望む未来へ手を伸ばす!   作:hayato0121

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今回で颯とせつ菜のファイトに決着がつきます。
果たして勝つのはどちらか?
最後まで読んでくれたら嬉しいです。



第05話 奇跡VS無双

スクールアイドル同好会のメンバーにヴァンガードを初めてもらい、もしもその中から颯やせつ菜と共にVCSに参加してくれる人がいたら一緒に参加してもらおうと考えた颯達はヴァンガードの事を知ってもらう為に他のメンバー達の前で実際にファイトする事にした。

 

現在のダメージは【颯が0点】で【せつ菜が2点】。そしてせつ菜にターンが回ると彼女が相棒に選んだグレード3【無双(むそう)運命者(うんめいしゃ) ヴァルガ・ドラグレス】がその姿を現した。

 

 

無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス パワー13000

 

 

「ヴァルガ・ドラグレス・・・・」

 

「大きい・・・・」

 

「カッコいい!」

 

その姿と大きさを間近で見ていたかすみ、エマ、愛は驚きと興奮を露わにしていた。

 

「遂にきたか」

 

颯はヴァルガ・ドラグレスの登場に対して更に気持ちを引き締めていた。

 

「そしてボルダーアクスのスキル発動! このユニットがヴァルガ・ドラグレスにライドされた時、自身をRCにコール出来るのでそのままコールします!」

 

 

ボルダーアクス・ドラゴン パワー10000

 

 

「更に手札からもう1枚のボルダーアクスとインペイルホーン・ドラゴンをコールです!」

 

 

ボルダーアクス・ドラゴン パワー10000

 

インペイルホーン・ドラゴン パワー8000

 

 

せつ菜の盤面

 

 

ボルダーアクス ヴァルガ  ボルダーアクス

 

 

ブレイズ   インペイルホーン  R

 

 

 

せつ菜の手札 3枚

 

せつ菜のダメージ 2枚

 

せつ菜のカウンター 2枚

 

せつ菜のソウル 2枚

 

せつ菜のエネルギー 6枚

 

 

「いきますよ颯君! 右のボルダーアクスでヴァンガードにアタックです! そしてボルダーアクスのスキル発動! このユニットが相手ヴァンガードにアタックした時、自身のパワーを+5000します!」

 

 

ボルダーアクス・ドラゴン パワー10000+5000="15000"

 

 

パワー15000➡︎パワー10000

 

 

「ガード! 『加護の魔法 プロロビ(引)』更にプロロビのスキル発動! このユニットがガーディアンサークル(以降はGC)に登場した時、相手のヴァンガードがグレード3以上なら自身のシールドを+5000!」

 

 

加護の魔法 プロロビ(引) シールド5000+5000="10000"

 

 

パワー15000➡︎パワー20000

 

 

【ガード成功】

 

 

「この瞬間ボルダーアクスのスキル発動! このユニットのアタックが終了した時、自身を退却させる事で山札の上から1枚ドローします!」

 

ボルダーアクス・ドラゴンは相手ヴァンガードへのアタックが終わると自身を退却させてドロップゾーンに置く事で山札の上から1枚引けるスキルを持っていた。

 

「ならこちらはどうします? ブレイズザンバーのブースト、ボルダーアクスでヴァンガードにアタックです! ブレイズザンバーは私のヴァンガードがヴァルガ・ドラグレスなら自分のターン中は常にパワー+2000され、ボルダーアクスも先ほどと同じように自身のパワーを+5000します!」

 

 

ブレイズザンバー・ドラゴン パワー8000+2000="10000"

 

ボルダーアクス・ドラゴン パワー10000+5000+10000="25000"

 

 

パワー25000➡︎パワー10000

 

 

「ノーガード! ダメージチェック・・・・『エーリアル・セージ』・・・・ノートリガー」

 

 

颯のダメージ

 

1. エーリアル・セージ

 

 

「再びボルダーアクスのスキルを発動して自身を退却させて1枚ドロー! さぁ、いよいよあなたの出番ですよ!」

 

「(くる!)」

 

「ヴァルガ・ドラグレスでヴァンガードにアタックです! そしてスキル発動! このユニットがヴァンガードにアタックした時にCB(1)することで、お互いの前列のリアガードをすべて退却させてそのターン中、自身のパワーを+10000します!」

 

ヴァルガ・ドラグレスにはアタックした時にCB(カウンターブラスト)を1枚、つまりダメージゾーンのカードを1枚裏向きにする事でスキルを発動できる。そのスキルはお互いの前列にいるリアガードを全て退却させて自身のパワーを+10000するというスキルだった。

 

「そんな!? それじゃあせつ菜ちゃんのリアガードもやられちゃうよ!」

 

「待って侑ちゃん! せつ菜ちゃんのリアガード、前列には誰もいないよ!」

 

「えっ? ・・・・ああっ!」

 

侑は自分の仲間も一緒に退却させるスキルの内容を聞いて退却するリアガードの事を考えていると歩夢からせつ菜の前列のリアガードがいない事を指摘された侑は先ほどボルダーアクスのスキルで自ら退却していた事を思い出した。

 

「そう。ボルダーアクスがスキルで自らの退却して手札を増やした事でリアガードを無駄死にさせる事はないし、逆に相手はリアガードを失い損をする。これがカードのスキルを組み合わせたコンボってやつさ」

 

「ミアちゃん。でも颯君の前列にもリアガードがいないから退却するユニットはお互いにいないよ」

 

「そう。恐らく颯はせつ菜のヴァンガードがヴァルガ・ドラグレスだって予想してたんだろう。だから退却させない為に敢えて前列にリアガードを出さなかったんだ」

 

「颯君はそこまで考えてたんだ・・・・」

 

侑と歩夢の会話にミアが入ってくるとヴァルガとボルダーアクスのスキルを組み合わせたコンボとそれらを予測して動いていた颯の動きに2人はとても驚いていた。

 

 

無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス パワー13000+10000="23000"

 

 

パワー23000➡︎パワー10000

 

 

「ノーガード!」

 

「ツインドライブ!」

 

「ツインドライブ?」

 

「ドライブチェックが2回出来るってこと?」

 

ヴァルガ・ドラグレスがツインドライブする事に嵐珠と彼方が反応した。

 

「ファーストチェック・・・・『無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス』・・・・セカンドチェック・・・・『バーニングフレイル・ドラゴン(★)』・・・・ゲット、クリティカルトリガー! 効果は全てヴァルガ・ドラグレスに!」

 

 

無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス パワー23000+10000="33000"

 

★1+1=2

 

 

パワー33000(★2)➡︎パワー10000

 

【アタック成功】

 

「ダメージチェック・・・・『ギガンテック・マッシャー』、『ぐらがおん』・・・・ノートリガー」

 

 

颯のダメージ

 

1. エーリアル・セージ

2. ギガンテック・マッシャー

3.ぐらがおん

 

 

「まだですよ! ヴァルガ・ドラグレスのスキルはこれだけではありません! バトル終了時にドライブをー2して自身をスタンドさせます!」

 

