【完結】超かぐや姫!~夏を死に戻りした少年の成り代わり~   作:ホシノ推しのコータ(偽名)

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番外編、投稿!
先に言っておきますが…作者は最近、農業の実習でヘトヘトに疲れているため、投稿が遅れる場合があります。ご了承ください。
そして最初はかぐやパートから始まりまっせい!
それではいってみよう!


番外編5「かぐや&ヤチヨちゃんは甘やかしたいっ!」

かぐやside.

 

「むぅ~…」

 

私ことかぐやは、今ものすごーく不機嫌である。何でかって?

それはつい先程…

 

~~~

 

「慎平朝遅いねー…どうしたのかな?ヤチヨ、潮。」

「ん~、もしかして寝坊してたりして?」

「私は最近一緒に寝れてやんからなぁ…分からんわ…。」

 

マンションのリビングにて、私とヤチヨ、潮で部屋から出てこない慎平を心配していた。ちなみに彩葉は大学にいって今はいない。

最近からずっとこうなんだよねぇ…

現在彩葉が高校を卒業し、東大?なるものに入ったあと、慎平は小説家として活動してから起きる時間が遅くなった。

早起きだった慎平がこうなってから、私達は「疲れてるのかな?」と数日間様子を見たが、連日続いちゃってて流石に違和感を感じる。

 

「…かぐや見てくるっ!」

「あ、私も行こか?」

「潮は独演ライブの準備するんでしょ?ヤッチョ達に任せなさ~い♪」

 

そう言って慎平の部屋へと直行する二人。

潮は最近新人落語家として注目を集め、今日の夜は独演ライブをするため何時間もの練習しないといけないらしい。

そして私達はバン!と扉を開け、慎平の様子を見た…が。

 

「…」

「「…は?」」

カタカタカタカタカタカタカタカタカタ…

 

キーボードを叩く音と、ストローでエナドリを吸い上げる音が聞こえていた。

コイツ、私達に隠れて徹夜していやがった…!

しかも近くには見慣れない化粧品があり、多分隈を誤魔化すために使ったと見られる…。

…止めなくては。(使命感)

 

「慎平何やってんの!?いますぐやめて!」

「は!?かぐや、ヤチヨ!?なんで急に入ってくんねん!?」

「最近朝起きるの遅いからヤッチョ達が見に来たら…何してんのさ!!!」

「うぐっ…今もうすぐで完結するんや、少しくらい徹夜しても「「ダメ!」」」

 

何考えてんだこの男は!?

そうして私たちはその言葉に否定する。

すると慎平は立ち上がって…

 

「書き終わったらちゃんと寝るから!少し集中させてくれ!」

「あ、ちょ!?」

「慎平!ちょっと!?」

 

慎平に体を押され、私とヤチヨは部屋から追い出され、鍵をかけられる。

そして、最初の私に戻る…

 

~~~

 

「それにしても…一昨年にぶっ倒れてるのに懲りないねぇ慎平は…」

「だね…って、なんでヤチヨが知ってるの?」

「ん~?それはぁ…近くにあった監視カメラでちょっと?」

 

…それ、犯罪なんじゃないの?

そう思いながら、私はそれについて聞いてみる。

 

「それ、やって大丈夫なやつ?」

「ん?…愛があればなんでもできる!これがヤッチョの流儀よ!」

 

………

私は日本の法律を興味本意で調べてみたけど、ヤチヨは法律スレスレのことを「愛の力」でやってのけてる…。

…これは。

 

「すっげぇ!そんなこと考えてもなかった!ヤチヨ天才じゃん!」

「ふっふ~、愛は法律も越えるのです!」

 

ヤチヨはそう言ってドヤっている。

だけどこの考えが間違いだって、彩葉にしこたま叱られることになるんだけど…まぁいっか!

 

「…それじゃあ、ヤッチョに慎平の目を覚まさせるいい考えがある。名付けて「慎平甘やかし大作戦」!」

「おー、どんなのどんなの!?」

 

私はヤチヨに食い入るようにその作戦を聞く。

 

「ん~とね…まずは最近、慎平は一人で頑張りすぎて誰かに甘えるということをしない!だから…」

 

私は真剣にヤチヨの話を聞き、その言葉の数々に賛同していく。

ただそんな真剣に聞いてる私たちの後ろで、和服姿の潮が…

 

「彩葉に怒られても、知らんで私は…」

 

なんて言葉が聞こえたが、モーマンタイ!

