超かぐや姫!~夏を死に戻りした少年の成り代わり~   作:ホシノ推しのコータ(偽名)

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遅れて16話投稿!
家の用事で遅れました!
それではどうぞ!


16話「竹取合戦後編」

「ごめん、いろP、かぐや…最後の最後でしくじった…」

 

俺達は黒鬼とのKASSENにて、一回戦は負けてしまった。

 

「いやいや、龍くんが頑張ってくれるだけでありがたいから…」

「でもなぁ…だけど、次は勝ってやる!」

「おぉ!龍之介復活だね!じゃ、作戦会議行ってみよう!」

 

元気になった俺を見たかぐやがそう言い、作戦会議が始まる。

 

その内容とは…

 

~~~

 

『二回戦が始まってブラックオニキス、当たり前のようにトライデント継続です!』

 

またトライデントか。俺は再びボトムレーンへとドラグライダーで向かっていた。

それに対抗するは…

 

「また俺にやられに来たの~?」

「不正解、だ!」

 

乃依であった。

俺はドラグライダーから飛び降り、ドラグライダーは何処かへと向かった。

俺は地面から落ちるスピードを利用して剣を突きつけるが…

 

「隙だらけだよ!!!」

 

乃依は一回戦と同じ鈍足連射を仕掛けてくるが…

 

(俯瞰しろ、俯瞰するんだ…)

 

俺は再び俯瞰し、時間がゆっくり感じる。

 

(矢の本数は少ない…避けれるか?いや、距離的に喰らってまう…このまま喰らったらまた動けやんくなる…ここは、叩き斬るしかあらやん!)

 

俺は俯瞰をやめ、即座に撃たれる矢をブリュンヒルドで叩き斬り、矢が落ちていく。

 

「うっそぉ!」

『乃依の鈍足射撃を斬って突破!とんでもない切れ味!』

『そして予測したかのように高速に飛ぶ矢を落としてしまう!とんでもないスピード!』

 

俺は地面に落ちると同時に乃依に剣を当てる…が、乃依が持つ武器で防御されてしまう。

 

「すごいね…っ!俺の矢を斬ったのは龍兄が初めてだよっ…!だけど…これが本気だと思わないことだねっ!」

「乃依の力は分かってる…!だけど、こればっかしは俺も負けてらんないからなァ!」

 

ブリュンヒルドと乃依の武器から衝撃破が放たれ、距離が離される。

近くにはミニオンがおり、俺に一対多で攻めてきた。

しかも乃依は離れた距離で俺に射撃の構えをしていた。

不味い、ブリュンヒルドを銃にしようとしても、時間がない!

そして、乃依の攻撃にカバーができない…!

 

『ーーーーー!』

「この鳴き声、まさかっ!」

「来たかっ!」

「龍之介のピンチに!ヒーローかぐや参・上!デヤァァァアアア!」

 

天駆けるドラグライダーが火球を吐いて周囲のミニオンと乃依の矢を焼き払い、ドラグライダーに乗った月の姫、かぐやが飛び降りる。

その姿が、どこかヒーローに見えた。

そしてかぐやはハンマーのジェットで加速、そして地面に降り立った。

どうしてかぐやが来たのか、それは先程の作戦会議にて…

 

~~~

 

『かぐやさ、龍之介と乃依とじゃ相性が悪いと思うんだよねぇ…だから、かぐやがなんとかカバーしたげる!』

『でも、最初はいろPと一緒なんだろ?どうやって俺のレーンに?』

『そうよ、トップレーンとボトムレーンじゃ距離がありすぎる…』

『ふっふっふ~♪かぐやね、気づいたことがあってさ~、ある程度以上の高度で飛べば地上からの迎撃がキャンセルできる!そこで、龍之介のドラグくんの出番!』

『ドラグって…』

『俺のドラグライダーか?』

『うん!ドラグくんの全速力でバーッて行けば、ドーンってボトムレーンについて龍之介のサポートができる!前に聞いたいろPのお兄ちゃんの戦法は近くで見てたって聞いたし~…いろPに関しては全力ゼンカイ!オールオッケー!』

