【完結】超かぐや姫!~夏を死に戻りした少年の成り代わり~ 作:ホシノ推しのコータ(偽名)
マジでごめんなさい!
小説版の仮面ライダードライブを読んでたら熱が入っちゃって、昨日はこちらに一切手を付けてませんでした。ごめんなさい!!!
彩葉が大学を卒業し、研究所を設立しようとしていたある日のこと…。
かぐやとヤチヨは潮の落語収録の鑑賞で二階にいる際の二人の時間。
「ねぇ慎平、実家に一回帰ってみない?」
彩葉が急にこんなことを言い始めた。
…ん?実家に帰る?
「どした急に?なんか用とかあるん?」
「い、いや!今色々と結婚の手続きしてるし、挨拶とかしなきゃじゃん。前に慎平も言ってたし。」
「…確かに前言っとったな。でも大丈夫なんか?その、費用とか…。」
「私がどれだけお金稼いできたと思ってんの…。少なかったら研究所なんて建ててないよ。」
そうして呆れながらため息をつく彩葉。
そうだった。彩葉、高1からコツコツとバイトしてたんだった。でも…
「…今、残高いくらなん?」
「え…?…これだけど。」
そうして俺に通帳を見せる彩葉。
1…10…100…1000…10000…えっと…
「億、超えとる…?」
俺は数字を見て驚く。
バイトでコツコツで、こんな貯まるもんだっけ?あれ?
俺はその場で思考停止してしまい、その場で立ち尽くす。
「ちょ、慎平?慎平?慎平ーーーーー!?」
後にこれを好機としたかぐやが乱入し、襲われたのは言うまでもない。
理由は「溜まってた。」だそうだ。だからって襲うんじゃないよ…。
~~~
数日後…
「うおぉぉぉお!新幹線だぁぁぁあ!」
かぐやが駅の中に入り、今から乗る新幹線を見て目を輝かせている。
「こらこらかぐやさんや、あまり近づくんやないで?落ちたらどないすんねん。」
「そうだよ~?たとえ月人でもひかれたらもう…」
潮が前に行かないよう注意するとヤチヨが急に怖いことを言い出し、かぐやがビクビクしながら彩葉の後ろに隠れる。
「ちょっとヤチヨ…かぐや怖がらせること言わないでよ!」
「にゃはは~、ごめんごめん♪」
「ひかれて…ひぃぃ!」
するとアナウンスが流れ、俺たちのもとへ京都行きの新幹線が来る。
「みんな、来たから乗るで~。」
「はーい、ほらかぐや、行こ?」
「ガタガタガタガタガタガタガタガタ」
「あちゃあ、やりすぎちった。」
「ヤチヨ、昔の自分なんやからホラー系苦手なのわかっとったやろ…。」
そうして五人は新幹線へと乗車し、駅内で買った駅弁を食べながら京都行きの新幹線の時間を満喫した。
落ち着いたかぐやが「すっごいはえー!」とものすごいはしゃいでたりと、上機嫌だったが…。
~~~
「へぇ、ここが彩葉んち?」
「そうだよ、まずお母さんに顔出さないと…」
駅から数十分歩き、最初に訪れたのは彩葉の実家。俺の実家は後で行くということになっている。
「…」
「大丈夫か彩葉?」
呼び鈴を押そうとしてもやめたりする彩葉を見て、俺は声をかける。やはり前に電話で話してもリアルではきついようだ。
「…ちょっと、怖い…」
そんな彩葉をみたかぐや、ヤチヨ、潮は「頑張れ!」という視線を送っている。
俺も手助けしないとな…
「大丈夫や、彩葉。俺たちがついとる。安心せい。」
「…うん。ありがとう。」
彩葉は俺の声がけに深呼吸して答え、呼び鈴のボタンを押す。
ピンポーン。
そんな音がなると、中から足音が聞こえる。
「はい…彩葉と慎くんか…って。」
紅葉おばさんは俺達を見て不思議な光景を見たと言わんばかりの目でこちらを見ていた。
そう、そこには知らない3人のイレギュラーがいるからなのだ。
「えっと…慎くん、その子らは?」
「…俺達と同居「同棲ね慎平!」…同棲してる人らです…」
かぐやに訂正され、俺は紅葉おばさんにそう伝える。
そして紅葉おばさんは形相を変え…
「慎くん、おばさんと…『オハナシ』、しよか?」
「…はい。」
俺は紅葉おばさんの圧に押され、彩葉は「お母さん、なんか変わった?」と呟きながら五人仲良く家に入った。
~~~
はい、怒られました。
彩葉がいるのになにをしてるんだと、ね。
その時の紅葉おばさんは娘のためを思って説教をしているらしく、やっぱり本編より変わってるなと思いながら説教を受けた。
後に彩葉が「私も3人のこと大好きやから、そんな責めんといて!」という助け舟が出され、なんとか紅葉おばさんの説教は軽減された。
そしてかぐやとヤチヨ、潮は彩葉の部屋に行った。彩葉は羞恥心で止めようとしたが、暴走列車の如く突っ走っていった。
「…で、今日来た理由はなんなん?」
紅葉おばさんが呆れたようにこちらを見てそう言い放つ。
俺は深呼吸をして、紅葉おばさんに報告をする。
「俺は…彩葉と結婚することになりました。だから…紅葉おばさんに報告をと思いまして…」
俺の言葉を聞いて紅葉おばさんはこちらを真剣な眼差しで見ながら答える。
「慎くんは、この三人が居っても…彩葉を幸せにできるんか?」
