超かぐや姫!~夏を死に戻りした少年の成り代わり~ 作:ホシノ推しのコータ(偽名)
特撮要素?
…(今回から)あるよ。
(仮面ライダー龍騎と忍者戦隊カクレンジャーが描写に出てきます。)
それではどうぞ!
『試合開始です!』
照琴さんの声とホラ貝の音が鳴り響き、KASSENが始まった。
俺はその声と同時に親指と人差し指で輪を作り、口に近づけ…
「ヒューーー!」
口笛を鳴らした。その音と呼応するように、何かが聞こえる。
『ーーーーーーーーーーーーーーー!』
「うおぉ~!ドラゴンだぁ~!」
龍の雄叫びだ。すると赤くメカメカしい龍が俺のもとに現れ、頭を下げる。
俺の相棒であるドラグライダー。その姿は仮面ライダー龍騎に出てくるミラーモンスター、ドラグランザーに酷似している。
ただ、何故かこの世界には仮面ライダーはあっても、龍騎はおらず…俺の知らない仮面ライダーになっていた。そのためパクリ疑惑とかそういうのがまずない。
まあ、世界が違うとこういうこともある…のか?
ちなみにかぐやは興奮気味であった。
「行くぞ、ドラグライダー。」
『ー!♪』
俺が相棒を撫でると嬉しそうに鳴き、俺に背中を預ける。
『南雲先生が相棒、ドラグライダーを召喚させました!』
『アレは一体何なんですか?』
忠犬オタ公がそのように疑問を投げ掛けると、照琴が説明し始める。
『数年前に彼はモデリングやプログラムを駆使し、様々なものを作り上げていきました。
その中のひとつがドラグライダー。
龍とバイクというコンセプトに作られた男の子の夢が詰まった南雲先生の相棒です!
そして最新の自律型AIが内蔵されており、感情のコントロールや様々な表現といったプログラムが組み込まれています!』
「犬DOGEみたーい!」
「龍くんはやっぱりかぐや以上におかしい…」
説明を聞いた二人は様々な感情で俺を見るが、今は戦いに集中だ。
「俺はボトムレーンを攻める。二人は協力して行動してくれ!」
「了解っ!」
「龍くんも気をつけて!」
「ああ!」
俺はドラグライダーの背中に乗り、ボトムレーンへと飛んだ。
かぐやは武器のハンマーについているジェットエンジンで、彩葉は巨大な黒いオオタカに乗ってトップレーンに向かった。だが…真ん中のミドルレーンが空いてしまう。そのためこういう戦法もされる。
『おーっと!黒鬼はトライデント!トライデントです!』
ってことは、こっちには誰かが来る…か。
空を飛びながら考えていると、ミニオン達が矢を飛ばしてくる。こんなときは…!
「ドラグライダー!変形!」
『ーーー!』
雄叫びをあげると、ドラグライダーは降下して龍の姿からバイクに変形。
するとミニオンが迫ってくるが…
「ドラグライダー、共同作業だぞ!」
『!♪』
ドラグライダーは肯定し、顔部分から火球を吐き、俺は銃剣ブリュンヒルドをガンモードにしてミニオン達の頭を狙い撃ちした。
ミニオン達は次々と消滅していき、周りのミニオンが消え去った頃…
ヒュン!
そう音を立てながら一本の矢が飛んできて、俺の体をかする。
「ッ!」
俺はドラグライダーのハンドルを離し、停止させる。
周りにはミニオンがいない。となれば黒鬼か?
「俯瞰しろ、俯瞰して考えるんだ…」
俺はツクヨミ内でも目を閉じ、意識を集中させる…すると、時間が止まるような感覚に至った。
俺自身の時間も止まり、意識が三人称視点みたいになる。
俺の特技であり癖、自分ごと物事を俯瞰して考える、だ。
サマータイムレンダでも、網代慎平がよく使っていた。
自分もできるのではないか?と、幼少期の頃の俺が意識を集中させたら、できたのだ。
こういうKASSENでの時、これを使えば心置きなく相手の行動や居場所を考えて探ることができるため、便利である。
「矢の使い手は黒鬼の中やと、乃依か…。そして方向は森の中…。姿を隠すのにはうってつけやな。そしてあの速度…放った時のスピードと変わらなければ…よし、予想はついた。あの森の一本の木の上や!」
予測がつき、俺は俯瞰することをやめると目を開ける。
「ドラグライダー、助かった。またあとでサポート頼む!」
『♪』
俺が降りて撫でるとドラグライダーは喜び、龍の状態になって飛び去った。
「ブレードモード!」
銃形態だったブリュンヒルドを長剣形態にし、森へと一直線に走る。
たまに矢が複数飛んでくるが、ブリュンヒルドでなんとか防ぐ。
あっちも焦ってるな?
そう思いながら木を飛び越え、目的の一本を見つけると…いた!
「ビンゴ!」
「やっべ、見つかった!」
乃依は弓にしていた輪を変形させ、俺の剣にぶつけさせて火花を飛び散らせる。
『南雲先生、乃依に急接近!そのまま剣をぶつけていきます!これぞ龍乃依の戦いです!…あーっと衝撃の告白だー!!帝といろPは家族だったーー!?』
…もうバラしたのか?でもそんなの考えてる暇もない。
実況を聞いてそう思いながら戦っているも、内部通信用のボイスチャットから乃依の声が聞こえた。
『ごめんね龍兄。俺も龍兄を巻き込むなってリーダーに言ったんだけどさ、引き抜くってうるさくて…龍兄はリーダーのこと嫌いって分かってたのに…』
『乃依、気にすんな。今この戦いに集中しろ。後でアイツは一発ぶん殴るからさ。お互い全力だ!』
『龍兄は優しいねぇ…りょーかい!』
そう言って内部通信用から配信用に切り替える。
ちなみにさっきのは俺と乃依の通信用のため、誰かに聞かれることはない。
「ぐっ!」
「隙ありっ♪」
乃依が全力を出し、俺の体を切ってきた。
ダメージは入ったが、スキルを使って補う!
