超かぐや姫!~夏を死に戻りした少年の成り代わり~ 作:ホシノ推しのコータ(偽名)
今回本編の方は短めです。
あと最近作者はドンブラザーズのEDを聞きながらこの小説を書いています。好きなんですよねぇこの曲…VAMOLA!キョウリュウジャーの次に。
キョウリュウジャーは俺的にはスーパー戦隊No.1です。
「目指すはめでたしドーンと"ハッピーエンド!"」
この歌詞が超かぐや姫っぽくて良き。
(暴太郎戦隊ドンブラザーズED曲「Don't Boo!ドンブラザーズ」より歌詞引用)
それではどうぞ!
帝の勧誘から翌日、俺の部屋にミナモ姉さんが遊びに来ていた。
彩葉は今日はバイトは休みらしく、俺の部屋でかぐやと二人仲良くくつろいでいた。
どうやらエアコンを使っていなかった時期が多く、かぐやが急に起動させ…更にはすごく低い温度でかけたせいで負荷がかかり故障したそうだ。
しかも中古で買った激安商品だったため尚更である。
「さて弟くん…無茶をしたそうだね?徹夜して自分のからだの不調に気がつかず倒れ風邪を引いて…そのせいでポックリ逝ってしまったらどうするんだい?」
「ごめんなさい…」
「「じぃー…」」
ミナモ姉さんがお茶を飲みながらにこやかに微笑んでいるが、周りの空気がよどんでいる。ちなみに後ろでくつろいでいる二人の視線が痛い…
「まあ、過ぎたことだしもう良いのだが…やはり本題は、昨日送られてきた帝のメッセージとやらだね。」
ミナモ姉さんがスマホに送られたかぐやのスクショを見て、文章を見ている。
「かぐやくんの求婚と、弟くんの引き抜き…これは許せないねぇ…それに弟くんはうちの会社の所属ライバー…他社の手に渡られたら困るよ…」
「かぐや許せない!かぐやはともかく、慎平を自分達の物にするなんて!何としても勝たなきゃ…!」
「例えうちの兄としても、これは許せない…!」
「皆ありがとうな、そこまで想っとってくれて…って、彩葉?」
「ん?」
全員、俺を大切にしてくれている人のため、すごい燃え盛りながら帝にヘイトが向いている。
だが…
「…は?黒鬼の帝が彩葉くんのお兄さん?初耳なのだが…」
「え!?彩葉マジ!?」
「あ…」
「………」
彩葉は自分の失言に気がつき、俺は顔に手をつけた。
その後二人の質問攻めに会い、彩葉の頭はパンクして、落ち着こうと俺の匂いを吸いに来た。
…何、俺にリラックス効果とかあるの?
~~~
『注目のイベントが始まります!王者ブラックオニキスが異例の速度でのし上がった超新星、龍かぐいろPに宣戦!そしてまさかの求婚と有名小説家を引き抜き!運命を懸けたKASSENが今まさにここツクヨミ特設スタジアムで始まろうとしています!』
あのメッセージが送られたあと、ブラックオニキスが大々的に宣伝をし始め瞬く間に拡散。
ヤチヨがそれに便乗し、ヤチヨカップの結果発表を延期してこのスタジアムを用意してくれ、更にはMCまで呼ぶ始末。
ちなみに先程の解説は忠犬オタ公が担当しており実況は元プロゲーマーの乙事照琴が勤めていた。
ちなみに一時期、彼と声が似ていると言われて同一人物説とかいう変な論争が生まれてしまい、ヤチヨが俺と照琴を対面させ、ファン達の同一人物という疑問を消させた。
それからたまに照琴さんとはたまにゲームで遊び、仲が良いことから俺たちを周りから「照龍兄弟」とたまに呼ばれる。最近は色々あって遊べていないが…
…やっぱり変な家族構成が形成されてるなぁと感じてしまうが。
「ねぇ、ま~だ~?」
「確かに、帝達がいないな。」
かぐやが不満そうにしており、それに便乗する俺。
対していろPは着ぐるみ姿でソワソワしていた。が…
『来ました!黒鬼です!』
会場上方に三人が乗る虎バイクが岩場を壊して登場した。派手だなぁ…
そして岩場の中で巨大な鬼たちを戦いながら落ちてきている。昔見た特撮ショーを思い出すのは俺だけだろうか?
