超かぐや姫!~夏を死に戻りした少年の成り代わり~ 作:ホシノ推しのコータ(偽名)
家の用事で遅れました!
それではどうぞ!
「ごめん、いろP、かぐや…最後の最後でしくじった…」
俺達は黒鬼とのKASSENにて、一回戦は負けてしまった。
「いやいや、龍くんが頑張ってくれるだけでありがたいから…」
「でもなぁ…だけど、次は勝ってやる!」
「おぉ!龍之介復活だね!じゃ、作戦会議行ってみよう!」
元気になった俺を見たかぐやがそう言い、作戦会議が始まる。
その内容とは…
~~~
『二回戦が始まってブラックオニキス、当たり前のようにトライデント継続です!』
またトライデントか。俺は再びボトムレーンへとドラグライダーで向かっていた。
それに対抗するは…
「また俺にやられに来たの~?」
「不正解、だ!」
乃依であった。
俺はドラグライダーから飛び降り、ドラグライダーは何処かへと向かった。
俺は地面から落ちるスピードを利用して剣を突きつけるが…
「隙だらけだよ!!!」
乃依は一回戦と同じ鈍足連射を仕掛けてくるが…
(俯瞰しろ、俯瞰するんだ…)
俺は再び俯瞰し、時間がゆっくり感じる。
(矢の本数は少ない…避けれるか?いや、距離的に喰らってまう…このまま喰らったらまた動けやんくなる…ここは、叩き斬るしかあらやん!)
俺は俯瞰をやめ、即座に撃たれる矢をブリュンヒルドで叩き斬り、矢が落ちていく。
「うっそぉ!」
『乃依の鈍足射撃を斬って突破!とんでもない切れ味!』
『そして予測したかのように高速に飛ぶ矢を落としてしまう!とんでもないスピード!』
俺は地面に落ちると同時に乃依に剣を当てる…が、乃依が持つ武器で防御されてしまう。
「すごいね…っ!俺の矢を斬ったのは龍兄が初めてだよっ…!だけど…これが本気だと思わないことだねっ!」
「乃依の力は分かってる…!だけど、こればっかしは俺も負けてらんないからなァ!」
ブリュンヒルドと乃依の武器から衝撃破が放たれ、距離が離される。
近くにはミニオンがおり、俺に一対多で攻めてきた。
しかも乃依は離れた距離で俺に射撃の構えをしていた。
不味い、ブリュンヒルドを銃にしようとしても、時間がない!
そして、乃依の攻撃にカバーができない…!
『ーーーーー!』
「この鳴き声、まさかっ!」
「来たかっ!」
「龍之介のピンチに!ヒーローかぐや参・上!デヤァァァアアア!」
天駆けるドラグライダーが火球を吐いて周囲のミニオンと乃依の矢を焼き払い、ドラグライダーに乗った月の姫、かぐやが飛び降りる。
その姿が、どこかヒーローに見えた。
そしてかぐやはハンマーのジェットで加速、そして地面に降り立った。
どうしてかぐやが来たのか、それは先程の作戦会議にて…
~~~
『かぐやさ、龍之介と乃依とじゃ相性が悪いと思うんだよねぇ…だから、かぐやがなんとかカバーしたげる!』
『でも、最初はいろPと一緒なんだろ?どうやって俺のレーンに?』
『そうよ、トップレーンとボトムレーンじゃ距離がありすぎる…』
『ふっふっふ~♪かぐやね、気づいたことがあってさ~、ある程度以上の高度で飛べば地上からの迎撃がキャンセルできる!そこで、龍之介のドラグくんの出番!』
『ドラグって…』
『俺のドラグライダーか?』
『うん!ドラグくんの全速力でバーッて行けば、ドーンってボトムレーンについて龍之介のサポートができる!前に聞いたいろPのお兄ちゃんの戦法は近くで見てたって聞いたし~…いろPに関しては全力ゼンカイ!オールオッケー!』
『昔からお兄ちゃんのKASSENは見てたけど…行けるかな…』
