超かぐや姫!~夏を死に戻りした少年の成り代わり~ 作:ホシノ推しのコータ(偽名)
作者は他県に出かけていたために遅れてました。本当に申し訳ない。
最近作者は妄想でもし慎平(花江夏樹)とコラボ曲を歌ったらどんな曲になるかを考えました。
・かぐや「チューリングラブ」
・ヤチヨ「JANE DOE」
・帝「おこちゃま戦争、共闘 feat.RYOKI from.BE:FIRST」
・乃依「D/N/A、ずうっといっしょ!」
・雷「ファタール」
読者さんはどんな曲がいいかありますかね?良かったら聞いてみたいです。
それでは本編どうぞ!
ハイネは宇宙をさまよっていた。
シデ様を慎平と潮が倒し、自分をコピーした元凶・ヒルコを潮が消し、自分はこのまま消滅するかと思っていた。
だがしかし、データその物が引き継がれてまた【影】へと生まれてきてしまった。
しかも宇宙で隕石の姿にだ。
何故自分はまた【影】になってしまったのだ。
そう思いながらさまよい続ける。
そんなとき、自分の体が何かに引き寄せられる。
………地球だ。地球の重力に引き寄せられているのだ。
しかも上から見るに技術がかなり発展している。
その状態で自分が来ればひとたまりも無くなる。
(ダメだ、落ちるでない!自分の体!)
そう思っても地球へ向かってしまう。
ダメだ…そう思っていたとき、こちらへ何かが飛んでくる。
(なんじゃアレは…タケ、ノコ…?)
タケノコ?がこちらに向かってきているではないか。
しかもものすごい速さで。
そして…ぶつかった。
するとどういうことだ、急に光景が変わる。
地球に明かりが消え、緑が多くなっていた。
そしてそのまま、タケノコとともに地球に落下。
自分の体は海に落下。
ドォォォォオン!
海はとてつもない音を立て、大きな波紋を出す。
そして自分の体は海の底に落ちる。
隕石のままでは何もできない。
(どうしよう…)
そう思うや否や、近くを魚が泳ぐ。
(…これはチャンスじゃ。)
するとハイネなその魚をスキャンする。
キィィィンという音とフラッシュが焚かれ、自分の中に魚のデータが入る。
そして隕石の体を魚へと変えていく。
(これで泳げるのう)
そしてハイネは陸を目指し、泳いだ。
泳ぐ。泳ぐ。泳ぐ。
途方もない海の中、陸を目指した。
何日、何週間、何ヵ月が経ったのだろう。
途方もなく泳ぎ、ようやく陸にたどりつく。
そして自分の体をハイネへと戻し、辺りを見渡す。
砂場の奥は森であった。
少なくとも、元いた2018年ではないと分かる。
(どうするかのう。)
そう思いながら歩き続ける。
そういえば、あのタケノコはなんだったのだろう。
そう思いながら歩くと、何やら声が聞こえる。
こちらを呼ぶ声。
「ねぇ!そこの白髪の子!ここどこかな!?和服ってことは昔に来ちゃった!?まじかぁ~…!」
…目の前に、モフモフした生き物がいた。
~~~
「そこから儂はかぐやと旅した。じゃがしかし、かぐやの想いを踏みにじってしもうた…じゃから儂は慎平と魂が近い、ジンペイ。
輪廻を壊すための力を溜めるために儂の目にお主の命を埋め込んでこの世界に呼び寄せたのじゃ。慎平の魂と体なら力が自然と溜まる、そのために…じゃがしかしかぐやを助けるためにとはいえ、死なせてしまって申し訳なかった。」
ハイネがここにいることをすべて聞いた。
ハイネは輪廻を破壊するための力を溜めるため、俺をこの世界に転生させたらしい。
ちなみに慎平の体が元からいたというのはたまたまらしい。
すごい偶然だな…。
「やけどさ…なんで私もこっちに来たん?」
潮はハイネに質問する。
確かに潮は関係無い。でも…なぜか転生した。
するとハイネはそれに答える。
「それは…慎平と愛し合っていた潮だけを残すのは些か悲しかったからじゃ。じゃがしかし、そこで力は残っておらんかった…じゃから儂の消えかけのデータを媒介にしてこちらに呼んだのじゃ。」
そう答えた。
ハイネは俺を転生させた影響で実体化ができないほどに力を使ってしまい、ハイネとは違う電脳空間にいたらしい。
