一週間に一話は投稿したかったのですが、うまくいかないものです。
今回も読んでくれてありがとうございます。
私がBAMBOOcafeまでの道中で中々口を開かなかったので、清水は私を怒らせたと勘違いしたのか途中から謝り倒してきた。私が口を開かなかった……いや開けなかったのは、清水の楽しそうに話す姿を見て、彼がここにいてくれていることにある種の感謝の念のようなものを抱いたからだ。しかしそれは感謝という言葉通り綺麗なものではなく、それは清水の本人には絶対に言うことができない私の心の奥に潜む欲望そのもので。それを処理するのに時間がかかってしまった。BAMBOOcafeに到着するころにはどうにかして心の奥にしまい込むことには成功。おそらく今の私はちゃんと笑えているだろう。
……できていないと困る。これからホールで接客はしないといけないし、私が先程までの様子だと清水が露骨に気落ちするのだ。バイトを始めてから2か月が経過した今日、私はアルバイト初日のような緊張感を抱いていた。
シフトに入ってから一時間ほど経過した。出勤直後こそ変な緊張感に苛まれていたが、2ヶ月の経験は私を揺るぎないものにしてくれている。才能がない凡人である私の唯一他人よりも優れていると思えること。それは、努力や経験したことを吸収し自分のものにすること。勉強はもちろんのこと、スポーツ延いてはゲームにおいてもこの能力は私を大きく支えてくれている。15歳で家出し、単身東京で何とかやっていけるのはこれがあるからだ。
……いや少し違う、それだけじゃない。母の説教一つ一つが私の体に刻み込まれているからの方が正しいのかもしれない。皮肉なことに私と母の相性は良かったのだろう。その関係が親子関係と名付けるにはあまりにも足りないものが多すぎたことを除けば。
カラン。ドアが開く音が聞こえる。お客さんがいなくなってきて暇になっていたところだったので丁度いい。私は入口へ向かい笑顔で接客し……
「おっ、やってるね~。労働ご苦労様」
「制服似合ってるねー。かわいいよー彩葉」
思いっきり知人が来たわ。二人共帰り道とこの店は逆方向のはずだけど、わざわざ来てくれたのか。どうせ来るんだったら晴れの日や土日に来ればいいのに。こんな雨がザーザー降る放課後にわざわざ来てくれるなんて……。
「二名様ですね。こちらにどうぞ」
ここがバイト先でなければ親愛のハグの一つや二つをお見舞いしていたかもしれないが、今の私はBAMBOOcafeの店員。そこのラインは間違えてはいけないのだ。
芦花と真実をテーブル席へと案内し、メニューとお冷を持ってくる。しかし二人の顔から既に注文するメニューは決めてあります!という気持ちが透けて見え、持ってきたメニューは意味を持たないだろうという予感が私の中で確信めいたものになる。
「………ご注文をうかがってもよろしいですか?」
「「…シェフお任せ季節のパンケーキをお願いします」」
二人共、一拍置いて予想通りの注文をしてくれた。以前から清水の季節のパンケーキは食べた方がいいと宣伝していたし、なによりも女子高生が絶品スイーツと聞いて手を出さないわけがない。手を出さないのは、甘いものが苦手な人やアレルギーの方そして……。
私みたいな経済的な理由で食べたくても食べれない奴だろう。
「承りました。今しばらくお待ちください」
そう言って私は二人のテーブルから離れる。少しカッコつけすぎた気もするけど、しょうがない。だって見栄張りたいし、友達の前なんだから。
厨房へ入り清水へとオーダーを伝える。その当人はすでに調理器具を整えておりいかにも準備万端といった感じ。コイツ……さては盗み聞きしてたな。だからなんだっていう話なんだけど。
「清水、季節のパンケーキ二つお願い。」
「了解! 酒寄さん、やっぱなんかサービスとしとく?