ヴァルガ・ドラグレスには自身の攻撃が終わった後にスタンドしてもう一度攻撃できるスキルがあった。しかしスタンドしたヴァルガ・ドラグレスはドライブをー2、即ちドライブチェックを2回分減らされているので実質2回目の攻撃ではドライブチェックが出来ない状態での攻撃となるのだ。

 

「ええっ!? それってつまりもう一度攻撃できるってこと!?」

 

「うん。しかも最初のアタックで出たトリガーの効果はそのターン中はずっと残るからヴァルガ・ドラグレスのパワーとクリティカルはさっきと同じ状態でアタックできる」

 

「それって強すぎない?」

 

ヴァルガのスキルを見た愛は驚き、そこへ璃奈の解説が加わると果林は流石に強すぎないかと若干ひいていた。

 

「インペイルホーンのブースト! もう一度、ヴァルガ・ドラグレスでヴァンガードにアタックです! 更にインペイルホーンのスキル発動! このユニットがブーストした時、自分のヴァンガードがヴァルガを含むグレード3以上のユニットならそのバトル中、自身のパワー+5000! 更にもう一つのスキルでインペイルホーンのパワーを+2000します!」

 

 

インペイルホーン・ドラゴン パワー8000+5000+2000="15000"

 

無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス(★2) パワー33000+15000="48000"

 

パワー48000(★2)➡︎パワー10000

 

 

 

「させるか! 完全ガード! 『パラディウムジール・ドラゴン』」

 

 

パラディウムジール・ドラゴン シールド0

 

 

「完全ガード!?」

 

「ってなんですか?」

 

「完全ガードは守護者(センチネル)のカードだけが使えるスキルで、コストとして手札を追加で1枚捨てる事でどんなアタックでも必ず止める事ができるカードなんだよ」

 

「それってどんなにパワーが高かったりクリティカルが多かったりしても絶対に防げるってこと?」

 

「そうだよ。けど守護者のカードはデッキに4枚までしか入れられないから防げるのは最大4回までだけどね」

 

颯が守護者のカードを使って完全ガードするとかすみとしずくはそれが何なのか分からないでいると璃奈がどういうものかを説明してくれた。

 

完全ガードとは守護者の能力を持つカードだけが使えるスキルでこのカードをGCへ出したらコストとして追加で手札1枚をドロップゾーンへ捨てる事でどんなに相手のパワーが高かったり、クリティカルが多くても必ず防ぐ事が出来るスキルなのだ。

 

しかし守護者のカードはデッキに最大4枚までしか入れられないので防げる回数もまた最大4回までなのだ。

 

 

パワー46000(★2)➡︎パワー10000(守護者)

 

【ガード成功】

 

 

「インペイルホーンのパワーを+2000した方のスキルは、使用した後にSB(1)して自身を退却する事で山札の上から1枚引けるのですが、今回は使用しません」

 

インペイルホーンにはブーストした時に、自分のヴァンガードがヴァルガの名を持つユニットだったらパワーを+5000するスキルがあるがそれとは別にもう一つスキルがある。

それは、このユニットがヴァルガの名を持つグレード3以上のユニットをブーストした時に自身のパワーを+2000して、そのバトル終了時にSB(1)して自身を退却させる事で山札の上から1枚引けるスキルがあるが、SB(1)して自身を退却させるかどうかは任意で決められるので、今回せつ菜はそのスキルを使わなかった。

 

「私はこれでターンエンドです。さぁ、今度は颯君のターンです! 見せてください。貴方と共に戦うヴァンガードの姿を!」

 

「あぁ! 俺のターン! スタンド&ドロー!」

 

颯のターンとなりユニット達をスタンドさせて山札からドローするとライドのコストとして颯は手札から『しゔぁるみゃー (★)』を1枚捨てた。

 

「ライド! 奇跡(きせき)運命者(うんめいしゃ) レザエル!!」

 

 

奇跡の運命者 レザエル パワー13000

 

 

そして現れたのは右手に剣を持ち、全身は白がメインの鎧を身に纏い、背中から白くて綺麗な翼を広げたユニットが姿を現した。

 

「これが、レザエル・・・・」

 

「綺麗・・・・」

 

「はい。本当に・・・・」

 

レザエルの姿にせつ菜、歩夢、栞子は見入ってしまっていた。

 

「そしてレザエルにライドされたアゼンシオルのスキル発動! このユニットがレザエルの名を持つユニットにライドされた時、自身のドロップからグレード2以下のユニットを1体RCにコールできる。俺は迅弓(じんきゅう)騎士(きし) ニルベリスをコール!」

 

 

迅弓の騎士 ニルベリス パワー10000

 

 

レザエルと名を持つユニットにライドされたアゼンシオルはドロップゾーンからグレード2以下のユニットを1体選んでRC(リアガードサークル)にコール出来るスキルを持っていて、そのスキルによってニルベリスがコールされた。

 

 

「そしてベンテスタのスキル!自身のヴァンガードがレザエルを含むグレード3以上のユニットなら自分のターン中、自身のパワーを常に+2000する」

 

 

風巻(しまき)斥候(せっこう) ベンテスタ パワー8000+2000="10000"

 

 

「更に手札から優麗(ゆうれい)の騎士 ノーヴィアをコールしてスキルを発動! CB(1)する事で山札の上から3枚まで見て、その中からグレード3以下のユニット1体をRCにコールして残りのカードは好きな順番で山札の下に置く。・・・・よし! 俺はペインキラー・エンジェルをコールしてそれ以外のカード全てを山札の下に好きな順番で置く」

 

 

優麗の騎士 ノーヴィア パワー10000

 

ペインキラー・エンジェル パワー8000

 

 

ノーヴィアはRCに登場した時にヴァンガードがレザエルを含むグレード3以上のユニットだった場合、CB(1)払う事で山札の上から3枚まで見てその中からユニットカードを1枚選び、選ばれたカードをRCにコールして残ったカードを好きな順番で山札の下に置くスキルがあり、それを使って颯は山札からペインキラーを選択してコールした。

 

「ここでいくぜ! ディヴァインスキル発動!」

 

「っ!?」

 

「ディヴァインスキル!?」

 

「何よそれ!」

 

「ディヴァインスキルは運命者と宿命者の名を持つユニットだけが、ファイト中に一度だけ使える強力なスキルの事さ」

 

颯がディヴァインスキルを発動するとせつ菜と愛は驚き、嵐珠はどんなスキルなのか気になっているとミアがその説明をしてくれた。

 

「レザエルのディヴァインスキルはSB(1)(大望(たいぼう)(つばさ) ソエル)する事で自身のドロップゾーンにある全てのクリティカルトリガーを山札に戻してシャッフルし、このターン中レザエルはドライブ+1される。いま俺のドロップゾーンにあるクリティカルトリガーは【2枚】。よってこの2枚を山札に戻してシャッフルしてレザエルのドライブ+1」

