超かぐや姫!~夏を死に戻りした少年の成り代わり~   作:ホシノ推しのコータ(偽名)

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17話投稿!
昨日と一昨日は季節外れの大掃除やら用事やらを済ませていたため投稿が遅れました。ごめんなさァい!(土下座)
あと無関係ですが最近は作者、デジモンにハマりました。
好きなデジモンはオメガモンとブイモンとレナモンです。


17話「そこで土下座はちょっと…」

「帝ォ!」

「ッ!」

『!?』

 

俺は目の前に来たブラックオニキスのリーダー・帝アキラを、思いきりぶん殴った…

…ように見えたが。

 

「おいたはだめだよ~?」

「ヤチヨッ…!」

 

俺の拳に人差し指を置き、制止させたヤチヨがそこにいた。

 

「ヤチヨが出た!?」

「でも帝殴ろうとしたのってさ…」

「いや今回は帝様が悪いよね…」

 

そこにいた人達がざわつきだし、帝は俺を見て…

 

「…龍之介。」

「俺は許さんで…俺の願いを裏切ったおまe「だ~か~ら~…喧嘩はメッ、だよ?」…すまん。」

 

怒りに任せて素の和歌山弁が発動しかけ、ヤチヨによって止められたのだった。

 

「龍くん…」

「龍之介…」

「今回は帝も悪いし、それにノった南雲先生も悪い。今回はどっちもどっちってことでお咎めはナシだけど…次は、ね?」

「…ああ、ちょっと…頭冷やしてくる。」

「うん、今日はログアウトしな?おやすみ、慎平。」

「…」 

 