新しい常連さん候補だしさ。」
「そうね。メロン一切れくらい足しとく?」
清水の軽口に対して私も軽い気持ちで賛同の言葉を続ける。しかしそんな言葉にも気を置かないといけない人がここにはいるわけで……
「清水はともかく酒寄さんまで乗らないでくれよ。
ほかのお客さんにばれたら俺が怒られちまうからよ…。
………一切れだけだからな。」
「店長やるぅ! 太っ腹ですね。じゃあボスの了解も得たことだし作り始めますか。」
良いんだ。ばれたら怒られるって自分で言ったのに。まぁ真実なら他のお客さんにばれる前に平らげてしまうだろうしばれないかも。芦花は……、パンケーキよりも本人の方に視線が向いてしまうはずだ。それで言ったら二人共そうか、可愛いし。なんなら彼女たちが食べることで
パンケーキができるまでの間暇だなーと思っていたら、店長から少しの間なら二人と話していいというお達しをもらえたのでお言葉に甘えて二人のテーブルへと向かう。
「二人共、こんな雨の中来てくれてありがとね」
「いいってそういうのは。私達もずっと行きたいって思ってたし。
特に真実」
「およよ~。芦花ぁ、ひどいよー。
まるで私がスイーツ目当てでここに来たみたいに言って」
「違うの?」
「ふっ……
勿論コーヒーも楽しみだよ」
結局そうなんかいという気持ちと真実ってコーヒー飲めるんだという驚きでなぜだか笑みがこぼれる。こういう何気ないやりとりが、私にとっては価値あるものであると切に思う。
「ここは喫茶店なんだし来る理由はそれでいいんだけどさ。
今日ここに来たのはホントにそれだけの理由?
まだ何かあるんじゃない?」
「んー?
まぁ……そうだけどさ、いらない心配だったなって。
ね、真実?」
「うん。まぁ初めからそうだとは思ってたけどねぇ。
でも友達だし、何よりも彩葉だから」
「な、なによ。含みがある言い草しちゃって。
結局なんで来たかの説明にはなってないんだけど?」
私のその問いかけにも二人は笑顔で誤魔化す。けど、なんとなく心配されているのだろうということは私でもわかる。二人と仲良くなって自分の身の上話をしたときにも二人はすごく驚いていたし、親身になって聞いてくれた。東京に来たばかりの私を気にかけてくれるすごくいい友達。
「そろそろ私戻るね。パンケーキ期待してて」
「勿論!
……あっ、彩葉。今日の夜のことなんだけど、21時30分からで……どう?」
「うん。その時間なら大丈夫」
「オッケー。お仕事頑張ってね」
二人からの激励をもらい再び戦場へ。話している間にそこそこの数のお客さんが入っていたのでここからが本格的な労働の開始である。
ほどなくして厨房から清水の声が聞こえる。
「酒寄さーん、パンケーキできたよ。」
「了解、ありが…と。ってこれ清水、あんたねぇ。
……まぁいいか。ばれても私は知らないからね。」
清水から受け取った皿の上のパンケーキは明らかにいつもとは違う姿で鎮座している。店長が許した追加のメロンの一切れだけじゃ飽き足らず、パンケーキの上にはメロンアイスが通常一玉のところ二玉になってるし、盛り付けが……なんか高級フレンチみたいになってるんだけど。
「大丈夫、大丈夫。是非ともご感想のほどお待ちしてまーす。」
こんなの出されたらどんな人だって高評価つけるだろ!と突っ込みたいのはやまやまなのだが、まぁ人によるかもしれない。取り敢えず何も言わず二人の前に出してみるか。
「ねぇ、彩葉。ここってさ……実はミシュランの星ついてたりする?」
「……残念ながらついてないよ。
ていうか、そんな大層なものついてたら私みたいな高校生じゃ働けないでしょ」
「美味しそ~。いただきまーす」