 

レザエルのディヴァインスキル。その効果はSB(ソウルブラスト)(1)して自身のドロップゾーンにあるクリティカルトリガー全てを山札に戻してシャッフルしてそのターン中、レザエルはドライブ+1されて3回のドライブチェックが可能となる。

しかしレザエルのディヴァインスキルによる効果は他にもあるのだが、今の段階では発動しないので関係ない。

 

 

颯の盤面

 

 

ニルベリス   レザエル  ノーヴィア

 

 

ペインキラー  セージ   ベンテスタ

 

 

 

颯の手札 2枚

 

颯のダメージ 3枚

 

颯のカウンター 2枚

 

颯のソウル 2枚

 

颯のエネルギー 9枚

 

 

 

 

 

 

 

 

「いくぞ! ペインキラーのブースト、ニルベリスでヴァンガードにアタック!」

 

 

迅弓の騎士 ニルベリス パワー10000+8000="18000"

 

 

パワー18000➡︎パワー13000

 

 

「ノーガード!ダメージチェック・・・・『オブドラスグレイブ・ドラゴン』・・・・ノートリガー」

 

 

せつ菜のダメージ

 

1. ドラグリッター シュウラ【裏】

2. 猛炎の武僧 ロクセイ

3. オブドラスグレイブ・ドラゴン

 

 

「ここでニルベリスのスキル発動! EB(3)する事で自身をソウルに入れて山札の上から1枚ドローする。その後は自身の山札の上から1枚を確認してそのカードを山札の上か下に置く・・・・『ペインキラー・エンジェル』・・・・このカードは山札の下へ」

 

ニルベリスには相手ユニットへのアタック終了時にEB(エネルギーブラスト)(3)、つまりエネルギーを3つ取り除く事で自身をソウルに置いて山札の上から1枚引いた後に自身の山札の上から1枚を確認してそのカードを山札の上か下に置く事ができるのだ。

今回の場合は確認したカードがトリガーユニットではなかった事からそのカードを山札の下に置く事で颯がトリガーを捲る確率を1枚分上げる事にした。

 

「更にペインキラーのスキル発動! SB(1)(迅弓の騎士 ニルベリス)する事で自身を退却して山札の上から1枚ドローする!」

 

ペインキラー・エンジェルには自身がブーストしたバトル終了時にSB(1)する事で自身を退却させて山札の上から1枚引けるスキルがあって颯はそれを使って手札を増やした。

 

「エーリアル・セージのブースト、レザエルでヴァンガードにアタック! そしてエーリアル・セージのスキル発動! このユニットがレザエルの名を持つグレード3以上のユニットをブーストした時に自身のパワーを+5000する! 更にレザエルのスキル発動! このユニットがアタックした時にCB(1)する事で自身のドロップゾーンからグレードの合計が自身のダメージゾーンの枚数以下になるように、それぞれ異なるグレードのユニットを2枚まで選んでRCにコールできる。俺のダメージは3。よってグレード2のニルベリスとグレード1のペインキラーをドロップゾーンからコールする!」

 

 

迅弓の騎士 ニルベリス パワー10000

 

ペインキラー・エンジェル パワー8000

 

 

「また出てきた!?」

 

「どうしてドロップゾーンへ行ったカードがまた出てきたの?」

 

「それがレザエルのスキルなんだよ」

 

「どういう事?」

 

エマと彼方は一度いなくなったユニットが再び登場した事に驚いているとミアがそれこそがレザエルのスキルだと告げるが果林はいまいち理解できずにいた。

 

「レザエルはアタックした時にCB(1)する事で自身のダメージゾーンのカードの枚数以下の異なるグレードのユニットを2体までコールできるスキルを持っているんだ。今回の場合だと颯のダメージは【3】。だからグレード2のニルベリスとグレード1のペインキラーが選ばれた。この2体のグレードの合計は【3】。だからこのユニット達がコール出来たんだ。しかもコールされたユニット達は全てスタンド状態だからもう一度ブーストとアタックができる」

 

「なるほど」

 

レザエルのスキルでドロップゾーンからコールできるのは自身のダメージゾーンのカードの枚数以下の異なるグレードのユニットを2体までで、同じグレードのユニットを2体コールする事はできない。

だからグレード2のニルベリスとグレード1のペインキラーが選ばれて、この2体のグレードの合計が3だったのでコールできたのだ。今回は【2+1=3】だったが、他にも【3+0=3】という選択肢も有効だ。

 

「そしてニルベリスのスキル発動! このユニットがグレード3以上のあなたのヴァンガードのスキルでRCに登場した時、自身のパワーを+10000する!」

 

 

迅弓の騎士 ニルベリス パワー10000+10000="20000"

 

 

ニルベリスには自身のグレード3以上のヴァンガードのスキルでRCに登場した時に自分のパワーを+10000するスキルがあり、今回はレザエルのスキルで登場したのでそのスキルが発動した。

 

「さぁ、レザエルのアタックはどうする?」

 

 

エーリアル・セージ パワー8000+5000="13000"

 

奇跡の運命者 レザエル パワー13000+13000="26000"

 

 

パワー26000➡︎パワー13000

 

 

「・・・・ノーガードです」

 

「トリプルドライブ! ファーストチェック・・・・『奇跡の運命者 レザエル』・・・・セカンドチェック・・・・『天音(てんおん)楽士(がくし) アルパック(前)』・・・・ゲット、フロントトリガー! 前列のユニット全てのパワー+10000!」

 

迅弓の騎士 ニルベリス パワー20000+10000="30000"

 

奇跡の運命者 レザエル パワー26000+10000="36000"

 

優麗の騎士 ノーヴィア パワー10000+10000="20000"

 

 

「サードチェック・・・・『ブレードフェザー・ドラゴン(★)』・・・・ゲット、クリティカルトリガー! ノーヴィアのパワー+10000! レザエルのクリティカル+1!」

 

「ダブルトリガー!?」

 

颯がトリガーを2枚引いた事にせつ菜は驚いていた。

 

 

優麗の騎士 ノーヴィア パワー20000+10000="30000"

 

奇跡の運命者 レザエル ★1+1=★2

 

 

パワー36000(★2)➡︎パワー13000

 

【アタック成功】

 

 

「ダメージチェック・・・・『インペイルホーン・ドラゴン』、『妖獣 スネゴスリ (★)』・・・・クリティカルトリガーゲットです! ヴァンガードのパワー+10000!」

 

 

無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス パワー13000+10000="23000"

 

 

せつ菜のダメージ

 

1.ドラグリッター シュウラ【裏】

2.猛炎の武僧 ロクセイ

3.オブドラスグレイブ・ドラゴン

4.インペイルホーン・ドラゴン

5.妖獣 スネゴスリ (★)

 

 

 

「ダメージでトリガーが出てもパワーが上がるんだ」

 

攻撃する時だけでなくダメージを受ける時にもトリガーのパワー上昇がある事を侑は知った。

 

