放出系転生者ワイ氏、かめはめ波を再現しようとして絶望する   作:アホ面オムライス

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最終話 思想としてのかめはめ波

【念能力者・転生者情報交換スレ part.34】

 

452:名無しのハンター

イッチ骨治ったか

 

453:名無しのハンター

治ったら即実戦行くとか言ってたやつ

 

454:名無しのハンター

止めても聞かんやろあいつ

 

455:名無しのハンター

農民転生者「早まるなよ……(畑を耕しながら)」

 

456:名無しのハンター

農民転生者が心配しとる

 

457:名無しのハンター

骨治ったんよ

 

458:名無しのハンター

生きとった

 

459:名無しのハンター

両手で打ってきたか

 

460:名無しのハンター

両手で打てとるんよ

 

461:名無しのハンター

成長したな

 

462:名無しのハンター

鼻から両手への進化

人類の歩みに似とる

 

463:名無しのハンター

大げさなんやけど

実戦に出てきたんよ

 

464:名無しのハンター

はよ報告せえ

 

465:名無しのハンター

ヨークシンで賞金稼ぎしながら様子見てたんやけど

思わぬやつに遭遇してしもたんよ

 

466:名無しのハンター

思わぬやつて誰や

 

467:名無しのハンター

ヒソカやねんけど

 

468:名無しのハンター

は?

 

469:名無しのハンター

ヒソカ=モロウか

 

470:名無しのハンター

Aランク指名手配犯のやつやんか

 

471:名無しのハンター

現役最高峰の近接型やんか

 

472:名無しのハンター

死んどるやろ

 

473:名無しのハンター

農民転生者「……(無言で畑を耕す)」

 

474:名無しのハンター

農民転生者が無言になった

 

475:名無しのハンター

農民転生者も言葉を失うレベルの相手やったということか

 

476:名無しのハンター

生きてるんよ

ただいろいろあったんやけど

長くなるから順番に話すんよ

 

477:名無しのハンター

聞く

 

478:名無しのハンター

全部話せ

 

479:名無しのハンター

キメラアント討伐前に死んだら笑えんから生きてて安心した

 

480:名無しのハンター

笑えんけど笑えてしまうのはいつものことやな

 

481:名無しのハンター

ヒソカとどうなったんや

 

482:名無しのハンター

戦った結果を話す前に

戦闘の経緯から話さなあかんねんけど

長くなるから覚悟してくれるんよ

 

483:名無しのハンター

覚悟した

 

484:名無しのハンター

農民転生者「聞く……(鍬を置いて)」

 

485:名無しのハンター

農民転生者が鍬置いた

本気で聞く気や

 

          *

 

 骨が完全に治るまで、三週間かかった。

 

 念による自己治癒は通常の回復速度を大きく上回る。それでも三週間だった。両手の複雑骨折というのは、そういうものだった。手首から先が使えない日々は、思っていたより長かった。食事も、移動も、すべてが不自由になる。山の中で一人、最低限の生活を維持しながら、自分の選択の重さを体で理解した。

 

 それでも後悔はなかった。

 

 青白いビームが山の斜面を抉った瞬間の感触は、三週間経っても両手のひらに残っていた。あれは本物だった。前世の記憶の中にしか存在しなかったものが、この世界の物理として現実に顕現した瞬間だった。

 

 動けない時間に、考え続けた。

 

 詠唱中の無防備をどう補うか。強化系の近接型に距離を詰められたとき、何ができるか。キャンセル自爆という最悪の切り札を、どう戦術に組み込むか。答えが出たとは言い切れなかった。ただ、頭の中だけで考え続けることの限界も理解していた。

 

 実戦でしかわからないことがある。

 

 骨が治った翌日、ヨークシンに向かった。

 

- - -

 

 廃倉庫の一角で標的の位置情報を念入りに確認していたとき、気配に気がつくのが一瞬遅れた。

 

 いや、遅れた、という表現すら正確ではないかもしれない。

 

 気配がなかった。

 

 オーラの乱れも、足音も、呼吸の気配も、何もなかった。ただ、振り返った瞬間に、男がそこに立っていた。まるで最初からその場所に存在していたかのように、自然に、当然のように。

 

 道化師のような衣装。

 

 トランプのマークを散りばめた鮮やかなスーツ。長い前髪の隙間から覗く、熟れた果実のような、淡い金色の瞳。

 

 ヒソカ=モロウ。

 

 Aランク指名手配犯。変化系の念能力者。近接戦闘において、現役最高峰と評される男。

 

 全身に、静かな電流が走った。

 

