【完結】超かぐや姫!~夏を死に戻りした少年の成り代わり~   作:ホシノ推しのコータ(偽名)

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19話、筆が乗ったので投稿!
書きたかったお話なので文字数多めです。
最初はイチャイチャ(?)から始まります。
それでは本編どうぞ!


19話「コラボライブは緊張するもので…」

ヤチヨとのコラボライブ当日…

彩葉がめっちゃガタついていたので俺が安心させていた。

 

「し、慎平…わ、わた、わたくし…ミス、しない、かな?」

「一人称変わっとるぞ彩葉…まあ、大丈夫や。失敗はさせやん、俺が彩葉を全力でカバーしたる。やから彩葉は演奏に集中すればええ。大丈夫、彩葉は頑張ればできるやつやってこと、俺が一番知っちょるから。」

「慎平…スゥー、ハァ…うん、分かった。」

 

そう言って俺は彩葉を抱きしめながら安心させるように頭を撫でる。

すると彩葉は深呼吸をし、俺に微笑みながらそう伝えた。

するとかぐやがヒョコっと現れて、俺に手を広げてきた。

 

「なんやかぐや、なんで手ェ広げてるん?」

「かぐやも不安だから、抱きしめて撫でて?おねが~い?」

 

かぐやは目をキラキラさせながらこっちを見てくるが、彩葉が抱きしめる力を強めて離すまいとしている。

 

「今は私の番。かぐやは後でね。」

「ぶー。彩葉だけずるい!慎平を譲れぇ!」

「私がバイトの時、いっつも写真見せて私を煽るのはどこのどいつかなぁ?」

「彩葉だって!かぐやがいない間に慎平とイチャつくじゃん!ズルいズルい~!」

 

…原作崩壊だよな、これって。

まあ、俺がいる時点で充分な原作崩壊だけど…まあ、いいか。かぐやと彩葉が幸せなら。

とにかく、不穏な空気になってる二人を止めなくては。

 

「おい、二人とも喧嘩す「じゃあ、かぐやいい考えがある!」「なに?」ちょ、かぐやさん?」

 

俺の話をかぐやが遮り、提案を言った。

 

「かぐやが慎平の後ろに抱きついて、彩葉は変わらず慎平の前にいる…どう?」

「乗った。」

「よし、交渉成立!」

「俺の有無は!?」

「「ない(!!)。」」

「えぇ…」

 

エアコンがかかってるとはいえ、前と後ろを挟まれるのは、流石に暑すぎる。

かぐやは俺の座っているソファの後ろに入り込み、俺を抱きしめる。

 

「慎平に抱きついてるとかぐや落ち着くぅ…」

「そうなんか?そう言われると、なんか照れるな。」

「そうだよ…慎平がいなかったら私達、元気出ないよ。」

「…それ、自分で「私は依存してます」って言ってる風になるぞ彩葉?」

「…それだけ慎平が好きってこと!」

 

彩葉は顔を赤くしてそう言う。

これって、ハーレム?ってやつだっけ。

自分ではそんな願望なんてなかったけど、まあ好かれてるなら、それでもいいか。

するとかぐやが口を耳元に近づけてくる。な、なんだ?

 

「それじゃあ、いつもかぐや達を元気付けてくれる慎平に、かぐやから癒しをお返ししちゃう♪…好き。」

「…!ちょ、かぐや!?」

 

急にかぐやがそう囁いてきて、俺は顔を赤く染める。いくらなんでも恥ずかしすぎる。

 

「私達の愛、こんなもんじゃないよ…好き、慎平大好き。」

「彩葉まで!?ちょ、やめろやお前ら!俺の頭おかしなるって!」

「私達の気持ちに答えを出さない慎平が悪い…好き。」

「えー?やぁだ♪かぐや達で慎平を甘やかすんだから♪好ーき♪」

「好き。」

「好き♪」

「大好き。」

「だーい好き♪」

「ちょ、やめろぉおぉおぉお!」

 