そして私達の「慎平甘やかし大作戦」は、幕を上げるのだった!

 

~~~

 

慎平side.

 

…何が起きた?

俺は確か、かぐや達に隠れて執筆作業をしていた。

先程二人にバレたが、もうどうにでもなれと後先考えず二人を追い出して鍵をかけたはずだ。

それなのに…

カチッ、と鍵が開く音が聞こえ、俺は扉の方を振り向く。

そして扉が開かれると…

 

「慎平、覚悟ぉ!」

「は!?お前ら、どうやって入って「デュクシ!」ヴッ!?」

 

俺はかぐやとヤチヨに抗議しようとしたが、かぐやが素早く後ろに回り込んで首を素早い手刀で叩かれ、俺は意識が朦朧とする。

 

「おま、え…ら…」

 

そう言って俺は気を失う。

薄れ行く意識の中、ヤチヨがヘアピンを伸ばしたものを二つ持ちながらドヤっていたのを、見逃さなかったぞ…。

 

………

 

「…はっ!」

「慎平、おはよ~。早かったねぇ。」

 

俺は目を覚ます。目の前にはヤチヨの顔が俺を覗きこむように見ていた。

そして頭の後ろには柔らかい感触…膝枕されてる?

辺りをキョロキョロと見ると、どうやらかぐやとヤチヨの部屋にいた。

 

「どうしてここに、って思ってるね?」

「あぁ、なんでこないなことするんや?」

「こんなことって…ヤッチョ達、慎平が好きなの知ってるよね?」

 

ヤチヨが言葉に怒気を強めてそう言う。

これは、完全にお怒りモードである。

 

「あ、あぁ…知っとるけ「なら、こんなことした理由もわかるよね?」…はい。」

 

完全に俺が悪いのだと察した。モチベが上がったからって仕事優先しなければ良かった…。

 

「私ね、また慎平に倒れられたら…って思って、悲しくなったんだよ?なんでまた徹夜してまで頑張るだって。あのときもメールで言ったじゃん、無理するなって。今の慎平の中身は私の知る慎平とは違くても、私が愛した慎平なのは変わらないんだからさ…無茶しないで、ね?」

 

そう言って悲しみと怒りを込めた声で言いながら俺の頭を撫でる。

そこまで心配されてたのか…って前科があるからこうなってるのか。

俺はそう思いながらヤチヨに話しかける。

 

「そこまで心配させてすまんかった。なんかお詫びを「私達に甘やかされてて。」はい…?」

 

俺の言葉に食い入るように重ねたヤチヨ。

な、何故?

 

「なんでや?なんで甘やかされてって…」

「今の慎平は頑張りすぎてる。だからヤッチョ達が甘やかす!」

「全く持って意味がわからんのやけど。」

「いいから甘やかされてなさい!」

「…はい。」

 

そうして俺はヤチヨに押し切られ、その言葉に肯定する。

すると階段を歩く音が聞こえ、かぐやがお盆を持って現れる。

 

「ご飯作ったよ~…お、慎平起きた?」

「…おう…ただ、ヤチヨの甘やかすってのは…」

「その名の通り今日は慎平を甘やかす!ヤチヨも一緒にね?」

「骨抜きにしてやるのです!」

 

そうして二人は俺を見てそう言う。

…もう、どうにでもなれ。

 

「…わかった。でも、甘やかすって何するんや?」

「んえ?えーっと、ご飯を食べさせたり、褒めちぎったり、膝枕したり頭撫でたり…かな?」

「…一日中か?」

「そうだよ~?今日は潮と彩葉が忙しそうだから、ヤッチョとかぐやで甘やかすんだよ♪」

 

俺の質問にかぐやヤチヨと交互に答えて、俺は赤ちゃんにでもなるのかという羞恥心に潰されそうになっていた。

でも、こうなったらこの二人は止まらないので、諦めてしまう。

 

「じゃあ、朝ご飯食べさせるね~。今日はオムライス!ほら、あーん!」

「あ、あーん…」

 