二人共取り敢えずナイフを手に取り一口サイズ切ってフォークで口へ運ぶ。口の動きが止まるまでじっと待ち、二人へ問いかける。
「お味の方は如何ですか?」
二人は興味の対象であったパンケーキからこちらの方に顔を向けて……
「「最高!」」
とびっきりの笑顔で答えてくれた。これは清水にもいい報告ができそうだ。
……その後の二人の様子は明らかにおかしなものだった。真実は一口食べるごとに理解の枠組みを超えた言語を発していたし、芦花は少し泣きそうになりながら「悔しい」と連呼してナイフとフォークを動かし続けている。およそスイーツを食べているだけの女子高生二人組がつくり出す光景ではないのは確かだ。しかし目の前のそれは私の心のうちで新たな常連客の誕生を確信させるには十分で、高校生のお財布事情を考えれば少し申し訳なさも感じるがこの店の魅力が少しでも二人に伝わったのが嬉しかった。
その後、パンケーキを食べ終えた二人に店長自慢のブレンドコーヒーを提供した。コーヒーの方にも満足出来たらしく、また来るねと言って帰っていった。
私はその後も閉店までいつもと変りなく労働へ励み、閉店後は締め作業をして清水の賄いを食べる。今日のメインメニューはカツオのピラフ。その他にも初夏を感じさせる食材を扱った副菜が並び6月のじめじめとした雰囲気に負けない元気をもらえた……気がする。けど美味しさに間違いはなかった、これだけは絶対本当である。
そしていつも通り清水と二人で帰路へつく。
既に雨は上がっており、傘の出番はなくなっていた。しかし傘というものは雨が降ってなくても存在感があるもので、手で持って帰るのはどうしても荷物になってしまう。私の手には一本の傘、清水の手には……
「ふぅ、やっぱりどうしても歩きずらくなるな。傘二本持ちなんて小学校以来かも。」
二本の傘だ。清水がBAMBOOcafeに忘れていったものと鈴村君から借りた傘。清水の言った通り、傘で両手を占有されているその姿はこの時期に時折みられる小学生の姿に酷似していた。
「あー、お兄ちゃんも小学生のころそんなことやってたな。その後傘で遊んでお母さんに大目玉食らってたっけ。」
そこで思い出すは幼い日の兄の姿。あの頃は兄も子供らしく振舞っていたし、それを る母もその光景を見て微笑む父の姿もあった。
「へぇ、酒寄さんってお兄さんがいるんだ。今大学生とか?」
「いや? 今はもう就職?してるかな。
あれを就職と表現していいのかはよくわからないけど……。」
現代社会においては既にプロゲーマーは立派な職業の一つとして数えられてはいるのだろうが、友達に話すとなると少し話が別になる。清水なら……いや清水だからこそ、そんな事には気にしないことはわかっているのだ。しかし如何せん兄はあまりにも大きな成功をプロゲーマーとして収めており、調べたらすぐに本名も出てくる。自慢の家族ではあることには間違いのだが、現役女子高生の自分では兄の今の活動に少し共感性羞恥のようなものをどうしても感じてしまう。顔はお父さんに似てカッコイイんだからもっと落ち着いた雰囲気でいればいいのに。なんであんなジャ○―ズみたいになってしまったのか、これがわからない。
「ごめん酒寄さん。少し触れづらかったよね。
……お兄さんの方に、諦めないで頑張って下さい。他人ながらも貴方が花開くのを待ってますって伝えておいてください。」
「………?う、うん。わかっ…た?」
明らかに清水の中で兄の職業がすごいことになっていることだけがわかる。ごめんね清水。うちの兄はもうとっくに花は開いているし、今にも他の人の花壇も荒らしそうな勢いなんだ。
「そうだ。話めっちゃ変わるんだけどさ。綾袖さんと諌山さんどうだったかな?