 それは恐怖というより、もっと原始的な何かだった。皮膚の表面が粟立ち、心臓が不規則に跳ね、視野が細く鋭くなる。生き物としての本能が、目の前の存在を「捕食者」として認識した信号だった。

 

 逃げられるか。

 

 その問いへの答えは、考えるまでもなかった。

 

 逃げても無駄だ。

 

 逃げるという選択をした瞬間、この男との距離は詰まる。背中を向けた状態では詠唱が始められない。詠唱が始められなければ撃てない。撃てなければ牽制もできない。牽制ができなければ、逃げる時間は生まれない。

 

 逃走という選択肢が、思考の外へと消えた。

 

 正面から戦うしかなかった。

 

- - -

 

「面白いものを見たよ♡」

 

 ヒソカが言った。声音は穏やかだった。拍子抜けするほど、柔らかかった。まるで旧知の友人に語りかけるような、軽い親密さがある。しかしその言葉の奥に、獲物を観察する視線の冷たさが確かに存在していた。

 

「両手から出す放出系か。珍しい形だね♧」

 

 その声を聞きながら、重心を静かに落とした。いつでも腰に両手を引けるように、体の軸を整える。同時に、相手との距離を計測した。

 

 約三十メートル。ギアⅡの有効射程内だ。

 

 ヒソカは動かなかった。

 

 ただそこに立っているだけだった。走るでも構えるでもなく、まるで散歩の途中で足を止めたような、無造作な佇まいだった。それなのに、周囲の空気が変わっていた。纏の質が、密度が、根本的に異なっていた。同じ空間に存在しているだけで、皮膚の裏側がじりじりと焼けるような圧がある。

 

 桁が、違う。

 

 頭ではわかっていた。しかし体で感じると、また別の話だった。これが現役最高峰の念能力者の存在感だった。

 

 それでも、腰に手を引いた。

 

- - -

 

「か!」

 

 ギアⅠ。最小出力。直径三十センチほどのオーラの塊が、鋭い指向性を持ってヒソカへと飛んだ。

 

 ヒソカは右に半歩ずれただけで躱した。足首から先だけを動かすような、最小限の動作だった。オーラ弾が通過した空気が微かに揺れたが、男の表情は微動だにしなかった。

 

「か・め!」

 

 即座にギアⅡへ移行する。二文字詠唱。ビームの初期形態が凝縮した指向性を持って飛ぶ。

 

 ヒソカは上体をわずかに傾けるだけで躱した。着地と同時に視線だけをこちらに向ける。その瞳に、感情の色はなかった。ただ観察している。術者の動作を、出力の変化を、詠唱の構造を、冷静に分解している。

 

「なるほど♤」

 

 ヒソカが呟いた。

 

「詠唱の長さで出力が変わる。そういう設計か♧」

 

 背筋が氷になった。

 

 たった二発。二発のオーラ弾を観察しただけで、この男は能力の根幹を見抜いた。詠唱文字数と出力の相関を、もう理解している。

 

 ならばこの男の次の動きは決まっている。

 

 「か・め・は・め!」の四文字が完成する前に懐に入る。詠唱を阻止する。詠唱が阻止されればキャンセル自爆が誘発される。両手が終わる。もう撃てない。

 

 読まれている。

 

 全部、読まれている。

 

 その読みをどう裏切るか。後退しながら、思考を高速で回した。

 

- - -

 

 ヒソカが動いた。

 

 速い。

 

 走るという言葉が追いつかないほど、その動きは洗練されていた。足音がない。着地の衝撃がない。重心の揺れすらない。まるで地面に縫い付けられた糸を引くように、ただ滑らかに、しかし圧倒的な速度で距離が縮まってくる。

 

 腰に両手を引きながら後退した。

 

「か・め・は!」

 

 ギアⅢ。中出力。ビームが凝縮された熱を持って飛ぶ。三文字の重みを乗せたオーラの束が、倉庫の空気を引き裂いた。

 

 ヒソカは跳躍した。真上ではなく斜め上、弧を描くような軌道で空を切る。ビームの軌道を正確に把握した上での回避だった。着地と同時に、踏み込んだ足が地面を蹴る音が短く響いた。

 

 距離が、詰まっている。

 

 後退が間に合っていない。

 

 二十メートル。十五メートル。十メートル。

 

 腰に両手を引こうとして、その瞬間に悟った。

 

 間に合わない。

 

 「か」の一文字を発声し終える前に、ヒソカは詠唱射程の内側に入ってくる。詠唱が完成しない。詠唱が完成しなければ、撃てない。撃てなければ、この男はそのまま届く。

 