「はい、できると誓います。」
「離婚なんか、せえへんよな。」
「しません。俺は、彩葉を愛してます。」
「ちょっ、お母さん。あんまり慎平に圧かけんといて「彩葉は黙っとれ。慎くんに彩葉を渡せるか判断しとるんや。」…は、はい…。」
彩葉は質問してくる紅葉おばさんを止めようとしたが、紅葉おばさんは圧をかけて言いくるめた。
「ほな、最後の質問や…」
「…」
俺は紅葉おばさんの最後の質問を、真剣に耳を傾けてその発言を待つ。
そして…
「彩葉を置いていかないって、誓って、くれ、る、か?」
「ちょ、お母さん!?」
紅葉おばさんのポーカーフェイスは剥がれ落ちてしまうように、その目から涙が零れ落ちる。
愛する者を置いていかれた気持ちを知った紅葉おばさんは、朝久おじさんの死を思い出してしまったのだろう。
…でも、俺は死なない。大切な人が今はいる。守らなければいけない。
俺は決意を示すように、口を開く。
「当たり前です。貴女みたいに、そして彩葉に悲しい想いを、二度とさせません。誓います。」
「そうか…ありがとうな、彩葉を…そんなに想ってくれるん…うれしいわ…。」
紅葉おばさんは泣きながら微笑み、こちらを見る。
でもやはり、紅葉おばさんは少し可哀想に思えてくる。すると…
「なんで泣いとるん、紅葉?」
「「「…!?」」」
声の聞こえた先には、亡くなったはずの朝久おじさんがいた。
だがすぐにわかった。後ろにかぐやとヤチヨ、あれは多分朝久さんの写真から姿をスキャンして変装した潮だ。
「朝久、さん…?」
「…今まで一人にさせて、すまんかったな。」
潮はにへらと笑いながら紅葉おばさんを見る。
すると紅葉おばさんは泣きながら席を立ち、そのまま朝久おじさんの姿をした潮に抱きつく。
「朝久さん…うぁ…あぁぁぁぁぁあ!」
紅葉おばさんは今まで押し殺してきた気持ちが爆発し、号泣。
潮はそんな彼女を抱き返して撫でている。
「ねぇ、あれって…」
「あれは、多分潮や。写真とかスキャンして、それであの姿に…彩葉?」
彩葉の方を向くと、その目には涙が浮かんでいた。
「ちょ、大丈夫か?」
「あ、ご、ごめん!あの二人見てたら…良かったなって、ちょっと泣いちゃった。」
涙を拭きながらこちらを見る彩葉。
すると件の二人はこちらに近づき、話しだす。
「かぐや達の作戦、大成功!イェイ!」
「いやぁ、さっきね?酒寄家について思い出したときに、お母さんこれじゃあバッドエンドじゃん!て思ったからヤッチョ達が家族写真引っ張りだして潮になってもらったんだぁ。」
どうやらさっき彩葉の部屋に行ったのはそのためらしい。
「…そこまで考えとったんか。でも、潮はどうするんや?」
「「あ。」」
この後、なんとか朝久おじさんの姿をした潮のことを紅葉おばさんに正体をあかし、三人仲良く謝った。
紅葉おばさんが「またあの人に会えたみたいでよかった。」と涙を流しながら感謝された。やっぱり俺の知ってる紅葉おばさんより性格が丸くなってるが。
そしてその後、俺の家にも彩葉と俺が挨拶に行った…のだが、紅葉おばさんとどうやら婿にするか嫁にするかという話し合いをしていたらしく、俺が酒寄家に婿入りするということになった。家族ぐるみで何してるんだ?
そしてかぐやとヤチヨは俺の部屋に探索しに行き、どうやら良いものを見つけたらしく…
「「変身!」」
『ライダータイム』
『仮面、ライダー!ツクヨミ!ツ・ク・ヨ・ミ!』
『BEAT!&BOOST!』
『READY…FIGHT!』
かぐやとヤチヨはどうやら俺のライダーグッズに興味を持ち始めたらしく、かぐやはジオウに登場する時計のようなベルト、【ジクウドライバー】をつけ、ヤチヨはギーツの装着するバックルでベルトの見た目が変わる【デザイアドライバー】をつけて上機嫌に遊んでいた。
その後かぐやとヤチヨの上目遣いにより、あげることになるのだが…まあいいか。
そして夜は泊まるということになり、俺は俺の実家で彩葉と共に寝ることとなり、かぐやとヤチヨ、潮は彩葉と一緒に過ごした恩として彩葉の実家で紅葉おばさんの手伝いをしながら泊まることとなった。
その後、紅葉おばさんからツンデレじみた感想が来たのは…また別のお話。
~番外編 続~
いやぁ、紅葉も救わなきゃ!って思ったらこうなりましたね。
あと、バッドエンドルートを考えちゃったんすよね。
かぐやが月に帰った時、慎平がもしあの時自殺して、ループが起きなかったら…っていうね。
まあ需要ないと思うんで書きませんが…
あとんなもん書いたらうちのハピエン厨が黙ってませんし。
通常かぐや「呼んだ?」
…地獄耳すぎない?
通常かぐや「えへへ~、作者にほめられちゃったぁ…♪」
褒めとらんわい!
通常かぐや「ぶぅ…かぐやだって頑張ってるもん!甘やかしてよぉ!」
ということでまた次回に会いましょう。「無視すんなぁ!ちゃんと構え~!」ばいなら~…あとで遊んであげるから待ってなさい!「…!はーい♪」