超かぐや姫!~夏を死に戻りした少年の成り代わり~   作:ホシノ推しのコータ(偽名)

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番外編投稿!
17時に投稿したかったのだが、書いてて遅れました…
今回は前編と後編に分けます。
それと、彩葉と慎平の仲進展します。

追記:UA6000突破しました(白目)


番外編2-1 Let's Go!栃木旅行!1日目

「イェーイ!旅行だぁ!」

「こらかぐや、暴れないの!すみませんかぐやが…」

「いやいいんだ、元気なのは若者の特権だからね。」

「ミナモ姉さんもまだ若者ですよね?」

「何をいってるんだ、ボクはもうすぐ4年くらいでアラサーになるのだよ?」

「カズサさん、それ自分で言って大丈夫ですか?」

「いろはー、アラサーってなにー?」

「…自分で言って悲しくなってきたな、やめよう。」

 

俺達4人は他愛のない会話をしながら、ミナモ姉さんが車を走らせ高速道路に乗っていた。

何故こんなことになったのか…

 

~~~

 

夏休みのとある日、彩葉の部屋にいたところ…

 

「慎平~。カズサから電話来てるよ~。はい!」

 

充電していたスマホを渡すかぐや。

俺は礼を言い、ミナモ姉さんの電話に出る。

 

「おぉ、ありがとうかぐや。…もしもし?」

『やぁ、弟くん。彩葉くんもそこにいるかい?』

「彩葉?彩葉は丁度買い出しに行って「ただいまあ」「おかえり!彩葉!」…帰ってきましたね。」

「わかった。彩葉くんも呼んでスピーカーモードにしてくれないかい?」

「わかりました。彩葉ー、ちょっと来てくれへんかぁ?」

「ん?なに?別にいいけど。」

「なになに~?かぐやも話す~!」

 

そう言い、俺の方に近づく彩葉。

そして話したいと俺に身を寄せるかぐや。

彩葉はムスっとした顔で俺に身を寄せた。

…暑いけど、まあいいか。

 

『…さて、その様子だといるようだね…単刀直入に言おう。旅行に行かないかい?』

「旅行?…あ~…」

 

俺はその言葉を聞いて、かぐやが彩葉の貯めてた金でスマコンを買うという事案が発生し、その時のミナモ姉さんのことを思い浮かべる。

前に言ってたな、旅行に行こうって。

 

「旅行!?行きたい行きた~い!」

「かぐや!…別にいいですよ?それにお金が…」

『旅行で出るお金はボクが全部負担しよう。それに、前にも約束したろう?旅行に一緒に行こうと。』

「確かにそうですけど、なんか申し訳ないですよ…やっp」

『何言ってるんだ。子供は甘えてなんぼ。それに答えるのが大人であるボクの役目だ。たまには彩葉くんもハメを外したいだろ?それに、もう旅行プランはもう組んであるんだ…だめかい?』

「…わかりました、でも最低限のお金は私が出しますからね!」

 

彩葉はプランを組んだと聞いた瞬間に崩れ、旅行にいくことになった。

こういうのには弱いんだよな、彩葉は。

 

『あいわかった。考えてる日数は8月○日。弟くんと彩葉くんは空いてるかい?』

「俺は空いてる。」

「私もバイトがないから…大丈夫です。」

「かぐやは毎日暇~!」

『フフッ…元気があってよろしい…じゃあ、一緒に行けることを楽しみにしてるよ。』

 

そう言って電話を切るミナモ姉さん。

 

「ふぅ…かぐや。旅行は行くけど、くれぐれも無礼のないようにね!絶対に!!!」

「フフフ…かぐやに任せんしゃ~い!」

「…ほんまにか?」

 

そう言って「フンス!」と擬音が聞こえそうなほどに胸を張る。

…ほんとに大丈夫なんだろうか?

 

~~~

 

そして今に至ります。

俺達は今どこに向かっているか?