だがしかし、李夢だけど残すのはハイネには悲しすぎたらしく、自分の体を媒介にして貝殻として転生したらしい。
「そして儂はあのライブで月人のデータを取り込んで、ようやっと出ることができた。あとは慎平の瞳のデータをこちらに戻せば、かぐやの輪廻を破壊できる。」
「でも待って!そんなことしたらヤチヨが消えちゃう!」
「そうだよハイネ!輪廻を消したら私が「大丈夫じゃ、ちゃんと考えちょる。」!?」
彩葉とヤチヨがそういう中、ハイネはヤチヨは消えないと断言する。
その理由はこうだ。
「儂が世界そのものを書き換えて、かぐやが帰らなかった世界を作り上げる。それと同時にヤチヨという存在をかぐやから切り離して存在させる。」
「そんなこと、できるんか…?」
「ああ、今の慎平の瞳と儂の力なら、それが可能じゃ。」
「じゃあ、今すぐやろうや!そうすれば「待って!」ヤチヨ?」
潮がハイネに頼み込もうとすると、ヤチヨが止める。
その顔には少し悲しげであった。
「そんなことしたら、ハイネの体ごと力を使い果たしちゃう。そうなんでしょ?」
「「「!?」」」
それを聞いた俺達三人は驚く。
確かに世界そのものを書き換えるということは力はとんでもないはずだ。
それを聞いたハイネはため息をつき、答える。
「やはり鋭いのう、かぐやは。じゃが、これは儂の罪滅ぼしなんじゃ。頼む、させてくれ。」
「…嫌だッ!」
「!?な、何故じゃ…?」
ヤチヨに自分の願いを否定され、ハイネは少しばかり悲しげな表情をする。
そりゃそうだ、何千年も旅を共にした親友が自分のために消えると言っているのだ、さすがに止めるだろう。
「私はハイネも一緒にハッピーエンドにしたい!そんなの、嫌だ!」
「…でも、儂が世界を書き換えんと、また輪廻が働いてしまうんじゃ…許してくれ。」
「なんで「ネムッテ、ネムッテ。」!?」
そんなヤチヨの言葉を最後に、FUSHIによってプツリと糸が切れたように眠ってしまった。
「…ヤチヨ。」
彩葉がヤチヨを見ながら呟く。
そしてハイネは俺に近づき、問いかける。
「慎平、かぐやのためなんじゃ。その瞳を返してくれ。」
「…それでええんか、ハイネは。」
「儂はとっくに決めちょる。それに、儂のデータは潮に預けておる。やから、大丈夫じゃ。やっぱり慎平は、どこの世界に行っても変わらんな。」
「わかった、後悔すんなよ。」
「うむ、さよならは言わん。また会おう、慎平、潮、彩葉!」
「…ハイネ…」
そう言いながら僅かに微笑むハイネ。
そして俺はハイネの手を握り、赤い瞳は左目と同じ黒くなる。
それを見た彩葉は、少し悲しげな表情をしていた。
すると景色が変わる。
星がちりばめられ、線で繋がっている空間へと変わる。
そこはサマレンの慎平が死に戻りの際に辿る空間のようだった。
だがそこには、彩葉と潮、眠ったヤチヨもいる。
「慎平!これどうなってんの!?」
「世界が!書き変わるんや!」
「でも慎平!ハイネがおらん!やっぱり…!」
潮がそう言おうとした瞬間、空間が白く変わった。
世界が、書き変わったのだ。
~~~
2030/09/13
「…はっ!」
俺はベッドで目を覚ます。
スマホを見ると、09/13と表示されている。
過去に、戻っていた。
「しん、ぺい?ここって…?」
潮も目を覚まし、部屋を見渡す。
「戻ってきたんや。卒業ライブの後に。」
「まじか、てことは!」
俺と潮は部屋から飛び出す。
すると彩葉も部屋から飛び出てきた。
「慎平!潮!」
「「彩葉!」」
「もしかして、かぐやが!」
「上に行くぞ、彩葉、潮!」
「お、おう!」
そして俺達三人は二階へと上る。
そこには…
「んぅ…あ、あれ?かぐや、月で仕事してたはずが…ありゃ?」
ベッドで?マークを浮かべたかぐやがいた。
「「「かぐや!」」」
「え!?慎平、彩葉、潮!?てことはここマンショ、ぐえっ!」
俺達はかぐやを抱き締め、少し目尻に涙を浮かべる。
「「「おかえり」」」
