超かぐや姫!~夏を死に戻りした少年の成り代わり~   作:ホシノ推しのコータ(偽名)

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1話投稿です!
慎平と彩葉の朝を書いてみました。
どうぞ!


1話「日常のエピローグ」

「起きろ、起きろ彩葉。学校遅刻するで。」

「ん、んん…」

 

7才の出会いから10年の時は流れ、2030年、17才の夏。

俺は今、アパートの1室にある彩葉の部屋に行き、日課である幼馴染・彩葉を起こしに来ていた。

どうして俺が彩葉のアパートの部屋に来ているのか。

それは前に彩葉が紅葉おばさんと喧嘩し、一人で暮らすと言い出したため、俺はそんな彼女を心配し、追いかけるように同じアパートに引っ越して、その日から彩葉のお世話をしていた。

彩葉は「迷惑になるかもだからいい」と頑なに拒否しようとしていたため、映画で彩葉のその自己犠牲を見ていたのと、昔の無茶を語って押してみたら、あっさりと了承した。

 

「ふわぁぁぁ…おはよぉ、慎平…今何時?」

「今7時やで。」

 

そう言うと彩葉は寝起き状態から覚醒し、慌てるように飛び起きた。

 

「なんで早く起こさなかったの!?」

「俺は30分前から起こしに来てたっちゅうのに、「あと5分…」って言って寝ようとしてたのはどこのどいつや!!!」

「ウッ…」

 

彩葉は図星のように唸り、俺はため息をついた。

 

「…あと彩葉、また無茶しとらんよな?隈、一週間前より濃くなっとるで。」

 

俺は目元の隈を指差すと、彩葉は

 

「だって、ヤチヨの配信あったし、お金も稼がないとだし…」

「ホントに…お前、目ぇ離すとすぐ無茶するからな…華の高校生なんや、少しはハメ外さんと、壊れてまうぞ?」

「…善処します。」

「善処やなくて、約束や。たまにはバイト休んで、ちゃんと寝ろ。お金だって俺の方がたくさんあるし、バイトやめさせて養ってやろか?」

「ヒモになってダメ人間になりたくないんで、拒否します。」

「だめやったかぁ…」

 

彩葉は準備をしながらそう返し、俺のしょんぼり顔を見てすこしクスッと微笑んで返す。

俺に金がたくさんあるのは、通信制の学校に通い、暇潰し程度にこの世界にはまだなかったサマータイムレンダの話をweb小説にて「南雲龍之介」というユーザーネームで書いたところ、これが大ヒット。書籍化や漫画化、果てはアニメ化を果たし、人気作品となったのだ。

(主人公や登場人物の名前は自分と同じなため、一部はかえているが…)

そのため収益のおかげでお金は腐るほどあり、人一人養う分はあるため、このような軽口で提案してみたのだ。

 

「でも、ホントに無理って分かったら、いつでも俺の胸に飛び込んでこい。俺は彩葉の味方や。」

「うん、ありがと…」

 

俺が胸を張って言うと、彩葉は顔を赤くして答えた。

なんだこの可愛さは。目が眩しい。

そう思っていると彩葉は準備を終え、首に貝殻のネックレスをつけた。

あのネックレスは、俺が彩葉に誕生日プレゼントとして海で散歩をした際に見つけ、サマータイムレンダの潮みたいに彩葉もネックレスとして付けたら似合うだろうなと思って渡したものだ。結果、ああして毎日着けている。

気に入ってくれて何よりだ。

そして俺はテーブルに置いていたラップ越しのサンドイッチと弁当箱を渡す。

 

「はい、これ今日の朝ご飯と弁当。ちゃんと食えよ。じゃないと体、動かへんからな。」

「わかった…あと、慎平。」

「…?なんや?彩葉。」

 

扉の前で振り向く彩葉に、俺はそう答える。

 

「今日、帰ったらさ、久しぶりに慎平のカレー食べたい…」

「…わかった、作って待っとる。」

「約束だからね?」

「ああ、約束や。」

 

俺はそう答えて約束をした。

アニメに出てきた慎平お手製のピーマンカレーを再現したところ、彩葉に大絶賛された。

今の彩葉は、アニメの中で見た彩葉より、なんだかイキイキしてる。

隈は変わらないが…

 

「行ってきます。」

「いってらっしゃい。」

 

俺はそう返し、彩葉は学校へ向かった。

さて、カレーの材料買って、me○tで授業受けますかぁ。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

私は寝ることが好きだ。

辛い日や頑張った日には、早く寝て夢の中では、想い人である慎平がいつも出てきた。

夢の中の私は、長い金髪になっていて、「潮」と呼ばれていた。

そんな夢の中、慎平は東京に行くと言い出した。

夢なのに、頭が痛い。

嫌だよ、好きな人が、慎平がいなくなるのは嫌だよ。

そんな夢を見るが、最後は慎平と一緒にいる。

あの"貝殻のネックレス"を貰ってから、ずっと"潮"の私の夢を見る。

たまに目の前で慎平が死んだり、慎平が影なる者に殺され、ループする。

脳が壊れそうだった。

でも、私は耐えた。

ループして、また一緒になるからだ。

そして今日の私の夢の中で、彼は言った。

 

『俺はずっと側におる!俺は潮が好きや。好きな奴と一緒におりたい。なんか、文句あるか?』

『…あっぽけ。』

 

そう言っていた私だが、その告白がとても嬉しかった。

夢の中でも、嬉しいものは嬉しい。

いつか、現実でも好きって言ってくれるかな。

言わなかったら、私が告白してやる。

それまで、告白を待とう。

 

大好きだよ、慎平。

幼馴染として、異性として。

 

~続~




【彩葉と慎平に向ける矢印】
慎平→彩葉
幼馴染としても好きだし、できればそれ以上にもなりたいと考えてはいるが、かぐや、そしてヤチヨと結ばれる結末を知っているため、声には出さず閉まっている。
だがお前のせいでその未来は崩壊しかけていることを知らない

彩葉→慎平
慎平(&ヤチヨ)ガチ恋勢
10年間一緒ということもあったが、ネックレスを貰ったことと夢の中で告白されたことが重なり、慎平にクソデカ矢印を向けてる。
ヤチヨと慎平がいればそれで頑張れるらしい。
最近はヤチヨが慎平が作った小説のアニメで作られた曲(夏に泳ぐ、夏夢ノイジー等)のカバーが配信され、最高のコラボだと一人涙していた。
慎平はその事を一切知らない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
彩葉に渡したネックレスは、本当にただの貝殻だったのでしょうか?
さて、次はあのゲーミング電柱を出してみようと思います。
それと、このお話のヒロインは誰がいいですかね?
潮も出そうと思いますが、彩葉か、かぐやか、それともヤチヨか…
この内の4人の誰か、よかったらメッセージで教えてください!
それではばいなら!

ー追記ー

入学祝いで小説版超かぐや姫!を買ってもらえたため、未完になる確率は減りました。
正直なところ、仮面ライダーガッチャードの小説を買うか超かぐや姫を買うかの2択で迷いましたね。

黄金おじさん「いつか買ってやるぞ、ガッチャード…さあ、ケミストリーd…慎平「出てくんなや!この小説とは無関係やろあんたは!」
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