【完結】超かぐや姫!~夏を死に戻りした少年の成り代わり~   作:ホシノ推しのコータ(偽名)

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番外編、投稿。
そろそろネタが尽きそう…誰か、誰かリクエストを…!
(今回短め。)


番外編11「そうだ、コミケに行こう。」

彩葉と結婚し、数ヵ月が過ぎた冬の日。

 

「おー、届いた届いた。」

 

目の前には大量の本とイラストが描かれたポスターが入った段ボール。

俺がその中身を見ていると、不意に後ろから声をかけられる。

 

「慎平ー、なーに見てんの?」

「うおっ、かぐやか…」

 

声をかけた主、かぐやは段ボールを覗き込んでいる。

そうだ、かぐやには言ってなかったな。

 

「これはコミケっていうイベントで売る本や。」

「コミケ…イベント?何それ何それ!?行きたーい!」

「ヤッチョも行きたいな~?」

「ヤ、ヤチヨ…お前も行くんか?」

 

するとヤチヨも現れて、二人共行きたいとせがんでくる。

…こうなるのは予想済みである。

 

「そう言うと思て、チケットは取ってあるで。」

 

そしてコミケに入るためのバンドとガイド本を二人に見せる。

すると二人は目を輝かせてそのバンドと本を奪い取る。おい。

 

「ふむふむ…同人誌即売会…コスプレイベント…!?しかもかぐやの本まで!?ワクワクしてきたぁ!!!」

「へぇ…ヤッチョの知ってるライバーの本まであるねぇ…ちょっと散財しちゃいそうだなぁ…」

 

会場に来る他のサークルを見ながらワクワクしていると、俺が販売する本を見つけたようで…

 

「【サマータイムレンダ if story】…ねぇ、これ慎平の本?」

 

かぐやは本を見せて俺に聞いてくる。

 

「そうやで。カズサ姉の会社が主催者のスポンサーでな?それでコミケに出てみないかって声がかかったんよ。やから出てみようかなってな。」

 

その言葉を聞いた二人は、なぜか怪訝な顔をされる。そして何故だろうか、二人から炎が見えてくる。

…とりあえず聞いてみるか。

 

「ど、どした二人とも?そんな怖い顔して…」

「カズサがそんな提案してるの聞いて、ムッとしちゃった…」

「うんうん、ヤッチョもちょーっと嫉妬しちゃったねぇ…私が誘えばよかった…」

 

…その言葉を聞いた瞬間、すごい嫉妬心がひしひしと伝わる。

なんとか話を変えなくては。

 

「…ち、ちなみにかぐや達はコスプレとかするんか?」

「話変えるなぁ!」

「ヤッチョ達は怒ってるんだぞぉ!」

「うぐっ…」

 

…無理でした。

 

「いや…話さんかった俺も悪いけど、一度は俺もコミケに出たかったんよ。やからカズサ姉に怒りを向けんでくれ!」

「「…」」

 

俺は土下座をすると、かぐやとヤチヨは黙りこみ…答える。

 

「かぐや、嫉妬しただけでカズサにどうこう言おうとはしないよ?その代わり一緒に遊ぶこと!いいね!?」

「…わ、わかった。」

「そうそう、カズサも慎平のことが好きな人だし…ヤッチョ達はそれでも許すよ!…でもそれ以外の女の子に現を抜かすんだったら…ユルサナイカラネ?」

「ヒッ…わ、わかった!」

「…ならよし!」

 

俺はヤチヨの闇に少しばかり怖気づいてしまいながら答えると、ヤチヨは満面の笑みでこちらを見る。だが瞳には闇が残っていた…

その後、かぐやとヤチヨが彩葉を誘おうとしたのだが、俺は誘わないと答えた。二人になぜだと聞かれると、理由は数日前に遡る…

 

~~~

 

「なぁ彩葉、今度俺…コミケに出ることになったんや。やから、彩葉も良かったら一緒に行かんか?」

「…誘ってくれてありがとね、でも…お腹に赤ちゃんがいるし、あんまり刺激が強いところに行けないから…私は大丈夫だから、四人で行ってきな?」

 

そうして彩葉はお腹を撫でる。

数日前、彩葉に体調不良が見られ、病院で診てもらった結果…妊娠が発覚。

そこから俺達は全力で彩葉をサポートして…たまには彩葉にも楽しいことでもしないかと考えていたのだが、ダメだったらしい。

 

「…わかった。すまんな?無理なこと聞いてしまって…」

「いや、いいよ。私は慎平との子供ができたってだけで幸せだから。」

 

そう言って彩葉は慈愛に満ちた表情を見せた。

…お母さんが板についてきたな、彩葉。

 