 詰んだ。

 

 そう思った瞬間、別の思考が割り込んできた。

 

 立ち止まるという制約は、どこにある。

 

- - -

 

 走り始めた。

 

 後退ではない。横方向への走行だ。距離を保ちながら、倉庫の内壁に沿って動く。

 

 走りながら、腰に両手を引いた。

 

 これが答えだった。骨が折れた山の中で、葉っぱを噛みながら、三週間考え続けた末に辿り着いた、唯一の突破口だった。

 

 制約の文言を思い返す。

 

 腰に両手を引いた体勢を経由すること。声に出して詠唱すること。

 

 それだけだ。

 

 立ち止まること、などとは決めていない。走りながら腰は引ける。走りながら声は出せる。走りながら、撃てる。精度は落ちる。狙いは荒れる。身体の軸が安定しない分、オーラの収束が甘くなる。それでも、止まるよりはるかにましだった。止まった瞬間に、この男は来る。

 

「か」

 

 走る。ヒソカとの相対距離を保ちながら、壁際に沿って移動を続ける。後ろに逃げるのではなく、円弧を描くように動くことで、射線を確保し続ける。

 

「め」

 

 走る。ヒソカが進路を変えた。回り込もうとしている。イッチの動線を予測して、先回りする気だ。

 

「は」

 

 三文字。まだ撃たない。

 

 ヒソカの速度が上がった。詠唱の残り文字数を計算しているはずだ。あと二文字、「め・は」が完成する前に射程に入ればいい。そう判断している。

 

「め」

 

 四文字。両手のひらの間が光り始めた。圧縮されたオーラが熱を持ち、倉庫の空気を微かに押し返す。視界の端で、埃が渦を巻いた。

 

 ヒソカが踏み込んだ。

 

 射程に入る。

 

 今度は止めない。

 

 走りながら体の向きを変えた。足を止めずに、上半身だけをヒソカに向ける。両手はすでに収束の形を作っている。腰の引きは解かない。走りながらの構えは、止まって作る構えより遥かに不安定だった。照準が揺れている。オーラの収束が乱れている。それでも、これが今できる最善だった。

 

「は!」

 

 五文字。フルチャージ。ギアⅤ。

 

- - -

 

 解放の瞬間、倉庫全体が震えた。

 

 青白い光の奔流が、空間を塗り替えた。轟音が鼓膜を叩き、衝撃波が床のコンクリートを砕いて粉塵を巻き上げた。走りながら放ったことで収束が甘くなったビームは、山の斜面を抉ったときより幾分広がりを持っていた。しかしその分、軌道上のすべてを飲み込む圧力は損なわれていなかった。

 

 ヒソカは跳んだ。

 

 真上に。

 

 垂直の跳躍で、広がりを持ったビームの軌道を超えた。空中で体を一回転させながら、まるで重力を忘れたかのような優雅さで着地点を見定める。

 

 ビームは倉庫の壁を貫通した。外壁のコンクリートが爆ぜ、鉄骨が剥き出しになり、壁の向こうで連鎖的に何かが崩れ落ちた。

 

 その音が収まる前に、崩れ落ちていた。

 

 両手が、終わっていた。

 

 手首から先に感覚がない。熱い。焼けるように熱い。皮膚と骨の間で何かが壊れている感触があった。骨が折れているかどうか、すでに判断できなかった。判断するための感覚そのものが、焼き切れていた。

 

 膝が地面についた。体が前に倒れようとするのを、かろうじて堪えた。

 

 立てない。

 

- - -

 

 砂埃と粉塵が、ゆっくりと落ちていった。

 

 煙が晴れた先に、ヒソカが着地していた。衣装の袖がわずかに乱れていた。それだけだった。傷一つない。呼吸の乱れすらなかった。

 

 ヒソカはゆっくりとこちらに近づいてきた。

 

 一歩ごとに、足音が響いた。

 

 終わった、と思った。両手が使えない。立てない。詠唱の体勢を作れない。次の一撃が来たとき、何もできない。

 

 それでも視線を外さなかった。

 

 逃げない。目を逸らさない。震えている膝を叱りつけながら、ただ前を見続けた。それだけが、今できるすべてだった。

 

 ヒソカは、目の前で立ち止まった。

 

 高いところから見下ろすその視線に、侮蔑はなかった。かといって、敬意とも違う。ただ静かに、値踏みするように見ていた。まるで市場で果物の熟れ具合を確かめるような、そういう目だった。

 

 倉庫の中に、長い沈黙が落ちた。

 