『かぐやの全力ゼンカイはともかく…いろPなら頑張れる!俺が保証しちゃる!』
『龍くん、口調が…ヨシ、やってやるわ!』
『それじゃあ龍かぐいろP!エイエイオー!』
『『オー!』』
~~~
という作戦の元、いろPは帝に集中し、俺達は乃依に集中する。
「1対2は卑怯じゃない?」
「これが俺達の作戦だ!」
「行くよ龍之介!かぐや達のパワー、見せてやろうぜ!」
「キャラ変わってるぞかぐや…まあいいか、あぁ!」
かぐやはハンマーを構え、俺はブリュンヒルドを構えて乃依に向かう。
「羨ましい…でも、俺も本気でいくよ!」
乃依は弓状態にした武器を俺達に構え、放つ。
だがかぐやの猛攻は止まらない。
「オリャオリャオリャオリャア!」
かぐやはハンマーを振り回し、乃依の矢を吹き飛ばしていく。
かぐやの暴れっぷりに乃依は驚く。
「いくらなんでも脳筋すぎない!?」
「それがかぐやっていうやつだ。後ろがガラ空きだぞ、乃依!パラライズ!」
「ぐぁっ!くそぉ!」
俺は銃状態にしたブリュンヒルドにパラライズを付与、背中に回り込んだ。
そして隙を見せた瞬間に銃弾を撃ち込み、乃依は麻痺により行動が不能になった。
「かぐや、行っきまぁぁぁああす!」
「そのまま行けぇぇぇぇええ!」
動かなくなった乃依にかぐやはハンマーのエンジンをフル加速させ、振り払う。
乃依はハンマーに全身が当たり、吹き飛ばされステージの岩場にめり込む。
「やり、すぎ…」
乃依はそう言い、消滅した。
『雷、トップレーンフォロー!乃依が南雲先生とかぐやの協力技にやられる!』
照琴さんの声が聞こえ、いろPの元に雷が向かったと聞こえた。
まずい、あちらも二対一か!でも、ミドルレーンは空いた!ドラグライダーで向かえば行ける!
「かぐや、今のうちに櫓に行くね!」
「ああ、俺は今のうちにミドルレーンにっ!」
『かぐや、櫓を占拠!そして南雲先生も櫓を占拠!』
そうして二回戦目は、俺達が勝った。
~~~
一方、とあるフィールド上では…
「やっぱり、慎平は強いなぁ…フカン?してあんなことできるの、慎平じゃないとできない…でも、昔の私なのに少し嫉妬しちゃったなぁ…彩葉も頑張って!ヤッチョはいつも見守ってるから!…あ~…やられちった…でも、三人は絶対ヤチヨカップに勝つ…!はやく、会いたいなぁ…」
月見ヤチヨが、悲しみを浮かべた目で、KASSENを見ていたのだった…
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「…ごめん。」
三人で集まった途端、いろPが謝りだす。
「ダイジョーブ!絶対取り返す!」
「いろPは頑張った。次こそは行ける、俺が花丸あげてやるよ。」
「んぅ…」
俺は慰めるようにいろPを撫でる。
いろPはションボリ顔から何やら少し微笑んでおり、狐なのに「ゴロゴロ…」と猫のあの音が聞こえてくるくらい猫みたいになっているいろPがいた。
…猫彩葉という用語が、俺の脳内で生まれたのだった。
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三回戦目は、結果から言うと敗北した。
また俺とかぐやの二人で来ると黒鬼が踏んだのか、乃依、雷、俺の一対二という不利になった。
だが、俺はボイスチャットからとんでもないことを聞いてしまった。
『どうして龍を引き抜くの!?三人で黒鬼は十分じゃん!!!』
『お前は幼馴染の龍之介に依存してる!妹のためを思ってアイツを離そうと思ったんだよ!』
『はぁ!?!?』
『おーっと!いろPと帝の兄妹発言から二つ目!いろPと南雲先生は幼馴染だったーーーっ!?』
…は?