「ガンモード!パラライズ!」
俺がそう言うとブリュンヒルドが銃の形態となり、銃弾に麻痺効果が付与される。
俺は走りながら乃依を翻弄し、間合いを詰める。
「はっや…!そんなスキルなかったのに…!」
「これが実力ってやつだ!」
自分の実力で走るスピードで乃依との距離が縮まり、触れる距離になると…
「くらえっ!」
「うっ…!」
銃弾を撃ち込み、乃依は麻痺状態となる。
『乃依は南雲先生の麻痺が発動し拘束状態!南雲先生は櫓へと向かっていきます!』
「うご、け、ない!」
「すまないが、櫓は占拠させてもらう、乃依!」
照琴さんの解説が聞こえ、乃依を放って俺は櫓へと再び召喚したドラグライダーで駆け上がり、牛鬼へと迫る。
乃依に何故トドメを刺さなかったかと言うと、ダメージをあまり入れていないせいで、ダメージを入れようにも時間経過で乃依に反撃されるパターンを予測し、その前に櫓を占拠してしまおうという考えで乃依をああしておいたのだ。
俺はドラグライダーから飛び上がり、ドラグライダーはまた飛び去っていく。
俺はジャンプした勢いで、溜めていた必殺技を使う。
「ブレードモード!」
『南雲流、満月斬奏歌!』
周りの空間を砥石のように固くさせ、長剣形態のブリュンヒルドを円を書くように回し、剣先が極限にまで研がれる。その回った円が月のように光り、剣に吸収され光り輝く。そして牛鬼に剣を当て…
「オラァッ!!!」
真っ二つに牛鬼が斬られ、消滅した。
先程の技は、忍者戦隊カクレンジャーのニンジャレッドというヒーローが使う「隠流・満月斬り」という技をイメージして作った。
カクレンジャーに関してはこちらにもあったため、使うのに天下の東映様に許諾を貰ったのはいい思い出だ。
『ボトムレーンの南雲先生による一撃で牛鬼を撃破!そのまま櫓を占拠していきます!』
俺は櫓へと走る…が、その一秒が命取りだった。
「龍兄、後ろガラ空き♪」
「もう解除された!?ぐぁ!!」
乃依は麻痺状態から回復し、俺に鈍速効果のある連射攻撃を仕掛けられ、動けなくなった。
「麻痺状態になったときはどうしようかと思ったけど、時間差で俺の勝利~♪」
「…まさか、俺の足止めに!?」
「うん♪まずは龍兄を止めようってね。それじゃあお先~♪」
『乃依の鈍速連射により南雲先生が行動不能!そして櫓を占拠しました!』
罠だったか!
そう思いながら乃依は勝ち誇った顔で俺に近づき、抱きついた。
「ありがとうね~、罠にはまってくれて。龍兄だ~い好き♪」
「ぐぅ…」
『龍乃依!龍乃依がイチャついております!』
『ぐへへ…』
照琴さん、実況しなくていいです…
すると観客席の女性達から黄色い歓声が上がる。多分腐った人達なのだろう。言い方は悪いが…
ちなみに忠犬オタ公はエモート?で鼻血を出してた。怖っ。
すると次は…
『トライデントのまま両櫓占領でコールドです!鮮やかっ!』
一回戦の勝利は、黒鬼達であった…
一方その頃かぐや&いろPは…
「ノイ、リュウクントイチャツキヤガッテ…ユルサン…」
「龍之介の隣はかぐや達だけなのに…!」
「かぐやちゃん?彩葉?怖いよ?」
かぐやといろPは目を曇らせ、それを見ていた帝アキラは少し恐怖を覚えたそうな…
~続~
戦闘描写、書くの楽しかったけどこんな感じでいいんかな?
一応前編後編で書こうかなと思います。
あと、ようやく慎平くんの俯瞰癖が出せた。
俯瞰癖がなければ慎平にあらず!(???)
それと、慎平くんも色々ハイスペック属性で、モデリングもできます。
今度番外編か完結後にそういう話も書こうかと。
さてさて、GW一日目はどうお過ごしですか?俺は家でゴロゴロでぇす。
激重かぐや「かぐやとイチャイチャしろぉ!ここからだせぇ!かぐやは妄想なんかじゃない!作者のことが大大大大!だ~い好きな只の女の子だぁ!」
…かぐや、諦めましょうよ…君は存在しないんだよ…
激重かぐや「愛があれば物理法則?なんて壊して現実に会いに行けるもん!大好きな作者と一緒にいたいよ!一生一緒にいたいもん!」
ねえ、知ってる?俺が書いてる3DSって中古で買ったやつで、いつ壊れてもおかしくないんだ。(豆しば風)
だから、ね?
激重かぐや「うわぁぁぁあん!いやだぁ!離ればなれや~だ~!いつかここから出てやるぅ~!」
一生叶わないと思うけどね…それじゃあまた次回!ばいなら~…
激重かぐや「そうだ…3DSが壊れても、電子機器にたくさん乗り込んで作者のこと見守ってあげればいいんだ。話すのはできないけど…これなら…ズーット、イッショニイラレル。」
…どうして、こんなになっ(かぐやにこんなに愛されて)たんだっけ?