美味しいって言ってくれた?」
「ああ、うん。すごい好評だったよ、特に真実には。食べる前から今にもよだれがたれそうだったし。一口食べた後なんて、何言ってるかわからなかったし。
芦花も凄く美味しいって言って食べてたよ。だけど、こんなにおいしいと通いたくなるけど、これを食べてたら確実に太っちゃうなって嘆いてた。」
「それはそれは。作り手冥利に尽きるってもんですな。
これはまた僕の手によって新たな『たけんちゅ』を生み出してしまったようだ……。」
「たけんちゅ………?
なにそれなんかの料理の名前とか?」
「ああ、たけんちゅっていうのは僕が勝手に作ったBAMBOOcafeの常連さんの通称というか別称みたいなもんだね。どう? 酒寄さんも使ってみませんか!?広めたいんだけど、スタッフや常連さんに中々広まらないんだよね。」
広まらないだろうねそれは。だってここ東京だし。BAMBOOcafeが好きな人という意味でたけんちゅという言葉を作ったのだろうが、~ちゅという言葉は共通語ではなくうちなーぐち。いわゆる沖縄県の方言だ。ここ東京立川に住む都会人には馴染みがなく、頭にはてなマーク浮かべて固まるの人が大半だろう。
とは言え私もひとにとやかく言える程のネーミングセンスがあるわけでもないので、これは黙っておこう。清水は至って真剣だし。この話題を広げていくと自分が手傷を負ってしまうといち早く判断した私は無理にでも話を変える。
「ねぇ清水。そういえばあの後KASSENプレイしたの?
なんか鈴村君達の補修で後回しになったって河木君から聞いたけど。」
「おっ! ちょうどいい話題。実は今日この後少しだけだけど教えてもらうんだよね。いや~かなりの時間お預け食らったからね。もう今から楽しみで仕方ないって感じ。
酒寄さんともやってみたいし、この夏はKASSENが僕のメインコンテンツになるだろうね。」
「いいじゃん。ツクヨミを愛する者としてそういう人が増えるのはうれしいし、あと普通に清水と遊べるのも楽しみだしね。」
中間テストが終わってから清水はずっとソワソワしてたもんな。まさかホントに鈴村君と葛野君が勉強してなくてちゃんと補習を受けるはめになろうとは。そのことを知った清水の反応といったらもう。正におやつをもらえなかった犬のようですごく落ち込んでいた。
その清水の姿に少し……ホントに少しだけキュンと私の心にきたのは秘密だ。理由はなんか悔しいから。
「ふふふ。僕の…あの…なんだっけ。
…なんか長い槍が火を噴くのも時間の問題だろうね!」
「……そうだといいわね」
征服の勅命ね。自分が引き当てた武器の名前ぐらい覚えてなさいよ。少なくとも文字通りに火を噴くことはなさそうな武器だが、果たしてどのような武器なのか今から楽しみだ。
気づいたらいつもの電柱の前についていた。この後も私の予定は詰まっているし、残念ながらこのまま清水と話している余裕はない。
「じゃ、また明日。」
「うん、また明日。
…清水!」
だけどこのまま別れるのは釈然としない。今日一日で沢山の人に話しかけられたし、学校中に謎概念は生まれたしで大変だった。こうなった原因の大きな要因は目の前の男が傘を忘れたことが発端なわけで……。なので言いたいことを言ってやろうと思って呼び止めた。
「今日の賄いも美味しかった。いつもありがとう。
あと……ツクヨミで食べたパフェの再現、期待してる。
それじゃおやすみなさい。」
そんな理由と裏腹に出てきた言葉は、感謝と激励の言葉。今日一日アンタが傘忘れて大変だったというよりもこちらの方がなんとなくいいのではないかと思ったのだが的中したらしい。私が階段を上っていく最中も未だに清水は固まったままだ。やはりあの男は、プレイボーイとは変え離れた存在。もはや対義語まである。清水が見せてくれた姿に満足しながら私は部屋へと入っていった。
帰った私はまず洗濯や掃除などの家事をこなした後、約束にに向けての準備を整える。そうしていたらあと10分ほどで時間だ。今日はまだ復習や予習はしていないのにゲームをプレイする。いつもならやらないことだが、それによって背徳感を感じずにはいられない。この背徳感はゲーマーとして切り離せない最高のスパイスだ。兄がよく私に語っていたがこれに反論の余地はない。これくらいの羽目なら外してもいいと今日の私の心は言っている。
我慢できなくなった私は時間よりも早くログインしてSETSUNAで肩慣らしでもすることにした。一週間ぶりのKASSEN、ゲーマーとしての血が騒いでいるのを感じる。早くマッチングしないかなとそわそわしていると早速きた。高鳴る心臓をどうにか抑え込んで試合開始のゴングを待つ。カウントダウンが開始して0になった瞬間に私はブーメラン型の武器を手に相手へととびかかった。
いつの間にか周りがにぎやかになっている。2試合くらいで終わらせるはずだったのに気づいたら10連勝だ。……ん? 10連勝ってことはとっくのとうに約束の時間は過ぎてる!
