『バトル開始5分前です』
下校中にバトルの開始を告げられ周囲を警戒する剛輝たち。
スクリーム・ドーパントとプレゼントマイクを連れたマスターが現れた。
「どっちも馬鹿でかい声の奴らじゃねえか。さて、どうしたものか」
「大声を出してくる相手ですか.....。氷の壁も破壊されてしまいそうです」
剛輝とビューティが攻めあぐねているところに...
「実は音を遮断する魔法を獲得しました」
「マ!?」
シュナが話しかけてきた。
「実は少し前に空き地の方から凄い大声が聞こえてきて、対処しようと編み出しました。その名も
「助かる!(空き地のものすごい大声....ジャイアンじゃあるまいな)」
「ですが、音を遮断する魔法をかけて守ったところで、肝心の攻撃はどうするんです?」
しのぶが訪ねてきた。
「声を出せなくなると連携も困難では?」
「それについては俺に作戦がある」
YEAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!」
AHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!」
プレゼント・マイクとスクリーム・ドーパントの破壊的なヴォイスが炸裂する。
まずは全力で回避させた。その後も魔法は発動させず回避に専念する。
スクリームはシュナを狙うが剛輝が引き付けていた。
プレゼント・マイクは、ビューティとしのぶを追っていた。
「おいおい、いつまで経っても逃げ回ってちゃあ、勝てねぇぜ?リスナー剛輝!」
「なんで名前知ってんの」
「オレのマスターはマメなやつでな?対戦相手のことは事前に調べてんの」
「っ!邪魔!」
「huh?何言って....なに!?」
いつの間にか二人が合流していた。それを待っていたかのようにシュナが魔法陣を展開する。
「待っていました。今です、
シュナが魔法の壁を展開し、なんとプレゼント・マイクとスクリーム・ドーパントの2人を閉じ込めてしまった。
「........!?」
「.........!!」
「よっし。こうしてしまえば自慢の大声は出せない。さらに!」
「.......!?」
ビューティがの周りを凍りつかせており、簡単に出れなくした。
「トドメは任せます。わたくしは魔法陣の維持で精一杯で」
「わかった!いけ、ティラノ!ボルケーノバーストだ!」
事前に召喚していたティラノに超わざ「ボルケーノバースト」を打たせ、冷やされた空間を急激に膨張させる。
「これが俺たち流の、なんちゃって膨冷熱波だ!」
とある廃工場にて。長い黒髪の一部で左目を隠し、スカートの裾に鍵盤のような模様があるゴスロリを着用した不気味な雰囲気の女性が、先程の戦いを思い出し悶えていた。
「あのマスター、最後の技を指示してた時のカオ......イイ。
「は?何言ってんだ!欲情しやがって。あれ?プレゼントマイクは?」
「これ?」
「うわああぁぁぁ!?」
プレゼントマイクは見るも無惨な姿になっていた。
「ちょ、おま、仲間だろ!?どうして」
「瀕死だったら楽にしてあげたの」
そして静かに消滅していった。
「アナタも邪魔だから。いなくなって」
この日、1人のマスターが脱落した。自分の召喚したキャラクターによって。
「ウフフ、ウフフフフ!待っててねぇ。すぐに会いに行くから。そして、八つ裂きにしてあげるからっ!」
スクリーム・ドーパントこと五条一葉は高らかに宣言し、その場を離れるのだった......
剛輝「!?!?」
れいか「どうしました?」
剛輝「なんか悪寒が....」
しのぶ「少し検査しましょうか?わたしこう見えて医者なんですよ」
尊「大丈夫....ウワサされてるだけかもな」
シュナ「大声の影響がまだ残ってるのかもしれませんね。家事の方はお任せください」