- - -

 

「走りながら撃つとは思ってなかったよ♤」

 

 ヒソカが、静かに言った。

 

「詠唱中は動けないと判断していた。でも違った♡」

 

 答えなかった。答えるだけの体力が、もうなかった。

 

「キャンセルの爆発で距離を作って、走りながら詠唱した。制約の余白を、ちゃんと探していた♧」

 

 ヒソカはゆっくりとしゃがんだ。目線を合わせた。

 

 その瞳は、相変わらず何も語らなかった。ただ、静かな金色の光が、奥底を覗いていた。

 

「惜しかったね♤」

 

 ヒソカは一度だけ間を置いた。

 

「もう少し熟れたら、また来るよ♡」

 

 それだけ言って、立ち上がった。

 

 背を向けた。

 

 倉庫の出口に向かって、ゆっくりと歩き始めた。一度も振り返らなかった。傾いた日差しの差し込む出口の光の中へ、その背中は静かに溶けていった。足音が遠くなった。やがて消えた。

 

 廃倉庫に、一人が残された。

 

- - -

 

 しばらく、動けなかった。

 

 両手の痛みは、波のように押しては引いた。熱い。重い。感覚が戻ってくるたびに、その感覚が痛みだった。それでも頭の中は、奇妙なほど静かだった。

 

 走りながら詠唱した。

 

 五文字のフルチャージを、実戦の中で、走りながら放った。

 

 当たらなかった。ヒソカには届かなかった。

 

 それでも。

 

 自分の両手を見た。ひどい状態だった。皮膚が赤黒く腫れ上がり、ところどころ裂けて血が滲んでいる。

 

 この手で撃った。走りながら撃った。止まらなかった。

 

- - -

 

 制約を設計したとき、「腰を引いて詠唱する」ことを弱点として自分に課した。

 

 予備動作が見える。詠唱が聞こえる。射出方向が固定される。

 

 それらは全て本物の弱点だった。設計時に想定した通り、ヒソカはその弱点を正確に把握し、詠唱の完成を阻もうとした。

 

 しかし今日、一つのことが深く腑に落ちた。

 

 制約は、動き方を縛るものではなかった。

 

 腰を引かなければならない。詠唱しなければならない。それは変わらない事実だ。だが、それはただ「その行為を行わなければならない」というだけのことだった。「立ち止まって行わなければならない」などとは、どこにも書いていなかった。

 

 走りながら腰を引いてもいい。跳びながら詠唱してもいい。転がりながら構えてもいい。

 

 制約の本質は、形ではなかった。

 

 腰を引くという行為の意味は、逃げることの自発的な放棄だ。詠唱するという行為の意味は、自分の存在と意図を相手に晒す宣言だ。その覚悟を体で示すとき、オーラは応える。その覚悟さえ本物であれば、形は問わない。

 

 走りながらでも、倒れながらでも、血を流しながらでも。腰を引いて、声を出して、両手を合わせる。

 

 その一点だけ守れれば、どんな状況でも撃てる。

 

 かめはめ波は、技の名前ではないと思った。

 

 形ではなく、思想だった。

 

          *

 

486:名無しのハンター

以上やねんけど

 

487:名無しのハンター

……

 

488:名無しのハンター

……

 

489:名無しのハンター

両手は

 

490:名無しのハンター

また折れてしもたんよ

 

491:名無しのハンター

鼻で打ってるのか

 

492:名無しのハンター

鼻やねんけど

 

493:名無しのハンター

wwwwwwwwwwwwwwww

 

494:名無しのハンター

成長して両手で打てるようになったのに

また鼻に戻ってきた

 

495:名無しのハンター

人類の歩みが逆行しとる

 

496:名無しのハンター

農民転生者「……無事でよかった(鍬を握りなおしながら)」

 

497:名無しのハンター

農民転生者また鍬握った

安心したんやろな

 

498:名無しのハンター

ちょっと待って

「もう少し熟れたら また来るよ」て

それヒソカに品定めされてたやつやん

 

499:名無しのハンター

あーーーーーーーーーーー

 

500:名無しのハンター

味見されとったんか

 

501:名無しのハンター

「まだ熟れていない果実」扱いされとるやん

 

502:名無しのハンター

それって褒められとるんか貶されとるんかどっちやねん

 

503:名無しのハンター

ヒソカ基準で言えば褒められとる

「熟れたら本気で狩りに来る♧」ということやから

 

504:名無しのハンター

褒められとるけど怖い褒め方やな

 

505:名無しのハンター

ヒソカに目をつけられたということか

 