かぐやと彩葉の好き好き連呼は1時間続いたそうな…早く、二人に答え出さないと恥ずかしさで死んでしまう…

 

~~~

 

夜、俺達はツクヨミ内のライブステージにある控え室にいた。

彩葉…もといいろPは昨日かぐやに頼まれた朝久さんと一緒に作った曲の続きを作っていて、かぐやは練習。

俺はというと、先にヤチヨからメールが来て、

 

『南雲先生、ちょっとツクヨミに来てくれないかにゃ?』

 

というお願いの下、先にツクヨミに行ったところ…

 

『神々の皆に、サプライズしない?』

 

というヤチヨとのサプライズ会議をして、スキンを変えて控え室にいた。

するとかぐやが…

 

「すごっ、ツクヨミなのに慎平がいる!」

「今日はそれで行くんだね…」

「ああ、出版社側とアニメ会社にはちゃんと許可はとってるし、これでフィナーレ盛り上げる!」

 

俺はサマータイムレンダの主人公の姿をしてライブをする。

だが、俺は最後のサプライズで一緒に歌うため、かぐやといろPとは一時お別れだ。

すると、控え室にもうひとつの人影が現れる。

 

「一夜限りの、ヤッチョとサマレンと龍かぐいろPとのコラボなのです!」

「うお、ヤチヨか。驚かさないでくれよ…」

「あ、ヤチヨだ、おつ~。」

「かぐや、言葉遣いはちゃんとして!」

「おっつ~☆」

「…必要ないみたいだな。」

 

そんなグダクダした空気をしながら、緊張はだんだんと消えていく感じがした。

するとかぐやはマイペースに…

 

「ねーねー龍之介、彩葉、練習しすぎてお腹すいたー。終わったらさ、龍之介のカレー食べたい~!」

「分かった。終わったら作ってやる。」

「いやっほぉい!」

「龍くんのカレー、じゅるり…」 

 

おいいろP、俺のカレーって言った瞬間目を変えるな。好物とはいえ抑えろよ食欲を…

ちなみにかぐやの彩葉呼びは帝によってバレたため、もういろP呼びじゃなくなっていた。俺は相変わらず龍之介呼びだが…

そう思いながらいろPを見てると次にヤチヨの視線が気になり、そちらを向いた。

 

「南雲先生のカレー、いいなぁ。ヤッチョも食べたいなぁ。」

 

そう言いながらカレーのアバターを宙でくるくる回している。

そうだ、ヤチヨは実体がないから味覚がないんだったな…8000年間…

昔前世で見た超かぐや姫!を微かに思い出していると、かぐやがマイペースに口を開く。

 

「一緒に食べる~?」

「オヨヨ…ヤチヨは電子の歌の歌姫なので食べられないのです…」

「えー、それ何の拷問?かぐやだったら絶対無理!」

 

それをお前が8000年体験するんだよなぁ…と俺は哀しみの目でかぐやを見てしまう。

するといろPが勘づいたのか、俺を見て心配するように声をかけた。

 

「どうしたの龍くん?そんな悲しい顔して。調子悪い?」

「んぁ。いや、何でもない。大丈夫だ。」

「そう、ならいいんだけど…」

 

そうは言っているが、心配してる感情が伝わってくる。

起きうる未来でもあるし、起きないかもしれない未来なんだ。悲しんでも仕方ない。

だが、輪廻の性というのだろうか。かぐやはヤチヨを経験してしまう。どうにか、してやれないだろうか…

そう思っていると、舞台監督さんからのメッセージが表示される。

 

『各所、準備OKです。』

「おっ。それじゃあ二人とも、いざゆこうか。」

 

するとヤチヨが二人に声をかけ、かぐやといろPがヤチヨの元に向かう。

 

「じゃあ龍之介、行ってくるね!また後で!」

「龍くんも、応援してて。」

「…ああ。お前たちの頑張り、目に焼き付けてやる。行ってこい!」

「「うん!」」

 

ヤチヨは3人の姿を見て懐かしむような顔をして、そして3人はステージへと移動する。

そして俺は、出番が来るまで配信に目を通す。

 

『ヤオヨロ~☆みんな生きるのはどうですか?良い事あった?それとも泣いちゃいそう?よしよし、全部大丈夫。どんな孤独な道のりでも、楽しかったなーって記憶が足元を照らすよ。この時間も忘れない思い出にしたいから…どうか一緒に踊ってくれる?』

 

そう言って3人のライブが始まる。

コメント欄では、

『南雲先生は?』

『もしかしてあれじゃない?女子が三人いるから。』

『ウブすぎない?可愛すぎでしょそれは。』

『可愛い雄竜の龍之介くん。』

『今は3人に集中しないか!?』

 

すんごい俺の話してるーーーっ。

まあ、サプライズでサマレン姿で一緒に歌うなんて思ってないんだろうなぁ。

そう思いながらワールドイズマイン、そしてEX-Otogibanashiや、様々な曲を歌い終えると、声がかかる。

 

『南雲さん、出番です。』

「よし、行くか。」

 

俺は椅子から立ち上がり、ライブステージにワープする。

その間ステージは暗転しており、観客たちはザワザワしだす。

すると…とある音声が流れ出す。

 

