超かぐや姫!~夏を死に戻りした少年の成り代わり~   作:ホシノ推しのコータ(偽名)

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9話投稿!
最初のミナモ姉さんの話に関しては無関係?かもしれません。
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9話「夏だ!海だ!ヤンデレだ!(?)」

「一応これがかぐやくんの住民票と、マイナンバーカードだ。一応かぐやくんは養子縁組としてボクを保護者とさせているが、これまでの生活には問題ないから、安心したまえ。」

「ありがとうございます、ミナモ姉さん。ようやっとかぐやと安心して外に出られます。」

「フフッ、まぁ…これからはトラブルがないように心掛けるといい。」

 

そう言って俺にかぐや関係の書類を渡される。

『龍かぐいろP』を結成して数日が経ち、ミナモ姉さんに頼んでいた書類に市が承認してくれて、晴れてちゃんとした住民として暮らせるようになった。

 

「…それにしても、かぐやくんはすごいねぇ…君のような有名人がメンバーにいるのもファン数上昇の理由だろうが…やはりかぐやくんのそのカリスマ性がファンを多く引き寄せている…やはり、一位になるのも夢ではないね。」

「確かにそうなりますね、かぐやは俺から見て声もいいし歌もいい。やけどもその明るい人格のおかげかも知れませんね。」

 

俺とミナモ姉さんは茶をすすり話す。

敬語に見えるが、実はめちゃくちゃ和歌山弁である。

 

「確かにそうだね。この前会った…真実くんと芦花くんだっけ?あの子たちも協力的だし、色々と人気は出ているが…やはり、弟くんとのコラボでのカバーや、オリジナル曲でも人気を集めている…ボクは君達より上位だが、越してくれることを祈るよ…っと、休憩時間がそろそろ終わってしまうな…またツクヨミで会おう弟くん。adiòs!」

「わかりました、ミナモ姉さん。気をつけて。」

 

そう言って出ていったミナモ姉さん。

…さて、そろそろ夏休みである。

夏休みまで延期させないためにも、原稿書き終えなければ…

俺はPCの前にすわり、執筆作業を進めた。

次に動いたのは、かぐやと料理を作る夕方までになった。

ちなみにかぐやは配信中であった。

 

~~~

 

さてさて、始まりました夏休み。

俺は今、海に来ています。

何故かって?彩葉の友達、真実&芦花さんに招待されました。

彩葉とかぐや経由で交遊を持ち、今に至ります。

ちなみにナンパされないように俺は呼ばれたらしい。

海、楽しいからいいけど…

最初は真実さんがとんでもなくテンパってたけど、今では普通に会話できている。

ちなみにミナモ姉さんも誘ったところ、「ボクは仕事だから、5人で楽しんでくるといい。」とのこと。

その際に悲しい声をしていたが…

 

「まだまだ足りない!どうすればいいのだー!」

 

そう言ってレジャーシートにゴロゴロし始める。

 

「ん~…そう言われてもなぁ…もっとどでかいことをすればええと思うんやけど…ネタがなぁ…」

「1位に¨な¨り¨た¨い¨ぃー!ゆ¨う¨し¨ょう¨し¨た¨い¨ぃー!!」

「かぐや、暴れない。」

 

俺が助言すると、そう言って暴れてゴロゴロと回るかぐや。それは少し叱る彩葉。

かぐや…端から見たら承認欲求モンスターだぞ…

 

「でもさ、オリジナル曲もだけど、かぐやちゃんと慎平くんのアレバズったじゃん!なんだっけ…手裏剣戦隊なんだかのダンス踊ってみたってやつ!」

「手裏剣戦隊ニンニンジャーね~、二人が踊ってからバズってライバーさんがどんどん踊り出したし。」

 

真実の言葉に答えを出し、芦花が答えを出す。

ちなみに南雲龍之介の正体が俺だと知るとビックリしていたなぁ… 

 

「だってだって!慎平が面白いことしてたんだもん!かぐやもやりたかったんだもん!」

「だからって慎平の部屋に突撃して撮影しないの。」

「え~…!」

 

かぐやは俺のチャンネルを見て、デビュー当時に手裏剣戦隊ニンニンジャーのED曲、「ナンじゃモンじゃ!ニンジャ祭り」という曲を踊ってみた動画を見て、「かぐやもやりたい!」と言い出して俺の部屋に突入。

やりたいやりたいと駄々をこね、最終的におねだり攻撃で俺は撃沈。

リアルで撮影し、一緒に踊った。

だが俺の場合、有名人として顔バレはさけなければならないため、自分はフルトラッキングスーツを着てライバー姿でダンスをした。

そしたらどういうことか、そのダンス動画は瞬く間にバズりだし、元のMVや振り付けは再生数を伸ばし、それを介して多くの活動者が踊り出したのだ。

 

「…にしても慎平。よく15年前のヤツ知ってるよね。なんかで見てたの?」

「ん~、配信サイトでちょっとな。」

 

前世でリアタイで見てたなんて言えないよ普通…

すると…

 

「ぐぅ~…」

「「「「ん?」」」」

「かぐや、お腹減った…慎平買ってきて~!」

 

かぐやの大きなお腹の音で一斉に振り向く俺達四人

当の本人は俺に買ってこいと言う始末。

なんだ、この屈辱…

 

「俺はパシリか!自分で行けや…」

「むぅ…おねが~い、慎平…!」

 

俺は拒否したが、上目遣いで見てくる美少女かぐや。

だめだ、心を鬼、に…

 

「…わかった、買ってくる。」

 

できませんでした。

 

「やったぁ!」

「「「チョロ平(ペイ)…」」」

「おいなんや!人をふじゅ~payみたいな言い方しよって!彩葉も大概やろ!!!」

「私、は…」

 

3人にチョロい発言をされ、俺は彩葉を道連れにするようにそう言い返す。

本人は図星のように口籠り、真実&芦花が、

 

「「チョロは…」」

「うぉい!」

 

二人の言葉にツッコむ彩葉であった。

 