506:名無しのハンター

そういうことやねんけど

 

507:名無しのハンター

「そういうことやねんけど」て

もっと危機感持てや

 

508:名無しのハンター

ヒソカに目をつけられた転生者

キメラアント以前にヒソカに殺される可能性が出てきた

 

509:名無しのハンター

農民転生者「……(無言で畑を耕す)」

 

510:名無しのハンター

農民転生者また無言になった

 

511:名無しのハンター

農民転生者が一番現実を理解しとる

 

512:名無しのハンター

でも「走りながら撃った」はガチやな

 

513:名無しのハンター

ヒソカに「惜しかった」と言わせた放出系

それだけで十分すごい

 

514:名無しのハンター

当たらんかったけどな

 

515:名無しのハンター

当たらんかったけど走りながら五文字フルチャージを放った

それは事実やから

 

516:名無しのハンター

「立ち止まるという制約はない」て

この前スレで設計したときには誰も気づかんかったよな

 

517:名無しのハンター

気づかんかった

制約の文言をちゃんと守りながら

制約の穴を探したということか

 

518:名無しのハンター

葉っぱ食いながら考えた結論がそれやったんか

 

519:名無しのハンター

葉っぱが勝利に貢献した

 

520:名無しのハンター

葉っぱへの感謝を忘れるなよ

 

521:名無しのハンター

忘れてないんやけど

 

522:名無しのハンター

「形ではなく思想としてのかめはめ波」て

前スレで「行為の本質」って言ってたやつと繋がっとるな

 

523:名無しのハンター

そうやねん

行為の本質を守ればどんな状況でも撃てる

それがかめはめ波の本質やったんやけど

 

524:名無しのハンター

「証明されたんやけど」て言うな

胸張れ

 

525:名無しのハンター

証明された

 

526:名無しのハンター

よろしい

 

527:名無しのハンター

でもヒソカにまた来るって言われたわけやし

熟れる前に準備せなあかんな

 

528:名無しのハンター

キメラアント討伐に向けて鍛えながら

ヒソカに当てられる水準まで上げるということか

 

529:名無しのハンター

両方やらなあかんのか

忙しいな

 

530:名無しのハンター

Aランク指名手配犯に目をつけられながら

キメラアント討伐を目指す転生者

人生がハードモードすぎる

 

531:名無しのハンター

農民転生者「……ワイは畑を耕す……(静かに)」

 

532:名無しのハンター

農民転生者が正解ルートを歩んでいることが確定した

 

533:名無しのハンター

農民転生者が一番賢い

 

534:名無しのハンター

でもヒソカに熟れたと判断されたとき

それが本当の意味でかめはめ波が完成した瞬間やと思うんよ

 

535:名無しのハンター

それはええ目標やな

 

536:名無しのハンター

ヒソカに当てることをキメラアント討伐への通過点にする

 

537:名無しのハンター

次はヒソカに当てるつもりやねんけど

 

538:名無しのハンター

ヒソカに当てる気でいるのか

 

539:名無しのハンター

走りながら撃てるようになった

次は走りながら当てるようになる

それだけやねんけど

 

540:名無しのハンター

「それだけやねんけど」て

ヒソカに当てることを「それだけ」と言うな

 

541:名無しのハンター

でもこいつなら言えるかもしれんと思ってしまうのはなんでやろ

 

542:名無しのハンター

葉っぱを食いながら設計し直して

骨折しながら実証して

ヒソカに惜しいと言わせたんやから

 

543:名無しのハンター

農民転生者の分も当ててこい

 

544:名無しのハンター

農民転生者「頼んだで……(畑に向かいながら)」

 

545:名無しのハンター

農民転生者がまた畑に戻っていった

 

546:名無しのハンター

農民転生者は今日も畑を耕す

 

547:名無しのハンター

それが農民転生者の戦場やから

 

548:名無しのハンター

当ててくるんやけど

 

549:名無しのハンター

「当ててくるんやけど」て

「んやけど」で啖呵を切るな

 

550:名無しのハンター

当ててくる

 

551:名無しのハンター

いってら

 

552:名無しのハンター

かめはめ波

当ててこい

 

553:名無しのハンター

…思想として

 

554:名無しのハンター

静観者が締めた

 

555:名無しのハンター

ええ締め方やな

 

556:名無しのハンター

 

557:名無しのハンター

葉っぱではなく草

 

558:名無しのハンター

葉っぱと草は違うんやけど

 

559:名無しのハンター

同じやろ

 




一応終わり
改善案は大募集なので良い案あれば感想に書いてね!
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