「まだ俺の攻撃は残ってるぞ。ペインキラーのブースト、ニルベリスでヴァンガードにアタック!」

 

 

迅弓の騎士 ニルベリス パワー30000+8000="38000"

 

 

パワー38000➡︎パワー23000

 

 

「このアタックを受けたらせつ菜先輩のダメージは6」

 

「つまりせつ菜の負けだ」

 

「そんな!?」

 

「せつ菜ちゃん!」

 

璃奈とミアからこの攻撃を受けたらせつ菜が負けるかもしれないと聞かされて愛とエマはせつ菜に対して心配の眼差しと声を上げた。

 

「ガードです! 『バーニングフレイル・ドラゴン(★)』、『ドラグリッター シュウラ』」

 

 

バーニングフレイル・ドラゴン(★) シールド15000

 

ドラグリッター シュウラ シールド5000

 

 

無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス パワー23000+15000+5000="43000"

 

 

パワー38000➡︎パワー43000

 

【ガード成功】

 

「ペインキラーのスキル発動! SB(1)(奇跡の運命者 レザエル)する事で自身を退却して山札の上から1枚ドロー! そしてニルベリスのスキル! EB(3)して自身をソウルに置いて山札から1枚ドローして山札の上1枚を確認して上か下に置く・・・・『ぐらがおん』・・・・山札の下へ」

 

颯はペインキラーとニルベリスのスキルで合計2枚引いてニルベリスのスキルで山札の上1枚を確認してそのカードを山札の下へ置いた。

 

「だったらこれならどうだ? ベンテスタのブースト、ノーヴィアでヴァンガードにアタック! そしてノーヴィアのスキル発動! このユニットがグレード3以上のユニットにアタックした時、自身のヴァンガードがレザエルを含むグレード3以上なら、SB(1)(迅弓の騎士 ニルベリス)する事でそのバトル中の自身のパワー+10000!」

 

 

優麗の騎士 ノーヴィア パワー30000+10000+10000="50000"

 

 

パワー50000➡︎パワー23000

 

 

「完全ガードです!『スパークルリジェクター・ドラゴン』」

 

 

スパークルリジェクター・ドラゴン シールド0

 

 

パワー50000➡︎パワー23000(守護者)

 

【ガード成功】

 

 

 

 

 

 

「ターンエンド」

 

「凌いだ!」

 

「やるじゃない!」

 

「せつ菜先輩、凄い!【璃奈ちゃんボード(キラキラ!)】

 

「ふぅ〜っ」

 

颯がターンを終えると彼の攻撃を凌いだ事にミア、嵐珠、璃奈は驚きつつ興奮もしていて、そんな中でせつ菜はゆっくりと息を吐いた。

 

「(これが、ヴァンガード・・・・)」

 

せつ菜は颯とやったティーチングファイトを思い出していた。

 

「(あの時、始めてヴァンガードの世界に触れた時、驚き以上にとても興奮した。まだまだ私の知らない事が沢山あるんだと思い知った。)」

 

せつ菜はヴァンガードを通じてアニメや漫画、ゲームから感じた興奮やドキドキとはまた違う何かがヴァンガードにあると感じて、颯が夢中になっている理由をなんとなくだが理解した。

 

「(何よりヴァンガードをしてる時の颯君の姿を見ていると本当に楽しそうで、彼がどれだけヴァンガードの事が大好きなのかをとても感じた。まるで私がスクールアイドルを大好きで優木せつ菜としてスクールアイドル活動をしている時の私みたいだった。)」

 

せつ菜はティーチングファイト後に颯からヴァンガードの事を教えてもらってる時の事を思い出した。  

 

「良いかせつ菜。これはエネルギージェネレーターと言って、どういうものかというと・・・・」

 

「(最初はスクールアイドルをやりたいという私の我儘に付き合ってくれた恩返しの為に始めたヴァンガードだったけど、いつの間にか私自身がもっとヴァンガードの事を知りたい。もっとヴァンガードを楽しみたいという気持ちの方が強くなってた。だから私は、私とヴァンガードを出会わせてくれた颯君にとても感謝しています。だからこそ、今の私を、私のヴァンガードを見てください!)・・・・私のターン! スタンド&ドロー!」

 

 

 

 

 

 

 

せつ菜はユニット達をスタンドさせて山札から1枚ドローするとエネルギージェネレーターに新たにエネルギーを3つ貯めた。

 

「ペルソナライド! ヴァルガ・ドラグレス!!」

 

「ペルソナライド?」

 

「ペルソナライドは同名のグレード3のユニットにライドした時に1枚引いて前列のユニット全てのパワーをそのターン中は常に+10000できるようになるんだ」

 

「ええっ!?」

 

「それって結構凄いんじゃない?」

 

 

無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス パワー13000+10000="23000"

 

 

せつ菜はペルソナライドするとそれが何なのかを璃奈から聞いたエマ、栞子、果林はとても驚いていた。

その間にせつ菜は山札から追加で1枚引き、このターン中は前列のユニット全てのパワーが+10000される事になった。

 

「更にオブドラスグレイブ、シュウラ、ロクセイをコールです!」

 

「っ!?」

 

颯はコールされたリアガードの中にいたロクセイのカードに反応した。

 

 

オブドラスグレイブ・ドラゴン パワー13000

 

ドラグリッター シュウラ パワー10000

 

猛炎(もうえん)武僧(ぶそう) ロクセイ パワー8000

 

 

「ロクセイのスキル発動! このターン中、颯君のインターセプトを封じます!」

 

「くっ!」

 

「インターセプト?」

 

「インターセプトはグレード2のユニットが持っているスキルで、そのユニットが前列にいるとRCからGCへ移動して守りに参加できるんだ」

 

「なるほど・・・・っ!? 待ってください。それじゃあ颯先輩のノーヴィアは・・・・」

 

「うん。インターセプトを封じられたノーヴィアはせつ菜先輩のヴァルガ・ドラグレスのスキルで退却させられるまで何もできない」

 

「そんな・・・・」

 

しずくがインターセプトとは何かを考えているとそれを璃奈が説明してくれた。

しかしそれによって颯の前列にいるノーヴィアはインターセプトを封じられてヴァルガ・ドラグレスのお互いの前列のリアガードを退却スキルが発動して退却するまで何もできない状態になってしまった。

 

「そしてエネルギージェネレーターの効果を使います! 貯まったエネルギーを7つ取り除いて山札の上から1枚ドロー!」

 

せつ菜はエネルギージェネレーターのスキルを使った。それはエネルギージェネレーターに貯まったエネルギーを7つ取り除く事で山札の上から1枚引く効果だった。現在せつ菜の貯まったエネルギーは【9】。なので彼女はここでそのスキルを使って手札を増やした。

 

 

せつ菜の盤面

 

 

オブドラスグレイブ ヴァルガ   シュウラ

 

 

 ブレイズ   インペイルホーン ロクセイ

 

 

 

せつ菜の手札 2枚

 

せつ菜のダメージ 5枚

 

せつ菜のカウンター 4枚

 

