【完結】超かぐや姫!~夏を死に戻りした少年の成り代わり~ 作:ホシノ推しのコータ(偽名)
前回仮面ライダー要素を入れると言ったな?あれは嘘だ。(また別の妄想ができたため。)
ちなみに最近、作者は表紙イラストがほしいなと考えたりしています。
でも、依頼なんてできないので諦めてます。
それではどうぞ!
(後半グタグタかも?)
俺が徹夜し、かぐやとヤチヨに甘やかされた日から数日が経過したある日…
『まったく…弟くんは危機感がまるでない。君の体は君一人の物じゃないんだぞ?』
「すんません…でも今は元気なんで、安心してや、カズサ姉。」
『また無茶したらボクも容赦ないからね?じゃ、また遊びにいくよ、マイダーリン♪』
「…はぁ。」
俺は次に投稿するカバー曲のMIX作業中にカズサ姉から電話がかかり、その電話は俺の徹夜のことの注意だった。
どうやら彩葉が話したらしく、カズサ姉は心配した声で話していた。
やっぱり、徹夜すると皆に心配されてしまうのか…。
そう思いながら自分の声を曲に当てながら作業をしていると…。
「だーれだ。」
「うおっ。」
突然目の前を手で塞がれ、真っ暗になる。
声的に…潮か。
それと同時に、手の温もりで眠くなってきた…。
「…このまま寝てもええか?」
「だーめ。ちゃんと答えて。」
「だめかぁ…。潮やろ?」
「せいかーい。」
そうして視界が元に戻ると、後ろを見るとそこには「ニシシッ」と笑う潮がいた。
それと同時に、何やらジメッ…とした空気が漂う…気のせいだろうか?
「少し休んだらどうや?作業してから一時間経っとるよ?」
「…そうやな。少し休むかぁ…」
俺は背伸びをすると、潮はその姿を見て微笑み出す。
「…?どしたんや、潮。」
「ん~?背伸びするところかわええなぁって」
「…なんかはずいな。」
頬をポリポリ掻きながら俺は少し赤面してしまう。
そういや、潮…今日はなんか大人しいな。どうしたんだろうか。
そしてやけに静かだ。かぐやの声が聞こえない。
「そういやかぐや達はどうしたんや?」
「…あ、かぐや?かぐやはヤチヨと彩葉、芦花と真実で出掛けてったで?」
「へぇ…って、どした潮?」
かぐやの名前を出すと、潮はジト目でこちらを見ながら話しかけていた。
「…今は私だけなんやから、かぐやの名前出さんといてよ…。」
「う、潮!?」
すると潮は俺に抱きつき、耳元で話してくる。
なんか、今日の潮はおかしい…!?
「私な?こう見えて嫉妬深いんやで?気づかなかったやろうけど、この前やってかぐや達に慎平が甘やかされてるん見てたら、『私だって慎平のこと癒してあげたい』とか『かぐや達ばっかりずるいな』とか思ってたんよ…やからさ、かぐや達がいない間は、私だけ見とってよ…。」
…潮はそう言って抱きしめる力を強める。
そういや最近は潮とあまりいてあげられてなかった。…俺にも非はあるし、こうなるのも当然か。
「…わかった。今日は潮の言うこと聞いちゃる。何がしたいん?潮は。」
「…やった。それじゃあ、私と一緒に寝ようや。」
潮はガッツポーズを取りながらそう願ってくる。
逆にそんな願いでいいのだろうか…
「…ホントにええんか?それで。」
「私が好きな人と一緒に寝たい言うてるんに、なんでそないなこと聞いてくんねん。なんか文句でもあんのか?」
「いや、文句とかあらやん。逆に潮といれて俺も嬉しいし、他にもあるんかなって聞いただけや。」
「なら決まりやな。昼寝にもちょうどええし、ほら。」
潮はベッドに行くと、ポンポンと叩きながら誘う。
俺ははいはいと言いながら潮のそばに座り、ベッドに寝転んで添い寝の体勢になる。
すると潮は俺の胸元に耳を近づけ、微笑んでいる。
「そんなニコニコして、どしたんや?」
「いやぁ?慎平の心臓の音が心地よくて、すぐ眠ってまうわ、こんなん…」
「…そっか。じゃ、少し寝るわ。」
「うん、おやすみ。慎平…」
「ああ、おやすみ…。うし、お…」
俺は疲れからか、すぐに夢の中へと堕ちる。
潮は俺を離さないように、強く抱きしめながら眠っていた。
だが…その時の俺達は知らなかった。
三人の影が、俺達を扉越しから覗いていたことに…。
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いろかぐヤチside.