『昔からお兄ちゃんのKASSENは見てたけど…行けるかな…』

『かぐやの全力ゼンカイはともかく…いろPなら頑張れる!俺が保証しちゃる!』

『龍くん、口調が…ヨシ、やってやるわ!』

『それじゃあ龍かぐいろP!エイエイオー!』

『『オー!』』

 

~~~

 

という作戦の元、いろPは帝に集中し、俺達は乃依に集中する。

 

「1対2は卑怯じゃない?」

「これが俺達の作戦だ!」

「行くよ龍之介!かぐや達のパワー、見せてやろうぜ!」

「キャラ変わってるぞかぐや…まあいいか、あぁ!」

 

かぐやはハンマーを構え、俺はブリュンヒルドを構えて乃依に向かう。

 

「羨ましい…でも、俺も本気でいくよ!」

 

乃依は弓状態にした武器を俺達に構え、放つ。

だがかぐやの猛攻は止まらない。

 

「オリャオリャオリャオリャア!」

 

かぐやはハンマーを振り回し、乃依の矢を吹き飛ばしていく。

かぐやの暴れっぷりに乃依は驚く。

 

「いくらなんでも脳筋すぎない!?」

「それがかぐやっていうやつだ。後ろがガラ空きだぞ、乃依!パラライズ!」

「ぐぁっ!くそぉ!」

 

俺は銃状態にしたブリュンヒルドにパラライズを付与、背中に回り込んだ。

そして隙を見せた瞬間に銃弾を撃ち込み、乃依は麻痺により行動が不能になった。

 

「かぐや、行っきまぁぁぁああす!」

「そのまま行けぇぇぇぇええ!」

 

動かなくなった乃依にかぐやはハンマーのエンジンをフル加速させ、振り払う。

乃依はハンマーに全身が当たり、吹き飛ばされステージの岩場にめり込む。

 

「やり、すぎ…」

 

乃依はそう言い、消滅した。

 

『雷、トップレーンフォロー!乃依が南雲先生とかぐやの協力技にやられる!』

 

照琴さんの声が聞こえ、いろPの元に雷が向かったと聞こえた。

まずい、あちらも二対一か!でも、ミドルレーンは空いた!ドラグライダーで向かえば行ける!

 

「かぐや、今のうちに櫓に行くね!」

「ああ、俺は今のうちにミドルレーンにっ!」

 

『かぐや、櫓を占拠!そして南雲先生も櫓を占拠!』

 

そうして二回戦目は、俺達が勝った。

 

~~~

 

一方、とあるフィールド上では…

 

「やっぱり、慎平は強いなぁ…フカン?してあんなことできるの、慎平じゃないとできない…でも、昔の私なのに少し嫉妬しちゃったなぁ…彩葉も頑張って!ヤッチョはいつも見守ってるから!…あ~…やられちった…でも、三人は絶対ヤチヨカップに勝つ…!はやく、会いたいなぁ…」

 

月見ヤチヨが、悲しみを浮かべた目で、KASSENを見ていたのだった…

 

~~~

 

「…ごめん。」

 

三人で集まった途端、いろPが謝りだす。

 

「ダイジョーブ!絶対取り返す!」

「いろPは頑張った。次こそは行ける、俺が花丸あげてやるよ。」

「んぅ…」

 

俺は慰めるようにいろPを撫でる。

いろPはションボリ顔から何やら少し微笑んでおり、狐なのに「ゴロゴロ…」と猫のあの音が聞こえてくるくらい猫みたいになっているいろPがいた。

…猫彩葉という用語が、俺の脳内で生まれたのだった。

 

~~~

 

三回戦目は、結果から言うと敗北した。

また俺とかぐやの二人で来ると黒鬼が踏んだのか、乃依、雷、俺の一対二という不利になった。

だが、俺はボイスチャットからとんでもないことを聞いてしまった。

 

『どうして龍を引き抜くの!?三人で黒鬼は十分じゃん!!!』

『お前は幼馴染の龍之介に依存してる!妹のためを思ってアイツを離そうと思ったんだよ!』

『はぁ!?!?』

『おーっと!いろPと帝の兄妹発言から二つ目!いろPと南雲先生は幼馴染だったーーーっ!?』

 

…は?

