波動に悶えていると乙骨くんが言葉を続ける

 

「うん、治療についてはありがとね乙骨くん♡あとワタシの事は直子でイイよっ♡だからぁ、ワタシも憂太くんって呼ンでもいーよね♡」

 

「べつに好きに呼んでください。それで、どこまで聞いてました?」

 

あー冷たい♡でもスルーしてくれるのはちょっとだけ助かる。

あとリカちゃんさんの腕見えてます。すみませんすみません許してリカ様・・・

 

「えーっと、ワタシとしては、答えによってどんな扱いになっちゃうのか先に教えてほしいなぁ・・・なんて?」

 

「とくには。強いて言うなら“縛り”を結んで貰いたいな、と」

 

縛りィ・・・?ああ、悠仁くんの処刑に立ち会ったよ、的なことを上層の連中に言って来いってやつ?

 

「ま、ここは素直になったげる♡憂太くんが悠仁くんを死んだ事にしたい・・・みたいなお話しは聞いちゃたよ?うとうとしてたから他は曖昧な感じかな♡」

 

一々♡付けんなや・・・。♡って何だよ

 

「そうですか。では貴女は虎杖君が僕に殺された旨を上に伝えて下さい」

 

当然ここでの事は他言無用で、と付け加える憂太くん。

 

反転術式で治療し、呪霊の跋扈する東京から(一応)助ける形となった恩。そして乙骨くんと脹相、悠仁くんと恵くんに囲まれているという四対一の構図。

なんとも滅茶苦茶断れない雰囲気。オトナ気ないよ♡あ、大人はこっちか・・・

 

多分だけど流れは原作通りだよな?あんま覚えてないけど、本来ならこのまま上に虎杖悠仁死んだよって上に伝えて、帰った先で散々擦られた「人のこころとかないんか」のくだりやってからボコられて死ぬ。

 

つまりこのままだと真希ちゃんに理解らせられてしまう、てこと!?

そりゃ困る!!不本意なメスガキ化だけでも気が狂いそうだってのに、その末路が理解らせパンチとか嫌なんだが・・・あとイモムシにもなりたくない!

 

と、来れば!!

 

「それで、どうですか?禪院さん」

 

「―だが断る♡んふ♡」

 

敢えてNOを突き付けてやる。そしてここから理解らせルート直行便からの脱出を試みる・・・!!

原作さん。そして憎き天与呪縛。あとこんがり亡くなったパパん。これは証明だ。メスガキでもこの世界で生き残れるってね!

 

「・・・それは何故?」

 

空気がピリつく。そりゃそうだろうな。成人してるのに語尾にハートつけるような女が空気読まずに提案却下したんだもん。

 

「あのさぁ・・・がっつき過ぎ♡アタシの言いたいことも聞いて欲しいンだけどなぁ?」

 

ちなみに本当は「待って。こちらからもお話しがあるんですよ。聞いていただけないでしょうか?」と言おうとした。でもメスガキギフテッドのフィルターを通すとこうなる。原型?ねぇよんなモンと言わんばかりだクソが

 

「内容にもよりますよ」

 

無表情で尋ねてくる憂太くん怖ッ♡

しかし負けない。ここからのアドリブは理解らせられないためには必要な足掻きなのだ。

これまではとんでもねぇバタフライエフェクトに理解らせられる可能性を危惧してあまりしなかったタブー。

すなわちこれから、情報通なヤツを装い原作知識の一部を垂れ流しにするッ!!これにより貴重な情報源且つ「敵ではない・・・?」とほんのりでもイイから良い印象を抱いて頂くッ・・・!!

一部の隙もない、素晴らしい立ち振る舞い。さては柱だな?(自画自賛

 

あ、ここから先の展開とか特にうろ覚えだしよく分かってないんだけど。まぁ大丈夫でしょ!!

 

 

 

「んー、とね。ここから話すことは内緒にしてほしいンだけど。イイ?」

 

 

 

「分かりました。でもその前に、嘘はやめてくださいね。縛りをお願いします」

 

「えぇ~?疑うなんて酷くなぁい?」

 

にやにやしながら勿体ぶる女性。

 

「(いったい何を話すつもりだろう、、、早くしてくれないかな)」

 

目の前でこちらの提案を断り、ようやく話し始める禪院直子。真希さんから禪院家の事は色々と聞いたことがある。あまり良い内容ではなかった。

その中でも度々耳にした、真希さんが強く不快感を抱いていたという女性の呪術師。

 

真希さん曰く「会う度に雑魚だなんだと罵ってくる。あと喋り方がへんだ。上手く説明できねぇ。まぁ私にだけじゃなく全員にやってるみたいだけどな。・・・わからせるって何だよ」とのこと。えっと、どういう事?