「いやぁ、忘れ物を取りに戻ったら、慎平と潮がイチャついてるなんてねぇ…」
「まあ最近はヤッチョ達が慎平を独り占めしちゃってたからねぇ…これはしょうがないよぉ…」
「ねぇかぐや、ヤチヨ…邪魔しちゃ悪いって…!早く行こう…?」
彩葉、かぐや、ヤチヨの三人は忘れ物を取りにマンションに帰ってきたのだが、湿度が高い潮と慎平の二人を扉の隙間から覗きこんでいたのだ。
彩葉は「いいなぁ」と心の中で思うのだが、何分潮をおいてけぼりにしてしまった自分達が出る幕がないと悟っていたため、覗き見している二人を引き剥がそうとしていた。
「いいじゃ~ん、減るもんじゃないし~…」
「バレたら二人に怒られるから…!ヤチヨもなんとか言ってよ…!」
「ん~、待ち合わせもあるし…彩葉の言う通り邪魔しちゃ悪いからヤッチョ達は退散しよっか。行こ?かぐや。」
「うえ~、まだ見てたいのにぃ…」
不貞腐れながらもかぐやは言うことに従い、彼女たちはこの光景を見ていたことは死ぬまで秘密にしようと誓いあったのである…。
~番外編 続~
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小話:私の愛。
私、生塩李夢はいつでも、仁坪が好きだった。
幼馴染でもあり、許嫁でもある彼は私にとって光だった。
特撮を見てキラキラした表情とか、遊園地に二人で行ったときなんてビクビクしながら私にしがみついてたっけ。可愛かったなぁ…。
でも、仁坪はあの女のせいで、人生を狂わされた。
告白を断られた腹いせに、嘘やでまかせをネットに書き込まれて友達が離れていき、家族を喪ったのだ。
私は許せなかった。
自分の身勝手で人生を壊す、あの女が。
すると仁坪は私を拒絶し始めたのだ。
私にも嫌われると思ったらしい。
…そんなわけ、ない。私は仁坪とずっと一緒だった。
私は仁坪を世界一愛していた。我ながら狂っていると思うほどに。
そして私は、前にもらった合鍵で、彼に会った。
その時の君はやつれた顔で、悲しそうにしてたっけ。
そして私は、彼を説得して全力でサポートした。将来の妻になるために、彼をまた輝かせるために。
裏では、私はあの女に復讐した。
彼女の真実、そして仁坪に告白していた映像を入手して警察に提出し、裁判沙汰にはなってしまったが…まあいい。
そして私の努力は報われた。
昔みたいに、笑ってくれた。
趣味に突っ走ったり、友達と楽しく話したり。
良かった、また輝けて…。なんて思ったのも束の間、彼が突然苦しみだした。
私は、それを見て自分の心が壊れそうだった。
彼を喪ったら、私はどうすればいいの?
やめて、死なないで!
…なんて願っても、現実は甘くなかった。
仁坪は最後まで苦しみ、私の目の前で息絶えた。
(なんで、なんでよ…なんで仁坪がこんなに苦しまなきゃいけないのよ…
…ねぇ、返してよ。私の仁坪を返してよ…!
…もう一度、会わせてよ…)
そう思った次の瞬間、私は貝殻の姿になっていた。
…なんで貝殻?と思った瞬間、私の中に知らない記憶が飛び交う。
小舟潮の記憶だった。
私は、小舟潮の【影】として転生したのだと知る。
それと同時に、頭にこんな言葉が流れる。
『君の幼馴染は、君を拾ってくれる。』
その言葉を見た瞬間、私は歓喜に満ち溢れた。
仁坪がいる、やった…また会えるんだ!
そんなことを思っていると、誰かに拾われる。これは…
「綺麗な貝殻やなぁ…。」
…網代、慎平。
潮の記憶にいた男の子。
その姿を見た瞬間、私は知った。
慎平が、私の待ち焦がれた仁坪なのだ。
今は喋れないけど、心の中で「仁坪」と叫び続けた。
…でも、こっちにも彼には幼馴染がいた。
酒寄彩葉、超かぐや姫の主人公キャラだった。
私はネックレスとして彩葉にプレゼントされ、それと同時に嫉妬してしまった。
…けど、あまり嫌な感じはしない。
彩葉には、慎平を任せられると実感した。
…それでも
「今は彩葉とイチャついても許したる…でも!また私のことも愛してもらうで、大好きや、仁坪…!」
彼には聞こえないが、私は彼に全力の愛をぶつけた。
いつ話せるのかはわからない。
でも、そんな日が来たら…
また愛し合おうね、仁坪。
~小話 終~
潮はこう見えて湿度が高いんですねぇ、隠してるだけだけどね。
次回は文化祭とか学園祭とかのイベント回とかやってみようかななんて考えてます。
激げ重かぐや「私だけじゃもの足りず、潮をジメらせるとは作者もやるねぇ…(怒)」
ひぃっ!かぐや…?
激重かぐや「かぐやがいるのになんでしちゃうかなぁ?覚悟、できてる?」
…い、いえ。
激重かぐや「そっかそっかぁ!…私はできてるから、襲うね?」
い、イヤァ!イヤァ!
激重かぐや「いただきまーす♪」
ギャアァァァァァア!
(また次回!ばいなら~。)