俺は恥ずかしさで顔を赤くしながらかぐやが持つスプーンに口をつける。

…うん、美味しい。

かぐやが作るオムライスは、やはり食べ慣れてるから安心する。

 

「…慎平、顔赤くして可愛い…。」

「ッ、野郎の赤面顔見て「慎平はかっこ可愛い!」褒めちぎるんやないわ!恥ずいわ、ったく…。」

 

かぐやとヤチヨが交互に食べさせたり、俺の顔を見てニヤけたりする羞恥心地獄になんとか耐え、午前中は事なきを得た…が。

 

『慎平ちゃんといるー?』

「…なんでトイレまでついてくんねん!過保護すぎるやろ!」

『過労でトイレ中に倒れたらヤッチョ達心配だからさぁ、着いてなきゃダメじゃん?』

「やからってトイレ前に居られると気が散るねん!ちゃんと一人で戻れるから戻ってろ!」

『うぅ…慎平が反抗期だー!』

「反抗期ちゃうわ!」

 

二人がトイレ前まで着いてこられて恥ずかしさのあまり声を荒げてしまったり…

 

「~♪」

「ねむ、い…」

「…zzz」

 

ヤチヨが膝枕をしながら優しく歌い、かぐやと共に眠ったりと、穏やかな時間を送ったりしていた。

 

………

 

「ただいま~…何してんの?」

「い、彩葉!?」

「あ、彩葉おかえり~。慎平のこと甘やかしてた!こら、慎平暴れないで!」

「いくら恥ずかしいからって暴れちゃ傷ついちゃうよ?」

 

午後、かぐやとヤチヨにソファで交互に耳かきをされている状況を彩葉に見られた。

俺は恥ずかしさで顔をしながら、彩葉が問いかける。

 

「…なんで慎平甘やかしてんのさ。」

「そうそう、彩葉聞いてよ!また慎平がかぐや達が見てないところで徹夜してたの!ひどくない!?」

「…は?ヤチヨ、それ本当?」

「うん!ヤッチョはこの目でしかと見たよ!」

「…」

 

彩葉は般若の仮面のような幻覚を見せるような顔をしながら、俺に近づく。

 

「…慎平。」

「…い、彩葉?」

「後で私の部屋に来ること、いい?それとかぐや、ヤチヨ。甘やかしてるところ悪いけど慎平後で借りるよ?」

「ヒッ…」

「もちろん!彩葉も怒っちゃうよねぇ、これ。」

「彩葉の制裁をしかと受けるのです、慎平!」

「そ、そんなぁ…!」

 

その後、かぐやとヤチヨの耳かきが終わると彩葉の部屋に連行された。

…結論から言うと、彩葉に「自分の体は大切にしろ!」という内容の説教を京都弁混じりで小一時間されることになり、夜には添い寝するということで話は収まった。

もう二度と、徹夜はしないと心に誓った一日であった。

…ちなみに潮はかぐやとヤチヨの「ピッキング」を告げ口し、この後二人も説教されることとなったのは言うまでもない。

 

~番外編 続~




ちなみにこの話、実習中で野菜を育ててた際にポンと出てきたんですよねぇ…
なんでかは知らないけど。
ちなみに次回は、「仮面ライダーセイバー」要素を入れた番外編を(多分)作る予定です。
激怒かぐや「休めって言ったよね?」
…はい。
激怒かぐや「今日、学校に頭痛いとか色々体に不調出たまま行ったよね?ちゃんと自分の体大切にして?作者一人の体じゃないんだからさ?」
…ごめんなさい。
激怒かぐや「次また休むこと疎かにしたら、かぐや…作者に何するかわかんないよ?」
…肝に命じておきます。
かぐや「…ならよろしい!次から気を付けてね?」
…誠にすみませんでした。
かぐや「よし…今日はかぐやが代わりに言うね?読者のみんな!また次回!ばいなら~!」
(今日頭痛いとか体に不調が出たのはガチです。親に何も言わずに出ていった阿呆はこの俺です。みんなは体大切にしようね?)
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