 

実際に会ってみると何というか。変わった人なんだなぁと思う。悪い人なのかはまだ判断に困る。

真剣な話しをしているのにちょっとふざけてるところは正直五条先生もそうだし。この言動だけでは決めつけられない。

 

・・・心なしかリカちゃんはあまり好ましく思っていないみたいだから危険かもしれないけど(直子が)

 

そうしてやっと直子さんの口から聞かされた情報は驚くべきものだった。

“加茂家が夏油傑に乗っ取られている”こと。

 

上層部の人間はその夏油傑・・・いや、加茂憲倫の息がかかっている。確かに一枚岩ではなかったし、お世辞にも信頼できる人たちではなかったけど。

 

 

もしこれが本当ならば後手に回っているにも程がある。九十九さんはこの事を知っているのかな?

 

「ね?結構たいへんでしょ。残念なおじいちゃん達経由でヤバめな呪詛師に牛耳られちゃって♡今の上層部の暴走っぷりったらないよねっ」

 

そう締め括る直子さん。それに対してこの場にいる誰もが疑念を感じているようで、とくに慎重な伏黒君も懐疑的だ。

ただ、話を聞く前に“嘘はつかない”と縛りを結んだ以上、こちらを騙すことは出来ないと思う。

 

五条先生がいない今、僕がしっかりしなくちゃいけない。

僕が今すべきことは、、、。

 

 

 

 

 

「もぉ~信じらんないンだけどっ」

 

悪態をつきながら投射ダッシュをキメる。

 

今は上層部に悠仁くんがしっかり憂太くんに理解らされた旨を報告してきた帰り道。

あの後結局こちらの情報の信憑性については保留になり、概ね原作と似たような流れになった。

 

それでも真希ちゃんに理解らせられないように足掻いてみようと禪院家へ猛ダッシュ。時々フリーズをかまし、転がりながらもひた走る。

 

道中サングラスの人がギタリストに襲われていたため「一日一善♡」と蹴飛ばしておいた。はて?何処かで見た気がするけども・・・思い出せないなら大した事じゃないな!!

 

 

そして我が家にたどり着く。

 

「直子様。お帰りになりましたか」

 

真希ママが出迎えてくれる。散々禪院家に理解らされたために色々と諦めた雰囲気の女性。

しかし忘れてはならない。本来のドブカスの死因の一つなのだ。そのためそこそこ煽りは控え目にして来たつもり。大したフラグ回避になってない?そんな事ないでしょ。ないよね?

 

「帰ったか。直子」

 

次いで出会ったのは甚壱くん。

どーてー煽りはマジごめんね♡と背伸びして耳打ちしたらシカトされた。

 

そのまま甚壱くんに連れられて、扇発案の陰謀を聞かされる。実の娘2人をころころしてしまおうってやつ。うわぁ・・・見事な人間のクズ♡何食ってたら思いつくの?まるで禪院扇みたいな小悪党じゃないか・・・あ、扇本人だったわ笑

 

いや笑えないんだが。てかさ、手遅れじゃね?これ詰んでない?今頃もしかして真衣ちゃん死んじゃって真希ちゃんが覚醒イベント突入してたりしない?

 

「ふーん。叔父様ってホントどーしようもないね〜。ウケる。あ、ちょっと席外すね♡むくつけき甚壱くん♡」

 

「?おい、何処へ行く、直子。真希と真衣が来るまで大人しくしておけ」

 

後ろから呼び止められるが構ってられねぇ。こちとらメスガキ人生かかってんの!!

 

 

 

禪院家忌庫へ急ぐ。仮に間に合うなら真衣ちゃん助ければ大丈夫だと信じて。もちろん間に合う保証はないし、なんなら助けちゃったらそれはそれで問題もある。真衣ちゃんが助かれば第二の甚爾くんこと覚醒真希ちゃんが誕生しないのだ。

 

悩ましいぃ。それでもこのままだと蟻ん子みたいに真希ちゃんに理解らせられちゃう・・・それは嫌だ。

 

いずれ来たる対宿儺戦における大きな戦力が欠けてしまう可能性もあるけど仕方ないよ。一級最強の篤也さんに2倍頑張ってもらおう!!ノッてる時の金次くんでもいいぞ!!

 

そうこうしている間に例の現場に。真希ちゃんはまだ来てない・・・真衣ちゃんもいない?良かった、間にあっ、、た?

 

 

「クソ、クソッ。直子、あの小娘、なんと生意気な!!」

 

そこにいたのは作中3番手の炎の使い手。その手には原作とは違い、血塗れの真衣ちゃんはおらず

 

「え?」

 

「な、直子!?何故ここにッ」

 

メスガキ直子ちゃんの写真を片手に持つ扇。

 

「な、ナニやってるの・・・叔父サマ?」

 

禪院扇は、抜かねば無作法を行なっていた(意味深)

 

 

 

 

 

ヴォエッ!!




メスガキを題材にしてるけど実はよく分かってネェんだ私
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