『影を見た者はしぬ。影の病っちゅうやつや。この島に伝わる、風土病みたいなもんや。』

 

そのセリフが聞こえ、観客たちは歓喜、そして驚愕の声が聞こえる。

 

『俺はこの7月22日を、もう一度繰り返してる!』

『なんべんでも、なんべんでもやり直す!そんで最後に…お前らを倒す!』

『どれだけ永く…生きたかじゃない…いかに命を、使い切ったかだ…。』

 

その他にも様々な台詞が流れ、観客達の興奮と歓喜の声が止まらない。

するとヤチヨの声が、ステージ内に響く。

 

「今日のライブの最後はあの人と歌います!それでは、どうぞ!」

 

照明が灯ると、真ん中にはサマレンの主人公、そして本来の俺の姿をしたアバターが立っていた。

観客達の声援が増し、中にはやっとの登場で拝んだり泣いたりしてる人もいる。あ、ミコモ姉とアーチャーと…凛さん?のアバターが見えた。

そして俺は息を吸い込み、あの台詞を言う。

 

「お前らの気配を追いかける!ずっと!皆の側におる!俺は皆が好きや!好きなやつと一緒におりたい!」

 

「なんか!文句あるかぁぁああ!」

 

『ウォォォォォオ!』

 

俺はサマレンにある台詞をファン達に置き換え、叫ぶ。

観客たちは喜び、恋慕、興奮…

様々な感情を混ざり合わせて答えた。あ、ミコモ姉倒れてアーチャーに介抱されてる。

するとサマータイムレンダの後期主題歌、「夏夢ノイジー」の前奏が流れ、ヤチヨとかぐやで共に歌う。

 

ヤチヨ「君の言葉、今になって。もっと集めたくて。」

かぐや「旅のしおり、落書きさえ大事だから。」

南雲「書いて」

かぐや「消して」

ヤチヨ「切り裂かれて。目覚め代わりの相殺。」

南雲・ヤチヨ「「白昼夢のトリック。未知に迷ってた。」」

かぐや「月に照らされ、映し出すキミの影。」

南雲「その輪郭が、」

ヤチヨ・かぐや「「僅かに揺れる。」」

3人「「「その合図でーーー。」」」

 

俺達三人は夏夢ノイジーをデュエットで歌い上げ、いろPはピアノやキーボードの部分を弾いていた。

そして最後…

 

「「「笑っちゃうね。」」」

 

俺達は最後の歌詞を歌い終わり、ラストのメロディーが会場を包み込む。

そして鳴り終えると会場は声援や拍手で包まれ、達成感が込み上げてくる。

 

「彩葉、慎平。めーーっちゃ、楽しかった!」

「「かぐや。」」

 

かぐやは俺といろPを見つめ、こう呟く。

 

「彩葉、慎平。好き、だーい好き!」

「私も?」

 

俺たちの前で告白し、満面の笑みを披露する。

やはり、俺は二人が大好きだ。李夢のことは捨てきれない。まだ大好きだが、それ含めて俺は三人が、好きかもしれない。

 

「あー、もー、慎平と彩葉と結婚しよっかなー…ダメ?」

「重婚はまだ認められてないから三人で結婚は無理やろ。」

「いやそこ!?まあ、生活費…お、ん、く」

 

ん、なんだ?急に回りの声が聞こえなく…なんだ。この感覚。まさか、月人が乗っとろうと…!?や、やめろ!やめてくれ!嫌だ、かぐやは俺が守る。入ってくんな…

 

「入って、くんなぁあぁあ!」

 

俺は精一杯に叫ぶと、変な感覚は消え失せ、何かに吸い込まれた感覚がした。

そして俺の蒼い瞳は色を変え、赤い色に変わっていた。

意識が戻り、辺りを見渡すと『2030/09/12』という文字にかぐやに襲いかかる人型のナニカが囲んでおり、いろPが交戦していた。

 

「いろP!かぐや!」

「龍、くん!かぐやが!かぐやがぁ!」

 

いろPの必死そうな声に俺は加勢する。

だが、その時…懐かしい人の声が聞こえた。

 

『私の大切な人達に、手ぇ出すなやこのあっぽけぇぇぇえ!』

 

いろPの貝殻が光輝き、月人が吹き飛ばされる。

そしてその日、その時間が。

俺の瞳に共鳴するように、小舟潮がこの世界に目を覚ました瞬間だった。

 

~続~




小舟潮、貝殻でですがやっと登場。
まあ前にも出てましたがね…
ちなみにどうして貝殻なのか、どうして話さなかったのかは追々説明します。
ちなみに3人のパート分けに関しては完全に作者の妄想、イマジネーション!です。
激重かぐや「そのイマジネーションのお陰で、かぐやは生まれたんだよ?ねぇ作者~。」
うん…それはいいけど、なんで抱きしめ「浮気しないため」そうですかい…ちなみに作者、かぐやの足のスピードに負けて一日中愛を伝えられました。耳元で…
激重かぐや「だって作者、ASMR好きでしょ?だから好き好きとか、耳舐めとか、(自主規制)とかして骨抜きにして依存させて…調教してやろうってさ♪」
だからってやりすぎだろ…やめてくれ、俺の身が持たん…
それじゃあまた次回、ばいなら~…
激重かぐや「フー…ふふ、好ーき♪」
ウ"ッ…耳敏感にされたぜこんちきしょう…
(最後に言っておく!これはただの妄想だ!)
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