せつ菜のソウル 3枚

 

せつ菜のエネルギー 2枚

 

 

 

「ロクセイのブースト、シュウラでヴァンガード にアタック! ここでシュウラのスキルを発動! EB(2)して自身のパワー+5000して、シュウラ以外のリアガード1枚を選択します。そして選択されたユニットがカードの効果で退却したらそのカードをドロップゾーンから手札に戻せるスキルを与えられるようになります。よって私はロクセイを選択します!」

 

 

ドラグリッター シュウラ パワー10000+10000+8000+5000="33000"

 

 

パワー33000➡︎パワー13000

 

 

シュウラにはアタック時にEB(2)する事で自身のパワーを+5000して自身とは別名のリアガード1枚を選択して、そのユニットに自身が退却した時に手札に戻すスキルを与える事が出来る。そしてせつ菜はそのスキルをシュウラをブーストしているロクセイに与えた。

 

「ガード! 『天音の楽士 アルパック(前)』、『迅弓の騎士 ニルベリス』 更にアルパックのスキルでこのユニットがGCに登場した時に自身のシールドを+5000!」

 

 

天音の楽士 アルパック(前) シールド15000+5000="20000"

 

迅弓の騎士 ニルベリス シールド5000

 

 

奇跡の運命者 レザエル パワー13000+20000+5000="38000"

 

 

パワー33000➡︎パワー38000

 

【ガード成功】

 

 

「続けます! ヴァルガ・ドラグレスでヴァンガードにアタックです! スキル発動! このユニットがヴァンガードにアタックした時にCB(1)してお互いの前列のリアガードをすべて退却させてそのターン中、自身のパワー+10000します!」

 

「でもそれじゃあ今度こそせっつーのリアガードがいなくなっちゃうよ!」

 

「オブドラスグレイブのスキル発動! 自分のターン中、私の前列に自身と同名のユニットがいなければこのカードはカードの効果で退却せず、更にパワー+10000します!」

 

 

オブドラスグレイブ・ドラゴン パワー13000+10000+10000="33000"

 

 

愛はせつ菜のユニットが退却する事を気にしていたがオブドラスグレイブはスキルの効果で退却せず、シュウラとノーヴィアだけが退却した。

 

「更にロクセイのスキル発動! 自身と同じ縦列にいるユニットが退却した時、自身も退却させて山札の上から1枚ドローする。そしてシュウラに与えられたスキルによって退却したロクセイは手札に戻ります!」

 

ロクセイには自分のターン中にいずれかのユニットがこのユニットと同じ縦列の前列のリアガードから退却した時、自分のヴァンガードがヴァルガを含むグレード3以上のユニットなら自身を退却させて山札の上から1枚引けるスキルがあり、せつ菜はそれを使って1枚引いた。

そこへシュウラから与えられていたスキルも加わり、退却したはずのロクセイはそのままドロップゾーンに留まる事なく手札に戻った。

 

「そしてシュウラのスキル発動! このユニットがヴァルガを含むグレード3以上のあなたのヴァンガードの能力でRCから退却した時、相手のヴァンガードがグレード3以上ならCB(1)することでこのカードをRCにコールしてそのターン中、パワー+10000します!」

 

 

ドラグリッター シュウラ パワー10000+10000+10000="30000"

 

 

そしてヴァルガ・ドラグレスのスキルで退却したシュウラはその時に相手のヴァンガードがグレード3以上ならCB(1)する事でドロップゾーンからRCにスタンド状態でコールできるのだ。

 

「一度退却したのに復活した!?」

 

「しかもそれだけじゃないよ。シュウラはスタンド状態で復活してるからもう一度攻撃する事が出来るの」

 

「もう一度!?」

 

「あぁ。ヴァルガ・ドラグレスのスキルは一見敵も味方も身栄えなく焼き払うスキルに見えるけどロクセイやシュウラのように退却する事でスキルを持つカードと組み合わせる事でデメリットをメリットに変えられる。これがヴァンガードの面白い所さ」

 

「へぇ〜っ」

 

かすみはロクセイやシュウラのようなカードと組み合わせる事で味方ごと敵を退却させるヴァルガのスキルがコンボとして繋がり、自身に有利な状況を作っている事に驚いていた。

 

「さぁ、ヴァルガ・ドラグレスのアタックです!」

 

 

無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス パワー23000+10000="33000"

 

 

パワー33000➡︎パワー13000

 

 

「ノーガード!」

 

「ツインドライブ! ファーストチェック・・・・『忍妖(にんよう) シェンリィ』・・・・セカンドチェック・・・・『爽風竜(そうふうりゅう) ディノブリーズ(治)』・・・・ヒールトリガーゲットです! ダメージを1枚回復してヴァンガードのパワーを+10000します!」

 

 

無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス パワー33000+10000="43000"

 

 

「ダメージチェック・・・・『ペインキラー・エンジェル』・・・・ノートリガー」

 

 

颯のダメージ

 

1. エーリアル・セージ 【裏】

2. ギガンテック・マッシャー 【裏】

3.ぐらがおん

4.ペインキラー・エンジェル

 

 

「ヴァルガ・ドラグレスのスキル発動! バトル終了時にドライブをー2して自身をスタンドさせます!」

 

「くっ!」

 

「インペイルホーンのブースト! もう一度、ヴァルガ・ドラグレスでヴァンガードにアタックです! そしてインペイルホーンのスキル発動してパワー+5000し、もう一つのスキルも発動して更にパワーを+2000します!」

 

 

インペイルホーン・ドラゴン パワー8000+5000+2000="15000"

 

無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス パワー43000+15000="58000"

 

 

パワー58000➡︎パワー13000

 

 

 

 

「ノーガード! ダメージチェック・・・・『パラディウムジール・ドラゴン』・・・・ノートリガー」

 

 

 

颯のダメージ

 

1. エーリアル・セージ 【裏】

2. ギガンテック・マッシャー 【裏】

3.ぐらがおん

4.ペインキラー・エンジェル

5.パラディウムジール・ドラゴン

 

 

「インペイルホーンのスキルで先ほどは使用しなかったスキルですが、今回は使います! なのでSB(1)(熱気(ねっき)(やいば) アルダート)して自身を退却させて自分の山札の上から1枚ドローします!」

 

先ほどは使わなかったSB(1)して自身を退却させて山札の上から1枚引くスキルだったが、せつ菜は少しでも手札を増やす為に今回は使用した。

 

「颯君のダメージは5」

 

「ですがこれでヴァンガードの連続攻撃は乗り切りましたね」

 

「いや、そうでもないかもよ」

 

「「えっ?」」

 

歩夢と栞子は颯が5ダメージまで受けてしまったが何とかヴァルガ・ドラグレスの攻撃は乗り切ったと思っていたがミアはそう思っていなかった。

 

「ここで使います! ディヴァインスキル発動!!」

 

『っ!?』

 

「せつ菜ちゃんもディヴァインスキルを!?」

 