俺は悲しそうな表情をしたいろPとかぐやを横目に、ツクヨミをログアウトしたのだった。

ヤチヨが俺の本名を言っていたのは、脳が疲れはてており、気がつかなかったが…

 

~~~

 

「…」

 

現実にて、俺は目を開けて1時間ほど使用して熱くなったスマコンを取りだし、ケースにしまう。

ピコン

スマホから通知音が鳴り、確認する

 

『弟くん、帝に殴りかかって抜けていたが…大丈夫かい?』

 

ミナモ姉さんからのメールだった。

どうやら先程の様子を見ていたようだ。

まあ、人はいっぱいいたからあの中にいたのだろう。

俺はそのメールに返信した。

 

『帝が言った言葉にイライラして…ごめんなさい。』

『ああなるのはしょうがないよ。ああ言われても、君は彩葉くんを支えてあげな。帝の言葉に惑わされるなよ。』

『分かりました。今日は寝ます。』

『OK。明日は休みだし、心配だから君の家にお邪魔するよ。おやすみ。』

 

そのメッセージを見終えると俺はスマホを充電する

昼頃にシャワーは浴びたから…今日はいいか。

そう思いながら俺は寝間着へと着替えるが…

コンコン

『慎平…大丈夫?』

 

扉を叩く音が聞こえ、そこから彩葉の声。

俺は扉を開け、彩葉を見る。

 

「彩葉か。さっきはすまんな…見苦しいところ見せて。」

「ううん、大丈夫。それよりも慎平も大丈夫なの?」

「…ちょいとモヤモヤはあるけど、なんとかなりそうや。」

「そう、ならよかった…あと、明日お兄ちゃんが、慎平に謝りに来るって、ここに…」

 

彩葉が困った顔をしながらそう言う。

…朝日が俺に謝る?

一体どういう風の吹き回しだ。

 

「なんであいつが謝りに来る?」

「今までのこと、謝りたいんだって。嫌なのは分かるけど…会ってあげて?」

「…わかった。」

「うん、それじゃあ…おやすみ。かぐやも待っt「今日は慎平と寝たーい!」ちょっとかぐや!静かにして!…じゃあ、おやすみ。」

「あ、ああ…」

 

上の通路からかぐや乱入。

何故今ごろに一緒に寝たいと?

 

「えー?なんでー?慎平と寝ーたーいー!」

「近所迷惑になるから…!やめて…!」

「今日はかぐや、慎平と寝たい気分なのー!」

「俺は別に構わんけど…」

「慎平…!あまりかぐやを…「え!?やったぁ!!!」~~~~~!」

 

彩葉は頭をくしゃくしゃと掻き、諦めがついたのか…

 

「…ちゃんと慎平の言うこと、聞いてよ?」

「りょーかい!慎平~、一緒に寝ようね~♪」

「お、おう…」

 

彩葉から許可をもらい、かぐやは爆速で俺の部屋まで降りる。

すげえ目キラキラさせてる…

 

「いろは、おやすみ!」

「うん…おやすみ…」

「彩葉も、ちゃんと休むんやで?」

「ん…」

 

彩葉はかぐやに少し嫉妬の念を抱いた目で見ながら答えた。

前に確か、彩葉が俺に告白してたけど…俺のことそんなに好きなのか?

いや、自意識高すぎるか。

…それに、早く答え出さないとな。

俺は扉を閉めると…

 

「慎平、寝るんでしょ?おーいで♪」

 

俺のベッドをポンポンと叩いているかぐや。

添い寝したいのか?

 

「いや、かぐやはええんか?俺と寝て

…」

「何言ってるの?かぐやは慎平が超大好きだから一緒に寝たいの!ねぇ…だめ?お願い…」

 

曇りなき眼で自然と告白してきて、更には上目遣いでお願いしてくるかぐや。

こんなん…!

 

「わかった、一緒に寝たる…」

 

断れませんでした。

 

「やったぁ!じゃあほら、寝よ?」

「…」

 

俺はかぐやの思惑通りにベッドに入る。

するとかぐやは急に自分の胸を俺の顔に当て、頭を撫でてきた。

 

「ちょ、かぐや!何するんや!?」

「ん?いっつもかぐや達を支えてくれる…かぐやのプレゼント、かな?」

「なんや、それ…」

 

頭を撫でられ、いつもえらいね、頑張っててえらいよ。といつも純心無垢で明るい彼女からは発せられないような、母性を感じられるような優しく落ち着いた声色で言われる。

動画とかで覚えたのだろうか…

俺は幼少期から「自分はしっかりしなくては。」という思考をしていたため自然と母親には甘えず、なんでもかんでも自分でこなすような人間になっていた。

そのため自分の弱い気持ちは心の奥底に留めてしまっていた。

それでも、深層心理というものなのだろうか。

人の優しさや温かさを俺は欲してしまっていた。

だから…

 

「こんなん、泣いてまうやん…」

 

目頭が熱くなり、涙が溢れてくる。

やっぱり俺も、精神が大人でも、体はまだ子供なのだろう…

 

「慎平はいつも頑張りすぎなんだよ、ボロボロになるまで頑張りすぎて…死んじゃったらかぐや達…嫌なんだよ?だから今はかぐやに身を任せて、ね?よーしよーし…」

 

そう言って俺を抱き締めて頭を撫でるかぐや。

人にこうして甘えるのは何年ぶりだろうか?

…だめだ、今は…何も考えられない…

 

「っ…ぅああ…」

「いつまでも、かぐや達が支えてあげるからね。ずっっっと、一緒にいようね?ハッピーエンドになっても…」

 

俺は彼女の胸の中で、言葉も聞こえず静かに泣いてしまうのだった。

そうして俺は、子供のように泣きつかれて寝てしまったのだった。

 

~~~

 

翌日…

朝起きると、かぐやは居なくなっていた。

テーブルにはメモが置いており、

「おはよう慎平!寝顔可愛かったよ!

今日は芦花と真実で一緒にお出かけするから先にドロンさせてもらうね!

かぐやが超美味しい朝ごはん作ったから、残さず食べること!行ってきます!」

と文字が書いており、空白部分にはデフォルメされた可愛い狐と兎、そして龍のイラストが描かれており、上部分には「ずっと一緒♪」と書かれていた。

かぐやらしいなと思いながらも、「寝顔可愛かったよ!」という文字を見て羞恥心で顔が赤くなる。野郎の顔が可愛いってなんだよ…いや、かぐやは俺を何かのフィルターに通してるのか?…ん~、分からん。

メモの横にはかぐや特製の料理がラップで包まれており、今日は洋食だった。

やはり旨い、と思いながら食べていると呼び鈴が鳴る。

とりあえず出てみるか…

 