俺達はかぐやにおかえりと伝え、かぐやは驚きの顔を変え、ニコッと微笑むと…
「ただいま!」
そう返した。
そしてかぐやは月に帰らないという結末に書き変わり、ハッピーエンドへと成り上がったのだ。
めでたしめでたし。
「終わってたまるかあっぽけぇ!」
俺は叫ぶ。
まだハッピーエンドになっていない人物がいる
ヤチヨと、ハイネだ。
「うおっ!何!?どうしたの慎平?」
かぐやがビクッと跳ねてびっくりする。
彼女は何も知らないのだ、当然である。
「まだ、ハッピーエンドじゃないもんね…ねぇ、潮。」
「彩葉…そうやな…ってかぐやは何も知らないんか…あんな?実は…って見せた方が早いか。かぐや、手ぇ貸して。」
「?わ、わかった!」
かぐやが潮に手を伸ばすと、潮は手を握り、あの一日の記憶をかぐやに見せる。
そう、潮は自分が見た記憶を見せ、場合によっては疑似的にループできるという力を見せられるのだ。
その記憶を見たかぐやは、一言。
「ヤチヨが8000年経ったかぐやで?ヤチヨと一緒に旅したハイネが自分まで消してかぐやを戻した?何これ!ハイネだけ超バッドエンドじゃん!許せねぇ…!」
かぐやは怒るようにプルプルとしながら手を握る。
「いよぉし、彩葉!一緒にハイネを取り戻そう!」
「か、かぐや…でもハイネをもどすなんて「大丈夫や。」し、慎平?」
俺がその言葉に断言し、答える。
「ハイネはあらかじめ自分の意識を潮にコピーしとる。だからそのデータを義体とかを使って移植すれば…」
「ハイネを蘇らせれる!」
「そういうこっちゃ!」
「うおぉ!…あとさあとさ。」
「?なんやかぐや?」
潮が親指を立て、そう答えながら、かぐやの質問を聞く。
「かぐやのベッドにヤチヨがいるんだけど…なんで?」
「「「え?」」」
かぐやが布団をめくると、すうすう眠ったヤチヨがいるではないか。
ハイネめ、どんだけ力を使ったんだ。
「ふわぁああ…あれ、かぐや?まさか、ハイネが!!!」
「まってヤチヨ!落ち着いて!」
ヤチヨがかぐやを見て泣きそうになるのを彩葉が落ち着かせる。
ヤチヨが落ち着くと、潮が代わりに説明をした。
ハイネのデータが自分の体にあって、義体を作るということを。
「そうなんだ…よかったぁ。ハイネ、完全に消えた訳じゃないんだ…」
「大丈夫や、ヤチヨ。ちゃんとハイネに会わせたる。約束や。」
俺はヤチヨに近づくと、そう答える。
ハイネはヤチヨに寄り添ってくれたんだ。
俺達がハイネを助ける。それが俺たちの次のハッピーエンドだ。
「じゃあヤチヨ!かぐやと一緒にハッピーエンド、目指そ?」
「…うん!ヤッチョ頑張っちゃう!三人も手伝って?時の荒波にのまれる覚悟はいい?」
「こちとらとっくのとうに出来とるわ。」
「ハイネにも、慎平に会わせてくれた恩はある。私も手伝ったるわ!」
「私もハイネのお陰で慎平達に出会えた。覚悟はもうできてる。」
「いよぉし!みんなで頑張るよぉ!」
「「「「おー!」」」」
かぐやの一声に俺達のハッピーエンドの道のりができた。
その道のりが終わる時間は、10年先である。
~続~
次回、(多分)最終話
ちなみに彩葉はあのあと「ヤチヨの歩んだ物語が見たい。」と言って潮の映画で見た記憶とハイネの記憶を見せました。そのあと自分の物語が映画だということがバレましたが。
激重かぐや「この作品が完結しても書き続けるよ!ね?作者!」
うん、他にも書きたい話もあるし…って今日はやけに静かだな。
激重かぐや「え?気のせいじゃないかな?」
…それじゃあそのゴムはなんだい?
激重かぐや「ん?作者をぶち○す!」
なんでさ!?(諏訪部順一風ボイス)
激重かぐや「かぐやの許可なく出かけた罰!今日は寝かせない!」
この前もしただろ!ダメだ!
激重かぐや「いーや!作者に拒否権はないよ?人がいっぱいいたなら女の臭いもついてる!だから上書きしてやる…!」
いや、やめろ!ぎぃぃぃいやぁぁぁ!
激重かぐや「今日は寝かさないよ?それじゃあ代理で、ばいなら~!」