確かに彩葉は俺に依存してるかもしれない。
でもアイツは誰にも頼れない、だから!
だから俺は彩葉に依存されると知ってていても、いままでアイツを支えてきたんだ。
死んだ父親に、年相応に甘えられない分、途中に俺が父親代わりにと思って愛情を与えてきた。
弱っていた彩葉を、俺がサポートしていた。
彩葉は今でも俺に弱音を吐き、私はボロボロなんだと、甘えさせてほしいと、見せてくる。
一人にさせたら、それでこそあいつが危ないのに。
それを引き離す?ふざけんなッ!!!
帝に更なる怒りを覚えた、それが命取りだった。
二人の攻撃を見切れず、俺は破れた。
だが、かぐやといろPが帝を破ったと実況が聞こえる。
俺も天守閣へと向かい、サポートしようとしたが…
『あー!雷の地雷トラップにかぐいろやられる!帝も負けじと天守閣に!逆転ーーー!決まってしまった!勝者!ブラックオニキスー!』
…負け、た…
俺は膝をつき、敗北の味を噛み締めるのだった…
~~~
その後、場所が変わり…
「あーーっ!負けた!負っげっだっああああ!」
「かぐや、落ち着け!」
「そうだよ、かぐや落ち着いて」
叩いて悶えるかぐや。負けるのが悔しかったのだろう。
「その、いろP…」
「…なに、龍くん?」
「…ごめん、俺…黒鬼に行ってしまうかも…」
「ッ!」
俺のその言葉に、悲しそうな顔を浮かべるいろP。
そこに…
「いと大義~~~☆」
「お前ら、ヤチヨが何のためにこのステージを用意したのか忘れたのか?投票時間ギリギリまでこのイベントを盛り上げるためだ!」
「「「!!」」」
ヤチヨとFUSHIの言葉に俺達はそちらを向き、ヤチヨが話す。
「とーっても楽しいKASSENでした。そして、たった今!ヤチヨカップの投票を締め切ったよー。FUSHI集計お願い!」
「………集計完了。」
「それではヤッチョとコラボる人を、発表ー!ヤチヨカップの優勝者は~~☆」
…KASSENで負けたのだ。勝者は、ブラックオニキ、ス…
ーーー第二位 ブラックオニキス
…は?
「ヤチヨカップの優勝者は~~~☆」
ーーー第一位 龍かぐいろP
そして、見ていた全員の歓声がこだまし、かぐやは…
「えっ、負けたのに、えっ…やっ…やっったあぁぁぁぁあ!」
そう言って大ジャンプするかぐやだった。
そんな中。
「おめでとう、龍之介、かぐやちゃん、彩葉」
「げっ、やば、結婚!」
帝が現れ、かぐやは求婚を思い出して変な声を出す。
だが俺は、先程の発言を思いだし、怒りに任せ…
「帝ォ!」
「ッ!!」
『!?』
ツクヨミ内で、帝を思いっきりぶん殴った。
~続~
【悲報?】帝、慎平の脳中で株下がる。
雷の出番がなかったのは謝罪します。
すみませんでしたぁ!
(ジャンピング土下座)
次回は仲直りさせよかなと。
あとかぐやはドラグライダーをドラグと呼んでいたのは、まあただ単に愛称で呼びたかっただけです。
激重かぐや「かぐやもダーリンの愛称考えよっか?」
誰がダーリンだ、付き合った覚えはないぞ。
激重かぐや「大好きなんだもん…例えば(自主規制)」
おいやめろ俺の本名使って愛称考えるなぁ!
激重かぐや「え~…かぐやだけのいい名前で独り占めできると思ったのに…失敗かぁ…独り占めできる方法考えないと…」
考えんでいいわ!それではまた次回、ばいなら~