「はーい、どちら様ですか~?」

「やあ弟君、おはよう。調子はどうだい?悪くはないかい?」

「あ、ミナモ姉さん。おはよう。調子はバッチリや。」

「そうかい、なら良かったよ。…って、寝癖が酷いね。それにパジャマ…起きたばかりかい?」

「あ、そうなります…すまん、何も身だしなみが…」

「いやいいんだ。それに君とは昔からの縁だし、こういう無防備な姿も映える…」

「何を言うとんのやこのバカ姉…とりあえず中に入って。今麦茶出すわ。」

「おや、君にバカ姉と言われるとは…これもなかなか、良い…」

 

そうだこの人、元々俺のファンで俺から見ても強火勢だった…

そう思いながら俺は部屋の中に入れ、麦茶を出す。

 

「おや、この朝ごはん…かぐやくんが作ったのかい?」

「はい、朝起きたらこれがあって…」

「へぇ…『寝顔可愛かったよ!』…か。弟くんの寝顔、ボクも拝みたいなぁ…」

「…!見ないでくれ!恥ずかしいやん…」

 

俺は麦茶が入ったコップをテーブルに置きながらミナモ姉さんが見ていたかぐやのメモを奪う。

 

「おやおや、連れないねぇ…「慎平、いる?」おや、彩葉くん。おはよう。」

 

俺がメモをしまうと丁度彩葉がはいってきて、ミナモ姉さんをみてギョッとしていた。

 

「カズサさん!?なんでここに…」

「いやぁ、昨日のツクヨミの件で心配になってね…入りたまえ。」

 

そう言ってミナモ姉さんが手招きする。家族であってもミナモ姉さんの家ではないぞ。

そう思いながら俺は彩葉の分の麦茶を出し、俺はまた朝飯を食べ始めた。

 

「ちなみに今日、お兄ちゃんが来るけど…大丈夫?」

「モグモグ…ゴクン。ああ、ちょっと嫌悪感はあるけど、まあ…大丈夫だと思う。」

「お兄ちゃんって…帝かい?なんでここに…」

「お兄ちゃんが慎平に対して謝りたいらしくて…」

「ハンッ、弟くんの願いを裏切っといてよく言うね…まあ、元からボクは帝のことはあまり好まなくてね…大丈夫かな、ボク…」

「そうなんですね…」

「ボクは弟くん一筋だよ?それ以上の何を望めと言うのだ…」

「やっぱり慎平推しなんですね、カズサさんって。」

「うむ、ボクの人生の一部は彼でできていると言っても過言ではない。」

「その気持ち、よぉくわかります!」

「お、わかってくれるかい?流石幼馴染なだけあるねぇ…」

 

俺は食べながら聞いていると、段々と朝日から俺の話へとヒートアップしている。なんだか凄い恥ずかしい。

すると呼び鈴が鳴る。もしや、朝日か?

 

「俺が出る。」

「ちょっと…?」

「大丈夫なのかい?一人で…」

「…俺が出た方が、何かといいと思うんで…」

「…そうかい。頑張れ。」

「昨日みたいに殴らないでね?」

「大丈夫や。殴らんから。」

 

俺は立ち上がり、二人が俺を見る中、扉のドアノブに手を回す。その先には…

 

「しんちゃん!誠に申し訳ありませんでしたァ!!!」

「「「…」」」

 

そこには綺麗に土下座をしている、酒寄朝日の姿があったのだった。

 

~続~




朝日と仲直りすると言ったな、アレは嘘だ。
だって何故かかぐやとのイチャイチャ?で筆が進んでしまい、申し訳ない…
かぐや母性持ち概念もいいだろう?(訂正、共通認識でした。)
ちなみにここまで読んでる読者達に質問だ。
この小説に出てくるキャラのカップリング、どれが好きですか?
俺に届くメッセージとかでもなんでも良いので聞かせてくれい。
ちなみに作者の今後考えていた展開なんだが、月人の戦いで何らかの影響でオメガモン(デジモンキャラ)が出てくるって話を頭で想像したんですが、没にしやした。
何故かって?月人の敗けが確信するからです。(オメガモンの活躍はユーチューブで公式配信されてるデジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!を見よう!)
ちなみにかぐやは俺の大掃除の手伝いをしすぎて眠りました。
激重かぐや「作者ぁ…かぐや偉い?えへへ、しゅきぃ…zzz」
こう見ると美少女なんだけどなぁ
それではまた次回!ばいなら~
激重かぐや「かぐやは作者を世界一愛してるぞぉ!ムニャムニャ…」(クソデカボイスの寝言)
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