~~~

 

「そっかぁ…彩葉、休まないといけないもんね…」

「それじゃあヤッチョ達が沢山お土産話を持ってこよう!ね、かぐや!」

「うん!」

 

そうして二人でニコニコしながら話し合っている。あ、あと…

 

「本とか買うときは100円玉大量に必要やから、気を付けるんやぞ?100円だと他のサークルの人の負担も減るからな。」

「りょうかーい!」

「承知!」

 

そうして俺は、コミケに出展する準備を着々と備えるのだった。

 

~~~

 

時は経ち、東京ビッグサイト内…

 

「慎平、こっちのセッティングは終わったで!」

「おう。後は俺が終わらすから休んどけ。」

「はーい!」

 

俺と潮は売り場のセッティング準備をしていた。

潮は売り子としてついてきてもらっているが、コスプレは一切していない。

容姿自体がサマレンの潮なため、そもそもにコスプレをしなくてもいいのである。

ただし戦闘服となるスク水ではなく、潮の【影】に遭遇した際に着用していた服を着ている。

流石にスク水は刺激が強すぎると思ったからだ。潮は良いと言っていたが、流石に客の目の行きどころが…ね。

 

「っし、大体は終わったな。潮は行けるか?売り子の仕事。」

「私は行けるで!いやぁ沢山買ってくれると良いなぁ…」

「まだ沢山買ってくれるんは分からんけど、売れるよう祈ろう。」

「うん!」

 

「お客さん入りまーす!」

 

潮と話しているとスタッフから声がかかり、客がゾロゾロ入ってくる。さあ、ここからが本番だ!

 

~~~

 

「う、潮ちゃん!」

「買ってくれてありがとなぁ!あ、それウチのキーホルダーやん!推してくれてるん?」

「は、はい!」

「推してくれて嬉しいわぁ…今後も推してな?」

「…!ありがとうございます!」

 

…すっごく売れてる。

まだサマレンが人気なのか、それとも潮が売り子なのか、すごく人が来てくれる。するとこちらに見知った二人が来る。あれは…

 

「かぐやっほー!南雲先生、売れてる?」

「ヤオヨロー!どうやら売れてるみたいだねぇ♪」

 

目の前にはライバー時のコスプレをしたかぐやとヤチヨが現れる。手には様々な同人誌が入った袋を持っている。どうやら色々買って回っていたらしい。

 

「おう、すごい売れとる。」

「かぐやとヤチヨ、すごい楽しんどるようやなぁ。」

「すげぇ、本が少なくなってる!」

「今のうちに買っちゃお、かぐや!」

「うん!くださーい!」

 

そしてそんな俺達を見ていたお客さん達は…

 

(すごい絡みだなぁ…)

 

揃えてそう思っていた。

 

~~~

 

夕方ごろ、コミケが終わり俺達は片付けをしていた。

 

「いやぁ、すごい売れたなぁ!」

「俺もびっくりや。ここまで売れるとは思っとらんかったし。」

 

段ボールの中にあった大量の本は残り数冊になっており、金額はとんでもない量だった。

 

「でも、案外楽しかったな。」

「…そうやね、慎平!」

 

そして俺達二人はグータッチをしてニコッと微笑む。

さて、かぐやとヤチヨも待ってるだろうし、帰らないとな。

 

~番外編 続~




もう少し改良が必要だなぁ…
次回は!…何にしようかな。考えてなさすぎる…
ということでちょいネタとかで投稿遅れるかも?その時はすんません。
それではまたじか「かぐやのこと、忘れてない?」うぐっ
かぐや「ネタ切れ気味だからってかぐやのコーナーを省いちゃダメだよぉ?」
いや、何書きゃいいか「あるじゃん、作者ついにスマホデb」言うなぁ!
かぐや「なんでさ!嬉しいことじゃん!」
それで投稿遅れたなんて口が裂けても「は?」ひぃっ…!
激重かぐや(フォルムチェンジ)「へぇ…夢中になってたんだぁ…かぐやと言うものがありながら、ふーん…わからせなくちゃ、ね?」
え、ちょ、ま、いやあぁぁぁあぁぁぁあ!(それではまた次回!ばいならぁ)
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