「一体どんなスキルなんだろう?」

 

今度はせつ菜がディヴァインスキルを発動した事に周りのみんなは驚き、エマと侑はどんなスキルなんだろうと考えていた。

 

「ヴァルガ・ドラグレスのディヴァインスキル! それは自身がグレード3以上のユニットにアタックしたバトル終了時に相手のダメージが4枚以上で、このターン中にヴァルガ・ドラグレスが2回以上アタックしているなら、CB(1)する事でもう一度スタンドしてそのターン中、ドライブを+2します!」

 

「またスタンドしたよ!?」

 

「それだけじゃない。ドライブが+2された事でヴァルガ・ドラグレスはまたツインドライブが出来るようになった」

 

「3回目のアタックだけじゃなくてツインドライブも!?」

 

「いくらなんでもやり過ぎじゃない・・・・」

 

ヴァルガ・ドラグレスのディヴァインスキルは、相手のグレード3以上のユニットへのアタック終了時に、相手のダメージが4以上で、このターン中にヴァルガ・ドラグレスが2回以上アタックしているなら、CB(1)する事で更にもう一度スタンドしてツインドライブも得た状態で3回目のアタックを可能にするスキルだった。

そのスキルをミアからも聞いた彼方、エマ、果林はとても驚いていた。

 

「いきますよ颯君! ヴァルガ・ドラグレスでヴァンガードにアタックです!」

 

 

無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス パワー43000

 

 

パワー43000➡︎パワー13000

 

 

せつ菜がアタックを宣言すると彼女達のイメージの中では惑星クレイの荒野に立っているヴァルガ・ドラグレスが自身の鞘から2本の刀を抜き、もの凄い速さでレザエルに向かって斬りかかった。

 

「ガード! 『水界(すいかい)精霊王(せいれいおう) イドスファロ(超)』」

 

水界の精霊王 イドスファロ(超) シールド50000

 

奇跡の運命者 レザエル パワー13000+50000="63000"

 

 

パワー43000➡︎パワー63000

 

 

しかしその攻撃はレザエルの前に発生した金色のバリアによって阻まれた。

 

「オーバートリガー!?」

 

せつ菜は颯がこのタイミングでオーバートリガーを使って防御してくるのは予想外だったらしくとても驚いていた。

 

「オーバートリガー?」

 

「オーバートリガーはデッキに1枚だけ入れられる最強のトリガーで、山札から捲れたらユニット1体のパワーを+1億する事が出来るんだ」

 

「1億!?」

 

「しかも、今回みたいに防御に出せば、たった1枚で"50000"のシールド値を持ってるから防御札としても優秀なんだよ」

 

「へぇ〜っ」

 

「オーバートリガーって凄いんですね」

 

かすみと栞子は璃奈の説明を聞いてオーバートリガーの凄さを理解した。

 

「やりますね。ですがまだこちらにはツインドライブが残っています! ファーストチェック・・・・『バーニングフレイル・ドラゴン(★)』・・・・クリティカルトリガー! 効果は全てヴァルガ・ドラグレスに!」

 

 

無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス パワー43000+10000="53000"

 

★1+1="2"

 

 

「これでせっつーのヴァンガードのパワーは53000」

 

「つまり、せつ菜があと1枚トリガーを引いたら颯の守りを突破できるって事ね」

 

「颯先輩・・・・」

 

愛と嵐珠の言う通り、せつ菜のヴァルガ・ドラグレスのパワーが"53000"なのに対して颯のレザエルのパワーは"63000"。

なのでせつ菜があと1枚トリガーを引いたら両者のパワーは同じになるので颯の守りを突破できる。それを理解したしずくは心配そうな表情で颯の事を見ていた。

 

「セカンドチェック・・・・」

 

せつ菜の2枚目のカードを捲ろうとする姿にその場にいる全員が注目した。そしてせつ菜が2枚目に引いたカードは・・・・

 

「・・・・『スパークルリジェクター・ドラゴン』・・・・ノートリガーです」

 

 

パワー53000(★2)➡︎パワー63000

 

【ガード成功】

 

 

せつ菜がトリガーを引けなかった事でヴァルガ・ドラグレスの攻撃はレザエルに届かず、その攻撃はバリアによって弾かれてしまった。

 

「まだです! シュウラでヴァンガードにアタック!」

 

 

ドラグリッター シュウラ パワー30000

 

 

パワー30000➡︎パワー13000

 

 

「ガード!『ブレードフェザー・ドラゴン(★)』、『通貫(つうかん)の騎士 キャドワラ』」

 

 

ブレードフェザー・ドラゴン(★) シールド15000

 

通貫の騎士 キャドワラ シールド5000

 

 

奇跡の運命者 レザエル パワー13000+15000+5000="33000"

 

 

パワー30000➡︎パワー33000

 

【ガード成功】

 

 

「これも防いだ!?」

 

「あと1回!」

 

「ブレイズザンバーのブースト、オブドラスグレイブでヴァンガードにアタック!」

 

 

オブドラスグレイブ・ドラゴン パワー33000+10000="43000"

 

 

パワー43000➡︎パワー13000

 

 

颯がシュウラの攻撃も防いだ事にミアと璃奈が驚いている間にせつ菜はオブドラスグレイブでこのターン最後のアタックを行った。

 

 

「完全ガード! 『パラディウムジール・ドラゴン』」

 

 

パラディウムジール・ドラゴン シールド0

 

 

パワー43000➡︎パワー13000(守護者)

 

【ガード成功】

 

 

しかし、その攻撃も完全ガードによって阻まれてせつ菜のアタックが颯に届く事はなかった。

 

「・・・・ターンエンドです」

 

 

 

 

「おお・・・・」

 

「せつ菜先輩のあの連続攻撃を・・・・」

 

「防ぎきっちゃった・・・・」

 

「颯君。凄い・・・・」

 

颯がせつ菜の連続攻撃を凌いだ事に彼方、栞子、かすみ、歩夢を初め、他のメンバーもとても驚いていた。

 

「決めきれませんでしたか」

 

「いや、正直かなり危なかったぞ。あと1枚でもせつ菜がトリガーを引いていたら多分防ぎきれなかったと思う」

 

「まさに紙一重だったという事ですね」

 

現状、颯の手札は残り2枚。もしもせつ菜があと1枚トリガーを引いていたらもしかしたら颯は負けていたかもしれない。それくらい颯は追い詰められていた。

 

「でも凄いなせつ菜。多分そのデッキを使ってのファイトは初めてだったと思うけど、ちゃんと使いこなしてるじゃないか」

 

「えへへ、このヴァルガ・ドラグレスのデッキについて沢山勉強しましたから!」

 

「そっか。けどさ、こんなに追い詰められてるのにやっぱり楽しいんだよな。ヴァンガード」

 

「そうですね・・・・颯君。前に貴方が言っていた事を覚えていますか?」

 

「ん?」

 

せつ菜はティーチングファイトの時に颯が言っていた内容を思い出していた。

 