確かに彩葉は俺に依存してるかもしれない。

でもアイツは誰にも頼れない、だから!

だから俺は彩葉に依存されると知ってていても、いままでアイツを支えてきたんだ。

死んだ父親に、年相応に甘えられない分、途中に俺が父親代わりにと思って愛情を与えてきた。

弱っていた彩葉を、俺がサポートしていた。

彩葉は今でも俺に弱音を吐き、私はボロボロなんだと、甘えさせてほしいと、見せてくる。

一人にさせたら、それでこそあいつが危ないのに。

それを引き離す?ふざけんなッ!!!

帝に更なる怒りを覚えた、それが命取りだった。

二人の攻撃を見切れず、俺は破れた。

だが、かぐやといろPが帝を破ったと実況が聞こえる。

俺も天守閣へと向かい、サポートしようとしたが…

 

『あー!雷の地雷トラップにかぐいろやられる!帝も負けじと天守閣に!逆転ーーー!決まってしまった!勝者!ブラックオニキスー!』

 

…負け、た…

俺は膝をつき、敗北の味を噛み締めるのだった…

 

~~~

 

その後、場所が変わり…

 

「あーーっ!負けた!負っげっだっああああ!」

「かぐや、落ち着け!」

「そうだよ、かぐや落ち着いて」

 

叩いて悶えるかぐや。負けるのが悔しかったのだろう。

 

「その、いろP…」

「…なに、龍くん?」

「…ごめん、俺…黒鬼に行ってしまうかも…」

「ッ!」

 

俺のその言葉に、悲しそうな顔を浮かべるいろP。

そこに…

 

「いと大義~~~☆」

「お前ら、ヤチヨが何のためにこのステージを用意したのか忘れたのか?投票時間ギリギリまでこのイベントを盛り上げるためだ!」

「「「!!」」」

 

ヤチヨとFUSHIの言葉に俺達はそちらを向き、ヤチヨが話す。

 

「とーっても楽しいKASSENでした。そして、たった今!ヤチヨカップの投票を締め切ったよー。FUSHI集計お願い!」

「………集計完了。」

「それではヤッチョとコラボる人を、発表ー!ヤチヨカップの優勝者は~~☆」

 

…KASSENで負けたのだ。勝者は、ブラックオニキ、ス…

 

ーーー第二位 ブラックオニキス

 

…は?

 

「ヤチヨカップの優勝者は~~~☆」

 

ーーー第一位 龍かぐいろP

 

そして、見ていた全員の歓声がこだまし、かぐやは…

 

「えっ、負けたのに、えっ…やっ…やっったあぁぁぁぁあ!」

 

そう言って大ジャンプするかぐやだった。

そんな中。

 

「おめでとう、龍之介、かぐやちゃん、彩葉」

「げっ、やば、結婚!」

 

帝が現れ、かぐやは求婚を思い出して変な声を出す。

だが俺は、先程の発言を思いだし、怒りに任せ…

 

「帝ォ!」

「ッ!!」

『!?』

 

ツクヨミ内で、帝を思いっきりぶん殴った。

 

~続~




【悲報?】帝、慎平の脳中で株下がる。
雷の出番がなかったのは謝罪します。
すみませんでしたぁ!
(ジャンピング土下座)
次回は仲直りさせよかなと。
あとかぐやはドラグライダーをドラグと呼んでいたのは、まあただ単に愛称で呼びたかっただけです。
激重かぐや「かぐやもダーリンの愛称考えよっか?」
誰がダーリンだ、付き合った覚えはないぞ。
激重かぐや「大好きなんだもん…例えば(自主規制)」
おいやめろ俺の本名使って愛称考えるなぁ!
激重かぐや「え~…かぐやだけのいい名前で独り占めできると思ったのに…失敗かぁ…独り占めできる方法考えないと…」
考えんでいいわ!それではまた次回、ばいなら~
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