それは…

 

「着いたぞ!栃木ーーーーー!」

「ちょっと!かぐや!」

 

かぐやが叫ぶ。

おい、注目の的になってるぞ…

現在、俺達は栃木県那須市に来ていた。

ミナモ姉さんはどうやら学生の頃に旅行に来ていて、俺たちにも合いそうという考えで来たらしい。

今俺達はとある道の駅に来ていて、ご当地ならではの特産品を見に来たのだ。

 

「すげぇ…!なにこの見たことない野菜!しかもスーパーより安っ!え、何このレモン牛乳ってやつうまそー!ねえねえ、これ飲みたい!」

 

かぐやは直売所コーナーをワクワクとしながら見ていた。

地元の人だろうか、かぐやを見て微笑んでいる。

ああいう反応をする現代人(月出身)を見ると喜ぶのが普通か。

最近はこういう道の駅には若者はあまり来ないらしい、でも野菜は安いからいいんだよな、道の駅って。

 

「ちょっとかぐや!ダメd「いいよ、お姉さんが買ってあげよう。」カズサさん!?あんまりかぐやを甘やかさないでくださいよ…」

「いやっほぉい!」

 

かぐやは勝ち誇った感じで舞い上がる。

だがミナモ姉さんは甘やかしている訳ではなく…

 

「いや、実はボクも飲みたい口でね、どうせなら4人分買おうと思っていたのだよ。弟くんも飲むだろう?」

「はい、じゃあお言葉に甘えて。」

「でも、私の分は私が…」

「いや、ボクに甘えててくれ。お姉さんに任せなさい!」

「…わかりました。」

 

そう言い、ミナモ姉さんはカゴにレモン牛乳を4つ入れ、会計を済ます。

 

「あれ、かぐや。野菜とか買わないんか?さっき目ぇキラキラさせて見てたやないか。」

「ん?明日も来るし、今日買ったら野菜悪くなるかもって思ったから買わなかった!」

「…なんか、成長した?ねえ慎平。」

「そうやな。かぐや、一人で考えて、大人になったな~。」

「そう?えへへ~、かぐや大人!」

 

俺達の様子を見ていたミナモ姉さんは、

 

「親子みたいだなぁ。」

 

そう呟き、地元の人たちは…

 

(可愛い…)

 

となごんでいた。

 

~~~

 

場所は変わり、ここは那須高原清流の里。

ここは釣り堀や食事処が入っており、釣り堀の池で釣ったイワナやニジマスを店員さんが塩焼きにして食べれるという場所だ。

 

「わぁぁぁ!魚いっぱい泳いでる~!これ釣れるの!?」

「うむ、一人釣竿を買って釣ろうか。勿論、ボクが全部負担しよう。」

「いやっほぉい!じゃんじゃん釣るぞぉ!」

「かぐや~、食える分釣るんだぞ~!」

「釣り初めてだから、釣れるかなぁ…」

 

かぐやはハイテンションになりながらミナモ姉さんについていく。

彩葉は釣りは初めてらしく、少し緊張していた。

ちなみに彩葉は2日間だけ、ミナモ姉さんに甘えることにしたらしい。

 

数十分後………

 

「よっしゃあ!いっぱい釣れたぁ!」

「10匹…しかも全部イワナです…」

 

結果から言うと、かぐやが魚を多く釣っていた。

かぐやを除く3人は大体2~3匹釣っていて、イワナは釣れる確率が低く、俺達は釣れなかったのだが…

かぐやは10匹釣っていて、全てイワナだった。

店員さんはその数に驚いており、彩葉はミナモ姉さんに謝罪していたが、ミナモ姉さんは「別に大丈夫だよ。」と、ニコニコしながら語った。

その後店員さんが全ての釣った魚を焼き、それを昼食とし、塩焼きを食べた。

 

「うん、やはり川魚とかは塩焼きが一番だねぇ。」

「うんまぁ!塩で焼いただけなのに何でこんな旨いの!?」

 

ミナモ姉さんは感想を言いながら食べ、賛同するように旨い旨いと言いながら食べているかぐやに、店員さんが美味しさの秘訣を教えてくれた。

かぐやは真面目に聞いており、多分料理スキルの糧にするのだろう。

ちなみに彩葉は初めての釣りが楽しかったらしく、ホクホク顔で食べていた。

 

「彩葉、楽しかったか?」

「うん、慎平と一緒だからかな。なんか元気出た。」

「そっか、来てよかったな。ミナモ姉さんにも感謝やな。」

「…うん。」

 

彩葉は答えながらもくもくと魚を食べる。

…かわいい。

なんか、ハムスターみたいに見えた自分がいた。

ちなみにかぐやは塩焼きをSNSにアップし、その後真実にメッセージで問い詰められたのは別のお話…

 