「言ってましたよね。ファイトとは物語であり、ヴァンガードはその主人公で、ファイトの数だけ物語があるって。その言葉、今でも私の心の中にちゃんと残ってます。私は今、ヴァルガ・ドラグレスと一緒に、この颯君とのファイトという物語を全力で楽しんでます!」

 

「っ!? 物語の、主人公?」

 

せつ菜の言葉に誰よりも強く反応したのは他でもない。誰よりも物語に対して強い思いのあるしずくだった。

 

「俺もだせつ菜。だけど正直、次のターンのせつ菜の攻撃を防ぎきる余裕はもうない。だから、このターンで勝負を決める!」

 

「いいえ、このターンを凌いで次のターンで私が勝負を決めます!」

 

 

 

 

 

 

 

「そうか。だったら俺の全力、凌いでみせろせつ菜!」

 

「望むところです!」

 

「俺のターン! スタンド&ドロー!」

 

颯はユニット達をスタンドさせて山札から1枚ドローするとエネルギージェネレーターに新たにエネルギーを3つ貯めた。

 

「ペルソナライド! レザエル!!」

 

レザエルがペルソナライドした事で颯は山札の上から1枚引き、このターン中、颯の前列のユニット全てのパワーが+10000される事になった。

 

 

奇跡の運命者 レザエル パワー13000+10000="23000"

 

 

「ノーヴィアをコールしてスキルを発動!CB(1)して山札の上から3枚まで見て、その中からレザエルをコールして、それ以外のカードを山札の下に好きな順番で置く。更にしゔぁるみゃー(★)をコール!」

 

 

優麗の騎士 ノーヴィア パワー10000

 

奇跡の運命者 レザエル パワー13000

 

しゔぁるみゃー(★) パワー5000

 

 

颯はノーヴィアのスキルで山札からレザエルをRCにコールして残りの空いた枠にはしゔぁるみゃーをコールした。

 

 

 

颯の盤面

 

 

 レザエル   レザエル  ノーヴィア

 

 

しゔぁるみゃー  セージ  ベンテスタ

 

 

 

颯の手札 1枚

 

颯のダメージ 5枚

 

颯のカウンター 2枚

 

颯のソウル 2枚

 

颯のエネルギー 6枚

 

 

「リアガードのレザエルでヴァンガードにアタック!」

 

 

奇跡の運命者 レザエル パワー13000+10000="23000"

 

 

パワー23000➡︎パワー13000

 

 

「ガード! 『爽風竜(そうふうりゅう) ディノブリーズ(治)』」

 

 

爽風竜 ディノブリーズ(治) シールド15000

 

 

無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス パワー13000+15000="28000"

 

 

パワー23000➡︎パワー28000

 

【ガード成功】

 

 

「続けてノーヴィアでヴァンガードにアタック! そしてスキルによりSB(1)(躍進(やくしん)の騎士 アゼンシオル)してパワーを+10000する!」

 

 

優麗の騎士 ノーヴィア パワー10000+10000+10000="30000"

 

 

パワー30000➡︎パワー13000

 

 

「ガード! 『バーニングフレイル・ドラゴン(★)』。更にインターセプトです! 『ドラグリッター シュウラ』」

 

 

バーニングフレイル・ドラゴン(★) シールド15000

 

ドラグリッター シュウラ シールド5000

 

 

無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス パワー13000+15000+5000="33000"

 

 

パワー30000➡︎パワー33000

 

【ガード成功】

 

 

「いくぞせつ菜! エーリアル・セージのブースト、レザエルでヴァンガードにアタック! エーリアル・セージは自身のスキルでパワー+5000。そしてレザエルのスキルでドロップからニルベリスとギガンテックをコール!」

 

 

迅弓の騎士 ニルベリス パワー10000

 

ギガンテック・マッシャー パワー13000

 

 

現在の颯のダメージは【5】。なので颯はドロップゾーンからグレード2のニルベリスとグレード3のギガンテックを選択した。この2体のグレードを足すとちょうど5になるので今回はこのユニット達をそれぞれ前列のRCへとコールした。

 

 

颯の盤面

 

 

 ニルベリス  レザエル  ギガンテック

 

 

しゔぁるみゃー  セージ  ベンテスタ

 

 

 

「そしてニルベリスはレザエルのスキルで登場したのでパワー+10000されて、ギガンテックもスキルで登場してるのでパワー+15000!」

 

 

迅弓の騎士 ニルベリス パワー10000+10000+10000="30000"

 

ギガンテック・マッシャー パワー13000+10000+15000="38000"

 

 

ニルベリスはユニットのスキルでRCに登場したのでパワーが+10000されて、ギガンテックはレザエルの名を持つユニットのスキルでRCに登場したなら自身のパワーを+15000できるスキルがあって、それぞれパワーが上昇した。

 

 

エーリアル・セージ パワー8000+5000="13000"

 

奇跡の運命者 レザエル パワー23000+13000="36000"

 

 

パワー36000➡︎パワー13000

 

 

この時、せつ菜は迷っていた。今の自分のダメージは【4】。彼女の手札には守護者のスキルを持つカードは1枚しかなくて、それをここで使ってしまうと、颯がこのツインドライブでクリティカルトリガーを引いて、そのトリガー効果をギガンテックに与えてアタックしてきた場合、それを防ぐ手段が今の彼女には無いのだ。

 

「(ですが、もしもこの攻撃をノーガードして颯君がクリティカルトリガーを引かなければ、私にもまだチャンスがある・・・・勝負するならここしかないですね)・・・・ノーガードです!」

 

 

そして場所は惑星クレイの荒野に戻ると、そこには互いに剣と刀を構えるレザエルとヴァルガ・ドラグレスが立っていた。それからすぐにレザエルが正面から斬りかかるとヴァルガ・ドラグレスは両手に持つ刀をX字にクロスさせてレザエルの剣を受け止めた。

 

『キャッ!』

 

「っ!?」

 

それによって周りに衝撃波が飛んできてみんなそれぞれ驚いたり目を瞑ったりしているが、その中でしずくだけは目を見開いて自身の髪が激しく靡いている事にも気づかないくらいその光景に見入っていた。

 

「ファーストチェック・・・・『優麗の騎士 ノーヴィア』」

 

1枚目はトリガーではなかった。剣と刀の鍔迫り合いをしていた両者だったが、ヴァルガ・ドラグレスがレザエルの剣を弾くとそのままレザエルは後方へと吹き飛ばされたが、再び立ち上がったレザエルは持っていた剣を両手で強く握りしめた。

 

「セカンドチェック・・・・」

 

颯が2枚目を引こうとする姿に先ほどのせつ菜の時と同じようにその場にいたメンバーの視線が集まっていた。

 

そして颯が引いたカードは・・・・

 

「・・・・『しゔぁるみゃー(★)』・・・・ゲット! クリティカルトリガー!!」

 

「っ!?」

 

颯がクリティカルトリガーを引いた事にせつ菜は驚き、それと同時にレザエルの持っていた剣が金色に輝き始めた。

 