~~~

 

「まったく、自分で買えばいいっちゅうのに…」

 

そう言いながら俺は海の家に足を運ぶ。すると…

 

「アーチャー!イカ焼きと塩焼きそばオーダー出たわ!」

「わかった凛。こっち焼きそばとホタテ串、できたから持ってってくれ。」

「わかったわ!」

 

海の家にはここにはいないはずの、喫茶店「Snow Wood」の店長エミヤさんが調理しており、店員の遠坂凛さんが海の家で働いていた。

 

「あれ?エミヤ店長に遠坂さん。どうしてここに?」

「?あら、慎平くんじゃない。いやね、アーチャーの友達が海の家の店長で…店長が夏風邪ひいちゃったみたいなのよ。だから私達が臨時で来たって訳。あ、オーダー今参りまーす!

「そういうことだな…こっちできたから終わったら運んでってくれ。」

「はーい!」

 

理由を説明してくれた遠坂さんは次のオーダーへと客のところへ急ぎ、エミヤ店長は料理を更に作っていく。

 

「そうなんですね…あ、遠坂さん。焼きそば5人前をお持ち帰りで。」

「わかったわ。アーチャー!焼きそば5人前お持ち帰りでー!」

「わかった、すぐ作る。」

 

オーダーを伝える遠坂さんと、即座にこなすエミヤ店長。

ホント、コンビネーションが高いなこの2人。KASSENとかしたら息があっていそうだ。

………

 

「はい、焼きそば5人前。料金は…ちょうどね。また店で会いましょう。慎平くん、頑張ってね~!」

「ありがとうございました~!」

 

俺は袋に入った焼きそばを持ち、かぐや達の方へ戻る。

すると…

 

「痛い痛い痛い!」

「何やってんや、あいつ…芦花、あれは?」

 

大量のカニに襲われてる彩葉に、指を指して笑うかぐや。

ちなみに真実は無我夢中に焼きそばを食べている。

食い意地はってんなぁ…

俺は芦花に聞いてみると…

 

「かぐやちゃんが岩場のカニを刺激して、彩葉が襲われて…今に至るよ。」

「なんやその理不尽…」

「ふふっ、確かに。」

 

説明した芦花の話を聞き、俺は彩葉に同情してしまう。

 

「ねぇ、慎平くん。」

「ん?なんや?」

 

すると芦花は俺の方を向き、一言。

 

「いつも彩葉を支えてくれてありがとう。これからも彩葉のことを支えてあげてね。」

「…分かった。あいつの友達の言葉や。いつまでも支えてやるわ。」

「…ありがと、慎平くん。」

 

穏やかなムードになると、当然のようにそのムードを破壊するかぐやが近づく。

 

「芦花ばっか構うな~!かぐやに構え~!」

 

そういって思いっきり抱きついて体をのせてくるかぐや。

 

「おいかぐや!暑いし重い!ど、退いてくれ!」

「かぐやを重いって言うなぁ!慎平にはかぐやの愛を思い知らせてやるぅ!」

「やめろ!離れ…力つよっ!」

 

そう言って抱きついてくるかぐや。

芦花は笑い、こっちを見ている。見てないで助けてくれ!

でも、なんか…楽しく感じる。

こんな生活もいいなと考えてしまう自分がいる。

いつかかぐやが月に帰ってしまう。

だが、このまま、この幸せを噛み締めようと思ったのだ。

…目のハイライトが消えた彩葉には気づかずに。

 

「ひっ…」

「…?」

 

真実、そんな怖がってどうした?

 

~続~




さてさて、夏休み到来!
明日は番外編かもです。お楽しみに!
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