とっさにウインドウを開くと案の定二人からチャットが来ている。
次なる対戦希望者からのインバイトを断りつつ、二人のもとへと急ぐ。
「ごめん!
初めはちょっとした時間潰しのはずだったんだけど、
つい夢中になってしまいまして……。」
顔の前で手を合わせて軽く頭を下げる。そんな私に呆れながらも二人は少し嬉しそうな顔をしていた。
「えっと……なんでそんな嬉しそうなの?」
「え~それは……。
あんなにゲームを楽しそうにプレイする彩葉、初めて見たしー」
「私達とやる時も楽しそうにはしてくれてたけど、少しだけ物足りなそうな顔をしてたしね。正直言って私たちに遠慮してたでしょ」
うっ、そんなことないとはいえない…。自分でいうのもなんだが、KASSENは兄の影響もあってかなり上澄みのプレイヤーなのだ。最近はやっていないがランクマッチでは一番上に位置づけられている。二人とも決して下手ではなく、ランクも十分に高い。それでもあの兄の相手をしていた自分にはどうしても心を揺さぶるような感覚を得れなかった。けれど今の自分はただ強い相手と戦うこと以外にも楽しさを見出すことができた。あのツクヨミチャレンジカップの試合を見てチームプレイの楽しさを感じた。また、初心者である清水がこれからどのようにKASSENを上達していくのかも楽しみだ。中学時代までの自分では到底理解できるできなかったものが、こっちに来ていろんなものを知ることができた。本当に地元から出てきて良かったと思う。あそこに残っていたら、私はいつか母の生き写しみたいな存在になるだけだったかもしれない。
「ま、全員揃ったことだし。
早速だけどInQしようか。誰かさんが遅れたせいで時間も押してるしね」
「うぐっ。……芦花さんもしかして少し怒ってらっしゃいますか?」
「ぜんぜん? 楽しそうな彩葉の姿を見て上機嫌ですよ?」
顔が笑ってないです。美人がこの顔するとめっちゃ怖いんだよね、……つい母のこと思い出しちゃうし。
その間もマッチングは進み遂に対戦相手が決定する。対戦承諾を押していざステージへと転移する。ロード待機が終わり、相手プレイヤーの情報が入ってくる。
プレイヤー名は……、それを見たとき私は笑みがこぼれてしまった。やっぱり神様は今日の私にこう言ってるのかもしれない。
【 MARO , FreeStyle , M4Ken】
『今日を目一杯楽しめって』
明日次話を投稿出来ると思います。
仕事が思ったよりも自分にダメージを与えていて帰ったら行動不能になってることも多く、書きたいのに書けない現状がさらに自分を苦しめている気もします。
早く仕事ができるようになって余裕を持ちたい…。