「パワーはギガンテック。クリティカルはレザエルに!」

 

 

ギガンテック・マッシャー パワー38000+10000="48000"

 

奇跡の運命者 レザエル ★1+1="2"

 

 

パワー36000(★2)➡︎パワー13000

 

【アタック成功】

 

 

そしてレザエルは再びヴァルガ・ドラグレスに正面から斬りかかった。

 

「いっけーーーッ!」

 

颯がライドしたレザエルはヴァルガ・ドラグレスの横を飛びながら通り過ぎつつ、その身体を切り裂くとヴァルガ・ドラグレスの後方で着地した。そしてその直後にヴァルガ・ドラグレスの身体は大きな爆発を起こしてせつ菜はダメージを受けた。

 

「ダメージチェック。1点目・・・・『猛炎の武僧 ロクセイ』。2点目・・・・」

 

せつ菜がゆっくりと2枚目のカードを山札の上から捲った。

 

そのカードは・・・・

 

 

 

 

 

「・・・・『無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス』・・・・・・・・ノー、トリガーです・・・・」

 

 

せつ菜のダメージ

 

1.猛炎の武僧 ロクセイ 【裏】

2.オブドラスグレイブ・ドラゴン 【裏】

3.インペイルホーン・ドラゴン 

4.妖獣 スネゴスリ (★)

5. 猛炎の武僧 ロクセイ

6. 無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス

 

 

【颯WIN】

 

 

 

 

 

「これで6点」

 

「それじゃあ・・・・」

 

「うん。このファイト、颯先輩の勝ち」

 

歩夢、エマは璃奈の言葉を聞いて颯が勝利した事を理解した。

 

「ハァ・・・・負けてしまいました」

 

するとせつ菜は疲れたのかその場に座り込んでしまった。

 

「お疲れ。けど良いファイトだった。ありがとうせつ菜」

 

「いえ、私も楽しかったです。ですが、次こそ勝ってみせます!」

 

「あぁ。またやろう!」

 

颯が手を差し伸べるとせつ菜はその手を掴んで立ち上がった。

 

「スッ・・・・」

 

「「ん?」」

 

「スッ、ゴーーーーイ!!」

 

「うわっ!?」

 

「愛さん!?」

 

すると愛が瞳をキラキラさせながら大声を出したので颯とせつ菜は驚いた。

 

「2人ともホントに凄かった! 愛さんメチャクチャ興奮しちゃった!」

 

「嵐珠もよ! ヴァンガードって凄いわね!」

 

愛だけでなく嵐珠もテンションがとても高くなっていた。

 

「ねぇねぇ! 嵐珠にもヴァンガード教えてよ! 嵐珠もあなた達と一緒に遊びたいわ!」

 

「ああっ! ずるいよ嵐珠! 愛さんもヴァンガードやりたーい!」

 

「ホントか!?」

 

「やりましたね颯君!」

 

颯とせつ菜は嵐珠と愛がヴァンガードをやると言ってくれてとても嬉しそうにしていた。

 

「そしてあなた達のチームにはこの鐘 嵐珠が入るわ! 嵐珠がいれば優勝間違いなしよ!」

 

「待ってよ嵐珠! 愛さんだってヴァンガードの大会に出たいよ!」

 

「いいえ愛、今回は嵐珠が出るから貴女の出番は無いわよ」

 

「そんな!? 」

 

「それじゃあ、間を取って私なんてどうかな?」

 

「エマっち!?」

 

すると今度はエマが彼女達の話に割り込んできた。

 

「私もヴァンガードやってみたいなぁ。ねっ、果林ちゃんもやってみたいよね?」

 

「私!? 私は・・・・」

 

果林は突然エマに名指しされてビックリしていた。

 

「もう、相変わらず素直じゃないんだから。でも、やるかやらないかは別にして興味はあるでしょ?」

 

「・・・・まぁね」

 

果林は敵わないと判断したのか自身の気持ちを認めた。

 

「何ですかこれ。こんな体験、今までした事ないですよ」

 

「私も。ヴァンガードって面白いね。彼方ちゃん2人のファイトを見てて凄くワクワクしちゃったよ」

 

その近くではかすみと彼方がヴァンガードに感想を話していた。

 

「ボク、今度リアルのヴァンガードやってみようかな。璃奈はどう?」

 

「私もやりたい。その時はファイトしよう!【璃奈ちゃんボード(メラメラ)】」

 

of course(オフコース) 受けて立つよ!」

 

ネットでヴァンガードをやった事のあるミアと璃奈も現実のヴァンガードをやってみようと考えていた。

 

「凄かったね侑ちゃん。・・・・侑ちゃん?」

 

「・・・・めいた」

 

「えっ?」

 

「・・・・スッゴクときめいた!」

 

「侑ちゃん!?」

 

いきなり侑が大声を出した事に歩夢は驚いた。

 

「だってだって、まるで自分達が物語の中にいるかのような感覚の他にも手に汗握る展開にお互いの熱い想いのぶつかり合い! こんなのときめかないわけないじゃん!」

 

「そ、そうだね」

 

侑が凄い勢いで語り始めると歩夢はそれに翻弄される一方だった。

 

「ねぇ歩夢。私達もヴァンガードやってみよう!絶対に楽しいよ!」

 

「ええっ!?」

 

そして侑からの突然の誘いに歩夢はとても驚いた。

 

「皆さん凄いですねしずくさん。・・・・しずくさん?」

 

「えっ? なに?」

 

「どうかしましたか? なんだかボーっとしていたみたいですけど」

 

「そ、そう? 何でもないから大丈夫だよ」

 

「そうですか? なら良いのですが・・・・」

 

「ホントに大丈夫だから。ありがとう栞子さん」

 

そう言った後もしずくは愛や嵐珠と話をしている颯の姿をずっと見ていたのであった。

 

 

 

 

 

その後は予定通りに同好会の練習を行って後日みんなで一緒にヴァンガードのカードを買いに行こうという事になってこの日は解散となった。

 

そして帰りの電車の中で、しずくは今日の颯とせつ菜のファイトを思い出していた。

 

「(あの時・・・・)」

 

しずくはレザエルの剣とヴァルガ・ドラグレスの刀が激突して衝撃波が起こった時の出来事が今でも忘れられずにいた。

 

「(私の知らない世界、私の知らない物語。それが、ヴァンガード・・・・私にも見えるかな・・・・先輩が見ている世界・・・・)」

 

しずくは颯が見ているヴァンガードの世界に強い興味を抱くのであった。

 

 

To Be Continued

 

 




         次回予告


休日に行われた同好会のライブ後にメンバー達は颯が通っているカードショップ邂逅へと向かった。

そこで彼女達はそれぞれ自分のデッキを手にしていく。

そしてしずくもまた自身のデッキを手にして颯達の見ている世界を知りたくて、自らそこへと足を踏み込むのであった。


次回 万化の運命者

スタンドアップ・ヴァンガード!!



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