そんな戦い方をしている黒鬼を見た観客達は黄色い声を上げている。
『黒鬼!ご来臨ーーー!』
ブラックオニキスの三人が岩場から降り、俺達の前に来る、が…
「…ブレードモード。」
「えっ!?龍之介!?」
「!?」
俺はそう言ってホルスターから変形した銃剣ブリュンヒルドを取りだし、帝に向かって剣先を向けた。
かぐやといろPは少々驚きを含んだ顔をしている。
俺は今、少し怒りが入った顔がしているのだろう。
「どーも、対戦受けてもらってありg…おっと!やっぱりそう来たかぁ…」
「俺を引き抜こうとするのはどういう了見だ。」
帝は俺に剣を向けられ悲しそうな顔を一瞬するが、元に戻り話しかけてくる。
「龍くんの態度はやっぱりいつも通りか…もう少し砕けてもいいと俺は思うぜ?」
「黙れ、俺は態度は変えない。それとアンタの所へは行かないぞ。」
「龍くんのハートを溶かせるのはまだ先かぁ…だけど、その願いは勝ってからだな。じゃあ、お互い全力でいこうぜ!」
そう言ってニカッと微笑む帝。
ダメだ、やはりこの顔は好きになれん。
かぐやは困惑しながら俺に聞いてきた。
「なんで帝にキツく当たってるの?龍之介?」
「…それは後で話す。もうすぐ始まるよ。」
「う、うん…!」
かぐやは深追いせず、帝たちを見る。
乃依は嬉しさと呆れが混ざった表情で俺と帝を見ており、雷は「またか…」と顔に手をつけた。
そして…
『試合開始です!』
ホラ貝の音がなり響き、俺達はピリピリした空気で戦いに挑むのだった。
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小話:龍と鬼の仲
俺は、酒寄朝日が嫌いだった。
だが昔はそうでは無かったのだ。
サッカーで一緒に遊んだり、ゲームだって二人楽しくやった。俺にとっても兄みたいな人だった。
変わったのは、中3の時だ。
中2の頃、俺が出版社関係であまり彩葉とあまり関われなくなった頃、そして乃依に朝日さんを紹介した時に俺は朝日さんにとあることを頼んだのだ。
「アイツとはあまり関われなくなります。彩葉は多分悲しむと思うから…朝日さん。その時は彩葉のサポート、頼みます。」
「ああ、任せろしんちゃん。俺は彩葉の兄だ。言われなくたってやってやるさ!アイツの面倒は俺が見てやる。」
そう言い胸を張り、俺を「しんちゃん」と呼ぶ朝日さん。
やっぱり兄である彼になら任せられると思ったのだ。
…だが、それは来年になって崩れた。
彩葉が『会いたい。』と来たとき、俺は小説執筆をやめ家で休んでいたのだ。
朝日さんに任せっきりで悪いかなと思った時にそんなメールが来たのだ。
何事かと思い、彩葉を家に招いた。
彩葉が元気のない顔で俺に真っ先に抱きついた。
寂しかった、悲しかったと嘆く彼女にいたたまれなくなり、「ごめん」と言って抱き返すしかなかった。
だが、彼女は兄である朝日さんに頼んだはずだ。
それが引っ掛かり、落ちついた際に聞いてみた。
「なぁ、朝日さんはどうしたんや?あっちなら甘えられたんじゃ「いないよ。」…は?」
「プロゲーマーになって上京する…って言って、出ていった…お母さんに弱音吐けなくて…寂しくなって…慎平に、会いたくなった…」
期待していた俺も悪いが、これはどういうことだ。
彼は「任せろ」と自信満々になって言ったはずだ。だが、プロゲーマーになって上京する?理由は他にもあるはずだ。彩葉が俺の部屋に寝泊まりすると言ったあと、紅葉さんに泊まることを伝えて電話を切り、彩葉が俺のベッドで安心して寝たあと、空き部屋に移動して朝日さんに電話をした。
『もしも「朝日!彩葉がやつれた顔で家に来た!これはどういうことや!?」…おぉ、どうしたしんちゃん。一旦落ち着け。』
落ち着いていられるか、安心して任せた相手が何も言わず出ていったのだ。
俺は朝日に質問を投げかけた。
「彩葉からプロゲーマーなる言うて出ていきよったことを聞いた。理由はそれだけじゃないはずや。答えろ!」
『…何いっても聞かないか、これは…本当のことを言おう。しんちゃんがアイツに構えなくなった後、俺は彩葉に優しくした…だが、それだと俺に依存する一方だと思ってな…心苦しいが…妹のためを思ってこうするしかなかったんだ。すまない。」
…は?依存するかもだから突き放した?彩葉のためを思って、だと?
俺から負の感情が溢れだし、気づけば彼を敵視してしまった。
「俺の事を二度としんちゃんと呼ぶな。アンタのことは信用しない。じゃあな。『は!?ちょっと待てよ、しんty』
俺は朝日の有無を聞かず強引に電話を切る。
そのあとも通話は来ていた、だが無視だ。すべて無視だ。
間違いな感情だってわかってる。身勝手な感情だってわかってるんだ。
だけど…そう思っても裏切られたという思いが大きく残ってしまい、彼にこんな行動をとってしまった。
そこから敵視することは変わらず、それでもあまり彩葉たちにそのような挙動を見せなかった。
だけど、あの求婚メッセージと引き抜きを見た際に、あの感情がまた現れた。
突き放したのにどうして関わるのだと、何故なのだと。
今でも嫌いだ、裏切られたと思った彼を。
謝りたいという感情もあるが、それ以上に敵意と裏切りが押し寄せているのだ。
謝りたい、でも嫌いだ。彼女を突き放した彼が。
………
俺は…朝日"さん"とはこのままなのだろうか?
俺は帝に剣先を向けながらそう思ってしまったのだ。
~続~
今回は慎平にもこういう黒い感情があるよって回でした。
あそこで切った理由はたぶん戦闘描写で4780文字突破してしまうと思ったのでこのような終わり方にしました。
明日からGWですねぇ。毎日投稿できるよう頑張ります!
激重かぐや「作者と毎日イチャイチャ…えへへぇ…」
かぐやは俺の妄想で文字だけの存在なのでイチャイチャできませんよ~。
激重かぐや「むぅ…こんな電子機器なんて、月人のかぐやにかかれば…うぅー!」
ま、待て!3DSを媒介にして出てこないで!小説書けなくなっちゃう!
激重かぐや「いいじゃん!作者に会わせろぉ!抱かせろぉ!」
不純異性交遊ーーー!そ、それではまた!ばいならぁ!おい出てくんなよ!
(※ただの妄想です。)