~~~

 

午後3時頃…

 

俺達は今回のメインであるホテル、那須塩原にあるたおやに来ていた。

 

「たおや?ねぇカズサ、ここ何~?」

「ここはホテルだよ。しかもお菓子とかジュースを無制限に楽しめる、所謂オールインクルーシブというホテルだ。」

「おーるいんくるーしぶ?へぇ、なんかすごそう!」

「ハハッ、そうだね。早速チェックインしに行こう。」

 

ミナモ姉さんはチェックインをしにスタッフさんのところに行った。

ちなみに彩葉は…

 

「宿泊料金高そう。カズサさん大丈夫かな?」

「大丈夫だと思うで、ミナモ姉さんってお偉い所のボンボンやし。」

「そうなん…えっ!?そうだったの!?」

「うん、普通の生活がしたくて絶賛社会人満喫中ってやつや。あとは俺の小説を見て出版社に入って書籍化させたいのもあったらしいし、すごい熱過ぎるよ。ミナモ姉さんは。」

「ハ、ハハ…」

 

彩葉は苦笑いしながらミナモ姉さんを見た。

ミナモ姉さんは俺にすごい熱を持っていて、そこから信頼を得て…今では義理の姉弟だ。他人であっても、姉を持てて俺は嬉しかった。

 

………

 

夕食は、はっきり言って凄かった。

バイキング形式なのだが、ライブキッチンでステーキが焼かれていたり、いろんな和・洋・中と様々な料理が置かれ、かぐやは補食者みたいな目で取っていった。

しかもアイスコーナーにはハーゲン○ッツが置かれており、彩葉は「金持ちの道楽や…」といいながら唖然としていた。

そして満腹になり、部屋に戻ろうとした時…

 

「カラオケある!慎平!彩葉!カズサ!やろっ!」

 

彩葉は最初抵抗していたが、かぐやのおねだりに負け、1時間程歌った。

そして夜…

 

「ふぅ、気持ちよかったぁ。」

 

俺は温泉から上がり、部屋に戻ると…

 

「あ、お帰り。慎平。」

 

部屋には椅子に座る浴衣姿の彩葉がいた。

お風呂上がりなのか顔は少し赤く、ジュースを飲みながら涼んでいる。

なんか、色気があるように見える。

俺は彩葉の向かいの席に座るが、その色気さに目を向けず、窓の景色を眺めてしまう。

 

「ただいま、かぐや達は?」

「かぐやとカズサさんはまだお風呂…どうしたの?慎平。」

「ん?いや…外綺麗やなって。」

「…ねえ、外じゃなくてさ、こっち見てよ。」

「…なんでや?」

「…いいから。」

「…なんy…!?」

 

彩葉の圧のこもった声に負け、俺は彩葉の方に振り向くと…

 

頬に柔らかな感触。

頬に…キスをされていた。

 

「…え?」

「やっぱり気づかなかったんだ…私さ、急だけどさ…慎平が好き。異性として…ね。

私の告白、いつでも返事…待ってるから。大好きだよ、慎平。」

「…彩葉。」

 

固まった俺に顔を赤らめて告白する彩葉。

両想い…だったのだ。俺と、彩葉は。

でも、かぐいろが…いや、彼女はキャラクターなんかじゃない、一人の人間だ。そんな考えはダメだ。

…その日から、彩葉を見る目が少し変わってしまったのだった。

 

「あー、イチャついてるー!ずるーい!」

「おっとぉ…」

「「!?」」

 

ついでに見られました。

 

~続~




さあて、いつ付き合わせましょかね。
ハーレムとかもいいけど、皆さんはどうですかね?
それではばいなら!
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